※この作品はBLの要素を含みます。
直接的な描写は手を握ったりキスしたりくらいです。
ただ手脚が再生する人達が出てくるので、手を切り落とす描写などがでてきます。
苦手な方はご注意ください。
【白い蜥蜴と黒い宝石】という作品の続編です。
里同士が和解してから10年。クロに憧れる里の少年チヤは、糸の力が弱く不器用なせいでコンプレックスを抱えていた。
ある日、雨宿りに入った小屋で青年ウォンイに出会う。唯一の特技である天気を読む力や瞳をウォンイに褒められて戸惑うチヤ。そのまま小屋を飛び出してしまう。
だが再会したウォンイに誰にも言えなかった本音を話せたことで、次第に心を開いていくチヤ。里は大好きだが甘やかされている状態から抜け出したいと話すと、ウォンイは自分の妻にならないかと提案する。
王弟として子を持ちたくないウォンイは、男であるチヤを女と偽り妃として迎える。共に過ごすうちにお互いの好意に気づいていく2人。周りの後押しもあり、ついに結ばれる。
そんな中、糸が見える人間や、白の人と普通の人との混血の人間が現れる。ウォンイは白の人は人間の進化のカタチなのではないかと仮説をたて、チヤ達は白の人について調査を始めた。国王も味方となり調査を進めるチヤ達だが、王妃が懐妊したことにより高官達の思惑でチヤが魔女だという悪評を流される。
そこに日照りによる水不足で国は暴動がおきる寸前の状態になり、チヤは魔女の噂を利用して全ての不満を自分が受け止め城を去ることを決意する。
この作品は「カクヨム」「エブリスタ」「ノベルアップ+」「アルファポリス」「NOVEL DAYS」「note」「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 05:00:00
66106文字
会話率:52%
貧乏な貴族令嬢シェイラは、二十六歳。数年前の疫病で婚期を逃してしまったが、今は医者として人助けがしたいと薬を作って売り、日々を過ごしていた。そんなシェイラの元にある日、国王陛下直筆の書状が届いて王妃になることに——
シェイラが王妃に選ばれた
理由と明かされる国王の過去。王妃となったシェイラの奮闘記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 01:08:50
10607文字
会話率:46%
「悲しいことは昨日まで♪ 今日はきっと良いことがあるわ♪」
目下、継母ブルチャスカとその娘アンジェルに、芋の皮剥きやら食器洗いをさせられている私、ユキファールム。
「こんなことも出来なければ、将来とっても困るわよ」
「そうよ、ユキファー
ルム。私達は貴女のことを思って仕込んでいるんだからね」
うぬぬ、2対1では流石に勝てない。
けれど彼女達は、意地が悪い訳じゃないの。
ただ家事をさせられるだけなの。
その様子を見て、執事アーントや侍女のバタフライは目を輝かせていた。 “素晴らしい教え方です” “本当に良いタイミングでした。姫様は私の言うことは聞かないのです。 「バタフライがやってよぉ」 と甘えてくるのです。可愛いくて駄目なのよ” とか言いながら、ブルチャスカの方を向いている。私が頑張っているところは、目に入らないのかしら?
まあいいや。この2人はもう高齢で、私から見たら祖父母に近い年齢だから、今さら文句も言わないわ。孫のように可愛がって貰ったもの。
それにしても、私に家事なんてさせてどうするつもりなんだろう。目玉焼きさえ焦がすし、味付けはいまいちだし、彩りも美味しそうじゃないし。まあ、何とか煮炊きは出来るようになったけど。
お掃除はハタキをかけて、箒で床を掃いて、水ぶきするのよね。
後はお洗濯。水仕事は指先が荒れるから苦手なの。ささくれとひび割れが酷いわ。洗ったものは重いし、干すのも大変だもの。
どうして私にさせるのかしら?
