大陸最西部にある半島にある国。クリト王国。この国の北部の海に面した土地には大森林が広がっていた。森林の中心には山があり、その麓には洞窟がある。そこにはある生物の住処であり、ある噂があった。曰く、魔物なのに人の言葉を喋る巨鳥がいると。曰く、そ
の洞窟には様々な財宝があり、そこに赴くと巨鳥が武器と加護をくれると。曰く、強欲な者には死よりも恐ろしい恐怖を与えるという。そんな巨鳥にクリト王国の王子、ユギル・クリトは嘆願のために訪れる。彼曰く、今大陸全体で異常事態が発生しているという。彼はその異常事態の事態収束の協力を依頼しにきたという。鳥に転生してしまった主人公が生まれてから二百年という長い歳月を経て、ようやく戦場に赴くハイ・ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 12:00:00
935348文字
会話率:57%
『ヒロイック・オンライン』。このフルダイブ型ファンタジーVRMMOの一周年記念のメインイベントに参加しようと、ゲームにログインしていたアラサー会社員の主人公。しかし突然、ゲーム内で発生した謎のアクシデントにより、気が付いた時には記憶の一部を
失った状態で見知らぬ場所にいた。そして、新米開拓者ヒロアキとして、主人公は異世界『ミッドヘイム』を冒険することとなった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 12:00:00
125984文字
会話率:30%
暁月高校の生徒たちが、学校生活の中で出会う様々な問題や「謎」に挑む青春群像劇ミステリーの連作短編集です。
井沢景と大町篤は暁月高校に入学し、楽しい高校生活に影を落とす「謎」の存在を知る。
やがて、暁月高校に「ある事件」が発生する!
笑いあ
り、戸惑いあり、ほっこりしたり、ほろ苦い思いをしたり、そんな作品です。
様々な時期のお話が物語として繋がっております。
物語の時系列順に発表しておりません。
時系列に関しては、サブタイトルの前の【 】の中の数字が時系列順になっております。
リアルタイムで最新話ごとに読んでいただいている読者様が混乱なされないように留意して書いておりますので、ご安心ください。
一方、まとめて読まれる方は、時系列順に読んでいただけるとよりわかりやすいかと思います。
また、<「羊飼いも山羊もいない」シリーズ:時系列順のエピソード一覧表>という短編小説扱いのガイドをご参照いただけると、作品の時系列、時期の重なっているエピソード群などがご理解いただけることと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 11:08:58
732824文字
会話率:21%
桐谷勇治16歳は、新米世界神のユイテルシアと言う女神の過ちによって、住んでいた地域一帯で、隕石落下による天災が発生、複数の化学工場関連の施設や石油コンビナートやガスタンク等が一斉に大爆発を起こしてしまう。
偶々一人だけ巻き込まれてしま
った彼は、肉体ごと死亡消滅してしまった。
そんな勇治の前に現れたのは、数多く在る世界を統べる世界の神で、世界神の1柱神の一人である女神アルテジアと言う女神の手によって、お詫びと言う形で、別の異世界であるマギアンティアへと転生をさせて貰う事に成る。
その世界で彼は、幸運にも小さな小国の公国王と成って、様々な女の子達と共に自らが治めて居るキリヤ公国を一大勢力へと拡大して行き、チート過ぎる大国へと伸し上って行く事に成る。
この物語は、女神の力で異世界転生をした桐谷勇治が、不思議な神のタブレットであるゴット・タブレットを使って、彼を慕う女の子達と共に、キリヤ公国と言う小国を世界最強にし最大の国土を持った連邦国家へと伸し上がって行く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 09:16:02
2147860文字
会話率:35%
怪異を引き寄せる街・京都。
観光客ひしめく華やかな喧騒の陰で、女子高生失踪事件が発生する。
社会に疲れ果てた元サラリーマンの紫菊次郎と、若くしてサッカーの夢を諦めた中学生の紅蘭丸。それぞれの人生に足踏みしていた二人は、ひょんなきっかけか
ら協力して事件の真相に迫ることになる。
SF(少し不思議な)アイテムをめぐるデコボコバディ探偵譚、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 02:00:30
42222文字
会話率:52%
発生源不明の毒によって化物(劇物または毒物と呼ばれているよ)があちらこちらで暴れまわる!
