26歳の瀬戸留美は、大人気少女漫画『ミストラルの密約』第4巻をコーヒーショップのカウンターで読んでいた所、トラックに轢かれて命を落とした。
目覚めた留美は、作中で主人公を苛め抜いた罪で悪役令嬢として18歳の時に処刑され、怨霊となり彷徨ってい
る公爵令嬢、12歳のエルミーヌ・テルセートに転生していることに気づく。
原作通りに歩むわけには行かないと、婚約者で14歳のディナルド・モントーネに聖女エステラムの名を騙り、悪縁をでっち上げて婚約破棄を持ちかけた。
「私はあなたを愛することはない」
その言葉を受けた彼は1人で敵対領地との戦争へ向かい、瀕死の重傷を負ったまま孤立してしまった。
エルミーヌは聖騎士と協力し、彼を救い出す。
「オレ以外に、好きな奴ができたなんて言わないよな…?」
そう不安がる彼に、聖騎士が好きだと嘘をつこうとした彼女の元へ、少女漫画の主人公がテルセート公爵領に捕虜として現れて…?
六年の時が過ぎて原作が始まると、エルミーヌは聖女エステラムの転生体だと指摘を受ける。
ちょっと待って。何を言っているの?
私は悪役令嬢エルミーヌ・テルセートであり、瀬戸留美が転生した姿よ?
予言の話は、私がでっちあげた嘘だけど?
困惑する彼女は、かつて神の化身と呼ばれた男との結婚を迫られる。
そのことを知った婚約者の重い愛と狂気が目覚めてピンチに陥った彼女は、死を回避できるのだろうか…?
全44話・予約済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 16:10:00
107654文字
会話率:39%
セカイ系のロボット物です。復活したスサノオ神が富士山真っ二つにしたり、キリストがロボットに乗ってロンギヌスの槍をブン投げるような話です。挿絵あり。
バンダナコミック 縦スクロールマンガ原作大賞用に序盤をまとめたショートverです。
序盤
の縦読み漫画を以下リンク先で読めます。
https://read.amazon.co.jp/manga/B0CVNDZNVS?ref_=dbs_wcm_calw_wr_rfb_0
フルバージョンは以下から読めます。
https://ncode.syosetu.com/n1598cp
第一話 日本 スサノオ編
全人類の中央値と呼ばれる程平凡な高校生ナカジマユウヤはある日デシメーターと呼ばれる機械のバケモノに襲われ瀕死の重症を負う、しかし謎の少女アトが現れ巨大人型ロボット、エピゴノスに乗り世界に散らばる5体のデシメーターと戦うことを条件にユウヤの命を救うのだった。
第二話 バチカン キリスト編
日本でデシメーターオロチを倒したユウヤ一行は第二の五皇アロン家の要請を受けバチカン市国へと向かう、そこでユウヤ達を待っていたのはキリストの子孫マリアと12使徒、そしてヨーロッパのデシメーターだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 09:11:55
9984文字
会話率:32%
ある森の中、異形は独りぼっちで暮らしていた。
ある日、異形は瀕死の子猫を見つけ助ける事にした。
そして無事に快復した子猫に懐かれたことにより、独りぼっちだった異形の生活は劇的に変化していく――
最終更新:2024-05-24 21:03:43
15690文字
会話率:33%
突然と瀕死状態にある勇者によって異世界へ召喚された大和は召喚されてすぐに魔王を打倒してほしいと頼まれる。
特別な能力も異能もない普通の人間に一体どうやって世界を支配しようとする魔王を打倒せばいいというのか。
しかし、彼は本能で理解した
。
魔王を倒せる・・と。
勇者から異世界へ召喚された大和が魔王を倒す物語が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 02:06:26
