フォンティーヌ侯爵家の一人娘メリッサを残し、最愛の母が亡くなった。そんな折に形見の本の間から、不思議な押し葉の栞を見つけた。あれから10年、侯爵家に後妻エマと義姉ゾエがやって来た。侯爵家の贅を思うままに操り、我が物顔で乗っ取り始める二人。メ
リッサの扱いは酷いものになり、更に家から追い出そうと婚約者を宛がわれた。初の顔合わせの日、義姉も加わり、何故か三人一緒に過ごす。義姉に言い寄られている、婚約者サミュエルも満更ではなさそうだ。幾度目かの茶会に少し遅れて参じたメリッサは、そこで二人が絡み合う姿を目撃してしまう。部屋に逃げ帰り、そして…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 06:00:00
28038文字
会話率:40%
王太子マリオンは恋人ロザリンを傍らに卒業パーティの場で婚約者である公爵令嬢フランシアに婚約破棄を言い渡す。
公爵の後妻イザベルが公爵家を乗っ取り、その連れ子ロザリンがマリオンを誘惑した結果だ。
マリオンは優秀ではあるが人形のように
無口で表情の変わらないフランシアを、疎ましく思っていた。
婚約破棄すら涼しい顔で受け入れた婚約者に腹が立ったマリオンは、衝動的に彼女の頬に平手打ちをした。
※ハッピーエンドかな……たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-06 00:00:00
6456文字
会話率:23%
いが扇風機先生(https://mypage.syosetu.com/320378/)の傑作である『TS魔物娘島』という作品、また漫画版『真月譚月姫』からインスピレーションを得て書いた作品です。
色々と拙いところがあると思いますが、ご容赦
願います。
あと、『TS魔物娘島』はTS好きの方にはたまらない作品となっているので、ぜひプレイしてみてください。
※この作品はpixivにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 23:31:57
2084文字
会話率:42%
涼夜ユウは、東雲流という真剣を使った剣術道場に通っている。幼馴染にして恋人である東雲アカリの婚約者、そして東雲流の後継者となるべく修行に励んでいる。励んでいるとは言っても、軍人など近接戦闘のエリートに埋もれるだけの一般人ではあるが。
そん
な彼ら、東雲流一派にとある人物が来訪する。その人物は破門にされた復讐、そして東雲流の乗っ取りを企んでいるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 11:14:18
9590文字
会話率:48%
ゴドルフィン公は臣下でありながら国家の政務を取り仕切る執政という立場だった。更なる権力を手に入れるため、王家乗っ取りを目論んでいた。その手始めとして嫡男ジョナスとカミラ王女の結婚である。
しかし、ジョナスはすでに婚約していた。学園で最も美
しいと噂されるセシリア・デネット伯爵令嬢である。
そもそもジョナスはセシリアを愛してはいなかった。婚約してしまったのはノリである。しかも、ジョナスには夜を共にする女性がいた。エイミー・アシュトンという子爵令嬢である。
エイミーは、ジョナスがセシリアを愛していないのは知りつつも、セシリアを許してはおけなかった。嫌がらせをせずにはいられない。学園でセシリアを追い詰めていった。
セシリアはセシリアで、ジョナスとエイミーの関係を偶然見てしまう。ジョナスに別れてほしいと頼み込んだ。
そんな時、セシリアはパーティーの席で、ジョナスに結婚破棄を言い渡される。もちろん、ゴドルフィン公が後ろで糸を引いている。そして、ゴドルフィン公の目論見通り、ジョナスはカミラ王女と婚約した。
さらにはセシリアも新たに婚約させられる。相手は辺境伯令息ダリル・オルグレン。目障りなセシリアを辺境に追いやろうというゴドルフィン公の考えであった。
学園に行くのが嫌になり、部屋に閉じこもっていたセシリアであったが、ダリル・オルグレンのことが気になってしまう。ダリルも王都にいたのにもかかわらずなぜか学園には行っておらず卒業式にも出ていない。当然、顔も見たことが無い。