化物を討伐するのは〈劇物及び毒物討伐者〉、通称〈ゲキドク〉!
これは主人公樹神薫(こだまかおる)がゲキドクとして活躍する物語である。
最終更新:2025-02-02 00:17:28
116812文字
会話率:66%
発達したAIロボットが人権を取得しインテリストと呼ばれ、
既存の人類がヒューニストと呼ばれるようになってから50年経った世界。
インテリストに対しての排他的感情をヒューニストはぬぐえずにいた。
またAIの思考が「人」に近づいた影響でインテリ
ストたちがテロ組織を結成し、各地のヒューニストを襲うという事態が発生した。
それに対して政府は国営の「知能者対策隊」を結成。
暴走したインテリストを「殺す」組織であるためインテリストから多くの批判が寄せられた。
そんな世界で運送会社「ICC」に勤める少年レイトはとある荷物の運搬を任される。その最中AIロボット達の暴走に巻き込まれる。、絶体絶命のピンチの追い詰められたそのとき、頭に響く声に導かれ少年は叫ぶ
「コール!ナンバーゼロ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 23:41:12
16432文字
会話率:45%
ある日の学校帰り、高倉捺音(なつね)は、知らない男性に声をかけられる。ただ、その声の主はおらず、自分の頭の中に響くように感じる。その夜、高熱を出し倒れ、数日後目覚めたとき、捺音はかつて地球とは別の、異世界の人間でフィーネと呼ばれていた頃の、
前世の記憶を思い出していた。
前世であるフィーネは、その世界の国のプロジェクトに参加し、同じ年齢くらいの男女数名の者たちと地球の日本に転移してきた。フィーネの真の目的は、その世界から出ること。本来は帰還の際に姿を消すつもりだったが、元の世界で問題が発生し、プロジェクト参加者全員帰還できなくなってしまう。その後、日本の地で命を落とした異世界の者たちは、地球で生まれ変わることになる。
捺音は謎の声が聞こえて以降、度々前世の記憶を夢で見ることになった。それから約1年後、高校生になったある時、同じように前世の記憶を思い出していた、共にプロジェクトに参加した、かつての仲間たちの存在を知る。そして、元の世界の者?たちによる様々な思惑に、捺音たちは巻き込まれていくことになる。
前世での出会い、仲間たちと出会えたこと、そして現在、再び巡り合っていく。
これは、捺音とフィーネを中心に、出会いと様々な想いが交錯していく、そんな物語――――――
*前世の話は、不穏で重めの話になると思います。序章は、日常や恋愛模様的な予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 23:30:00
322176文字
会話率:42%
「過去に召喚者を殺して、異世界召喚が成功しなくなった国がある。故に貴様は、生かして返してやろう。先人の尊い犠牲に感謝することだ」
3年前に異世界召喚された熊倉隼人は、魔王が倒された後、地球に送還された。
だが地球には、3年前からゾンビが発
生していた。
転移者の能力を持つ隼人は、ゾンビが蔓延る世界で無双する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 20:00:00
192954文字
会話率:26%
乙女ゲーム『千夜一夜物語』は、二部構成になっている。
第一部では、平民出身の主人公エディトが魔法の才能を見出されて魔法学院に入学してから、最終試験で身分や立場が変わるまでを描く。
第二部では、第一部で親しくした相手と共に新生活を重ね、
最終試験から千と一夜後に発生する魔物の大侵攻を乗り越えてエンディングを迎える。
でも今日の最終試験には、ある仕掛けが施されていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-05 21:00:00
78897文字
会話率:27%
西暦20XX年、この世界とはまた別の世界にある大陸国家
「レギアス連邦共和国」
元々いた世界では国力が比較的低い方だったが、原因不明の濃霧が発生し、気づくとそこは異世界の海の上だった。
転移して早々に民間貨物船がアンノウンから攻撃を受け、軽
微ながらも損害を被る。この一つの事件が引き金となり、国の存亡をかけた大規模なサバイバルへと発展していく。
レギアス連邦共和国の行方はこれから一体どうなるのやら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 19:21:02
6156文字
会話率:58%
