地球人家畜化政策――。それは、地球外知的生命体の一勢力、イケット連邦共和国が進めていた国力増強政策だった。一方、その政策に反発する別勢力があった――。アタキム帝国である。連邦共和国への直接干渉を避けながら彼らがとった方法とは、作業用を名目に
開発し、優れた飛行・空戦能力を有する粒子パワードスーツ『アルダムラ』を一部の地球人に貸し与えることだった。アルダムラを与えられたある少年の、数奇な運命の歯車が動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-03 09:00:00
116447文字
会話率:34%
鯨捕りになることを夢見た少年は、陸軍の飛行兵になっていた。戦争末期。本土防衛のため編成された邀撃飛行隊に出撃命令がでる。その戦闘機群のなかに、あの飛行兵がいた。空の鯨をしとめるべく、銀翼の爆撃機に襲いかかる。
最終更新:2015-04-04 18:45:20
5432文字
会話率:9%
帝を戴くとある国。「北方戦役」と呼ばれる戦争は泥沼化していた。
あらゆる戦いが北緯五十度へ向いている。
陸から、空から、海から。
「私」は戦闘機パイロット。ただし、空中戦は主任務ではない。地べたの上を飛ぶのが仕事だ。
航空阻止、近接航空支援
、敵防空網制圧。
それらの任務が、「89式支援戦闘機」を駆る「私」の仕事。
今日はなんだ。
陸上部隊からの支援要請で、また飛ぶ。
「トモの世界」のスピンオフです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-29 02:35:58
10467文字
会話率:39%
帝を戴く二〇〇〇年以上の歴史を誇る帝国。
北緯五〇度を最前線とする「北方戦役」は膠着状態に陥っていた。
陸軍第55派遣隊北洋州分遣隊に所属する入地准尉は、決して踊りの輪に加わって踊ることはない、槍の穂先のその穂先。そしてその槍が折れても積
極的に回収されることはなかった。
帝国海軍の巡洋艦が白波を立てて北へ向かい、空母から発艦した艦上戦闘機が空中戦を繰り広げ、爆弾を鈴なりにした支援戦闘機が敵の上空に現れても、入地はじっと息を潜め、光学照準器の向こうに目を凝らすのだ。
戦艦の艦砲射撃より。
支援戦闘機が投下する自己鍛造誘導爆弾より。
声を発しない敵の兵士の銃弾より。
すべてが醒めない夢のように感じる自分自身が怖い。
とある国のとある北の戦場で、言葉と夢のはざまで揺れ動きつつも敵を葬り続けるしかないとある戦士の話。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-15 23:59:49
352924文字
会話率:54%
候補生教育をギリギリで通過したアール・エヴァンス少尉と勤務態度が悪いとして左遷されたエドモンド・アイケルバーガー大尉、二人は駄作と呼ばれた機体を操るペアとなる。しかし、彼らはその逆境を乗り越えて遙かなる大空へと飛び出して行く。
初投稿かつ
不定期更新です。色々と粗が有ると思いますが、お許し下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-26 13:00:00
49508文字
会話率:33%
世界スタンプラリー紀行とは別の久遠愛理さんのお話です。
同姓同名なので、思い切り関連性はありますが
とりあえず直接的な繋がりは、まだ現段階で存在しません・・・
話の内容的には
幻想化した世界の直前
リーアという女神はまだ現れず
ソウルシ
ステムが登場して
それに翻弄される若き乙女達の苦悩
詳しい年代とかは、不明扱いではあるが
幻想の風シリーズより遥か昔です
舞台は、一応・・・地球らしき惑星で
エネルギー問題を打破した人類だったが
新たな問題が発生して
さて、どうしましょうって・・・なります。
それほど長くはありませんが、まあ暇な時にでも読んで下さい!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 14:48:08
137822文字
会話率:44%
十四才の少年ジュリオは、竜に乗って戦う戦士『竜撃士』を目指している。
ふとしたことから憧れの竜撃士・レオンに気に入られ、鷹のような姿の白竜『ニワトリ』を狩ることになったジュリオ。標的を追い詰めるも、土壇場でレオンに捨て駒として使われ、ニ
ワトリもろとも墜落させられてしまう。
絶望するジュリオの前に、人間の少女の姿となったニワトリが登場。彼女の正体は、人間と鳥の合成生物だった。
レオンへの復讐に燃える少女・ルーチェと、行動をともにすることになったジュリオは、竜撃士同士の空中戦『ジオストラ』でレオンへと挑む――
弱気な少年と強気な竜少女の、王道空戦ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-14 20:10:04
105947文字
会話率:43%
どうも、bookstudioというアドレスのサイトで投稿を行っているPNのりべんと申します。PNは一緒です。これからよろしくお願いします。
以下は作品のあらすじになります。
地球に似た星のでの話。そこでもやはり人間たちは戦争をしていた。自動
