江戸時代。吉原に一人の少女が売られてきた。
少女、名を「月命(つきみ)」。
夜櫻屋で一人の遊女――「灯鈴(ひりん)」と出会う。
時に泣いて、笑って、怒って、悩んで、月命は灯鈴と共に成長していく。
一人前になってしばらく、ある日、
月命を身請けしたいと言う若い男が現れる。
月命と若い男の行く末は――。
月命と灯鈴の関係は――。
さあさ、そこの主様、ちょいっと寄っておいき。
夜櫻屋へ、おいでなんし。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-16 21:16:50
7730文字
会話率:29%
吉原生まれ吉原育ちの遊女、朝雲が馬鹿な小説家と恋をするお話。
※小説内は一応明治時代あたりを想像して書いています。そのなかで朝雲のことを太夫と言っていますが明治にはすでに太夫というくらいはなくなっていたそうですが、めんどくさいのでそのまま
太夫といっています(分かりやすいしね)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-06 14:46:13
386文字
会話率:43%
廓で暮らす遊女の【夕さ江】
過酷な中、己ながらに生きる彼女に降りかかるたった一つの災いとは……?
遊女、夕さ江の黄昏の物語。
【この作品は#黄昏時コンテスト(Twitter)の為に作った作品です】
最終更新:2018-03-31 23:01:46
10460文字
会話率:34%
花魁(おいらん)の仕事をする母の子として生まれた私は家を出た。
最終更新:2018-03-27 16:27:27
702文字
会話率:25%
この世にあって、この世に非ず。
江戸であって、江戸に非ず。
そこにある掟も、時の流れも、外界とは異なる場所。
四方を塀と堀で囲んだ、江戸唯一の幕府公認の遊里。そして、浮き世の極楽として闇夜を照らし続けている不夜城ーー遊廓・吉原。だが、
そこには江戸八百八町を、そして世界を欺く、畏怖と狂気に満ちた秘密が隠されていた。
江戸を震撼させる連続無差別殺人の裏に潜む宇宙的恐怖の影。同時に妖異なる魔人・凶人が入り乱れ、裏切りと陰謀が錯綜する。そして、ついに闇に蠢く異形の邪神たちが江戸世界を侵食する!
江戸の人々曰く「昏夜(こんや)に邪なる神を談ずる事なかれ。談ずれば怪至る」ーーと。
(一昨年、昨年とクトゥルー神話小説アンソロジー本「混沌」&「妖神」にそれぞれ寄稿した同名タイトルの連作短編シリーズを加筆修正させたリブート版です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 12:07:17
55331文字
会話率:38%
とある妓楼に明里という名の花魁がいた。ほっそりと華奢な身体と、繊細な美貌。そして今時の遊女には珍しい深い教養を持っていた。その明里の元に通う、時の英雄・犬神准将。
花街での男と女の酸いも甘いも噛み分けた駆け引き……だけでなく、明里には秘
密があった、深い情もあった。廓に生きる花魁の、切ない恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-21 14:36:48
7986文字
会話率:40%
目標も無く、意欲も無く、好奇心も無い大学生、羽田(はった)は最近1つの異変に悩まされていた。
それは、「頭の中から話しかけてくる声が聞こえる」というもの。しかも花魁風。
いつも楽しそうに笑う彼女は言う。
「お前様、好奇心を忘れてはいけんせん
よ」
そんな彼女に導かれ、羽田は彼女の住処である、好奇心と狂気渦巻く「ワンダーランド」へと落ちていく。
勇者でもない。英雄でもない。どこにでもいて、誰もがかつて持っていた、忘れていた好奇心と夢を取り戻す物語。
テーマ舞台は「不思議の国のアリス」です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-30 11:50:53
1417文字
会話率:8%
男子校の学園祭。
美人な赤塚 瀬那は、クラスで行う「花魁カフェ」の花魁に抜擢される。
目を輝かせる友人たちを断ることもできず、仕方なく花魁の格好をした瀬那。学園祭当日ネットで話題になるほどの人気者に。
友人と接近している写真を撮られる
のが嫌で教室から逃げ出すが、なれない下駄のせいかバランスを崩し池に落ちてしまう。