「お嬢様、私共はここでお別れです。ここから先はお一人で行って頂きます」
「私達はここで敵を迎えうちますから、お嬢様はこの先にある家で一人で隠れていてください。屋敷には生活用品が、庭には野菜も植えてありますから。庭にかかっている網は外しては駄目ですよ。動物避けですからね」
にこやかに笑っているアーントとバタフライだが、彼らが着ているのは鎧だった。
「なによ、その鎧は? 貴方達はもうお年寄りでしょう? 一緒に逃げましょうよ」
私は彼らも一緒に行こうと誘った。
けれど、首を振りここに残ると言う。
「姫様の幸福だけが私達の願いです。その幸せを壊さないで下さいませ」
「さあ、行くのです。必ず迎えに行きますから」
「あぁ………きっとよ、迎えに来てね」
私は真剣な様子の彼らに逆らえず、城裏のずっと奥山にある、二人の言う家屋を目指した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 20:08:46
11376文字
会話率:19%
「ごめんよ。でも……母上が大事だから。…………すまないね」
言いたいことを言って、背を向ける王子セハル。
今日は婚約者同士のお茶会だが、本当にお茶を飲んで数分で席を立ってしまうことが多かった。
あの人は、いつも優しい。
「ああナルカ、
君は綺麗だ」
「努力する君を尊敬するよ」
「大好きだよ」
それ以上に、母親である王妃を褒める彼。
いつも台詞の後には、この一言が着くように聞こえた。
「ああ、君は綺麗だ、母上の次に」
「努力する君を尊敬するよ、母上の次に」
「大好きだよ、母上の次に」
子供が母親を敬愛するのはある程度は仕方ないが、彼が慕う母親は、6歳しか年の違わない義母だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 13:55:52
5570文字
会話率:12%
公爵令嬢ナタリー・ブランケットには、とんでもない噂が流れていた。
「ナタリー嬢は、妹のハーモニーを虐めているらしい」
「ナタリー嬢は、男爵令嬢の頬を叩いたらしい」
「ナタリー嬢は、子供の粗相にも口汚く罵るらしい」
「ナタリー嬢は、義母の宝
石を奪ったらしい。
後妻の癖に生意気だと言って」
「ナタリー嬢は、夜に目が赤く光るらしい。
魔女の血の先祖帰りらしい」
「ナタリー嬢は、時々闇夜に忍び込んで、女を殺して血を啜るらしい」
「ナタリー嬢は、怒ると爪が伸びて、狼も屠るらしい」
「ナタリー嬢は、ナタリー嬢は、ナタリー嬢は………」
繰り返される根も葉もない噂。
主導するのは義母の実家の侯爵家。
全ては愛する娘ハーモニーを、王太子妃とする為の策略。
噂は噂を呼び、最早人間ではないものまで混在していた。
ナタリーの継母と異母妹ハーモニーがほくそ笑む一方で、ナタリーは精神的に追い詰められていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 19:22:53
2603文字
会話率:37%
『武力が弱いヘルメール王国の後ろ盾になるためにモントローズ公爵家の至宝、ソフィア・モントローズを嫁がせる』
帝国からの申し出により、マレスティア帝国から嫁いできた18歳のソフィア王妃。
「帝国の支配下に置かれるのでは?」と不安に思う貴族や、
好いた令嬢と婚約間近だったアレクサンダー国王から距離を置かれ、わずか1年でアレクサンダー国王と離縁することになる。
これで愛しい女性を王妃にできる。
これで愛し合うお2人が結ばれる。
国中がこれからの輝かしい未来に胸を膨らませていたのが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 05:32:05
7025文字
会話率:28%
ミレイ・シュライアーは、侍女を苛め抜いたと指弾され、王太子のフェリックスから婚約破棄を通告される。
事実無根だと訴えるミレイだが、フェリックスは聞く耳を持たない。
そこへ現れた、国王は王太子を殴りつけ、ミレイに優しく微笑みかける。
「
確信した。あれは、君のように賢い女性には相応しくない。俺の妻に――王妃になってほしい」
※他のサイトにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 18:40:36
47562文字
会話率:50%
貧しい伯爵家に生まれた美しい令嬢は国王陛下に見初められ、王妃さまになりました。これは幸せな幸せな王妃さまのおとぎ話。
HDDから発掘した古いお話です。
明るい話ではありません。
不定期更新です。
最終更新:2024-08-05 12:00:00
19939文字
会話率:30%
「わからないかしら? フィリップは、もうわたしのもの。わたしが彼の妻になるの。つまり、あなたから彼をいただいたわけ。だから、あなたはもう必要なくなったの。王子妃でなくなったということよ」
その日、「おまえを愛している」と言い続けていた夫
を略奪した略奪レディからそう宣言された。
そして、わたしは負け犬となったはずだった。
しかし、「とりあえず、おれと結婚しないか?」とバツイチの新国王にプロポーズされてしまった。
夫を略奪され、負け犬認定されて王宮から追い出されたたった数日の後に。
ああ、浮気者のクズな夫からやっと解放され、自由気ままな生活を送るつもりだったのに……。
今度は王妃に?