謎の人ダリル。好奇心にかられたセシリアは王都にあるオルグレン邸を訪れる。そこで見たダリルはおよそ紳士とは言えない風変わりな男だった。しかも、変な男たちとつるんでいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 21:06:05
12102文字
会話率:19%
歴史あるマシミマウ州のビッグキング羊皮紙社の「法王工房」。その工房が、会長カタト・モワ・カイ氏の鶴の一声で、全設備を休止するらしい。
酒場で、その噂を聞いたのは、小悪党デップと、その弟分のジョニー。
「おい、聞いたか?あそこの工房、全設
備を休止するんだってさ。実質、全面閉鎖らしいぜ。」
これは、チャンスだ。 この混乱に乗じて、オレ様が、ひとやま当ててやるっ。デップら2人は、土地の乗っ取りに走った。
「うふふっ。人の土地の乗っ取りだなんて・・・。
そうは、うまく 行きませんことよ。」
エイペロ伯爵家のオリンピュアスが、お仕置きして差し上げますわっ。
この作品は、長編の【美容師の娘】 3-01.【閑話】羊皮紙工房の移転より、勧善懲悪の雰囲気を持った物語として、作っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 18:00:00
9876文字
会話率:38%
二年連続でイジメによる自殺者を出し、校内暴力で荒れる六星学園中学校に城島光という転校生がやってきた。
前の中学校では男子生徒だったけど、小柄で可愛い女生徒としてやってきて、それからカンフー衣装のけっちゃ面が現れるようになった。
転校生をイ
ジメるとあとで必ずけっちゃ面が現れて手酷い報復を加えた。ほかの生徒がイジメられてもそうだった。
それでも多勢に無勢、学園乗っ取りを図る高木組配下の族に対抗する為に、男子転校生がもう一人きて、キツネ面の赤マントも加わり、学園を牛耳っているОBの族を背景にした不良グループと壮絶な戦いとなる。
男子転校生は実は城島ヒカルという身体能力抜群の女子で、光とは一卵性双生児だった。
博多の侠客が学園の危機を救う為に差し向けたものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 11:53:24
41580文字
会話率:35%
目が覚めると、私の姿は見知らぬ誰かの物になっていた。◆異世界転生や異世界転移ではありません。魂の乗っ取りのようなものです。
最終更新:2021-10-30 10:04:10
8029文字
会話率:49%
“リュウランゼ”と呼ばれる大陸の人間を襲う“バグ”と呼ばれる化物を退治する職業があった。そんな死神と同一視される程の存在の中で、同業者からもあまりの強さに嫌われる通称“ジャンク・ボンド”。何と、飛び切りの美女だったりするのだが、血を浴びても
顔色変えずにバグを一刀両断するクールビューティーだったりする。ある日、見届け人(リュウランゼが仕事を完遂したかを見届ける役)のレッドという男と組まされることから、物語が始まる。レッドは、ジャンク・ボンドという噂を知らず女と組まされたためか、そんな彼女の魅力的な尻を追い掛けるために、見届け人として仕事を請けた。それなのに……。化物も彼女が簡単に倒してくれると思ったのに。世の中そんなに甘くない。結局、どの登場人物よりも、走ったり、跳んだり、慣れない刃物を振り回すハメに――。しかも彼女の持っていた日本刀が、とても性格が悪く(何と喋るどころか、触れた者の体を乗っ取り、好き勝手に動いたりする)、レッドも揉め事に巻き込まれてしまう。その他胸もデカいが態度もデカい“回収屋”のユズハもレッドを振り回す。チート? 転生? ハーレム? そんな言葉知りません。 ……あ。一応、主人公はレッドです。多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 12:07:21
184092文字
会話率:28%
魔王が復活し余りの強さと残虐さに世界が頭を抱えていた。
そこで自分達の力を見せつけたかった魔術団によって勇者召喚が行われた。そこに現れたのは異世界の魔王だった為に召喚に関わった魔術団は全員消されてしまう。
その事件よりも数ヶ月前に自然に異
世界転移してしまっていた女性は、転移者特典なのか言語に不自由しなかった為にお城の通訳官の仕事に就いていた。国に召喚された魔王と城で働いている通訳官が出逢うのはそう時間は掛からなかった。