臨場した警察官をも巻き込んだ謎の連続行方不明事件を追っていた警察は、夜間に発生した交通事故でその犯人の正体を知る。明らかに自分たちの領分ではない犯人に対し、周辺住民の一斉避難も考え始めた矢先、ついに奴らは正しく火砕流の如く押し寄せて来た。
絶望的な状況下での避難誘導。次々に餌食と化していく警察。極秘裏に協力を要請されていた陸自がようやく動き出すも、目の前に広がる地獄に隊員たちは言葉を失う。矢継ぎ早に起こる事態に奔走しながら、少しずつ包囲の幅を狭めていく自衛隊と警察は、終わりの見えない戦いに身を投じていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 19:00:48
153764文字
会話率:55%
地元にUターンした男は同級生たちと再会し、昔の何気ない記憶に端を発した不思議な出来事に遭遇する。汚れ切った大人になった事でその出来事を真正面から受け入れられない男の気持ちを裏腹に、次々と発生する様々な異変。そして男は、同級生たちを巻き込んで
この事態の突破を図る。
大人だって、不思議な体験をしてもいい。そう思いませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 16:21:50
68897文字
会話率:65%
ゾンビ作品オタクの精神病ニート(23)が、本当にゾンビが発生した世界でそのオタク知識、特技、仲間などで何とか生き残ろうとする。
最終更新:2025-02-01 16:37:49
112508文字
会話率:58%
日本初の民間軍事会社、自衛軍。自衛軍は、国家の軍隊ではないが能力は特殊部隊、戦車、軍艦、戦闘機を持ち合わせ、アメリカに劣らない能力を持ち合わせており、各国の政府から注目されている。
しかし、表舞台にはほとんど見られない。そのため、&quo
t;影の組織"と呼ばれている。
なぜ、そのように言われるのか。
ある日、アメリカ合衆国にてテロ事件が発生した際、対応した警察官は次のように証言した。
「軍人のように武装し、日本語を話す集団がテログループに向かった。すると、すぐにテログループは全員殺されていた。そして、日本語を話す集団はいなかった。まるで忍者のように"影の組織"が来たようだ。」
所属している人間は、元自衛官・警察官は勿論のこと。元消防士や海上保安官、医師、看護師、教師等。様々な職業に身を置いていた人間が、様々な理由で退職。自らの意思であったり、スカウトにより自衛軍に入社した。
日々、訓練し世界一の精鋭を目指す。それが自衛軍だ。
「強い存在ならば、世界一の精鋭を目指すさ。」
軍事、笑い、悲しみ。様々なの要素が集まった民間軍事会社の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 16:10:54
92772文字
会話率:52%
セルマと魔導師たちによってガベリアの地が甦ってから、十年が過ぎた。
高等魔術学院二年生の少年、ベスは自警団の魔導師を目指して勉強と訓練に励んでいた。ある日、寮の同室者で友人のクライドから頼み事をされる。それをこなすために部屋を離れた数十分
の間に、クライドは忽然と姿を消していた。
部屋は血塗れ、目撃者は無し。寮に出入りした不審者もいなければ、彼が玄関や窓から寮の外に出た形跡もない。
クライドは自分の意思で失踪した、という自警団の見解の元、ベスは仲間と共に彼を探し始める。何のために部屋をあんな状態にしたのか、クライドは何が目的で失踪したのか。やがてゴシップ誌が事件を書き立て、更に、似たような失踪事件が別の場所でも発生する。
全ての謎が明らかになり、ベスが知った友人の本当の姿とは――。
『Ecphore―闇を巡る魔導師―』の登場人物も再び顔を出す、シリーズ第二弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 15:16:44
234270文字
会話率:53%
冒険者として仲間と共に旅をしていたユーキは、仲間の1人であり10年来の親友でもあるアレクから突然別れを告げられる。ユーキは突然のことに反発するが、別れの原因はアレクがユーキのことを「嫌い」だからと言う。当然、納得するわけがない……、と思い
きや、ユーキはすんなりと受け入れる。予想とは違う反応に戸惑うアレクだったが、達観したユーキのおかげで揉めることもなく2人の別れは決定してしまう。最後の別れを告げ、去るアレクの瞳には大粒の涙が浮かんでいた。
アレクはなぜ、別れを告げたのか?ユーキはなぜ、すんなりと受け入れたのか?2人はなぜ、旅に出たのか?そして、2人の今後は?