2284文字
会話率:42%
ダンジョン攻略を目指す冒険者が集まる国家「レガリア王国」を舞台とした百合ファンタジー。
ハズレスキル「推し魔法」を持った主人公の町娘「ポルカ」とハズレスキル「握力強化」を持ったヒロインの伯爵令嬢「カナ·レイボーン」が協力してダンジョン
攻略を目指し、愛を紡いでいく。
一般家庭に生まれ、両親に自分の人生を支配されていると感じていたポルカは家出し、冒険者となる。しかし自身に発現した「推し魔法」が「使用対象への好意に応じて使える魔法、能力が変わる」というもので役に立たないことから、ポルカはダンジョン内で一人採取活動をして生き繋いでいた。
ある日、ポルカはダンジョン内で血まみれで倒れているカナを発見し救助を試みる。そこでポルカは瀕死のカナと言葉を交わし、彼女の生き様に惚れる。カナに好意を抱いたポルカは「推し魔法」を効果的に発動することができ、カナの命を救う。この出来事がきっかけでポルカとカナはパーティを組むことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 22:26:16
105106文字
会話率:51%
火曜・金曜更新予定。完結保証します。カクヨムでも連載中です。
…フィルは半ばヤケになって叫んだ。「わたしを食べていい!…だから、助けて!」
城塞都市サエイレム。それは人間と魔族が混在する唯一の都市。そこへ向かう途中に襲撃され、瀕死の傷を
負った少女、フィル・ユリス・エルフォリア。死を待つのみだったフィルは、大妖狐九尾に食べられ、九尾の意識となることで命を取り留める。大妖狐としての強大な力と知識を使い、フィルはサエイレムを変えていく。フィルの望みは、魔族を嫌う帝国と、人間を嫌う魔王国との間に、人間と魔族が共に生きる場所を作ること。
全ては食べられて始まった。それは、傾国の魔物と呼ばれた大妖狐のまつりごと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 00:00:00
1200803文字
会話率:46%
小さな村で世界に平和をもたらす勇者として生まれた子供、カルロス・ブレイブ。
父と母の反対を押し切って魔法学校に入学した彼は数年後、立派な冒険者へと成長した、
しかしパーティ内での揉め事が原因で、一人を追放した事でパーティは崩壊、新たなパーテ
ィで向かったダンジョンにて罠にかかり、カルロスは瀕死の重症を負い、自身の人生を公開するところから物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 13:00:00
38653文字
会話率:45%
薬の素材を取るためにダンジョンで探索をしていた主人公は罠にはまって瀕死の状態に。
死にかけていたその時、不老不死を名乗る謎の少女によって主人公は一命をとりとめたが……
「ダンジョンから出れない!?」
第100にあるダンジョンコアを破壊
するまでダンジョンから出られないように呪いをかけられてしまった。
ならもうダンジョンを破壊するしかないよね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 22:03:30
111515文字
会話率:32%
伏馬忍(ふしま・しのぶ)――十五歳。
陰陽師の家系に生まれながら、陰陽術を操る才能が欠如した無能者。
実力至上主義の陰陽師の世界において、彼は家からも放逐同然の扱いを受け、周囲から見下される日々を過ごしていた。
ある日、自身を虐
げている同級生達に無理やり連れられ、悪霊がねぐらとしている廃病院へと乗り込むことになった忍。だが、悪霊の実力は想像以上で、同級生達は早々に戦意を喪失してしまう。
