『私(新米大怪盗)と阿部君(見習い怪盗)と明智君(ゴールデンレトリバー)の探偵物語』の続編。
一度きりの警察への協力のつもりだったのに、警視長に押し切られる形で探偵業を続けることになってしまった、我々怪盗団。私以外のへっぽこ怪盗は乗り気
だったが。中途半端な奴に限って何にでも興味を持って、賑やかし程度に参加するもの、だという良い例だろう。
部下に慕われているリーダーの私は、そんな足手まといたちの希望を叶えてあげることにした。大怪盗の私なら、どんな難問もいとも簡単に解けるから、怪盗業にさほど差し支えないのだ。私が、阿部君や明智君に逆らえないわけではないからな。誤解しないでおくれ。
という訳で、早速、遠慮しない警視長が、今回の事件に私たちを召喚した。いやいやいや。半分は社交辞令のつもりで、警察の捜査のお手伝いを快諾したようなものなのに。前回の事件からほとんど……いや、全く経ってないじゃないか。こんなにボランティア活動をしていたら、本業の怪盗活動が疎かになってしまって、阿部君と明智君に給料を払えない。歩合制だから問題はないがな。ちょっと愚痴ってみたかっただけだ。
それでは、私の華麗な名推理の第二幕を楽しんでおくれ。ちっぽけな宝石盗難事件だ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-25 07:46:07
18951文字
会話率:40%
令嬢?いいえ四男坊です!世話焼き幼馴染と事件を追えば陰謀が立ちはだかる!
シャルロッテ・フォン・グランヴィル公爵令嬢。
けれどギルドでは「四男坊」として名を馳せる、無敵の剣士!
趣味は魔物狩り、将来の夢は冒険者――そんな彼女の前に、建国祭
を前に起きた連続宝石盗難事件が立ちはだかる。
その裏に潜むのは、王都を揺るがす巨大な陰謀!?
「もう守られるだけは嫌だ」――過去の誓いを胸に、剣を取るシャルロッテ。
世話焼きな頭脳派幼馴染・アレクセイと共に、運命の歯車を動かせ!
【主な登場人物】
◆シャルロッテ・フォン・グランヴィル
公爵令嬢。ただし、ギルドでは「四男坊」で通っている最強の剣士。冒険と魔物狩りが好き。
◆アレクセイ・フォン・シュトラウス
侯爵令息。未来の宰相候補と噂される天才だが、幼馴染のシャルロッテの後始末にいつも頭を悩ませている。
完結まで40話ほど、毎日18時に更新していきます、よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:14:48
101905文字
会話率:34%
【誰もが何か隠してる】
保安官のホワイトは、資産家令嬢デボラの宝石盗難事件を調べるが――。
~◆~・◆・~◆~
*作者は、本作の著作権を放棄しておりません。無断転載・無断使用等はご遠慮ください。
**「エブリスタ」にも掲載しています
2023.1.20-21折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 00:08:09
7839文字
会話率:40%
奇術師の邸宅から高価な宝石を盗み出す。大怪盗からの予告状には、そう記されていた。盗難阻止及び怪盗捕縛のため、名探偵が事件に乗り出したのだが……。
奇術師 vs 大怪盗 vs 名探偵。
この物語において「最後はかならず私が勝つ」と言える
状況になるための勝利条件は、かなり厳しいものかもしれない。
(この作品は「カクヨム」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 13:00:00
6010文字
会話率:38%
とある王国の魔術師養成学校に所属していたとことん平凡な少年・ユリウスは、無事卒業式の日を迎え、平凡な魔術師としての一歩を踏み出そうとしていた。
ところが、来賓として式に来ていた、変わり者かつ美形で有名な第二王子ジークムントに突然『助手』に指
名され、卒業式から宝石盗難事件の現場へと連行されてしまい……。
探偵を目指す王子とそれにめちゃくちゃに振り回される平凡な魔術師が、少しずつ成長したりお互いを理解しあっていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-14 10:00:00
99931文字
会話率:50%