「世の中、婚約破棄が溢れている」という、一つの世界観で作家たちが創作する婚約破棄ざまぁ特化のアンソロジー同人誌。
その世界に転生したことを思い出したのは、異母兄の「婚約破棄宣言」を聞いたから。
三人の兄たちがそれぞれ「婚約破棄」をする。そ
して、わたくしクリスティーンは兄たちが退場した後、アンソロジー第二弾のために女王になる。
わたくしの婚約候補は「塩対応公爵」。確かに二次元ではすごく好きなタイプ。でも、リアルだとめちゃくちゃ微妙。
相手も不満そうだから、「塩対応公爵」は候補から外してもっと一緒にいて安心できる相手を見つけよう。
そう決断して、婚約候補白紙をお父様に相談した後。
公爵が怒りをあらわにやってきた。
わたくしのこと、嫌いですよね?
何故、怒っているの?
◆
全10話、3万文字前後の予定で、5/11完結予定。
毎日12時、18時の二話づつの投稿となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 18:00:00
31489文字
会話率:48%
俺の名前は城田健司。今年の春から高校生になる十五歳。高校入学の直前、両親が海外転勤することになった俺は、煩わしい両親がいなくなる今後の生活への期待に胸を膨らませていた。そんな俺の内心を察していたかの如く、母は一人の少女を住み込みでお世話係と
して我が家に住まわせる。
少女の名前は、高城栞子。お淑やかで才色兼備らしいその少女は、何故か俺と同じ学校に入学し今後男女ともに人気を博す存在になっていくわけだが、我が家では何故か塩対応。宿題を教えてくれと言えば、どうして直前までほったらかすのかと叱責し、掃除を手伝ってと言えば、日頃から整理をすれば他人の世話になる必要もないはずと正論ばかりを俺に突き付ける。
でも、なんだかんだ少女は俺のお願いを手伝ってくれる。そんな少女が優しいのか厳しいのか。
答えはわからない。初日の晩、寝たふりをしている俺にした彼女の行動が、俺の思考を惑わせるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 00:16:42
6679文字
会話率:47%
あっさりした塩対応で周りに誤解されがちな者同士のカップル。その日常は、実はほの甘く、微笑ましいものなのでした。
最終更新:2022-05-04 21:46:56
2662文字
会話率:77%
盗まれた母の形見を取り戻すため、大貴族の次男坊ルカは辺境で開かれるという闇オークションに臨む。会場の入口を教えてくれるのは、場末の酒場に似つかわしくない看板娘アトラ――裏の顔は魔石商。可愛いがたいへん塩対応で、しかも何やら訳ありらしい。
「
私が欲しければ、国ひとつ持ってきてくださいね。あと気安く触らないでください」
母の形見を追い求めた先で、ルカはアトラにまつわる思いもよらない秘密を目の当たりにする。
不思議な魔石を巡る、人々のささやかな幸せの物語。全10話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 21:22:40
48679文字
会話率:41%
ある日、学年で一番の美少女と出会った。妹が通う幼稚園で。
高校ではクールで塩対応な彼女は、弟の前だと隙だらけで……?
共働きの両親に代わり幼稚園児の面倒を見る高校生二人の、子育てラブコメ!
※ガガガ文庫より全三巻発売中
書籍版タイトルは「
ママ友と育てるラブコメ」
web版と書籍版は加筆修正しすぎて完全に別物になってますので、WEB版を読んで面白かった方はぜひ書籍もお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 18:39:38
69190文字
会話率:49%
氷の女王という異名を持っている美人な後輩がいるんだけど、友達になったら氷の女王では全く無かった話。
最終更新:2022-04-18 23:34:06
15317文字
会話率:67%
あまりにも塩対応な婚約者のレオンと、レオンしか頭にないと言っても過言ではない私、サーシャの温度差を縮めようと魔法を自分にかけたのだが…。あ、私そういえば魔法苦手だった。
魔法のせいでレオンに敵意丸見えな態度とってしまうサーシャと、いつもとサ
ーシャに焦るレオンのほのぼのストーリーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 00:00:00
3624文字
会話率:41%
ごきげんよう。セリナ・レンフィールドにございます。
王宮の夜会でお花摘み(トイレ)に行った帰り道で、王女の浮気現場に遭遇してしまいました。
王女が婚約者に塩対応なのは有名な話。こんな目立つところで逢い引きしているのは、浮気の噂を広めて、婚
約を破談に持ち込みたいのでしょう。
そんな不義理の片棒なんて、かつぎたくありません!
見なかったことにして、こっそり別のルートから広間に戻ることに。具体的に言うと、庭をつっきります。
足音がしないように靴を脱ぎ、絹の靴下も汚したくなくいので脱いで、「さあ、行きましょう!」というところで、人影に気付きました。
王女の婚約者のジェダオ公子です。
彼が足音もさせずにこちらに近付いてくるので、思わずしゃがみました。淑女として、身内でもない男性に素足を見せられないので!
