この学園にはアイドルがいる。美少女で、なんでもできて、周囲からも人気だ。
だけど、俺だけは知っていた。それを後ろで支えている奴がいる。
一番凄いのはそいつなんだ。だけど、アイドル様はそいつに対して酷い扱いをしやがる。
ことあるごとに、
無理難題を押し付けては自分は何もしない。失敗はそいつのせい、成功は自分のもの。
俺の好きな物語ならそんな奴は自分から破滅する。だから、待っていたが一向にそんなことにならない。
「だから俺がお前を幸せにしてやんよ」
「えっ、ぼ、ボクなんて……全然ダメダメで……」
「大丈夫だ、俺はお前を見てきた。お前は凄い奴だ、絶対に幸せにしてやる」
「む、ムリムリムリ」
「手伝ってやる。俺に任せとけばハーレムエンドだって見えてくるぞ」
「ハーレムって……男子の恰好をしているけど、ボクは本当は……」
「なんか言ったか? 相棒」
「……なんでもない。……バカ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 07:00:00
327074文字
会話率:62%
「クソだな、この男」
それが、この小説を読んでまず思ったことだった。
司書の有希(ゆうき)が転生した世界は、大ヒット小説「ひとひらの雪」の世界だった。
しかも、絶対なりたくないと思っていた、アーマリア・フォレスト―つまり、主人公に転生して
しまったのだ!!
最後は死んでしまうヒロインに転生してしまった有希は、そのバットエンドを避けるため、離婚活動、通称離活をすることを決心する。
「『お前は私のものだ』!? 馬鹿なことを言わないでください。私は私のものです!!」
死ぬより怖い物はない、傷者? 社会的評判!?
そんなもののために死ぬわけないでしょ!!
ヒーロー蹴散らすお姫様、参上です!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 06:13:37
40558文字
会話率:20%
「今日から俺がお前のボディガードだ」
そう言われてしまった私は両親が経営するADグループと言う日本屈指の会社で沢山の会社を保有する会長と社長の両親の下に生まれ高校三年生の時に黒ずくめの集団に襲われている所を同級生のとある男の子に助けてもらい
その子とは実は二年前にも助けてくれた男の子でその時とは見間違えるくらいの変わりようだった。
そんな同じ学校で同い年の男の子にボディガードとして守ってもらう事になってしまったが実は男の子にも色んな過去があった。
そんなどこぞの漫画展開だよとか思ってしまうがこれは私が体験したとても濃い高校最後の半年間の出来事だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 00:15:52
14125文字
会話率:86%
最強を目指す青年ゼルは、旅に出たその日に殺人鬼に殺された。
次に目を覚ますとそこには謎の金髪の美女がいて、
「お姉さんは神だよ」
と名乗り、ゼルは死んだことを告げられたが、しかし認めなかった。
最強になる夢と友との約束を果たすために、
「否
定するならしやがれ、自称神やろうが。俺はお前をぶっ飛ばしてでも出ていってやる」
そう宣戦布告された神はゼルを気に入り、使いにし、生き返らせるのだった。
そしてゼルは、故郷の村が襲撃されていることを知らされて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 20:15:25
45775文字
会話率:37%
ここは広大な宇宙の中にいくつかある惑星の中の一つ地球
その地球に住む人類が初めて宇宙へと飛び立ってから数百年後の話
地球では他の星から来た人間の様な生命体との交流が行われていた、地球人と異星人の違いは殆ど無く、ハッキリ違う所は瞳の色くら
いだ、この瞳の色は星毎に特徴があり、水星は青、金星は金、火星は赤、木星は緑、といった感じだ、因みに地球人の瞳は国や土地柄に関係無く、全員黒である
数は非常に少ないが異星の者同士の結婚もある、その場合は、母親の瞳の色になる、しかし両親のどちらかが地球人ならば必ず黒以外になる
異星から来た彼らは地球の環境などに興味があった、また地球人も他の星の環境などに興味があった事から互いに情報を交換し、資源のやり取りなども行われていた、
交流が始まるキッカケは人類が金星や火星などに飛んだ時、不測の事態が起き、現地の者に助けられたからだと言う、最初はお互いに言葉も通じなかったが、現地の者達の驚異的な学習能力のお陰で、今では地球に訪れる異星人は、地球の共通語を話せるまでに至っていた
