魔王『サディエル』を倒すため女勇者『ミリーナ』は仲間を引き連れて魔王の城へと攻め込むが、圧倒的な力の前に為す術もなく敗北する。
「覚悟しろ。 これからお前を悶え殺してやる」
仲間を失い聖剣も破壊された『ミリーナ』に待っていたのは『サディエル
』からの女の子扱いであった。
「くっ、殺せ! サディエルっ! こんな恥辱を与えるくらいなら一思いに殺せっ!!」
「ふっ、この程度で参っていては先が持たないぞ? ミリーナ」
『サディエル』に翻弄される『ミリーナ』。
果たしてその結末は・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 07:01:59
28079文字
会話率:43%
「――くっ、殺せ!」
女騎士を下したオークの戦士オーマイガは思う。
(またか……)
女騎士と戦い追い詰めるといつもこうだ。襲われるから撃退しているだけで、別に命なんて欲しくない。
とりあえず金になる物をもらおうとすると、女騎士
は騒ぎ出す。これもいつものことだ。
「や、やめろぉ! 私を手込めにする気か!?」
うんざりしつつも鎧を回収するため、女騎士のとめ具に手をかけるオーマイガ。そして、顔を紅潮させ身もだえる女騎士。
そんなやり取りをしている時――
◆
――がさっ
草むらから小柄な少年が現れた。
「「「あっ……」」」
気まずい沈黙。オーマイガは、面倒ながらも少年にこん棒を振りかぶった。
そして少年――ネルは叫ぶ。
「待ってください! 僕はあなたの味方です! “取引”をしませんか!?」
ネルは“くっころ”をこよなく愛する者――“くっころ”商会の会長だった。
オーマイガはネルから、“くっころ”を集めた夢の島――“くっころ島”を作るための、ある取引を持ち掛けられる。
――これは、“くっころ”をこよなく愛する紳士淑女の諸君に向けた、ハートフル“くっころ”ストーリーとなります。
※不定期投稿となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 09:05:31
73828文字
会話率:51%
「い、いらっしゃいませ~。 ――くっ! どうして私がこんな真似を! 屈辱だ!!」
「ダメだってアリシア。もっと可愛く♪ ――はい、やり直し」
「――くっ! い、いらっしゃいませ~♪ こちらのお席にど~ぞ♪」
男の夢――『くっころ喫茶
』によってらっしゃい、みてらっしゃい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 21:27:02
2321文字
会話率:51%
「――くっ、殺せ!」
それだけの言葉。だが、少年ネルはその言葉にときめいた。これは、少年ネルが特殊性癖に目覚めたきっかけの物語。
最終更新:2021-12-22 23:12:59
2317文字
会話率:45%
くっころ姫騎士さんと紳士()なオーク氏の話
最終更新:2016-04-30 15:33:26
4602文字
会話率:57%
元社畜でキャンピングカーと一緒に異世界トリップした小野直人がはじめて聞いた言葉は姫騎士の「くっ、殺せ!」だった。
六畳間の和室と、こたつみかん。凜々しい姫騎士がオーダーメイドのキャンピングカーに身も心も堕とされていく――くっ、殺せ!
オ
ークの魔の手から助け出したお姫様を走る六畳間にのせて、彼女の祖国までのんびりまったりと運ぶ、みんなが幸せになる旅の日常です。
※内田弘樹先生からネタの使用をご快諾頂きました。
※9月1日書籍版第一巻、角川スニーカー文庫より発売予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-24 17:16:21
273463文字
会話率:53%