有能な夫だけでなく、尊い息子までついてきた。
※ハッピーエンド。微ざまぁあり。タイトルそのままです。ゆるゆる設定はご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 20:16:00
16087文字
会話率:24%
「すべての罪を許すので、すぐに戻って妻としておれに尽くすことを命じる」
それは、ミキ・クリスタルを追放したはずのラジェフ帝国の皇帝であり元夫からの一方的な復縁命令だった。
皇帝である夫に尽くし、ラジェフ帝国に尽くした正妃。彼女を蔑ろにし、目
に留まったレディにいれあげた国王は、ある日彼女からすべてを奪い、帝国から追放してしまう。しかし、彼女は幸運だった。彼女は隣接する小国の王子に拾われたからである。そして三年後、彼女は国王となった夫と双子の王子たちとともにしあわせな日々を送っていた。しかし、唐突に祖国から使者がやってきた。彼女に一方的で理不尽な命令を記した手紙を携えて……。
しかし、復讐劇はすでに始まっていたのである。
※ハッピーエンド確約。ざまぁは間接的。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 19:09:19
18898文字
会話率:18%
「ナオ・バトーニ公爵令嬢、おまえを王妃候補から外す。聖女としてもレディとしても役立たずのおまえは、姉に代わって隣国の竜帝に嫁ぐんだ。捧げものとしてな」
アロイージ王国の聖女ナオ・バトーニは、新国王アデルモ・ベルターニからそう宣言され、強国バ
リオーニ帝国の竜帝に捧げられることになった。
冷酷非情で醜悪と噂される竜帝は、捧げられたその場でナオを「不要だ」と宣言する。それでも、ナオはついて行かざるを得ない。聖女として加護を与えてきたアロイージ王国を追放されるようにしてバリオーニ帝国へと赴く。
そこで、彼女はあらためて竜帝に謁見する。
が、そこには美しくてやさしい竜帝がいた。他社には偽りの仮面をかぶった竜帝は、ナオの前では素顔で接し、彼女を大切に扱い始める。
役立たずと虐げられ必要とされず、愛を知らずどこにも居場所のなかったナオ。そして、不器用な竜帝。
ナオは竜帝と出会ったことであらゆる人から必要とされ、愛されるようになる。
居場所を得たナオと竜帝は、すこしずつ歩み寄り愛を育んでゆく。
※全四十一話。捨てられた主人公がヒーローに愛される典型的なストーリーです。ハッピーエンド確約です。微ざまぁあり。ゆるゆる設定、ご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 21:03:29
60415文字
会話率:30%
崑巍山脈が中央を走る大陸の東で繁栄を謳歌する鳳国に待望の春が到来した。厳しい冬を越えての春の祭りは鳳の民が一年で最も心待ちにする行事なだけに毎年大層な賑わいを見せるが、加えて今年は青年王鷲皇翼の王妃選定の儀式「花選び」が執り行われるとあっ
て、盛り上がり方にも異様な熱が籠もる。
ところが「花選び」当日、皇翼が、候補五人の花姫ではなくずっと片思いをしていた一歳年長の父方の従姉姫鷹竜花に跪いて花を捧げた事から王宮は大混乱に陥る。竜花は絶世の美貌、国一番の頭脳、卓抜した武術の腕と、あらゆる才能に秀で「鳳の至宝」とも、王の近衛羽林軍の無敗の姫将軍「白百合の戦乙女」とも称えられる才溢れる人物だったが、その父親にして皇翼の叔父に当たる翅元の悪行によって花姫候補の選から洩れていたのだ。
この求婚劇は各方面に波紋を広げた。皇翼に対して一切恋愛感情を抱いていなかった竜花が激怒したのは勿論の事、花姫ではない姫に求婚という前代未聞の事態に重臣達は断固反対した。一方、以前から花姫達の王妃としての資質に不満を持っていた者達は皇翼の決断を歓迎し、この機に是非とも竜花立后をと動き出した。
王宮内で様々な思惑が入り乱れる中、竜花も破談に向けて動き出す中、何者かが竜花に刺客を放つ。毒矢は護衛の兵に当たり、その兵も一命を取り止めたが、この後更に事態は大きく動く。竜花立后による粛清を恐れた翅元達が反乱を起こしたのである。