彼等を逃がすためにしんがりを試みるも、陰陽師として才能が0の忍は全く歯が立たず、悪霊に命を奪われてしまうのだった……。
……だが気付くと、忍は見知らぬ世界にいた。
そこで、九呼(くこ)と名乗る女神と出会った忍は、ここが黄泉の国であり、正に今、生死の境を彷徨っている最中なのだと説明を受ける。
瀕死の重傷を負ったまま現世に戻るか、このまま死ぬか。
選択を迫られた忍は、そこである可能性に思い至る。
「時間の流れが現世よりも途轍もなく遅いこの魂の世界なら、数千年レベルで修業が出来るんじゃないか?」
忍は、黄泉の国で陰陽師に必要な素養――霊力を磨く修行に没頭する。
そして、2000年後――。
これは、生と死のハザマで天文学的な年月を鍛錬に費やした結果、神レベルの力を身に付けてしまったとある陰陽師見習いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 17:10:00
20119文字
会話率:38%
魔女のメリィがある日、森の中で出会ったのは瀕死の少年だった。
口減らしのため捨てられたという少年へ、メリィは問い掛ける。
「このまま野垂れ死ぬか、魔女の奴隷として一生を過ごすか、どっちがいい? もし、下僕になる気があるなら助けてあげる。
その代わり、逃げ出したり逆らったりしたり、私の機嫌によっては酷い目に合わせちゃうかもしれない。場合によっては、ここで死んだ方が幸せかもしれないけど、どうする?」
「……魔女様の……下僕にしてください」
少年はメリィを守れるほど強くなると誓い、彼女の契約を受け入れた。
あくまでも気紛れ、あくまでも暇潰し。
……少年の口にした「家族」というものに、少し憧れがあったからだとか、そんなんじゃない。
数百年の時を生きる孤独な魔女メリィは、こうして人間の使い魔を手に入れたのだった――。
――そして、10年後。
「申し訳ございません、主。エンペラー・ドラゴンを倒すのに10分も手こずってしましました。伝説の魔女の下僕として情けない」
「あっはい」
……その下僕、ちょっと意味が分からないくらい強くなってしまいました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 10:00:00
9847文字
会話率:32%
何度折れても立ち上がる
偶然、見返したアニメがキッカケで激情に駆られ全てを投げ出して修行の旅に出た主人公
死闘の果てに力をつけ、下山した時
相変わらず日本は平和だった
だが、バルべ王国では紛争が巻き起こっているらしい。
突き動かされる
ままに主人公は太平洋をドルフィンキックで渡る事を決心した。
太平洋のど真ん中で偶然遭遇した
瀕死の少女を助け、事態は進んでゆく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 17:04:55
9076文字
会話率:16%
2023年8月、稲垣好幸は瀕死の父・幹雄に病院で付き添っていた。
決して仲の良い親子ではない。
24年前、好幸が反対を押し切って円という女性と学生結婚した際、一度勘当されている。
その経緯を引きずり、幹雄が59才の時に脳溢血で倒れ、障害者に
なっても好幸は別居し続けていた。
だが一昨年、幹夫が硬膜外血腫で再入院、母・俶子にも老人性鬱の傾向が出て、好幸と円は介護中心の生活に入る。
この時、円は他にも「子供がいない」と言う悩みを抱えていた。
過酷な不妊治療に挑んだ日々が円の心を追い詰め、好幸との溝が深まって、離婚協議を進めざるを得ない状況に陥っている。
そんな最中、父を見舞った叔父の孫自慢をきっかけに、俶子は円へ不用意な一言をぶつけ、円を泣かせてしまう。
やはり離婚を急ぐしかないのか?