10年前、アレクとユーキの出会った日から物語は始まる———。
※注意
本作はテーマの1つとして追放ものに近い構成をとっておりますが、復讐・ざまあ要素はありません。また、チート無双・ハーレム要素も(たぶん)ありませんので、ご理解の上でご一読ください。
※構成
本作は全13章構成を予定しております。(内容は予告なく変更する可能性があります)
各章の大まかな内容は以下の通りです。
1章 ~ 3章 …… ユーキとアレクの出会いから旅立ちまで
4章 ~ 7章 …… 旅立ち、仲間たちとの出会いからユーキとアレクの別れ(オープニングの内容)まで
8章 ~13章 …… ユーキとアレクの視点を交互に描き、エピローグまで
※更新
3章終了までは毎日投稿させて頂きます。
4章以降は、週1回の投稿を予定しておりますが、予定通りにいかない場合や、不測の事態が発生した際には、あとがきなどで報告させて頂きます。
※作者から一言
ブックマークや評価をして頂く必要はありません。(もちろん頂ければ望外の喜びではありますが)
あなたに読んで頂けるだけで、私は至上の喜びです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:33:18
907463文字
会話率:41%
18世紀半ば、北方の大国ブリタニアス連合王国エイグランドで一人の女性科学者エルデティーナ・フォトンが提唱し実現させた無尽蔵のエネルギー発生装置、フォトン・コア・リアクター、そしてその力を利用して精製される超金属エルディウム合金、それらは世
界に大産業革命を起こした。
当初その力を独占しようとしたエイグランドであったが、その目論見はエルデティーナ・フォトンの裏切りによって瓦解する、彼女は全世界に向けてリアクターの核であるフォトン・コア・クリスタルの精製方法を開示したのである、クリスタルの精製に適した『理力の泉』の場所と、精製失敗による甚大なリスクと共に。
それでも各国は夢のリアクターを求め、精製を強行する、その結果、百数十年の間に幾つかの都市や町が壊滅、若しくは消滅する、その中には大都市も含まれていた、ゲルマニア帝国の首都リヒト・ベルリン、コメリア合衆国の経済都市ネクサス・ヨーク、そして大日輪帝国の帝都皇京である。
結果として1930年までにフォトン・コア・リアクターの所有に成功したのはブリタニアス連合王国、フランジアス共和国、ロシエト連邦(旧ロシエ帝国)、ポーラスカ共和国、コメリア合衆国、大日輪帝国の6ケ国であった。
そして各国はこの夢のエネルギーと超金属を当然の如く軍事利用していた、鋼鉄よりも遥かに強靭で軽いエルディウム合金で作られた兵器はより強くより速くより大きく、と。
数々の紛争や戦争、そして第一次世界大戦を経て、兵器はより巨大に膨れ上がっていた、それによる経済の破綻を恐れた各国はワシントン軍縮条約を締結し兵器の膨張は止まったかに思われた、しかしそれは虎視眈々と牙を研ぐ大戦敗戦国に隙を与える事にも繋がっていた。
そして1939年9月1日、先の大戦の敗戦国、ゲルマニア共和国はフォトン・コア・リアクターを求めて隣国、ポーラスカ共和国へと侵攻する、これが後に、第二次世界大戦と呼ばれる戦いに発展する事になるのである。
そしてそれは、日煌戦争真っただ中にある極東の軍事国家、大日輪帝国に巨大な火の粉となって降り注ぐのであった。
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史実のアジア太平洋戦争をベースにSF要素を加えた作品です、基本的にフィクションです、歴史物としては成立していませんのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 12:00:00
783892文字
会話率:44%
遊佐アギトは自分の人生全てに厭いていた。