火器や戦車を使っての白兵戦や航空機や空母を使っての空中戦・海上戦。前回の戦争で多くの領地を獲得した大国ルセ・バルジオは軍備の拡張に追われていた。なんでも、海峡の向こうにある小国同士が連合軍を結成しルセに進行するらしい。実際、海峡での空戦や艦隊戦闘が相次ぎ、双方に多くの死者が出た。何でもそつなくこなすルセの兵士たちだが、お互いの弱点を補い、長所を十二分に発揮する小国連合軍には若干分が悪く、ついに半年前、大陸への上陸を許してしまった。物語は、じわじわと内陸へ進行しつつある小国連合軍を山間部で迎え撃つ形になったルセ・バルジオ陸軍がトレーニングキャンプを開始する所から始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-02 22:32:01
19328文字
会話率:49%
閉じゆく大地、新地淅。「惶」の力を操るソラウィと呼ばれる翼人に統治されている国家リエラの少年フェレロは、幻の妖精を求めて訪れた断崖の底の森で孤独な少女、アイエルと出会った。相容れぬ2つの種族、刻の狭間に封じられた大切な想いが目覚める時、その
翼は終焉に向かう世界に大きく羽ばたいてゆく……遅筆ですみませんm(__)m気長〜におつきあいくだされば嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-12 08:00:00
104034文字
会話率:70%
第二次世界大戦終結から85年後の西暦2030年。
日本では少し緩い形で第二次世界大戦を子供から大人まで振り返っていた。
擬人化された当時の航空機や艦船、陸上車両がゲームや漫画やアニメで戦争を知らなかった若者が興味を持ったのだ。
そして多
くの者が興味を持っていなくとも知っている、当時の名機である零戦が現代技術により復活する。
しかしその零戦はお披露目から数十分で"この世界から"消える事となる。
これは突如消えた現代技術で生まれ変わった零戦二一型とそのパイロットが場違いな世界で戦いに身を投じる物語である。
*この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-04 22:48:10
42591文字
会話率:38%
重複投稿。
檸檬を見つめていたら、檸檬の貌が三椏渚男の顔になった。三椏渚男はぼくの恋人友永結衣をヴァレンタイン・デーの日に略奪して行ったかつての親友である。悔しいので齧り倒してやろうと大きな口を開けたら、「やめて!」と小さな声がした。
よ
く見るとぼくの手に持っていたのは、檸檬ではなく野球の硬球であった。そしていつの間にか左手にはグラブをしていた。周りを見回すとそこは甲子園球場で、ぼくはマウンドの上に立っていた。キャッチャーが近寄ってきてこう言った。
「杉野、気にすることはない。俺のミットへ向かって思いっきり投げろ。お前の剛速球なら絶対打たれないさ」。
ぼくは杉野なんて名前ではないと言おうとしたら、キャッチャーはマスクを被って戻ってしまった。塁はすべて走者で埋まっており、アウトカウントは2アウトだった。打者は阿部慎之助だった。ぼくが高々と振りかぶって投げようとすると、「やめて!」と小さな声がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-23 16:33:21
4057文字
会話率:34%
22世紀初頭、世界は変わっていた。
国境が変わった。国々は4つの大国へと統合された。
戦場が変わった。反重力ユニットの開発により旧来の戦闘機は陳腐化し、戦場から消えた。
そして新しく登場した次世代戦闘機《ネクター》。
《ネクター》は反重力ユ
ニットにより、人型形態への変形、空中戦闘機動能力の向上を果たした。
そして戦場の空は、ネクターの主舞台となった。
ある日、《ネクター》が嫌いな青年と《ネクター》が全ての少女は出会う。そして2人はひとつのネクターを見つける。
その日から、世界は変わっていく。
※書き方を手探り手探りで進行しているのでゆっくり投稿になります。それと作者の趣味がかなり入っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-20 21:59:51
7693文字
会話率:21%
ある大陸で二つの国が戦争をしていた。主人公・ケンイチは敵国に両親を殺され、しかし直後に自国の軍に救出されたことから、ゲリラ基地で通信士を務める。もう一人の主人公・カレンは、ケンイチから「テレパシーで」送られてきた情報をもとに、単独飛行用のバ
ックパックを搭載し、敵のヘリや戦闘機と戦っていた。カレンは口が利けないが、そのテレパシー能力で戦いを優位に進めていた。二人の面倒は、人のいい大尉が務めている。やがて大規模な作戦が決行され、敵軍中枢に攻め込もうとするのだが、逆にカレンは捕らえられてしまう。敵ながらカレンに好意を抱いていた若き士官・リュードは彼女を保護しようとするが、その独断専行は失敗し、命を落とす。その後、ケンイチたちの基地の所在が判明し、敵軍が猛攻を仕掛けるものの、ケンイチはその身体に埋め込まれた特殊能力によってこれを撃退、亡き母の遺言に従いパズ博士なる科学者の元へ赴く。そこで判明した自分やカレンの過去、戦争を商売とみなす技術者たちなどに触れたケンイチとカレンは、自国に対する原子爆弾投下作戦を防ぐべく、二人で戦場に赴くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-17 00:00:00
110157文字
会話率:32%
ある日突然、異世界にきちゃった専業主婦、沙夜。
しかも、愛する娘ユキちゃん(3歳)も一緒にっ!!
