ちょっとやってみたかっただけなんです。
だって、楽しそうだったから。
「もぎとるなら、手伝います」
そうお伝えしたら、前傾姿勢になられました。
――――なんでよ!
なんで股間を押さえてるのよ!?
そっちじゃないわよ!
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読んでいただき、ありがとうございます!
ブクマや評価などしていただけますと、笛路が小躍りしますヽ(=´▽`=)ノ ワハーイ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:11:27
3521文字
会話率:45%
大陸中に数多の国が乱立しているガルシア大陸。
そこには、異名をもつ二つの国があった。
“秘術”の国、ゾナ王国。
“鋼鉄”の国、ヘイザー帝国。
両者は互いに交わらない国だった。
魔法が存在するゾナ王国と、鉄で発展したヘイザー帝国
。
国の発展も異なり、地理的にも離れている両国が交わることはなかった。
ある者がヘイザー帝国に訪れるまでは。
その人物とは、生まれも育ちもゾナ王国である一般人のディア。
彼女は王宮のあるパーティーで、小鹿になってしまう魔法にかけられる。
そのこと自体は不慮の事故だったのだが、さらなる悲劇が彼女を襲う。
なんと、ゾナ王国の王女様に嫉妬されてどこかに飛ばされてしまったのだ。
嫉妬の理由?
……小鹿として人にチヤホヤされていたのが気に喰わなかったらしい。
理不尽なことだが、仕方ない。
なんやかんやで小鹿のままヘイザー帝国の軍人を助けることになる。
その軍人に拾われたのはいいものの、この人がなかなかの人物だった。
これは、小鹿にされた人間と狂狼と呼ばれた軍人のハートフルなお話。
……じゃなくて、結構ドタバタでコメディなお話かもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 23:45:59
11954文字
会話率:31%
「メリーゼ・ラル・ファンティウム婚約破棄だ!!」
王城の一番広いホールにて、神官や国の貴族や王族たちが一堂に会す中。
王子は公爵令嬢に婚約破棄をつげた。
王子の隣ではその様子を嬉しそうにニマニマと見つめる聖女の姿がある。
王子
の婚約者、金髪の美しい少女、メリーゼ・ラル・ファンティウムはただ下を向く。
これは婚約破棄された令嬢と婚約破棄した王子との物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 07:22:54
6432文字
会話率:27%
クールビューティーと称される、南高のバスケ部の王子様。
少し長めの黒髪に、ノンフレーム眼鏡。180超えの身長に、程々に鍛えられた体躯。一刀両断な物言いだけど、実は世話焼きおかんな、高山晴久。
そんな兄を持つ、平々凡々、内気でビビり、トラウマ
持ちの妹、高山風華。
晴久の友達で、バスケ部のもうひとりの王子様、葉月天。明るい髪色に、ふわりとのったパーマ、ハニーフェイス。180を超す長身と、均整のとれたスタイル。そんな彼は、甘ったるい言葉で風華を甘やかすーーー。
これはそんなふたりの、スムーズでないお付き合いのアレコレ。
見切り発車です。そしてお付き合いに至るまでが長い……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-31 21:00:00
45377文字
会話率:50%