「レディ、どこかおかげんでも?」
王女の姿が見えなかったはずがないのに、婚約者の不貞を糾弾するより、うずくまっている私に手を差し伸べてくる公子。
「足を挫いてしまって」と、とっさについた嘘を、彼は真に受け、私を抱き上げて控え室まで運び、手当ての手配をしてくれたのでした。
紳士ー! 本物の紳士がここに居ますー!!
こんなに親切で優しい人が、悪く言われて婚約を破談にされるなんて、納得いかない!
しがない伯爵の娘に何ができるかわかりませんが、ご恩返しに公子のお味方をいたします!
かなり鈍い上に、だいたい早とちりしている残念令嬢が、ご恩返ししようと空回りするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 20:24:58
97191文字
会話率:43%
すぐに恋に落ちた挙句100%振られるジルベールの友人だったばかりに振り回される、リゼットの兄エリオット。先輩と後輩の間に挟まれて、なかなか苦労する兄の気持ちは。
「すぐ恋に落ちる先輩と塩対応の後輩」の兄の視点のお話。
最終更新:2022-03-13 20:02:26
2936文字
会話率:32%
リゼットの先輩は、すぐに恋に落ちた挙句100%振られるというジルベール。
しかし、その行動にはそれなりの理由があった。
ジルベールにだって言い分がある。
リゼットがどこまで気がついているかはわからないけど。
最終更新:2022-03-12 15:38:25
3414文字
会話率:18%
リゼットの先輩は、すぐに恋に落ちた挙句100%振られるというジルベール。
今回も失恋の愚痴を、いつもの塩対応であしらっていたが、婚約者がいることを伝えた途端、先輩が興味を持ち始めた。
運命の相手を探す先輩ジルベールと、現実的な後輩リゼット、
幸せを掴むのはどっち?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 00:21:39
5014文字
会話率:43%
主人公は塩対応で有名な学校一の美少女とひょんなことから関わりを持ち始め、ゆっくりと惹かれていく。
そんな主人公はバイト先の地味なメガネ女子と相談関係になっていた。
自分の相談相手が想い人本人だと気付かず、ひたすらその募った想いを相談相
手(本人)に語り、惚気続ける。
ヒロインは惚気の相手が自分のことだと気付き、主人公の想いに照れながらもだんだんと惹かれていくのである。
ジャンル別日刊、週刊、月刊1位、総合日刊6位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 18:31:49
261162文字
会話率:45%
この主人公、高橋勉には義理の妹がいる。
名前は高橋 凪。
凪は美人で、風紀委員長を務めるほど成績もよく、兄勉の身の回りのお世話も出来るほどしっかり者。
今すぐにでもお嫁さんに行けるほどのスペックを持っている。
だが、そんな凪にはちょ
っとした問題がある。
その問題と言うのが、普段の人との接し方が、塩対応で、みんなに恐れられている事だ。
裏では氷結の魔女 高橋 凪様と呼ばれているとか
だが、これは表向きの高橋 凪
本当の高橋 凪は兄が好きな、一途な乙女である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 19:00:00
11485文字
会話率:38%
魔界の魔王は今日も魔王を辞めたかった。
迫りくる勇者、積みあがる仕事、塩対応の部下。もうやだ、魔王辞めたい。
最終更新:2022-02-23 17:00:00
6247文字
会話率:25%
「アドリエンヌ嬢、どうか……どうか愚息を見捨てないでくださらんか?」
ここガンブラン王国の国王は、その痩せた身体を何とか折り曲げて目の前に腰掛ける華奢な令嬢に向かい懸命に哀訴していた。
「国王陛下、私は真実の愛を見つけてしまったのです
。それに、王太子殿下も時を同じくして真実の愛を見つけたそうですわ。まさに奇跡でしょう。こんなに喜ばしいことはございません。ですから、そのように国王陛下が心を痛める必要はありませんのよ」
美しい銀糸のような艶やかな髪は令嬢が首を傾げたことでサラリと揺れ、希少なルビーの様な深い紅の瞳は細められていた。
「い、いや……。そういうことではなくてだな……。アドリエンヌ嬢にはこの国の王太子妃になっていただくつもりで儂は……」
国王は痩せこけた身体を震わせ、撫でつけた白髪は苦労が滲み出ていた。
そのような国王の悲哀の帯びた表情にも、アドリエンヌは突き放すような言葉を返した。
「国王陛下、それはいけませんわ。だって、王太子殿下がそれをお望みではありませんもの。殿下はネリー・ド・ブリアリ伯爵令嬢との真実の愛に目覚められ、私との婚約破棄を宣言されましたわ。しかも、国王陛下の生誕記念パーティーで沢山の貴族たちが集まる中で。もはやこれは覆すことのできない事実ですのよ」
「王太子にはきつく言い聞かせる。どうか見捨てないでくれ」
もっと早くこの国王が息子の育て方の間違いに気づくことができていれば、このような事にはならなかったかも知れない。
しかし、もうその後悔も後の祭りなのだ。
王太子から婚約破棄された吸血鬼の侯爵令嬢が、時を同じくして番い(つがい)を見つけて全力で堕としていくお話。
番い相手は貧乏伯爵令息で、最初塩対応。
『アルファポリス』に掲載中のものを移植しました。
執筆し始めて二ヶ月ほどの作品の為、拙いですがご了承くださいませ(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭ु⁾⁾