内乱より御家騒動の方が傷は浅いと考え翅元を討っ収束を図ろうとする竜花は、鳳には竜花個人こそが必要だとする皇翼に王宮に軟禁されるが、家人の協力で脱出を果たし一路反乱軍の本陣を目指す。一方竜花に逃げられ大混乱の王宮では鷹家家宰により驚愕の事実が次々と明かされていく。皇翼の求婚により起こるであろう事を正確に洞察していた竜花は、花姫選定の不正、暗殺未遂事件の犯人を一網打尽にする算段を整えていたのである――。
弟としか思われていない国王が、天下無敵の従姉に意を決して求婚した事から始まる一大騒動。青年王の想いは届くのか。重臣達の動きは。美貌の女将軍の決断は――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 07:00:00
146751文字
会話率:27%
結婚して五年、ルシアは限界を迎えた。
ルシアの夫である国王ディランは、傲慢で女好き、挙げ句の果てに頭の出来も相当悪かった。そしてディランにすべての仕事を押し付けられたルシアは、次第に心身を崩壊させていった。
壊れてしまったルシアは、全て
をめちゃくちゃにしてやりたい衝動に駆られ、玉璽を盗み出し谷底にその身を投げた。
しかし目が覚めると、そこには辺境の魔女と呼ばれる美しい青年がいて――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 21:16:17
6725文字
会話率:49%
グランディア王国の若き王、ウィルヘルムは魔王を倒した勇者(女)に童貞を要求された。
流されるまま褒美を与え、翌朝「王妃になれ」とプロポーズしたが、即却下されてしまう。
なんでだよ! だったらなんでそんな褒美要求した?!
魔王討伐後の世界で
王様と勇者が繰り広げるドタバタラブコメ。
王様は幸せになれるのか?
スパダリイケメン勇者(女)の真意とは?
※勇者はイケメンですが女性です。BL要素はございません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 12:10:00
37579文字
会話率:45%
魔王国アヴィリオンの王アルトゥールは、勤勉で生真面目、かつ苦労性である。
十五歳で即位して十五年、膨大な魔力と魔法技術をすべて国政に費やしている。
――「王とは民の下僕である」
それが、彼の信条だ。
浮遊城ファルケンシュタイン「
下僕の間」にて、使い魔の水龍タイザーマーリアとともに日々陳情処理に忙殺されている。
ある日、大事件の一報が届く。
ヴァラス帝国の王、エドムントが殺害されたというのだ。凶器は妖魔ミレーヌケティが封じられている伝説の妖剣〈誰彼(たそがれ)〉。
最有力容疑者は、王の庶子、王子レオンハルト。
何故なら、〈誰彼〉を抜刀できるのは、妖剣に認められたあるじ、レオンハルトただひとりであるからだ。
レオンハルトは無実を主張しているが、その容疑は決定的で、すでに拘束・投獄され、七日後には火あぶりの刑に処せられるという。
アヴィリオンは鎖国中であり、ヴァラスとは国交がない。本来ならアルトゥールが介入する筋合いはない。
しかし妖魔ミレーヌケティに片思いをしているアルトゥールとしては無関心ではいられなかった。かつ、この件に関わらなければならないある事情があった。
人々の独白を聴くことが可能な遠隔魔法〈夜の虹〉を駆使し、アルトゥールは事件関係者への事情聴取を開始する。
王子レオンハルト。妖魔ミレーヌケティ。王妃ロスヴィーダ。世継ぎの王子マティアス。そして、マティアスが偶然繋げてしまった異界に通じる扉から迷い込んだ少年、ミヤサカ・ナオキ。
それぞれの証言から、事件当日に至るまでの経緯と状況、事件後の行動、各人の事情や感情、複雑な人間関係と愛憎が明らかになっていく……のだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 20:38:19
112386文字
会話率:29%