その交流の過程で彼らがいたそれぞれの星は未知の生命体、ドラーベ(彼ら命名)に度々侵略行動を受けている事を知らされた、彼らいわく対話が通じず初めて襲来してからの数年はやられる一方だった、彼らはそのドラーベに対抗する為、対ドラーベ人型兵器、通称【アハッド】を造り戦っていた事を伝えた
その交流から数十年、彼らの協力によって宇宙へのより高度な飛行技術、医療や科学、アハッドや対ドラーベ戦艦、【カッド】の開発、すでに存在していた軍を解体し、カッドやアハッドを操れる優秀な人材を各地から集めて作られた地球連合軍、【フォースデルタ】の発足など、あらゆる面で地球の技術は飛躍的に発展していった
交流を始めた一方で異星から来た彼らをよく思わない者達は一定数存在し、地球から排除しようとする者達もいる
それが反異種族連合軍、通称【アフィア】
主に多くの地球人が集まった者達で結成されたそれは、ここ数十年で規模を広げ今ではフォースデルタに次いで地球を二分に分ける程力を持った存在に、あくまで自分達は地球の為に行っていると正当化し、異星から来た彼らの技術を盗みアハッドまで造り出していた
そして…物語は現在へ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 20:00:00
408292文字
会話率:70%
「ジル……ジル・オイラス。お前は豚箱いきだ」
思いつきのような王様の一言で投獄されたジル・オイラス。
彼は世にしられた大賢者の弟子で、自身も賢者と呼ばれる者だった。
多種多様な魔法を使いこなすジルは、独房で楽しく過ごすだけでなく、下働きの
女性の運命さえ変えていく。
これは独房から人と世界を幸せにする賢者ジルのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 19:48:49
168779文字
会話率:31%
「愛だの恋だのくだらない」
そう吐き捨てる婚約者に、命を奪われた公爵令嬢ベアトリス。
何もかもに絶望し、死を受け入れるものの……目を覚ますと、過去に戻っていて!?
しかも、謎の青年が現れ、逆行の理由は公爵にあると宣う。
よくよく話を聞い
てみると、ベアトリスの父────『光の公爵様』は娘の死を受けて、狂ってしまったらしい。
その結果、世界は滅亡の危機へと追いやられ……青年は仲間と共に、慌てて逆行してきたとのこと。
────ベアトリスを死なせないために。
「いいか?よく聞け!光の公爵様を闇堕ちさせない、たった一つの方法……それは────愛娘であるお前が生きて、幸せになることだ!」
ずっと父親に恨まれていると思っていたベアトリスは、青年の言葉をなかなか信じられなかった。
でも、長年自分を虐げてきた家庭教師が父の手によって居なくなり……少しずつ日常は変化していく。
「私……お父様にちゃんと愛されていたんだ」
不器用で……でも、とてつもなく大きな愛情を向けられていると気づき、ベアトリスはようやく生きる決意を固めた。
────今度こそ、本当の幸せを手に入れてみせる。
もう偽りの愛情には、縋らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 19:24:17
227400文字
会話率:34%
「ねぇ、お願いだから────さっと死んでよ」
憑依そうそう投げ掛けられた言葉に、主人公は一瞬呆気に取られるものの……
「はっ?お前が死ねよ」
と言い返し、相手を殴り飛ばす。
元々気の短い主人公は、周りに居た者達もまとめて窓から投げ捨て
た────魔法の力で。
「さて、まずは情報収集からだな」
誰に言うでもなくそう呟くと、主人公は憑依した者の記憶を覗き見た。
と同時に、全てを理解する。
「くくくっ……!そうか、そうか。この小娘は憑依の対価として、親の“復讐”とアルバート家の“存続”を望むか」
憑依した者の憎悪を読み取り、主人公は決心する。
「いいだろう。その願い、確かに聞き届けた」
これは本物のアルバート家のご令嬢に代わって、主人公がクズ共を粛清し、やがて────帝国の頂点に立つお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 19:25:08
206450文字
会話率:31%
ずっと腹違いの妹の方を優遇されて、生きてきた公爵令嬢セシリア。
正直不満はあるものの、もうすぐ結婚して家を出るということもあり、耐えていた。
でも、ある日……
「お前の人生を妹に譲ってくれないか?」
と、両親に言われて?