気付くとそこは、遊郭だった…。
花魁になるはずの者が逃げ出したからと代わりを頼まれ、本物の花魁に。
花魁の仕事に瀬那の常識は全く通用せず…。
無表情美人、瀬那の波乱万丈花魁生活が始まる…。
***
花魁や遊郭については一応は調べてありますが、実際とは異なる場合がほとんどです。
お気になさらぬようお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-28 22:30:17
13312文字
会話率:38%
苦界と呼ばれた吉原。
吉原一のお職になると夢を語り、競い合っていた朋輩が突き出し間近に想い人と首をくくり、命を落としてしまった。朋輩の死を通して明らかになった真実に夏帆はお節介だと気づきながらも介入していく。そうして彼女が最後辿りついた行き
先は―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-20 19:28:02
5126文字
会話率:43%
浜木綿の実の姉・芙蓉の妓楼の花魁・勝山。
彼女にも誰にも語らぬ恋という過去がありました。
最終更新:2017-08-17 00:29:15
2114文字
会話率:7%
吉原女郎・浜木綿の生きざまを描く第一部。
その第四章では、愛するものを続けて喪った浜木綿の心を蝕む闇、そんな彼女にも新しい希望が芽生え始める…
最終更新:2017-08-16 22:51:56
19071文字
会話率:29%
吉原女郎・浜木綿と彼女を取り巻く女たちの生きざまを描く第一部。
その第三章は、恋を知り束の間の幸せを見つけた姉と姉女郎。届かないと諦めていた'月'の温もりを知った女たちにも、吉原女郎辿る残酷な運命が待っている…
最終更新:2017-08-16 22:35:57
14890文字
会話率:25%
ーーー姉には朱
私には桜
なぜだか物心ついた時から、姉は朱、私は桜の色の服や簪を付けさせられていたーーー
時代はいつだか、双子のお話です。
昔は双子がいけない者だったと耳にしたのでそれらの情報を使わせていただきました。
なので、実際はそ
んな風習はないかもしれません…。物語の中だけでお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-10 16:39:38
1716文字
会話率:40%
久留里涼風は前世の記憶がある。
涼風は前世では男を魅了し続けた花魁だった。そんな涼風だが、今世では《普通の家庭》に生まれ育ち、そしてこの少し特殊な学園、白妖学園に入学した。学園内では、まるで少女漫画の主人公のような女子生徒。少女漫画のような
イケメン生徒たち。少女漫画のようなイケメン生徒たちの親衛隊。…だが、涼風はそれよりも気になる事があった。それは、、前世での想い人が記憶のないまま転生したこと、そして、想い人が…人ではなくなったこと、顔も醜く足も不自由な想い人を支えるため、涼風は想い人の付き人になった。「今世では、貴方様の為だけに生きていたいから」……これは、とある花魁だった少女の、物語 ※この物語は「すべては我が主の命ずるままに 〜その少女、人であって人にあらず〜」の世界です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 00:22:59
11865文字
会話率:43%
突出し(女郎デビュー)の日を迎え、初めての客を取ることになった遊女・花雪。
姐の清水花魁のはからいで、加賀屋の旦那が突出しの面倒を見てくれることになった。
そして女郎としての初めての夜、花雪は加賀屋の旦那と床を共にしようとするが――。
第
五回サークル・シエスタ課題短編(お題「愛」)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-21 00:13:26
6931文字
会話率:40%
京都・伏見の花魁であり、剣豪の持ち主「白百合」の歴史と恋愛の話
最終更新:2017-03-02 19:08:34
24677文字
会話率:25%
アイドルオタクで冴えない男子・竜王は、クラスメートで女子高生アイドルの紅葉に密かに片想い中。紅葉と同じアイドルグループアンジェリカに所属するマチカは、グループの中でも一番人気がなくセンターの紅葉に猛烈に嫉妬中。クリスマスの夜、竜王とマチカは
