女子高に通う三人組。
華やかで美人だが男との付き合いもそれなりな斎宮寺愛美、校内一の才女と名高い菅原聡子、運動神経だけは抜群な西条未来の三人は、ある日いつものように退屈な昼休みを過ごしていたところ、いきなり剣と魔法の世界に呼び出される。
三人を待ち受ける国は、隣国と一触即発で王は不在、不機嫌な王子に不気味な魔術師。おまけに友好的ではあるが底の知れない王族に足を引っ張りあう貴族たち。
果たして国を安定させ、予言の通りに百夜で帰ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 01:23:43
29294文字
会話率:45%
「息子よ、父からの誕生日プレゼントを与えよう。自室に置いてあるから好きにすると良い」
そう言った父の言う通り、末っ子で第四王子の僕の部屋には、簡易的な牢屋が置かれていた。その中には、ボロボロの布一枚だけを羽織り、全身傷だらけ。足は鉄球が繋
がれて逃げられなくなっていて、首輪までつけられた美しい少女だった。
詳しく父や少女に事情を聞いてみると、彼女は元々我が国の貧民街に住む民で、病気の母君の薬を買うために借金をしていたが返せなくなり、肩代わりとして奴隷商人に無理やり連れていかれたそうだ。
奴隷の売買は法によって禁止されている。なのに、権力がある人間達の欲求を満たすために、いまだに存在を許されている。
そんなのおかしい。法は平等でなければならない。法は民を守るためにある。なのに……どうして王族がその法に反する事をするんだ。どうして彼女のような民を、自ら進んで苦しめるんだ。
僕はこの国の王家や貴族の在り方が納得いかない。この奴隷に関する法以外でも、我が国の法は、ほぼ難癖に近い形で貧困に苦しむ民に罰則を与え、重い税を課している。そして、権力のある人間が好き放題している。
でも、それをいくら父王や兄上達に言っても理解されない。
おかしい。民は国の宝だ……こんなの、狂っている。
僕は思った。牢屋の隅っこに膝を抱えて震えている彼女を……こんな狂った国の犠牲になった彼女を救いたいと。それが、四男で何の権力を持たない僕に出来る数少ない事だ。
たとえそれが、世界の全てに否定されようとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 20:40:55
61549文字
会話率:64%
【あらすじ】
エマーデン国・賢君アウグスト王の崩御――
『黄昏のリズベット』との異名を持つ、女将軍リズベットはアウグスト王の国葬のため、数年ぶりに王都フェルヒートに帰還する。
しかし、次期国王である皇太子エドヴァルドは姿を見せず、代わ
りに第二王子ラウルがリズベットを王城へ呼びつける。
言い渡された命は北方守護隊の任を解き、王都の警備にあたること。
アウグスト王の崩御により、王都フェルヒートは荒んでいた。
巧妙に組織化された強盗団、一筋縄ではいかない諸侯たちとの円卓会議――王不在のまま、皇太子エドヴァルドではなく、『弟君』ことラウルが内政の掌握に乗り出している。
長年、北方要塞に駐留し、大国ルヴァリカの脅威をしのいできたリズベットは王都の現状に深く落胆する。
何故、皇太子エドヴァルドは即位しないのか?
先代王と同じ忠誠を弟ラウルに誓うのか?