当然セシリ
アは反発するが、無理やり体を押さえつけられ────妹と中身を入れ替えられてしまった!
この仕打ちには、さすがのセシリアも激怒!
でも、自分の話を信じてくれる者は居らず……何も出来ない。
そして、とうとう……自分に成り代わった妹が結婚準備のため、婚約者の家へ行ってしまった。
────嗚呼、もう終わりだ……。
セシリアは全てに絶望し、希望を失うものの……数日後、婚約者のヴィンセントがこっそり屋敷を訪ねてきて?
「あぁ、やっぱり────君がセシリアなんだね。会いたかったよ」
一瞬で正体を見抜いたヴィンセントに、セシリアは動揺。
でも、凄く嬉しかった。
その後、セシリアは全ての事情を説明し、状況打破の協力を要請。
もちろん、ヴィンセントは快諾。
「僕の全ては君のためにあるんだから、遠慮せず使ってよ」
セシリアのことを誰よりも愛しているヴィンセントは、彼女のため舞台を整える。
────セシリアをこんな目に遭わせた者達は地獄へ落とす、と胸に決めて。
これは姉妹の入れ替わりから始まる、報復と破滅の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 23:46:40
102782文字
会話率:31%
「なんだこのスキルは! 【現状維持】だと? 貴様には兄や姉みたいに向上心がないのか、この恥さらしが! スティクォン! お前を我がアバラス家から追放する!!」
突然の追放を言い渡されて途方に暮れる『スティクォン』。
この国にいても明るい未来は
ないと悟った『スティクォン』は国を離れる。
行先は魔族の国、放浪していると襲われていた魔族の伯爵令嬢『メルーア』と老執事『ウィルアム』を助ける。
『メルーア』たちと出会うことで『スティクォン』が授かった【現状維持】の真の力を知ることに。
そして、安住の地を求めて『スティクォン』たちは今旅立つ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 19:11:59
237160文字
会話率:51%
幼馴染と共にSランク冒険者まで上り詰めた『レイル』。
ある日、依頼完了をギルドに報告しようとするが、その前にリーダーである『ロカ』が話を切り出した。
「おい! レイル! お前は今をもって『黒の蛇』を追放する!!」
突然の追放宣言に驚く『レイ
ル』。
何をいっても無駄だと悟った『レイル』は追放を受け入れるが・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 07:01:58
8258文字
会話率:46%
魔王『サディエル』を倒すため女勇者『ミリーナ』は仲間を引き連れて魔王の城へと攻め込むが、圧倒的な力の前に為す術もなく敗北する。
「覚悟しろ。 これからお前を悶え殺してやる」
仲間を失い聖剣も破壊された『ミリーナ』に待っていたのは『サディエル
』からの女の子扱いであった。
「くっ、殺せ! サディエルっ! こんな恥辱を与えるくらいなら一思いに殺せっ!!」
「ふっ、この程度で参っていては先が持たないぞ? ミリーナ」
『サディエル』に翻弄される『ミリーナ』。
果たしてその結末は・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 07:01:59
28079文字
会話率:43%
公爵令嬢レイラは、幼い頃から第五王子オズワルドとの結婚を決められていた。
真に彼を支えられるのは婚約者である自分のみ。
だからレイラは、必要以上にオズワルドを甘やかさず、ときには厳しい言葉をぶつけていた。
それが彼女なりの愛だったからだ。
――しかし、当のオズワルドにそんなレイラの思いは届いていなかった。
「小言ばかり言うお前なんかとの婚約は破棄だ! 代わりにお前の妹を妻として迎え入れる!」
「えぇ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 19:00:00
393483文字
会話率:34%
謎の白衣の男によって超能力者にされた3人の男達
10年後、超能力を隠しながら日常生活を送っている3人は白衣の男が差し向ける超能力者と戦う
そして超能力者達によって世界は混乱の渦に巻き込まれる
陰謀ひしめく世界で彼らは日常を取り戻すことが出来
るのか!?