マリエール伯爵令嬢は魔法では伯爵領随一だと自負している。貴族は13歳から15歳まで王都の学院で生活して成人していく。マリエールは13歳になり学院に入学する。王子から妖精同友会という会に誘われ参加する。王子と公爵令嬢のシルビアがいた。シルビ
アは誰もが見惚れるほどの美少女だ。
「昨年は同学年の侯爵令嬢が居てくれて、幻影を担当したが妖精の力がなくても幻影が出来る様になったから卒業したよ。君もシルビアに妖精を借りて国民の子ども達を喜ばす活動に参加してくれないか。」
マリエールはシルビアの妖精にクッキーを作って貰ってマリエールの魔法人形に貧民達に配ることした。マジックショーを教えてくれる妖精も借りて併せてやる様にした。
あっという間に一年経った。私も一年で卒業かなと思ったが、2年生を迎えもまだ続く。マリエールは疑問を述べると、ルドルフもシルビアも気に入ったからという。マリエールは妖精達から教えて貰った様々な魔法とマリエールの魔法を組み合わせて月に1回の発表会で発表する。マリエールは独自で妖精を作り出した。マリエールは様々なこと出来る様になり王子とシルビアに相談した。2人は国王に相談しないと答えられないと言った。
後日国王から呼び出しがあり行ってみると王子とシルビア嬢、父親の伯爵もいた。
「マリエールよ、その方妖精と魔法人形を組み合わせた魔導妖精を作ったと聞いたが誠か。」
マリエールは魔導妖精を出してマジックショーをさせた。
「マリエールの力は測り知れないな。他所へ出すことは出来ない。ルドルフ王子の婚約者とする。」
シルビアは王子の友達だったそうだ。マリエールは今後も2人が協力してくれるなら構わないと言った。
学校の他に王妃教育まで始まり忙しくなった。魔導妖精が各地で活躍する時代になる。国民を愛するマリエールは国民に優しい国政を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 20:21:12
10569文字
会話率:40%
魔王討伐だ。いろいろな困難があったが魔王城まで来た。100人の討伐隊がおり、討伐可能な筈だ。部下たちは魔王の手下たちと戦い。王子と聖女は魔王と戦ったが戦いににならないほど魔王は強かった。聖女の力も勇者の力も魔王には通じなかった。聖女は気絶
させられ手下に運ばれた。魔王と一対一になり何も通じない。魔王は王子の剣を吹き飛ばし魔王は剣を収めた。
「真実を知れ、そしてお前が成すべきことをしろ。聖女はしばらく預かる。」
と言って王子は気絶させられた。
気が付くと討伐隊の死体の中に横たわっていた。生きている者は一人もいない。愛しい聖女を奪われ王子はなすすべがなかった。後方支援部隊に繋ぎを取り王城に帰った。国王に報告すると
「4代目の魔王と同じということか。この国も滅亡するかも知れないな。」
と言った。
ある日聖女が帰って来た。聖女は王子に言った。
「私は真実を知りました。魔物を暴れさせたのは国王を始めこの国の者達です。まずはそれを断罪しなければなりません。」
国王に謁見して聖女の言葉伝えた。国王は、
「良かれと思ってしたことだが過ちだったか。直ちに王位をそなたに譲る。」
王子が国王となり聖女が王妃となった。魔王に謝罪する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 12:49:54
5744文字
会話率:31%
街でショッピングしていた令嬢がオークの群れに襲われて死んだ。各地で被害が出ている。マリエール令嬢は転生時数多くの魔法を手に入れた。10歳のマリエールは冒険者活動を始めた。マリエールの活躍により領内の魔獣被害は軽減する。しかし北部まで出掛け
たマリエールはその凄惨な有様に驚く。国王に報告する。
勇者でないマリエールは魔王を倒せない。第1王子が魔王討伐の軍を立ち上げたのでマリエールも協力することになった。勇者と言っても12歳の少年だ。マリエールは目前の敵を倒しながら勇者を誘導する。王子も懸命に現状を打開しようと頑張る。何時しか淡い感情が芽生える。
