十七歳の千景(ちかげ)は、祝言の前日に婚約者であり警察官でもある和冴(かずさ)のもとから逃げ出した。
幼い頃に両親を亡くした千景にとって、十歳年上の和冴は、親であり、兄であり、姑であったが、とにかくモラハラがひどかった。
頼
るあてもなく途方に暮れた千景の前に、赤月(あかつき)と名乗る青年が現れ、手を差し伸べてくれる。
彼は千景を気にかけてくれ、優しくしてくれるが……。
実は『白浪一族(しらなみいちぞく)』という盗みを家業とする三代目で、初代が犯した罪を償うために政府の命令に従う、わけありの泥棒だった。
「箱庭で生きる者同士、仲良くしようではないか」
赤月の一言によって、個性豊かな泥棒たちと共に生活をすることになったが、彼らの次の標的が千景の親友の嫁ぎ先と知り、白浪一族が親友になにをもたらすのか確かめるために、彼らに深入りしていく。
一方で、千景を嫌っていたはずの和冴が追ってきて……?
「わたくしは、もう部外者でいるつもりはありません」
弱々しく存在感の薄かった少女は、いつしか悪女になる。
※カクヨムさまにも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 14:05:55
101565文字
会話率:41%
中学生の雄希はクラスのリーダー的存在。ある日、美由紀に「二組の島田茂也には盗み癖があるらしい」という噂を告げられ、調査することにした。
最終更新:2024-07-23 21:57:19
4979文字
会話率:62%
盗み出しては…いけないよ?
最終更新:2024-07-23 20:00:00
1019文字
会話率:7%
大昔に書いたラブレターの思い出。
最終更新:2021-12-23 20:00:00
2842文字
会話率:34%
スマホに夢中なふりをして、人の話に夢中なんですか、そうですか(。>д<)
最終更新:2021-07-20 20:00:00
2745文字
会話率:33%
オブは盗賊の頭となって、盗みを働く最中、森に住む薬師に会う。やがて時が巡り、薬師の手を借りに彼女の元に訪れた時、彼女はオブに護衛として雇うと提案する。彼女はオブに人を害さずに居られるようにとその依頼をしたのだが、小屋で暮らすうちに、二人の間
に芽生えた気持ちは…
本編「故郷への帰還」に関係ある内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 17:12:19
22797文字
会話率:53%
――君と過ごすこの瞬間が、永遠には続かないことを俺は知ってる。
煙草のにおい、くすんだ蛍光灯、雑然とした音楽スタジオの待合スペース。無垢な彼女の笑顔を、楽譜越しに盗み見ながら。
/外部の企画:匿名現代切恋企画(切ない現代恋愛をテ
ーマにした短編を出し合う企画)に参加させていただいた作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 14:34:07
3883文字
会話率:37%
異世界に召喚された勇者が罪犯して罪滅ぼしのために追放先の土地で色々やる話です。
最終更新:2024-07-20 21:53:07
913文字
会話率:30%
バンダナコミック様の縦スクロールマンガ原作大賞メカ・ロボット篇の応募用の投稿です
あらすじにはシナリオ以外の指定フォーマットの内容を記載しております
キャッチコピー:
人間とヒューマノイドの凸凹コンビが、賞金首を追って夜の町を駆け巡る!