ノベルアップ+にも掲載しています→https://novelup.plus/story/535638334
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 18:00:00
1074026文字
会話率:36%
「エイク、どうなのだ。……私は、お前の口から真実を聞きたい」
険しい表情でそう言う王子エーベルハルトに対し、エイクの取った行動とは――
なんと夜逃げだった!!
山賊団の元頭領にして王国軍の第三師団長にまで上り詰めたエイクは、王子
の問いを有耶無耶のままに全てを放り投げ、すたこらさっさと王都を後にする。しかし失踪した彼に追従するように王国内の状況も動き出していく。
王国軍幹部の失踪、軍のストライキ、大貴族の失墜、聖皇教会の暗躍――
王に変わり王国をまとめる王子はてんてこ舞いの大騒ぎ。なんとかエイクを連れ戻さんと策を弄するが、当のエイクは全く取り合わず勝手気ままに東へ向かう。
立場なんて糞食らえ。貴族? 平民? 男に女? 上位冒険者に騎士様だ?
そんなもん知ったこっちゃねぇなぁ! 気に入らねぇものは気に入らねぇんだよッ!
情には厚いが、かかる火の粉は何だろうと容赦なくぶちのめす元山賊師団長。そんな良くも悪くも奔放な彼が、仲間と共に行く先々で気の向くままに大騒ぎする珍道中が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 14:27:54
1779126文字
会話率:34%
聖女召喚によって守られてきた王国が、グイグイという愚かな王子の婚約破棄によって滅び、海へと沈む話。
こんな馬鹿な事をしてしまう王子って、どんな教育されてたんでしょうね?って話。
最終更新:2024-10-27 13:46:50
5910文字
会話率:47%
ナーロッパとナッポンのスター達による、絶対に言ってはいけないセリフ集です。
最終更新:2024-08-02 09:55:39
616文字
会話率:100%
人生なんもかんも運任せで生きてきたラックは、「お前の運任せに巻き込まれたくない」と理不尽な理由で勇者パーティを追放される。途方に暮れるラックの前に怪我をしたヘルハウンド族の少女が現れるが、ラックは「フェンリル出るまでリセマラする」と言い、ヘ
ルハウンドを放置し勇者の下へと帰り追放イベントをやり直すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 10:40:09
3033文字
会話率:68%
ハインリヒは、サイカルネに向かっていた、彼の元には何人もの勇者がいた、その中にフランツと呼ばれる青年がいた、男の名前はこれから同盟を組む男であるデルナ家の当主フランツと同じ名前だった、しかし、興味はなかった、なぜなら、これから多くの戦いがあ
るだろう、そして、何人もの死を見ることだろう、このフランツもその一人だろうと。
ある日、サイカルネに向かっていると、フランツは盗賊を見つけた、さっそく、退治した。
「このフランツが相手だ、覚悟しろ」
「えっ!あのデルナ家の当主だと、ヤバすぎる、逃げろ」
こうして、あっさりと盗賊は倒された、しかし、フランツの名前を使ったことが問題になった。実際にフランツから呼び出された。
「お前は私の名前を勝手に使ったのかの?無礼極まる行為だとは思わないのか?いいのか、フランツという名前でいいのか?」
「ハッ、私の名前はフランツです、たまたま同じです」
「よくわかった、お主に悪気はなさそうじゃ」
こうして、フランツは有名になったあとに、ハインリヒに呼び出された。
「お前の名はフランツだが、それでは呼びにくい、これからはその髪型と色から緑網毛のフランツと呼ぶことにしよう。」
「ハッ!」
こうして、一人の勇者の名は緑網毛のフランツとして知られるようになった。
ある日、フランツたちは問題を起こして、逃げ惑った、しかし、厳禁のトム上官と緑網毛のフランツは二人して事態を収拾に向かった、その結果、うまくいった、なぜなら、この二人は軍をよく指揮して、うまいこと問題を解決したからだ。
「そいつを捕まえろ!早くしろ!」