ついに魔王討伐だ。しかし魔王は強い。挫けそうな王子をサポートして魔王と戦う。だが魔王の一撃が王子に届き王子は死ぬ。もう駄目だと思った時王子の能力がマリエールに移譲された。マリエールは全力で魔王を仕留める。マリエールは王子を生き返らせ能力も与えた。
魔王を討伐した王子は国王となりマリエールは王妃となった。軍を縮小して国の復興に力を尽くした。マリエールは数々の冒険をする。マリエールと国王は年を取り難くなった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 14:26:32
3792文字
会話率:32%
王太子の恋人だった男爵令嬢シェリル・バーンズは毒殺されたが、生まれ変わった。国王(元王太子で恋人)と王妃の娘として。
王女アデルとして生まれ変わったならいいかと図太く生きていたら、ある日聖女の力が覚醒する。
こんな力要らない!と抵抗するが
、周囲は彼女を邪竜を倒した建国以来の聖女だと祭り上げる。盛大にぼやいて嫌がりながら、彼女は世界を救うのか。
--
カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 21:00:00
105222文字
会話率:50%
元聖女エレンは魔王討伐後、好きだった勇者の死を悼んで神殿で祈りの日々を過ごしていた。しかし、第一王子は国のため・復興のために彼女を妻に望む。王子の思いに感銘を受けたエレンは彼と結婚し王妃となるが、ある日夫の本音を聞いてしまう。
さらに、勇者
を殺したのは夫の差し向けた暗殺者だったと知ったエレン。
奇しくもエレンと夫には子供ができず、夫は新たに妃を複数迎えたところだった。
勇者を奪われたと知ったエレンは聖女の名声を使い、復讐を開始する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 21:00:00
19855文字
会話率:39%
病気で死んでしまった、と思ったらアデリア王国なる国へ転移していた18歳のほのか。その上、彼女は王国の伝承に従い、王妃になることに。3ヶ月後の結婚式に向けてお妃教育に励むほのかだが、運動神経があまりよくない彼女はダンスの授業に苦戦する。この
ままでは婚約披露の舞踏会で陛下に恥をかかせてしまう、と困り果てる彼女に手を差し出したのはほかでもない国王陛下だった……。頑張り屋の少女とそんな彼女に段々とほだされていく無表情の陛下。そんな2人がダンスを通して心を通わせていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 11:01:14
17330文字
会話率:48%
精霊に愛される国、フェンジェルベルの冬の行事といえば恋人に手作りのお菓子を贈るとその年一年を仲良く過ごせる、と言われる「精霊のお菓子祭り」だ。お菓子作りが大好きな王妃ライサも気合いを入れてケーキを作った。ところが夫である国王のもとへ向う途中
でハプニングに遭ってケーキを駄目にしてしまう。落ち込むライサだが、そんな彼女を励まそうと現れたのは昔から仲の良いお菓子の精霊で。仲良し夫婦のひたすらほのぼのした物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 18:03:34
17164文字
会話率:50%
ルミナ・セラフィーは公爵家令嬢にして、次期国王であるエドワード第一王子の婚約者である。
アルケウス魔法学園に入学したルミナは将来の王妃として、魔法使いとして勉学に励んでいたが学園生活はうまくいっていなかった。
名門貴族に生まれながらルミナは
魔力の制御が出来ない落ちこぼれで、《公爵家の失敗作》とまで呼ばれる。
さらには婚約者のエドワードが特待生として入学してきた平民の少女と仲良くしているのを目撃したルミナはショックを受けてしまう。
大好きだった祖父を亡くしてすっかり内気になっていたルミナは涙を流しながら使い魔を召喚する授業に挑むが、彼女が呼び出したのはまさかの姿をした使い魔でだった。
少女の運命は一匹の使い魔との出会いによって劇的に変化する。
王道ラブロマンス×バトルファンタジー×○○
全く新しい物語の幕開けである!!