あらすじ:
自分のペアとなるヒューマノイドを連れて生活するのが当たり前となった近未来
パートナーのヒューマノイドと犯罪を行うものが増加し、犯罪者に賞金がかけられ、それを追う賞金稼ぎも現れた
アイサもその一人で、相棒のイブを連れて賞金首を追うが、イブの馬鹿力のせいで賠償金が発生し、いつも金欠
ある日ヒューマノイドに関するものだけを狙う怪盗が、アイサたちの町に現れる
多額な賞金を目当てに怪盗を追うが、次第にイブに関する秘密にも迫っていき――
企画のポイント(ストーリーや脚本上の見せ所):
・人をサポートすはずのヒューマノイドが足を引っ張る意外性
・金欠を解決するために狙った怪盗が、初対面のはずのイブに興味を示す想定外の展開
・怪盗を追う中で、イブの秘密がわかっていくサスペンス
キャラ名:アイサ
紹介文:
相棒のイヴと共に、賞金稼ぎとして生計を立てている
だがイヴの馬鹿力のせいで賠償金を請求されるので、家計はいつも火の車
両親から、受けた恩は必ず返せと言われて育ったため、幼少期に救ってくれたイヴを見捨てず、今も行動を共にしている
手のかかる子ほど可愛いのか、案外イヴの世話を焼くのを嫌ってはいない
キャラ名:イヴ
紹介文:
アイサの相棒の女性型ヒューマノイド
アイサが幼少期の時、身代わりとなって事故にあっている
その際ボディが全損しており、修理に出した
その後どういうわけだかボディの出力が高すぎ、やたらとものを壊すようになってしまう
何度検査をしても異常が見られず、現在もそのままの状態
アイサの足を引っ張っているという自覚もあり、その分家事などをして取り戻そうとするが、空回りしてしまう
キャラ名:ザマン
紹介文:
世間を騒がしている盗賊
警察が威信にかけて捕まえようとしているが、全く捕まえられない
何故かヒューマノイドに関するものしか盗みに入らない
多額の賞金がかけられており、賞金首に狙われている
キャラ名:リリートゥ
紹介文:
警察署に押収された、ヒューマノイドの脳みそ
脳みそだけでも、人間には聞こえない周波数を発する事が出来る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 10:38:51
5770文字
会話率:2%
ハーレクインの雫。それは私達の学園に展示された宝石だ。それをこの度巷で有名な怪盗が盗みにくるらしい。校内はその話題で持ちきりだ。そんな最中私はある人物に呼び出される。この事件は、私にも無関係ではなかった。これは私ととある女探偵の素敵な物語。
だといいんだけどなぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 07:12:24
19109文字
会話率:38%
夜。とある倉庫の前に到着した彼はバイクから降り、周囲を警戒しつつ素早く中に入った。ここは彼のチームのアジト。無事に任務を成功させ、ようやく彼は人心地つくことができた。しかし、その瞬間だった。
「……お帰り、エージェントシックス」
「オ
フィサー・エヌ! どうして、あなたがここに……」
暗がりからヌッと、現れたのは彼の上司である、オフィサー・エヌであった。
「そう驚くこともあるまい。なにせ、今回の件は君の初任務だったのだからな」
オフィサーは手を後ろに組み、ゆっくりと歩きながら彼にそう言った。
「ふふっ、心配してくださったんですか。でもご覧ください、この通り、データはしっかりと盗み出してきました。追手も撒きましたよ、完璧にね」
「ふっ、さすがだな。信じてたよ。君ならうまくやるって」
「どうも。ところで、今回の作戦チームのみんなは?」
「一足先に行ったよ」
「そうですか……。では我々も基地に戻りましょう」
「……いや、みんなが行ったのは、そして君がこれから向かうのは、あの世だ」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-15 11:00:00
3505文字
会話率:96%
ある山に、『ヤマビト』と呼ばれる人々が住んでいた。その生き残りであるルートは、たった一人で薬草を摘み、ふもとの村と物々交換をしながら暮らしていた。しかし、強欲な村人は、ルートに渡す品物を横取りしてしまう。ある日、隠していた美しい素顔を見ら
れ、取り引きの場で襲われそうになったルートは、そのまま逃げだしてしまった。隠れ家で遭難していたルートは、ロッカ侯爵家の息子クラレオに助け出される。取り引きを盗み見ていた村の子どものレイや、クラレオの弟エウリコは、ルート本人は知らないまま、ルートの美しい姿の虜になっていく。
その頃、皇都ではプルラと呼ばれる疫病が流行っていた。プルラの特効薬はモンテグラシスという名の薬草から作られるが、最近は収穫量が減っており、薬が足りなくなっていた。そんな中、皇帝がプルラに倒れる。そこに、ベルレスカ侯爵が一人の娘を連れて、新しい薬を献上する。皇太子に気に入られたベルレスカ侯爵たちは、皇都を我が物顔に歩き回るのだった。
※世界観は、前作『魔女と呼ばれた令嬢』とつながっております。
※書いている本人が混乱してしまうので、貴族の家名=領地名としています。
※ボーイズラブは一応要素には含まれるので、チェックをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 00:00:00