厳禁のトム上官が命令すると、相手をあっさりと捕らえた、緑網毛のフランツも近くにいた。
「捕まったから勘弁してくれ、助けてくれ」
「許さん」
「そんな…」
そういって、相手は泣きじゃくるのだった、しかし、相手は犯罪者だ、許すわけにはいかない、どうしようもないやつだと飽き飽きしながらきちんと刑罰を受けさせるのだった。あとで、フランツたちに復讐されないか心配だ。
緑網毛のフランツはこうして、仕事をこなしていった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-27 13:00:00
11606文字
会話率:39%
灘木優、会社員、既婚、子なし、27歳。
平日昼間に忘れ物を取りに家に帰ったら、体調不良で休んでたはずの旦那がうちの会社のゆるふわ肉食系女子と浮気してました。
何故かこっちが責められて『出て行け』とか言われたけど、このアパート家賃払ってるの私
だから出て行くのはそっちだよね。
…とか言ってるうちに気が付いたら全員まとめて見知らぬ石造りの部屋に飛ばされ、ファンタジーな服装のご老人に、旦那は『勇者()』、浮気相手は『セイジョ』、私は『主婦』と判定されました。
「よう、主婦。お前が頭を下げて『誠心誠意勇者様のために尽くします』と誓うなら、養ってやらんこともないぞ」
「お断りします」
有り得ない状況だけど、これはチャンス。
不良債権は悦に入ってる間に他人に押し付けるに限る。
──そんなこんなで始まる、ネコ好き・童顔・毒舌アラサー『主婦』の異世界ライフ。
主婦だからって、大人しく家に収まってるモンだと思うなよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 13:00:00
551741文字
会話率:41%
「今日をもって、君を解雇する」
(……は?)
王宮勤めの有期雇用者、クリスティン・アンガーミュラーは、ある日突然上司から解雇を言い渡された。
どう考えても理不尽な理由。引継ぎの猶予すら無い当日解雇。
お前の仕事は私が引き継ごう、と上司に自信
満々に言い放たれたクリスティンは──
(それじゃあ、何とかしてもらいましょうか)
すっぱりきっぱり、王宮を見限ることにした。
生意気な有期雇用の部下を切り捨てて喜ぶ上司。
有能な人間が居なくなると知って頭を抱える、さらに上の上司。
阿鼻叫喚の渦に叩き込まれる同僚たち。
様々な人間の思惑をよそに、クリスティン・アンガーミュラーは晴れ晴れと伸びをする。
「さあ、故郷に帰りましょうか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 19:34:24
356298文字
会話率:34%
「お前はクビだ! 荷物をまとめてさっさと出て行け!」
調香師のフレイヤはモラハラ気味の工房長に妬まれ、クビにされてしまった。他の工房を訪ねてみたけれど、前職をクビにされた彼女を雇ってくれる工房はない。
諦めて故郷に帰ることにしたフレイヤは
、行きつけのレストランの店主に最後の挨拶をしに行くと、シルと呼ばれる美形でぶっきらぼうな魔導士の青年シルヴェリオと出会い、成り行きで彼に愚痴を吐露した。
その後、故郷に帰って実家が営む薬草雑貨店で働いていたフレイヤのもとにシルヴェリオが再び現れた。伯爵家の令息の――巷では冷徹と噂されている次期魔導士団長として。シルヴェリオはフレイヤが作る香水には不思議な力が宿るという話をレストランの店主から聞いて、彼女を自分の専属調香師としてスカウトしに来たのだった。
「眠ったまま目を覚まさない友人を助けるために力を貸してほしい。たとえ君の作った香水が奇跡を起こさなくても責任を問わない」
元上司によって調香師を追放されたせいで権力者を信用できないでいるフレイヤのために、シルヴェリオは誓約魔法を交わすのも厭わないと言う。冷徹と噂されている彼の熱意に感銘を受けたものの承諾を躊躇うフレイヤ。シルヴェリオはそんな彼女を誘い込むために、好物と聞いていたお菓子で釣った。そしてフレイヤは見事に釣られた。こうしてシルヴェリオの専属調香師となったフレイヤは、再び王都へと向かう。初めはお互いに仕事仲間としか見ていなかったフレイヤとシルヴェリオは、いつしかお互いに惹かれて意識するようになる。