もう、どうしてこうなったーっ!?
異世界で子連れで頑張るママさんのお話です。
最終更新:2013-06-24 15:47:11
1190文字
会話率:30%
第二次世界大戦末期のヨーロッパ戦線。祖国ドイツの空を守るために我が手を血に染めて戦った男がいた。その男の名はエーベルハルト。連日つづく連合軍機との空中戦で仲間たちはつぎつぎに傷つき死んでいった。やがて戦争は終わったが、空の男が負った心の傷は
三十年という歳月でも癒されることはなかった。しかしある日……。
人間性というテーマを含み、リアリティを追究した架空戦記。エーベルハルトの回想録がいま飛翔する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-29 22:26:31
28009文字
会話率:35%
1917年、アドリア海ではイタリア軍とオーストリア軍の熾烈な空中戦が行われていた。騎士の誇りと恋人への想いを胸に秘め、パイロットたちは戦場へ赴く。死のワルツの中、二人のイタリア軍航空兵が見た死神の姿は……。
最終更新:2012-11-02 14:16:52
7286文字
会話率:32%
東方シリーズ本編とはまったく別の世界の幻想郷では、魔理沙は金の竜と空中戦をし、スカーレット邸のテレビには地デジが映り、
フランドールはゲームオタの引き篭もり生活!? しまいには東方キャラが東方のゲームをプレイしたりメタな台詞も当たり前!?
これはそんな何でもありな東方二次創作です。
東方シリーズには純粋に興味を持ったものの、いかんせん本編をプレイする腕がない書き手なので、いろいろと調べつつ実際に小説を書きつつキャラや世界観を掴んでいく予定です。
一応はシリーズ物として、ネタを思いついたときに短編として投下していく予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-01 00:14:41
4338文字
会話率:46%
ロシアより戦闘機が日本本土へ接近する。要撃に上がった自衛隊機F35Jがロシア機に接近。しかしF35Jは予期せぬ行動へ出る。パイロットからの決意声明。緊急事態により追撃機F15Jが緊急発進。日露国境線での空中戦が開始される。
最終更新:2012-10-10 03:01:28
30843文字
会話率:35%
一世を風靡した戦闘機「オオタカ」も、骨董品と呼ばれるようになった時代。関東国防軍防空第一小隊に最新鋭の戦闘機が配備されることになった。が、如月修二の属する第三小隊には関係のない話だ。……と、思っていた矢先、小隊長から驚きの言葉が「新型戦闘機
が一機、ウチにも回される事になった」。しかし、第三小隊なんぞに回されるのには、それなりの訳があった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-02 21:50:29
21203文字
会話率:55%
大きな大きな海に囲まれた世界。海の青と空の青に包まれた小さな世界。人々は海に散りばめられた島々に暮らしていた。
科学技術の発展により爆発的に蒸気機関は進化を遂げ、人々は海を這うように進んでいた蒸気船から、大空を自由に舞う蒸気飛行機と
いうツバサを手に入れた。
これは、蒸気飛行機で自由に空を駆る青年の物語。
とある小さな運送会社に勤める蒸気飛行士の日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-08 23:43:03
76944文字
会話率:15%
恋と部活に忙しい学園生活。その日常の中で苦悩する主人公。とある企業の”発明”によって、破壊される日常。そうして主人公はその”発明”によって第二の人生を歩む事となる。
いつも主人公の胸中に居る一人の人間。彼女を守る、国を守る、――己の矜持を
守る為に、日の当たらぬ道を進む。
異国の空で対峙する二人、主人公と彼女。激しくぶつかり合い、終わりの見えぬ輪舞を二人は踊る。彼等の行く末には、破滅か、和解か。
稚拙な恋愛、激情に任せた戦闘、様々な兵器舞う空中戦、巻き起こる理不尽。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-12 04:28:14
5091文字
会話率:71%