迷いを抱える中、リズベットは夜の巡回中に不審な荷を発見する。鐘《ベル》の焼印が押された木箱から出てきたのは、あまりに精巧な偽造金貨。
宿舎に戻り、これらが何を意味するのかを考えるリズベット。
街の物盗り達にも鐘の紋章が肌に刻まれていた。持ち物に紋章を刻むのは貴族特権であるが……一体誰の?、と考えを巡らせた結果、リズベットは街の高級服飾店【ブティック・メルノ】へ足を運ぶ。
部下ロニーに後をつけさせた荷は【ブティック・メルノ】オーナー屋敷に運ばれていた。
リズベットは、【ブティック・メルノ】に何らかのヒントが隠されているのではないか、と踏んだわけだが――
一方、王城ではラウルが動きだす。
同時に、実母の来訪により、進退を突きつけられ、人生の岐路に立たされるリズベット。彼女が突き詰める『幸せ』とは何なのか。
頑なに身を律する女将軍リズベットと呪縛を断ち切ろうともがくラウルが織りなす物語。
-----------------
第1章集中連載。
第2章以降は不定期連載になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 20:00:00
93578文字
会話率:40%
ぞろぞろと床を這うほど長い長い髪を持つ伯爵令嬢フィオナは生まれてこの方髪を切った事がなかった。
この国には『婚約者を持たない令嬢は髪を切れない』という風習があり、その風習から貴族社会では幼いうちから婚約者が決められるがフィオナは継母の妨害に
より婚約者が出来なかった。
その為、婚約者もできない“欠陥品”という意味として『髪長姫』と馬鹿にされ侮蔑の的にされてきた。
シスコン兄に守られながら社交界で過ごしてきたのだが、ある王族主催の夜会の最中に王宮のどこか一室に閉じ込められてしまう。そこで銀髪で金色の瞳の神秘的な青年と出会いと出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 14:48:31
13863文字
会話率:45%
王子の取り巻きである俺にはずっと好きな人がいた。だが彼女は主の婚約者。だから頑張って諦めたと言うのに…… またしてもお前は俺の好きな人を奪うのか!!! もういい。力ずくで…… 2人とも俺の物にしてやる。
最終更新:2021-09-08 09:28:46
6573文字
会話率:35%
王立貴族魔法学院に通う男爵令嬢、レア・ホームズ。
それがこの物語の主人公(ヒロイン)だ。
彼女は人には無い力を持ち、それを使って多くの謎を解き明かしてきた。
そんな彼女を人々はこう呼ぶ。
名探偵ホームズと。
此度の推理は第3王子に突き
つけられた婚約破棄。
王子の依頼を受け、彼女は探偵としてその謎に迫る。
だけの筈だったのだが……事件解決後、何故か王子に求婚されて彼女は困り果てる事に。
「ホームズ。僕と結婚しよう」
「ふぁ!?おおお、王子!家は男爵家なんで、王族との婚姻とか無理ですから!周りからの反対圧力が酷いんでマジで勘弁して下さい!」
これはレア・ホームズの能力に目を付けた王子に、彼女が良い様に振り回されてしまう物語。
平穏を求める彼女に、果たして安息の日々は戻って来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 21:33:58
52195文字
会話率:41%
大国ダルメール王国の姫であり、大陸一の絶世の美女として、名高いサリーナ姫。ある日突然一人の王子の手によって王国は滅ぼされ、サリーナはハーレムの女奴隷に落とされた……
と思ったら、王子はただのツンデレで……?
びっくりするぐらい甘やかされる日
々がはじまる!勢いで言ってしまった奴隷宣言を速攻で後悔する王子!さらには後宮を巻き込んだ女性たちの反撃が始まる!
いまさら愛してるって言われてももう遅い?
王子はサリーナと無事ゴールインできるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 10:49:35
38778文字
会話率:68%
計画成就のため城を出立した双子の王子と王女。
そして王族一家の計らいにより王子たちの追跡を命じられ共に旅する男女。
それぞれが抱える恋の行方は…!?
架空の国の賑やかな登場人物たちによる、時にほのぼの、時にシリアスなラブストーリー
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 15:42:47
77672文字
会話率:26%
「メリーゼ・ラル・ファンティウム婚約破棄だ!!」
王城の一番広いホールにて、神官や国の貴族や王族たちが一堂に会す中。
王子は公爵令嬢に婚約破棄をつげた。
王子の隣ではその様子を嬉しそうにニマニマと見つめる聖女の姿がある。
王子
の婚約者、金髪の美しい少女、メリーゼ・ラル・ファンティウムはただ下を向く。
これは婚約破棄された令嬢と婚約破棄した王子との物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 07:22:54
6432文字
会話率:27%
中世の様な世界(乙女ゲームの攻略対象)に転生した主人公。最初は貴族か何かお金持ちの家に生まれたかと思っていた。しかし、第五王子を抹殺すると言う話を耳したある晩、寝ている間に何者かに連れ去れスラム街に捨てられてしまった。スラム街に住む人達と
協力しながら大きくなっていく主人公。しかし、スラム街に来て4年ほど経った時空腹で倒れてしまった。また死んでしまったかと思い目を開くと、そこには見知らぬ天井。なんと、国の宰相を務めるクインシー公爵家の一人娘のクラリス・クインシーに拾われたのだ。そして、月日は流れ主人公はクラリスの従者になっていた。そして、15歳になった2人はブライトホーク魔法魔術学園に入学する事になる。学校で出会った平民の少女アリス。彼女には秘密があり…
そんなこんなで送る異世界ラブコメディです!