これは、不器用な二人が力を合わせて周りの人たちが抱える問題を解決して、そんな二人をくっつけるために周囲があれこれと応援するお話です。
じれじれな恋と魔法と香りの世界と美味しい料理をご堪能ください。
※R15と「残酷な描写あり」は保険です
※アルファポリス様にも掲載しております
※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、香りや薬草の効能につきましては諸説や個人差があることをご留意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 12:46:12
267633文字
会話率:42%
異世界のエルフの姫君に体を貸すことに応じたら、なぜかそのエルフの姫君の体になっていた。
「そして、面白全部でさっきマイクとカメラ買ってきて配信してる」
コメント:面白半分じゃないのかよ
これは本当にエルフ姫になっちゃった青年が、妙にハ
イスペックな体で遊ぶ配信の様子を綴った物語である。
「そいえば、お前ら、カレーに福神漬け派? ラッキョウ派? プレーン派?」
コメント:すっげぇ日本人臭い話題ぶっ込んできたな、このエルフ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 12:00:00
458508文字
会話率:45%
『毎週日曜日に新しい章』
江戸川・エメットは、第5の英雄として異世界に召喚され、神と悪魔から世界を救うことを命じられ、残念ながら他の英雄に殺害された。
江戸川が殺害されると、目は憎しみでいっぱいになり始めました。
他人を助けること、彼の死
を引き起こしたことは、考えたことです。
死んだとき、江戸川が神と悪魔の両方を見ました。
「君が我々を助けてくれるなら、我々は君を助けます。」
「我々は君を復活させるでしょう、そしてお前は英雄を殺さなければならないでしょう。」
「僕、いや、俺!俺はそれをやる。復讐するよ!」
死から、江戸川は同じ世界に復活したが、人間としてではなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 11:00:00
703927文字
会話率:51%
吾輩は《動く白骨(スケルトン)》である。名前はまだない……。「お前は9番目だから『ノノ』な」。あ、いまダンジョンマスターから安直な名前が付けられました。ということで吾輩の名は『ノノ』です。今後ともよろしく。「……なんか妙なスケルトンだな。鑑
定は……『特殊個体』? 先天スキル『自己再生&自己修復(小)』ねえ。レアな『特殊個体』は儲けものだが、最弱のスケルトンではなぁ。スキルともどもマシな程度だな」ということで、ダンジョンの第一層の衛兵となった吾輩。定期的にやってくる冒険者たちと戦ったりして、徐々にレベルを上げていたのですが、そんなある日、ついにやってきました、魔王を倒す旅の途中の『勇者』御一行様。なんで来るんだ、こんな十把一絡げのダンジョンに!? 当然、鎧袖一触の同僚(?)をよそに、仲間の《スケルトン・ナイト》セストを相棒に、ノノの生き残り(?)をかけた逃亡が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 09:31:53
71803文字
会話率:34%
「勇者、お前と一緒にパーティ組むのもう無理だから、悪いけど今日限り出て行ってくれ」
よくある話で魔王軍に手も足も出ない人間が、他の世界の人間に何とかしてもらおうという虫のいい考えで異世界に喚起(上位世界から呼び出すこと。下位世界から呼ぶの
が「召喚」)された日本人他何カ国の人間たち。ともあれ日本人「勇者」も聖騎士や聖女、魔術師、女盗賊、ドワーフ戦士らとパーティを組まされ、魔王軍との戦いに参加させられたのだが、この世界は彼にはあまりにハード過ぎた。日本人の彼にとっては地獄。他の地球産勇者にとっては天国の環境で、まったく機能しない勇者にあきれ果てて、とうとう酒場で打ち上げをしていた勇者パーティから追放されてしまう。そんな理不尽な! と言っても誰も理解も同情もしてくれない。そんな日本人勇者の追放劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 00:36:37