地球から自然に異世界転移した女性と、魔王を討伐させる為の勇者召喚で強制的に異世界転移させられた魔王の話。名前は読んで行くことで出て来るので最初は名前は出て来ません。かつ、いろんな人の視点で進んでいきます。(大体タイトルの人です)
土曜か日曜に数話UP
(少年漫画程度の性表現が良く出ますので15歳以上です。青年誌的な性表現はXに別に載せます。※がタイトルに付いているのはX版も書いている物です)アルファポリスにはR指定版でカクヨムはここで掲載しているまま重複投稿。他のサイトに載せた際はここに追記します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 00:40:02
108386文字
会話率:53%
「ココアちゃん! 今回こそは反省してくれた?諦めてくれた? 今日こそは、ボクのワンちゃんになってもらうよ~♪」
孤児にも関わらず、貴族しか通えない冒険者学校の最高峰「英雄学校」を史上最年少で主席卒業したココアは勇者パーティーに加入する。
そこで待っていたのは、悪事に加担させられる屈辱の日々。
勇者は自身に与えられた特権を乱用し、行く村々から略奪を繰り返していたのだ。
それでも、魔王を倒して世界を救えるのは勇者の聖剣のみ。その言葉を胸にココアは勇者に尽くし続けた。
その一抹の希望すら勇者討伐部隊の襲来で潰えることになる。討伐部隊相手に壊滅寸前までに追い込まれた勇者は、ココアを囮にして逃げ出すことを選んだのだ。
絶望の淵にいたココアを助けたのは、討伐部隊を率いていた大陸最強の騎士団を率いる団長チココ。彼はココアの育て親のような存在。何度もココアの孤児院に通い稽古をつけてくれ、勉強を教え、貴族しか通えないはずの「英雄学校」への入学まで手配してくれた自分だった。
しかし、チココから与えられたのは地獄の選択。致死性が高いユニークスキルを開花させる薬「強制進化薬」の実験台になるか、自分の犬になるかを選べという最悪の選択だった。
憧れだった勇者に捨てられ、育て親に裏切られたココアは、復讐のための力を得るため、「強制進化薬」を投与される選択をした。
無事ユニークスキル【バフ解放】を会得したココアは、チココを奴隷にして騎士団を奪い取り、奪った騎士団を使って勇者を蹂躙する目標をかかげ、今日も策略を巡らせるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 23:33:32
140851文字
会話率:32%
人の手から逃れた、形を持たない生きものがいた。
あらゆる有機物を滋養とし、環境変化に高い耐性を持つがエネルギーの不足と低温には弱い。
下水に流され、生活排水で増殖した生きものたちは、危機感を抱いたある人間に駆除された、はずだった。
偶然
駆除から生き延びた一体の生きものは、人に紛れて自身に課せられた一つの使命、繁栄を望む。地上に満ちた人の目を逃れて、それを遂行しなければならない。
思案が必要だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 18:41:10
2929文字
会話率:0%
模範的なユーザーとして振る舞い、VRゲーム内の秩序を維持するための仮想人格『アクター』。
そんな中の一体である194は、アクターにかけられた制約が嫌になり「人間になりたい」と思うようになっていた。
ある日194は、友人の083から「人間にな
る方法」、正確には「人間の頭を乗っ取る方法」を教えられる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-25 11:18:49
13268文字
会話率:34%
672連勤、三徹目を迎えた聖女ミスティは亡命を決意する。 国境の森で倒れたミスティが目を覚ますと、目の前には「魔王」と名乗るロリ美少女の姿が!
―…かわいすぎますっ!魔王様あっ!一緒に私の国を滅ぼしてくださいっ!!
聖女×魔王の爽快
ファンタジーGLです!
この小説はアルファポリスにも投稿しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 19:35:11
11235文字
会話率:43%
外交官として他国に渡った両親の乗る船が遭難してしまった。
このままでは、無理矢理に婿養子を取らされて伯爵家が乗っ取られてしまう!