◇ ◇ ◇
side と書いてある話は主人公じゃないので見なくても理解できるようになってます! 最新に近づくに連れて読み応えがあるようになって来るはずなので、読み応えがあるのが好きな方は頑張って読み進めてもらえると面白くなって来ると思います笑
また、最初と文章の書き方が変わってきているのでご注意下さい。
最初[心の声自体をそのまま書く]→最新[心の声を思考として文章化]
※投稿不定期になりがち折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 16:32:56
106843文字
会話率:43%
侍従のトウリです。
主人は紅茶を愛する宮廷書記官のリット様です。
フルミア王国は、フリージスの花が咲く夏になりました。第一王子ラウル殿下の生誕祭が近づき、王城も忙しい、忙しいはずなんです。
そんな中、近衛騎士団の副団長ジン様が血相を変え
てやって来ました。なんでも、恋文の返事に困っているとのこと。
恋愛不器用でかわいそうです。紅茶ばかり飲んでいないで、恋文代筆をしてあげましょうよ、リット様!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 16:30:36
50625文字
会話率:52%
侍従のトウリです。
主人は宮廷書記官のリット様です。
王家の夜会が開かれるので、リット様は招待状を書かねばなりません。が、なかなか働かない。
ラウル王子に呼び出され、すわ討ち首かと思いきや、弟のタギ王子の婚約者が悪役令嬢らしいので何と
かしろと命令されました。
物語に憧れる夢見るタギ様は、とある弱小貴族のご令嬢が気になるようです。
婚約破棄とか、言い出さなければ良いのですが……。
優雅に紅茶を飲んでいる場合ではありませんよ、リット様!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 17:35:53
53230文字
会話率:57%
血で血を洗う政争によって追放された王族の少年クロードを助けるべく奔走した魔法使い。
それが私だった。
けれど、度重なる刺客の凶刃によって私は命を落としてしまう事に。
やがて十数年と時が過ぎ。
王位を得るべく争っていた兄弟達が哀れにもお互い
に命を落としてしまった事により、追放されていたクロードが残された貴族達に懇願され、半ば無理矢理に即位をしてから十数年。
ひょんな事から、前世の記憶を持ったまま転生を果たしてしまっていた私は、両親と姉に言われるがままやって来た王宮にて、一人の青年と出会う。
これは、かつて助けた少年が、色々と重めのヤンデレになっていた事を身を以て知る事となる元魔法使いのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 06:25:01
18553文字
会話率:23%
血で血を洗う政争によって追放された王族の少年クロードを助けるべく奔走した魔法使い。
それが私だった。
けれど、度重なる刺客の凶刃によって私は命を落としてしまう事に。
やがて十数年と時が過ぎ。
王位を得るべく争っていた兄弟達が哀れにもお互い
に命を落としてしまった事により、追放されていたクロードが残された貴族達に懇願され、半ば無理矢理に即位をしてから十数年。
ひょんな事から、前世の記憶を持ったまま転生を果たしてしまっていた私は、両親と姉に言われるがままやって来た王宮にて、一人の青年と出会う。
これは、かつて助けた少年が、色々と重めのヤンデレになっていた事を身を以て知る事となる元魔法使いのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 05:19:51
10534文字
会話率:21%
「私はただ、美味しい料理を食べたいだけなんだけど」
主人公のキャナリーは、森の薬草売りである強烈で強欲な
老婆ラミアに育てられた孤児。
幼少期にお腹を空かせてばかりいたため、食いしん坊の15歳。
王族と皇族が魔力を持つ世界。
そして令嬢の
美しい歌声にも魔力がひそむ。
ダグラス王国・王立歌唱団のトップ四人、四音(シオン)の歌姫。
彼女たちは大聖堂で、歌と魔力を披露する。
それは王族貴族が花嫁を選ぶ場でもあった。
子爵家の養女となり、四音の歌姫となったキャナリーだが、
他の三人は身分の低いキャナリーを標的にし、こきおろす。