5750文字
会話率:30%
「ノールス、お前の付与魔術は使えないから、次からは参加しなくていいから」Aランク昇進直前の冒険者グループから、突如戦力外通告を受けた付与魔術師のノールス。「どういうことだ!? 僕たち青雲の志を抱いて同じ田舎から出てきた幼馴染だろう!! それ
を裏切るのか、あんまりだ!!」そう憤慨する……どこにでもある話だが、お互いの主張が微妙に食い違っていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 23:23:18
6096文字
会話率:60%
こんな物語は、
「あたしだけかいっ!」
人間界と妖精の国が分かれた世界。
人間界に降り立つ妖精は、生きるために人間と契約を結んで人間の器を借り、人間は妖精の能力を授けられる奇跡。
その力を授かった人間は"妖人"と呼
ばれ、良くも悪くも人間界に影響を与えた。
人間と妖精、互いの秩序と平和が乱れる時代。
妖人の力で人々を護ろうとする者、人をさらに高めようとする者、妖精と深い絆を結ぼうとする者。
人間界と妖精の国に平和を取り戻したい妖精、自らの運命と戦う妖精、裏切る人間達を許さぬ妖精。
様々な者達の思惑、想い、陰謀がぶつかり合う。
そんな状況の中、妖精の国から人間界へ召喚される事となった、大天才の妖精、レゼン。
妖精の国を統括しているサザンより勅命を受けて、人間界に降り立った。
「妖精の国から不当に、妖精が人間界へ降り立っている」
「これを手引きしている者を調査せよ」
人間界と妖精の国の、両世界のバランスが崩れかけようとする大きな事件。
人間界に降り立ったレゼンは自分の器となる人間を見つけ、その子を"妖人"になってもらおうとするのだが……。ついさっき自殺未遂した子と契約を結ぼうとしているのは、大丈夫なのか!?
始まりから勅命どころじゃないほど、命懸けの妖人生活!
「お前はな!心の底から全てを舐め腐ってんだよ!!」
「どーして……私を……私ばかり!酷いよっ」
表原麻縫はレゼンとの出会いをきっかけに、今日から本気を出して自分を始めていく物語。
彼女は"妖人"、マジカニートゥとなって、戦い生き抜き知っていく。
仲間と出会い、見えぬ敵を知り、目的を見つけ成長を遂げていく。
最後にもう一度。
「あたしだけかいっ!」
毎週日曜日9時に、1パートずつの更新をご予定しています。
(注意)
1話ごとの区切りのところで、自作の挿絵を入れてます。苦手な方はOFFでお願いします。
(注意)
最終パートのあとがき欄に、次回予告の茶番が入ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 09:00:00
2030938文字
会話率:47%
はぁ~……はぁ~……
こうすれば、解決するでしょっていう意見には、必ずしも落とし穴があるもんですよね。
キーワード:
最終更新:2024-08-27 07:58:25
881文字
会話率:35%
こーいうのって辞めさせられたとかに入るんですかね?
いや、こっちはちゃんと退職届を本人から受理してるんですが
最終更新:2024-06-01 07:00:00
3116文字
会話率:49%
「シュワッと弾けて漲るパワー
プリティサイダー 見・参!」
リョウ(♀)(俺っ子)は高校二年生。
彼女はひょんなことから伝説の戦士『プリティサイダー』に変身する。
悪の皇帝『エゴダスター』とその手下『3Я』の侵略を阻止するべく、『シズル
ランド』からきた『フェアリードリンク』の『シュワ』と共に『ポイステー』たちをやっつけていく。
「んだよこれ。固有名詞多いな」
「つーか、何で俺が戦わなきゃいけねーんだよ」
「え、ちょ、裸!? 俺のサラシは!?」
『変身すると上半身が脱げちゃうんだシュワ〜〜』
「ざっけんな! お前の脳ミソ二酸化炭素か!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 08:30:00
63621文字
会話率:44%