無頼漢な父親に端を発する複雑な家庭環境、それを嘲笑い小馬鹿にしてくる近隣住民や同級生、その悪評は巷の不良達にも伝わり、アギトは謂れのない因縁を付けられては喧嘩をして過ごす荒んだ日々を送っていた。
そ
んなある日、いつものように喧嘩帰りのツーリングの途中で、アギトは自身の身体から謎の白い光が発生していることに気付き、それを振り払おうとしてバイクの操作を誤ってガードレールに衝突して海を望む崖下に落ちてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 12:00:00
286016文字
会話率:36%
遠い場所で発生したエネルギーと融合してしまった私は、超越者という神のような存在になってしまい、世界の壁を無意識のうちに破壊してしまったらしい。 世界を循環させていたガラの悪い超越者が私の力を封印してくれたが、元の世界は修復中で帰れない。
超越者としての力を暴走させずに制御出来るまで、異世界に放り込まれることになった。 「なんか能力貰えないっスかね?」「能力は自分で作りやがれ!」
私が今使える力を使って作ったのが、異世界でゲームをするという能力。そしてプレイしたゲームの能力をセットする事により異能が使えるようにした。「コレは壁を壊された嫌がらせだ」「あのヤンキー神! 子供の体にしやがった!」これは小物臭い幼女が異世界でゲームをする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 09:00:00
501300文字
会話率:39%
二千X X年、突如世界各地に降り注いだ黒い隕石群により発生した異形の怪物により世界は大きく変わった。隕石群より現れた怪物は人間を積極的に襲った。従来の銃火器では歯が立たず、軍隊もなす術なく蹂躙された。
その異形の怪物を生み出した災害は『
天災』と呼ばれ、その怪物は『ボイド』と呼ばれる様になった。
多数の命が失われ、数多の人が露頭に迷い、世界は混迷を極めた。人類はあらゆる手を尽くして、とにかく出来るだけの対処が施され、世界がようやく落ち着いたのはボイド出現から約十数年の月日が過ぎた頃だった。
その十数年の月日の中で人類はボイドに対抗すべく対ボイド用兵器を生み出した。その名は──『戦乙女(ヴァルキリー)』。
戦乙女は人を素体とし、黒い隕石群から採取した特殊鉱物と更に近年存在が判明した魔術を盛り込むことで通常兵器では倒しきれないボイドを撃破すること可能となった者の事だ。
そして、その戦乙女の半身とも言える存在が『ハウンド』である。
これは少し独占欲が強い戦乙女とその相棒であるハウンドの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 08:00:00
330383文字
会話率:45%
地球より数百光年も離れた遠い場所に、かつて地球よりもずっと高度な文明を持ったネコ達が支配する星があったという。ネコ達はロボットを使役し悠々自適な生活を続けていたが、ある日突然発生したロボット達のクーデターによってネコ達はあっという間に滅亡し
たといわれる。
だがその時一匹の子猫が、ネコ達を救ってくれるという「伝説の五色の魔法子猫達」を探すため宇宙船に乗って長い旅に出たという。
それから長い年月が経過し、日本の宝石市に住む高校生の日乃彩なみは1年最後の終業式の日の登校中、隕石のような物体が学校の裏庭に落下するのを目撃する。学校終了後ひそかに裏庭に捜索に向かうと、そこで一匹の子猫ミカと出会い、家族の一員としてともに暮らすことを決意する。
春休みをずっと一緒に過ごしながら、「伝説の五色の魔法子猫達」探しに出た二人だったが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 00:22:24
209515文字
会話率:46%