渋谷で気の強いロック少女風のアザミと出会う。アザミ曰く、これは仮の姿で、本当は江戸の花魁高尾だという。彼女は、何百年も前に亡くなったであろう恋人のお墓を探しているという。意気地のない竜王と自信のないマチカを見かねて、恋愛の駆け引きとトップになる秘訣を教える代わりに、竜王には居候させてほしいと、マチカにはグループに入れてほしいという。自分を変えるつもりで竜王とマチカはそれぞれ知らずに協力し合うことに。ルールは、たったひとつ―――お互いに最後まで見捨てないこと。さらに高尾が乗っ取ったアザミ本人の音信不通になっていた恋人も現れて、現在(高尾と竜王)と過去(高尾と死んだ恋人)と未来(アザミとその恋人)の三つの恋と、高尾とマチカの友情が同時に動き出す。だが、竜王とマチカは高尾が19歳のクリスマスの日に死を迎える運命にあると知ってしまい・・・。ひと冬の不思議な出会いを描く青春小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 18:24:18
459文字
会話率:15%
陽太はモテない普通の社会人。
ひょんなことから異世界へ助っ人として召喚されることに。
その代償として好きな能力を授かることになった陽太は、全属性の最上級魔法を使えるようにして欲しいと願う。
しかし、どんな魔法も、使用するにはその代償を支払わ
なければならないのが世の理。
最上級魔法の代償もまた最上級である。
何の為に、何を犠牲にして戦うのか。
最上級魔法しか使えない陽太の、出逢いと別れの物語。
異世界トリップファンタジー。
キャラクターイラスト:りすたる様。
イラストを挿入している話には題名に『※挿絵有』と記載しております。
挿絵無しで読みたい方は挿絵表示をオフにしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-29 20:23:29
159537文字
会話率:41%
廓噺で書いたことの補足とか言い訳とか。
お話というのは都合のいいところを切り貼りして作り上げたリするものです。
最終更新:2016-10-05 22:32:52
1271文字
会話率:0%
吉原遊郭に幼くして売られ太夫に上り詰めたものの長い修女としての生活で希望も愛も見失った”小瑠璃太夫”。
ある時吉原の街角でぶつかった旗本の青年との出会いが彼女の心を変えてゆく。
その想いの行き着く先は?
遊女の話ですがエロ要素ははほぼありま
せん。
江戸時代で基本は江戸時代初期設定ですが時代考証は厳密ではないのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-03 15:09:22
20664文字
会話率:23%
明治の初め、吉原遊廓の頂点に君臨する花魁たちのお話。
最終更新:2016-10-01 16:35:08
334文字
会話率:0%
これはまだ大八洲日本が八つの国に分れていた頃。
「八つ全て集めると何かが起こる」と言われている、
曰く付きの秘宝「神具八掴(しんぐはちつかみ)」の内の一つ、
「褥(しとね)」のただならぬ魅力に憑り付かれた少女のくノ一、
兎良(うら)は自身の
属する組織から「褥」を奪い、組織を抜けた。
追手から命からがら逃れるも、不思議な霊山にて倒れてしまう兎良。
そこで出会った老婆とその弟子、語裏(かたり)に助けられ、
何とか「褥」を守り抜いた兎良は、語裏と共に日本各地に散らばる、
残り七つの「神具八掴」を集めるため、奇奇怪怪な旅に出る。
「神具八掴」に隠された秘密と、兎良自身の出自を追うために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 14:08:10
50129文字
会話率:60%
航空自衛官の兄の所属基地で起こった幽霊騒動をきっかけに、櫻李(おうり)はおなじ大学の他学科の女子学生、鈴原禅と出会う。
霊感があることで有名な彼女との出会いをきっかけに、自分の中にもうひとり別の人格が存在することが判明し――
『わちきは、
今生に生を受けた櫻李の前身でありんす』
禅の手助けにより目の前に現れた遊女、夜桜の告白によって、事態は思わぬ方向へと転がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-17 20:36:21
111252文字
会話率:52%