家族の絆を保てない己の不甲斐なさに思い悩む好幸だが……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 07:37:34
18183文字
会話率:32%
元祓魔師(エクソシスト)であり不老不死の血(ネクロファージ)を持つ暗殺者ラミアは、愛する人を失ってから刹那的に生き、危険に身を晒し続けていた。神の敵を討つべき聖なる武器を人に向けてしまった以上、もう戻れない。
感情を持たぬ氷と評される
彼女は、国を救う志を持つ大統領候補バーナードのために、彼の部下コーネリアスの指示で邪魔者を消している。そんな中、瀕死の少女に出逢う。運命を感じたラミアは、不死の血(ネクロファージ)を分け与え命を救った。
フルールと名乗った少女を保護することになったラミアは、バディとしての彼女の成長を見守りつつ、大統領選の裏で蠢く陰謀に立ち向かっていく。
約16万5千文字・全46話の完結作です。
毎日3話ずつ、6:00/12:00/18:00に公開していきます。
公募戦績:
第28回電撃小説大賞:四次
第17回小学館ライトノベル大賞:二次
第13回GA文庫大賞(後期):二次折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 18:00:00
162947文字
会話率:43%
主人だった冒険者パーティ達にダークエルフである事を理由に侮蔑・暴行を身に受けた奴隷のカリス・プレッジは放逐されてしまう。
自らを神から選ばれた聖騎士だと思い込んだ冒険者パーティは領主に呼び出され意気揚々とカリスを囮にして逃げ出す。
だがしか
し、実はカリスが神の恩寵を受けた聖騎士であり、今までそのおこぼれを冒険者達が貰っていただけだったのだ。
本来ならダークエルフにとって有害であるはずの日光をカリスは恩寵によって克服しており、幾度となく冒険者達によって危機にさらされながらもそのおかげでなんとか死なずに済んでいたのだ。
瀕死の重体から回復したカリスは命の恩人である女神官オラシアと共に英雄への道を歩み始める!
冒険者パーティ達はそんなこと知らずに余裕だったはずのアンデッド系のモンスターにさえ苦戦を強いられらようになり、冒険者としての知名度や評価が暴落し始め、ついには居場所さえも失う事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 08:09:32
104191文字
会話率:53%
男爵令嬢のポーラは、詩を詠うことで願った現象を起こす【言霊】という珍しいスキルを持っていた。
スキルを活かし、家の離れで人々の悩みを解決する”言霊館”というお店を開いて、家計を助ける毎日を送る。
そんなポーラは婚約者と義妹たちにも【言霊】ス
キルで平穏な日々を願っていたが、ある日「小言が多い」と婚約破棄され、家を追い出されてしまう。
ポーラと同じ言葉のスキルを持つ義妹に店を奪われ、挙句の果てには、辺境伯のメイドに勝手に募集に出されていた。
“寡黙の辺境伯”という、誰とも話さず、何を考えているのかわからないと恐怖される辺境伯の屋敷に……。
ポーラは恐れながら屋敷へ行くも、【言霊】スキルの特別な力を示し、無事メイドとして勤めることになる。
屋敷で暮らすようになってから、フェンリルの病気を癒したり、街の火事を静めたり、枯れそうな古代樹を救ったり……ポーラは【言霊】スキルで屋敷の問題を次々と解決する。
日々、他人のため、そして辺境伯のために頑張るポーラを、“寡黙の辺境伯”は静かに溺愛し始める。
一方、義妹たちの毎日は、ポーラを追い出してから少しずつ暗い影が差す。
お店をポーラから奪うも、最初のお客さんである少女の大切な花を枯らして泣かす始末。
義妹のスキルは他人を不幸にするスキルだった。
ついには王様の持病をも悪化させ、瀕死の状態にさせてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 18:01:14
100237文字
会話率:27%
存在感の薄い高校生「陰野隅夫」は存在感の薄さからヤクザの抗争に巻き込まれいつの間にか撃たれて
瀕死になってしまう。そこに救急車がきて助かった!と思うが運ばれた先は病院ではなく,,
いつの間にかけがが治っていた陰野や他の人は一つの部屋に集めら
れて「スイッチ」を渡される。
そのスイッチで闘いをしてもらうと言われて、、、
スイッチを使った異能力バトルでこの施設を出ることは出来るのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 17:42:01
6115文字