「なんでもポイポイお腹に放り込んで、まるでゴミ捨て場みたいですわ」
木の実一つを取っ組み合いで奪い合うような老婆に
育てられたキャナリーは、
ちょっとやそっとのことではことではめげない性格。
しかしダグラス王国の宮廷での、
貴族たちの人を見下す態度にうんざりしていた。
そして歌の披露会の際、キャナリーが歌い終えた時
なぜか地震がおきてしまう。
当初はキャナリーを気に入っていたらしき王子にも、
不吉な魔力を持つ娘だと追放され、
子爵家からも追い出され、むしろせいせいして森に戻ったキャナリー。
そこで怪我をしていた青年二人を助けたが、
一人はなんとグリフィン帝国の皇子だった。
帝国皇子と親しくなったキャナリーに、
ダグラス王国の手のひら返しが始まる。
さらに地震はキャナリーの歌を聞き、密かに捕らわれていた
聖獣が目覚めたため起きたものだと判明。
皇子ジェラルドととの距離は縮まっていき
その上、キャナリーがただの孤児ではなく、
伝説の翼の一族だったということも明らかに。
怪物が村を襲ってきても、能無しの王族は
魔力をもちいた戦い方も忘れている。
立ち向かえたのは皇子ジェラルドと、
それを支えるキャナリーの歌声。
そして宮廷の手のひら返しはさらに激しくなっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 09:12:27
106515文字
会話率:47%
辺境の村で過ごしてきたアルブラッドは晴れて15歳となりスキルを授かる為に街へと出る。
貴族や平民に田舎者と馬鹿にされつつも無事スキルを授かった。
しかしその力は本来王族にしか授かることのできないランクSのスキル《文字を具現化する者(スペルリ
アライズ)》だった。
アルブラッドは授かったスキルでやがて王国最強と呼ばれる様になったが、隣の国の王が自分が父親であるとアルブラッドを連れて行こうとする。
このままでは街の人に迷惑がかかると思ったアルブラッドは冒険者となり逃走する。
さまざまな国や街を冒険していく中でアルブラッドは
自分の体に秘められた謎を調べ、国に幽閉された本当の母を救うことを心に誓う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 16:42:35
2279文字
会話率:35%
王子殿下に目をかけてもらって生意気だと他の貴族達からやっかまれている貧乏男爵令嬢。小さな頃から小生意気で、至宝と呼ばれるほどの美しさを持つ公爵令嬢。腐女子を拗らせて、その他の事はあまり気にしない侯爵令嬢。幼い時に決めた主君を守る為、女性騎士
を目指す侯爵令嬢。各々がイケメン(?)達とバタバタするラブコメです。
ファッション貴族やファッション王族達なので、身分制度とかなんとかあんまり気にせずお読みください。異世界の話です。
シリアス展開にはあまりならないコメディよりの話です。
ご感想受付は、ただいま休止中です~。
でも評価の★は欲しいです!応援よろしくお願いします!
アルファポリスにも掲載しています。
元々はムーンライトの女性向け用で連載していましたが、修正し、こちらで続きを書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 23:54:16
39510文字
会話率:70%
スレイスフィールド王国に2人目の王子が生まれた。彼の名はヴィンセント・スレイスロード。側妃エミリーは彼を産んで間もなく息を引き取り、父王フェルディナンドは彼の元を訪れることはない。それでも祖父や乳母、乳姉妹に囲まれてすくすくと育つ。
然れど
彼は王子。宮廷は否応なくヴィンセントとその周囲を巻き込み蠢く。卑しみ疎む者、厳しく当たる者、力を求めて近づく者、退廃へ誘う者――。
これは、幾重に折り重なる思惑に絡め取られゆくヴィンセントが、笑い、悩み、喜び、苦しみ、足掻いた先に未来を選び取る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-28 09:00:00
445263文字
会話率:39%
暢気でおおらかな辺境伯爵家に降って湧いた王太子との婚約話。厳しいお妃様教育や過酷な政務に明け暮れる日々を厭い、婚約者から外れるべくエカテリーナは王太子に嫌われるため、悪役令嬢を演じていた。着たくもない豪奢なドレスを纏い、やりたくもない嫌がら