※2話まで進むと使い魔の正体がわかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 07:03:18
96804文字
会話率:41%
貴族令嬢ナターシャは父親と国王が友人同士であるためエド王子の婚約者にされてしまう。
次期王妃になれるというのに、ナターシャは王子に胸に秘めた想いを伝える。
「婚約破棄してくださいまし!!」
「うむ。だが断る!」
なんとかして婚約破棄したいナ
ターシャと王子のラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 19:10:36
3606文字
会話率:57%
政略的な思惑で王家に嫁いだ伯爵令嬢シュテフィ・ファミッツ。
彼女の夫となる若き国王ユルゲンは聖女であり側妃のマヤを溺愛しており、結婚初夜、吐き捨てるように告げられた。
「これは白い結婚だ。お前を愛することはない。俺の愛はただ一人、マヤに向け
られている」
つまりシュテフィはお飾りの王妃に過ぎないということ。
いくら愛のない結婚とはいえ、通常子作りは必須。ユルゲンのシュテフィへの仕打ちはあり得ないものだ。
しかしシュテフィは「承知いたしました」と静かに頷いただけで、不満を言ったりはしなかった。
だって、彼女の目的は王家に嫁いだ時点で達成したも同然だったのだから――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 07:10:00
10000文字
会話率:26%
宇宙の果てのとある惑星。
星で唯一の国、ヴァルッサ王国の美しい王女、メイビスは幸せに暮らしていた。しかし母親を失い、新しい王妃ドロドーを義母に迎え入れることに。が、王妃は国王を毒殺。王殺しの罪を被せられ、命を狙われたメイビスは王城を飛び
出す。
冤罪を晴らし、約束されていた王座を取り戻すため、メイビスは立ち上がり、女王となったドロドーへ復讐を誓う。
そして彼女は物知りの賢者に知恵を貸してもらうため、旅立つのだった。
これは少女たちが繰り広げる、異世界冒険バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 05:25:36
80811文字
会話率:27%
アンジュ短編第6弾、開幕。
守ると決めた。例え何万回繰り返したとしても──
アタイの名前はシャルロッテ・エアレーズング。こんなにブサイクなツラしてるけれど、この国の王妃やってンだよね。ついさっき、ギロチンにかけられて王様共々死んだんだけど
、なんかもう一回やり直せるって、変なヤツに言われてさあ。それなら頑張るしかねえよな。みんな、見とけよ、今度こそ、大好きな王様を幸せにしてみせるからよ!
※この作品は「カクヨム」様、「アルファポリス」様、「ノベルデイズ」様、「ノベルアップ+」様、「エブリスタ」様、「ステキブンゲイ」様、「ベリーズカフェ」様、「ソリスピア」様にも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 07:10:00
7145文字
会話率:40%
姉の中古品を与えられ、家族に虐げられて生きてきた侯爵家の〈おさがり姫〉シュゼットは、物と話す力の持ち主。
国王アンドレとの結婚でようやく幸せになれると思ったが、初夜の晩に夫は現れず、よりにもよって姉と関係を持っていた。
「かわいそうなシュ
ゼット! あんたは一生あたしのおさがりにすがって生きていくのよ」
夫にかえりみられず宮殿で孤独に耐えるシュゼットは、とある事情から幻の宮廷録を探す小説家エリック・ダーエと出会うが、彼には誰にも知られてはならない別の顔があって……?
※カクヨム、ベリーズカフェにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 18:20:00
112850文字
会話率:25%
御存知?覆水は盆に返らないのですよ。
とある外国の言葉ですわ。正に私と貴方の関係を現しているとは思いません?ねえ、陛下。
やらかした国王とやらかされた王妃の別れの話。転生要素は匂わせるだけでほぼ皆無。
最終更新:2024-06-04 11:53:22
1836文字
会話率:0%
十歳から十八歳まで聖女として、国の為に祈り続けた、白銀の髪、グリーンの瞳、伯爵令嬢ヒーラギだった。
そんなある日、異世界から聖女ーーアリカが降臨した。一応アリカも聖女だってらしく傷を治す力を持っていた。
この世界には珍しい黒髪、黒い瞳の
彼女をみて、自分を嫌っていた王子、国王陛下、王妃、騎士など周りは本物の聖女が来たと喜ぶ。
聖女で、王子の婚約者だったヒーラギは婚約破棄されてしまう。
ヒーラギは新しい聖女が現れたのなら、自分の役目は終わったと国をでようと決めた。
アルファポリスにて掲載しています。
本編完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 12:42:47
62733文字
会話率:51%