114998文字
会話率:46%
聖女レダは田舎から出てきたばかり。田舎っぺ言葉にお辞儀すら、うまくできない。姉妹となったカミラにいつも怒られてしまう。
姉のカミラは美しくて完璧な令嬢だ。貴族社会に馴染もうと頑張るレダはカミラに憧れていた。
ある時、侍女たちのおしゃべりを
盗み聞きして、婚約者のカルロスが以前はカミラの婚約者だったのだとレダは知ってしまう。
尊敬する姉と大好きな婚約者――自分なんかより、カミラのほうがカルロスにふさわしいと思ったレダは……
田舎っぺ令嬢と王子様のラブストーリー。
すれ違ったり、うしろ向きになったり、天真爛漫な女の子が愛をつかみ取るまでの物語。
16000字を二話に分けて、投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 00:00:00
16062文字
会話率:32%
中学3年間ずっと剣道しかして来なかった九天隆良(くてんりゅうら)
クラスメイトが話していたのを盗み聞きし気になっていたLast mine online、通称らすまおを購入する
小学生以来のゲームで不慣れなのだがその持ち前の運動神経で色々常軌
を逸した行動をし……!?
作者は初めての投稿です。
日本語がおかしかったり
誤字脱字等の不慣れな所が多々あります
コメント等でここがおかしかった、ここが面白かった等教えてくれると助かります!
では良きらすまおライフをお楽しみください〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 20:03:41
36636文字
会話率:79%
アンティークコレクターであるとともに昆虫マニアでもある富豪、綾部渡の依頼を受けて、柏木はツタンカーメン王の胸飾りのレプリカの完成披露パーティの席上で、スカラベ(ヒジリタマオシコガネ)の生態について講演を行なった。講演後、綾部秘蔵のコレクショ
ンである古代中国の副葬品の宝玉、玉蝉(ぎょくせん)が、胸飾りに続いて披露される手はずになっていたが、玉蝉を納めたはずのオルゴール箱はもぬけの殻だった。衆目の中で、犯人は最高級の翡翠の宝玉をまんまと盗み出したのだ。オルゴール箱から香水の香りがすることに気づいた柏木は、思いもよらない方法で犯人を見つけ出すと宣言して周囲を驚かせる。研究室から取り寄せたコガネムシに、犯人を嗅ぎ当てさせるというのだ。そんな警察犬のような真似が、ちっぽけなコガネムシに可能なのだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 01:42:20
13471文字
会話率:59%
わたしの盗み食いを告白します。
すべてにおいて大した理由や動機はありません。
欲望の怪物になってしまったのです。
最終更新:2024-06-23 22:07:01
4271文字
会話率:0%
画力だけはプロ級の漫画家志望の優一。彼は人生経験が乏しく、持ち込みの際も絵は良いが、内容がつまらないと言われる始末。そんな風に漫画家に慣れずに10年が経った。流石に親に地に足つけろと言われ、コネでとある会社に入社し、社員寮に入る事になる。
しかし、優一が入る事になった学生寮は有名な曰く付きの物件だったのだ。優一は初めは気にしながらもすぐに忘れ、漫画を書き始める。漫画を描いていると幽霊の宵雲が現れた。宵雲曰く、自分は漫画が好きで良くこの寮で漫画を盗み見ているという。宵雲は優一の漫画をみて優一の絵を気に入る。しかし内容はダメだと持ち込みの時と同じことを言われ、怒る優一、そこで宵雲に自分の人生を描いてみないかと提案をされる。これは優一が幽霊の宵雲の人生を漫画にする話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 00:00:00
1481文字
会話率:77%
1700年頃の冬、元武士で浪人の源三郎は飢饉や地震そして主家の転封によりるリストラで貧困に陥っていた。ヤケクソになった彼は、盗みで生計を立てるようになり、大根畑で作物を盗んでいる最中に百姓たちに見つかる。百姓たちは、源三郎に鬼退治の依頼を持
ちかけ、彼は生き延びるためにそれを引き受けることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 06:00:00
1700文字
会話率:40%
簡潔に説明すると──私の仕事は、人から金品を盗む事だ。
闇夜に紛れ屋内に侵入して、こっそりと目当てのブツを盗み去る。
同業者の先輩と共に。
けれど、その日はミスをした。
逃走車のキーを失するという、単純だが致命的なミスを。
※この作
品は小説投稿サイトノベルアップ+でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 11:00:00
4023文字
会話率:21%
少年はある日の通学中に、銃を突きつけられている男性を発見する。
怯える男性を前にして、少年は事の静観に徹しているも、ひょんな事から盗み見がバレてしまう。
当然、男性から助けを求められるのだが、少年は男性に救いの手を差し伸べる事はなく──!