*今度の婚約者(王太子)は愚か者です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 18:11:07
60717文字
会話率:48%
幼い頃に誘拐されたことがきっかけで、サーシャは自分の前世を思い出す。前世の知識により、サーシャはここが小説もしくはゲームの世界ではないかと考えるが、貴族に引き取られたことでここが乙女ゲームの世界で、自分がヒロイン役である可能性に思い至る。正
直貴族のしきたりなんて面倒くさいし、関わりたくない。サーシャは平穏な未来を手にいれるため、攻略対象(仮)たちと距離を取ろうとするのだが、何故か全員関わろうとしてくる。
「これってゲームの強制力?!」
周囲の人間関係をハッピーエンドに収めつつ、普通の生活を手に入れようとするヒロイン気質ゼロのサーシャが奮闘する物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 20:51:51
138654文字
会話率:43%
ローゼリアは、アリオス帝国の皇女である。父である皇帝から、ラーゼスベルクの子息アランと婚約を結ぶように命じられるが、アランは「私にはもったいのうございます。お断りします。」
と、まったく乗り気ではない。しかし、ラーゼスベルク公爵が慌てて謝っ
て、この婚約が成立してしまう。
アランは、「皇女様がラーゼスベルク公爵領で暮らすのは無理だ。」と言って領地へ帰ってしまった。
「騎士団。わたくしはラーゼスベルク公爵領へ旅行に参ります。警護しなさい。」
ローゼリアは追いかける事にした。
公爵領ではアランやアランの姉に取り入っていたライバルの伯爵令嬢が。どうなる?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 13:06:28
8918文字
会話率:34%
【黄金の獅子】と呼ばれるレオンハルトは王太子としては有能だが、私生活は表情筋が死んでる上に口数が少なく、長年の婚約者ヴァィオレットに対して塩対応をしてしまっていた。彼らが通う学園に“異能”を持つ平民出身のリナリアが編入し、彼女のサポートを王
命で下され、余計ややこしくなったところにレオンハルトの自称従姉妹のアーニアスが突然あらわれて…?言葉の足りない王太子の尻をビシバシ叩きながら、根性入れ直すお話。謎の従姉妹は本当に従姉妹なのか?
R15は保険です。コメディとシリアスの間を目指してざまぁしたいです。王子は基本、婚約者にだけぽんこつです。逆行ものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 18:41:45
4625文字
会話率:46%
80を過ぎた父が亡くなった。
遺品整理に向かう途中、サンタブーツを買う。
子どもの時の思い出に、父のカセットテープが重なる。
最終更新:2021-12-07 18:00:00
1000文字
会話率:24%
「ウェリア、は、その……どんな菓子が好きなんだ?」
こんな問いかけをされるのは十年間の婚約者生活で初めてだ。一体どんな心境の変化だろうか。本人も慣れていないからか視線が泳いでいる。突然の質問に、思わずずっと我慢していた言葉が漏れてしまうも、
彼は優しく微笑んだ。
「菓子くらいで気にするな。婚約者だろう」
心を許した相手には塩対応なオリヴァー王子が、外向けの笑顔を見せたのだ。頭が真っ白になり、その後はどんな話をしたのか覚えていない。それでも捨てられたことは理解した。彼は最近懇意にしているスーミン様に切り替えるつもりなのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 12:00:00
12710文字
会話率:35%
エアハート侯爵家の第一令嬢フェリシアは、ヘイマー侯爵家の第一令息サイラスとの婚約が調い、周囲からもお似合いのカップルと褒められて幸せな日々をすごしていた。
唯一の問題は、従姉妹のメイジーが二人のデートについてくること。メイジーはフェリシアの
従姉妹だが、人見知りな性格のせいで虐められている(と本人が言っている)。二人と一緒にいる時だけが楽しいと言うメイジーを、サイラスは文句も言わずに受け入れた。
はじめのうちはサイラスに感謝していたフェリシアだが、いつの間にかメイジーのほうがサイラスと親密になり……。
メイジーには盗み癖がある。盗むのはモノではなく、他者の作品や情報だった。
サイラスにも少し問題があり、ある時それが明らかになると、フェリシアの気持ちは一気に冷めた。
二人で仲よくやればいい。突然の塩対応で身を引く。
サイラスは慌てて仲直りを迫ってくるが、もう無理。フェリシアは塩対応を重ねる。
すると、噂を聞き付けた第二王子ケヴィンがフェリシアに猛接近し始めて……。
お立ち寄りいただきありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
※「アルファポリス」様からの転載です。「エブリスタ」様でも公開を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-29 12:21:50
84806文字
会話率:30%
「わたくし、イザベラ・シュタインはオリヴァー・アレクトリアとの婚約破棄を宣言致しますわ‥‥!」
公爵令嬢・イザベラは、幼なじみで婚約者のオリヴァーに、何度も婚約破棄を申し入れていた。その数なんと、21回。
しかし、その度に婚約破棄には至って
いない。その理由は、イザベラの方にあるようで‥‥‥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 18:29:01
3317文字
会話率:29%