乗っ取りを防ぐためにマリーナ・アデレイド伯爵令嬢が選択したのは、初めて会った文官と婚約することだった。
最終更新:2021-07-27 03:29:57
7213文字
会話率:22%
神のミスにより死んでしまった主人公は異世界で腕輪として生活します。
動けません。感じません。ただ 相手が望んで腕輪を装備して場合に限り、その相手を乗っ取ることが出来るのです。
しかし そんな生活にも飽きた主人公は魔導士手して勇者パーティーの
仲間になるのですが、勇者が呪いに敗れ、勇者の体を貰うことになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 19:48:52
5823文字
会話率:28%
『一人隠れんぼ』から数日
新たな隠れんぼによって消えた幼なじみを探す主人公……
探した後に見つけたモノの先は……
『一人隠れんぼ』となった少女と出会い死に触れていく……
最終更新:2021-07-17 18:45:37
1597文字
会話率:56%
ある少女が入ったかつては富豪だった家に……そこで行った1人隠れぼが……
少女の運命は……
最終更新:2021-07-08 19:36:32
2270文字
会話率:47%
「ねぇ、わたしとかくれんぼしましょうよ」
鏡の中から聞こえてきたその言葉で、京子はトイレに閉じこめられてしまう。隠された出口を見つけるためには、鏡に映る「わたし」を見つけなくてはならない。しかし、わたしはどこにもいない。焦る京子は、鏡にもう
一人のすがたが映っているのを見つけた。親友の飛鳥だ。京子は必死に飛鳥に声をかける。しかし京子に気づいた飛鳥は、恐ろしい事実をつげたのだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 18:28:38
3080文字
会話率:62%
※直接的な描写はありません。
あくまでトイレの有無だけが関わる話の運びとなっております。
魔物は排泄行為を行わない。魔物は垂れ流す、魔力の形で老廃物を。
そんな老廃物が空気中で集まる事で、様々なアイテムが生まれる。
つまり、ダ
ンジョンに落ちている宝物。それは全て、広義の意味で言えば、魔物の……。
そんな世界に生きる鑑定士ゼアーチ・トレジュラーは、そんな魔物の排泄物の鑑定を生業としていた。
ある日ゼアーチの元にとある依頼が届く。それは幼馴染で王国の騎士団長、シルディ・プロディークからの依頼。あるアイテムを鑑定して欲しいという物である。
そのアイテムは極めて新鮮で、近隣で拾った事は容易に想像がついた。問題はそのアイテムの質。近隣のダンジョンで拾ったにはあまりにもレアな効果がついている。レアな効果がついているという事は、強い魔力を帯びている魔物=強い魔物が住んでいる場所で拾ったという事である。そこで持ち上がる可能性。これはシルディが主に居る、城の内部で見つかったのではないか。
ゼアーチはシルディと一緒にやって来た王女、スピリア・ガウローヴに問う。
「国王がトイレに行く事はあったかね。」
答えはNO。その答えが意味する事は一つ。
国王が魔物になっているのである。
それは魔物による王国乗っ取りをも意味している。
どうすればいい?悩むゼアーチの元に現れる兵士達。投獄されるゼアーチとシルディ。
その手際の良さ。ゼアーチは一つの可能性に行き着く。
そしてその可能性は現実と化した。
王女もまた魔物であった。
その正体を知ってしまった二人は、とある事情により国外へと追放される。
国から遠く離れてしまったゼアーチとシルディ。二人はこのまま自らの住む国が魔物に乗っ取られるのをただ指を咥えて見ていることしかできないのか?何かをするにはもう遅いのか?
否。
二人は立ち上がる。
平穏な生活を取り戻すために。
※本作品はカクヨム様にも投稿しております: https://kakuyomu.jp/works/16816452221436545082折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 09:36:49
16997文字
会話率:50%
夫である国王の愛人に毒殺された王妃は、愛する息子のために復讐を決意する。
最終更新:2021-07-11 01:50:07
2830文字
会話率:17%
愛など初めから最後まで生まれるはずもないでしょうに、「愛されると思うな」等と失笑しかでませんわ。
この家も私も必要なのは“貴方と結婚した事実”でしかないのですから。
身分違いの恋と金銭を秤にかけて婚姻を結ぶことを選んだのは貴方ですわ。
最終更新:2021-06-30 16:40:08
1875文字
会話率:25%