?
※この作品は小説投稿サイトノベルアップ+でも投稿しています。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 18:59:51
4209文字
会話率:34%
不朽の名作である、『不思議の国のアリス』。
主人公のアリスは白ウサギを追いかけて、不思議の国に迷い込み、イカれた国民たちに出会いながら国中を冒険する…という物語。
この小説で描かれるのは、そんな原作とはちょっと違う世界。
舞台は『不思議の国
』ワンダーランド。
そこで暮らすトランプ兵、マリカ=リーリアは、ひょんなことから、異世界へと繋がる扉の存在を知る。それについて他のトランプ兵と話していると、それを盗み聞きしたイタズラ好きの白ウサギ、ピョコタ=シュネーが異世界に行ってしまう。
数分後、ピョコタが連れてきたのは「アリス」と名乗る日本の高校生だった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 12:45:58
40850文字
会話率:49%
王宮の奥深くには、王族が代々守ってきた貴重な装飾品が隠されているらしい。
そんな噂を信じて、女盗賊『黒い蝶々(ブラック・バタフライ)』が盗みに入ったところ……。
彼女を待ち受けていたのは、運命的な出会いだった!
(「カクヨム
」「エブリスタ」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 05:30:00
5816文字
会話率:34%
泥棒が盗みに入ったのは、老婆が一人で暮らす家だった。老婆は買物に出かけて、しばらく帰ってこないはずだったが……。
(「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています)
最終更新:2023-05-21 15:00:00
5358文字
会話率:32%
奇術師の邸宅から高価な宝石を盗み出す。大怪盗からの予告状には、そう記されていた。盗難阻止及び怪盗捕縛のため、名探偵が事件に乗り出したのだが……。
奇術師 vs 大怪盗 vs 名探偵。
この物語において「最後はかならず私が勝つ」と言える
状況になるための勝利条件は、かなり厳しいものかもしれない。
(この作品は「カクヨム」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 13:00:00
6010文字
会話率:38%
魔法と科学が融合し始めた二十二世紀。
機械でも検出不能な霊的迷彩能力を持つ葵は、光学迷彩を着て誰とも関わらずスラムで一人生きていた。週に一度、菓子を盗み空腹をしのぐ毎日。
誰にも見えないはずの葵は、ある日ベアトリーチェと名乗る女性
によって万引き現場を取り押さえられてしまう。
葵と同じく神秘の存在ネクロファージによって不老不死化した室長の下、電子世界の申し子・真綾と共に、霊的麻薬・不老不死の薬(エリクシル)の捜査をしているという。誰にでもネクロファージを一時適合させるが、止めると吸血鬼と化す死の麻薬。
売買にはスラムのマフィア街が関わっており、捨て駒としてスラムの人々が利用されている。見えない能力を見込まれ、捜査への協力を求められた葵の選択は――
15万文字弱・全22話の完結作です。
毎日2話ずつ、6:00/18:00に公開していきます。
公募戦績:
第29回電撃小説大賞:三次
第17回小学館ライトノベル大賞:二次折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 18:00:00
145844文字
会話率:40%