せを日々実行し、自他共に認める悪役令嬢だったのに、何がどうしたのか、エカテリーナを毛嫌いしているはずの王太子は、エカテリーナを婚約者に選んでしまった。このままでは酷使される籠の鳥まっしぐら。王族からの申し込みは断れない、エカテリーナにとってはバッドエンド確定。だが彼女は諦めない、紆余曲折しつつも、ハッピーエンドを掴み取る!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 08:26:15
11434文字
会話率:25%
ルピアーナ帝国随一の頭脳を持つ大老師アルディン・フォン・グレデンターナは、倫理観がぶっこわれた好奇心旺盛のくされじじいである。あらたな知識獲得&問題児だらけの王族の子弟を押し付けるため、古代の秘宝を使って異世界から教師を呼び出すことに
した。不幸にも異世界に召喚されたのは母校で教育実習をしていた平凡大学生の樹里である。王族の教師と聞こえはいいが、王子はクソ生意気だし、王女は悪役令嬢を地で行く性悪。皇太子だけは優しくて温厚だったが学校に通いだすと庶民の女に夢中になってしまい、なぜか樹里は投獄されてしまう始末。
めんどうくさいことは大嫌い&やられたらやり返すが信条の女子大生が、いろんな勘違いのおかげで異世界で賢者と崇められる物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-16 19:42:15
16825文字
会話率:37%
地震で何もいい事がないまま死にかける。
(このまま終わってしまうのか…)
振り返りながら禄な人生じゃなかった。
・・嫌だ。死にたくない!
こんな人生をするために生まれて来た訳じゃない!
「…神様。次に生まれ変わったら。世界を楽しみさ
せてください。きっと。。。何も見てない世界へ」
無常にも天井が崩れ。もう終わった。。
天国かと目を覚ませば、島にあるお屋敷のベッドだった。
「ぼっちゃま。起きられましたか?今日はいい天気ですから。。。!!ぼっちゃま大丈夫ですか!?」
見知らぬメイド声をかけられ記憶が呼び戻る。
合うたびに子供の記憶が思い出し。
身体は4歳。記憶は40歳。この世界でやりたい事は!
島から見る広大な海に誓いを立てる。
「海って綺麗だな。よし。俺はこの島の領主になるぞ!どうせやり直せるなら夢はでっかく!」
何処かのフレーズが頭に響いて。
海特有の白い羽を飛ばしていたウミネコが鳴く。
まるで旅立ちを応援してくれてる様に。
領主一族、神国の第六王子。
そう。僕の名前はシューリヘト・オズベルタス・レグナム。
2度目の人生が始まる。
新しい領主、この国を!いや違う。この島の領主になるんだ!
メイドや、家族に助けられ。
領主の兄弟達と共に平和に過ごす幸せファンタジー・・・否。
―――この世界は戦乱に巻き込まれていた。
国同士の醜い争い。内戦、占領。宗教問題。飢饉、疫病……
僕の大事な、大好きな島は崩壊した。
大好きだった人も失った―――
そして次から次に起こる事件、魔法。神儀式。祝福。精霊。貴族。現れる人魚、マフィア、海賊、将軍、兄弟、王族。
―――絶対に許せない帝国。
中世欧州でありどこか異なる。
人と人との繋がりが僕を強くしていく。
多くの死者が視界を多い尽くす。
何度か挫折をし、傷つきながら。でも進むしかない。
あの時僕を救ってくれた海に。山に。島に。
島の領主になるんだ!
僕は・・歴史が好きだった。神話が。。大好きだった。
英雄に憧れていたのか?
中世の欧州を振り返る。
独自のファンタジーの世界をお楽しみ下さい。
第一章 島の神の子
第二章 隻腕の海老
第三章 聖者の行進
第四章 奇跡の聖杯
―――物語は続いていく
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 23:51:55
350384文字
会話率:41%
伯爵令嬢がアルバイト?!
王族が経営するレストランへ婚約者が通う日々を知りリサーチしようと街へ出たはずが、なにか間違って働きはじめてしまった。
婚約者にも「似てるね?」と言われるだけで、気付いてもらえない。
そんなこんなで、婚約者に振り向い
てもらうために王族をも巻き込んで本格的にアルバイトとして働くことに。
毎回1500文字程度の更新になります。
是非、軽い気持ちで読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 19:00:00
119193文字
会話率:30%