会話率:36%
「あああぁぁぁぁ……前世に続いて情報量多いよ!」
突然、上司に解雇を言い渡された木下絵磨。
己のスキルが弱い事が原因だと思い、スキルショップで新しいスキルを買うと、前より格段に強くなる事ができた。喜ぶのも束の間、謎の2人組の襲撃に遭い、な
んだかんだで瀕死に。そしたら白い人がやって来て、言った。
「異世界転生しない?」
転生先ではスキルを鍛えながら気ままに日々を過ごす絵磨。いつか元の世界に戻りたいと考えながら、時々考える。
「一体、何時からスキルなんて有ったんだろうか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 14:01:09
50342文字
会話率:40%
激化する人類と魔族による戦争により、貧富の差が拡大し、豊かだった世界はすっかり荒んでしまった。
そんな中、メリネという少女が"ある男"を保護していた。
その男――ヘイルは、なんと伝説的な殺し屋で、激化する戦争に伴っ
てその余りある戦闘力を買われ、魔族との戦争に駆り出されて兵士として活躍していた。
しかし、その最中に瀕死の重傷を負い、あともう少しで命を落とすというところでメリネに助けられたのだった。
ヘイルは助けてくれたメリネと、もはや故郷とも呼べる存在となった彼女の街――グレリアのために、ヘイルは自らの力の全てを使うと決心する。
ヘイルの活躍は凄まじく、世界が彼に注目し始めた。
世界に希望が見えたその一方で、ヘイルはある"呪い"を魔族によってかけられていることを知る。
その呪いとは「命を奪うと自分の命も削られる。しかも、解除方法は呪った魔族を殺すしかない」という最悪なものだった。
呪いのことを知り、魔族との戦いに出られない……というわけにもいかず、生きるか死ぬかの世界で起こった戦乱は、彼を決して待ってはくれなかった――。
殺せば命が削られる。……しかし、殺さなければ自分や大切な人が殺される。
そして、最強ではあるが、戦いの度に呪いのせいでボロボロになっていく主人公と、それを心配するヒロインたちの姿を描いた切なくも力強いファンタジーものです。
©2024 赤毛の人。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 18:09:02
9751文字
会話率:53%
各地の国や街を巡りながら、夏を過ごす北の街を目指す魔法使いの少女ベティー。
越冬した町をあとにして、最初に向かった町は険しい山脈の麓の村。
いつものように数日立ち寄って、アルバイトをしたあと出発しようとした頃、無謀にも冬の大山脈を越えてきた
男がいた。怪我をし凍傷で瀕死の男は、村で病が流行り薬を命がけで買いに来たと言う。
ベティーはいつも山脈の麓を遠く迂回するのだが、その大山脈を越える決意をする。
※以前作った「渡り魔女ベティー・コルネ」の続きになります。
よければこちらを参照ください https://ncode.syosetu.com/n9056im/
短編で完結させようと思っていましたが、なんだか、旅をするベティーの物語が浮かんでしまうので作ってみました。話は独立しているので、ここから読まれても結構です。
健気に生きていく渡り魔女の物語の短編なので、軽くお付き合いくださいませ。m(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 16:10:00
18786文字
会話率:46%
私が住む村にはとある噂があった。『山に登ったものはヒトツメに襲われる』といった類だ。当然、脅し文句だろうと信じていなかった。
だが、ある日山で足を滑らせ、瀕死の危機に陥った私はとある青年と出会う。この出会いによって私の周りでは奇妙なこと
が起き始める。
これはすこし奇妙な初恋の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 10:25:51
21567文字
会話率:30%
午前零時に始まる残酷なライブ配信動画を見ていた男たちが、一人また一人と闇の中へと消えて行方不明になっていた。
勤め先がことごとく潰れる和高見愛流(わたかみ あいる)は、十二回目の就職活動の最中に、得体の知れない花の香りを漂わせた瀕死の男の
壮絶な最期に巻き込まれ、鈴の音と共に現れた長い黒髪に白いワンピース姿の若い女性の顔を見たことで、四十九日後に死ぬ〝闇香の呪い〟を受ける。
悪霊を自作の人形へ憑依させて祓う〝人形師〟と呼ばれる拝み屋・八條夜刀(はちじょう やと)と共に呪いを解く方法を探す中、スマホで男の最期を撮影していた者たちが路上で水死するという事件が起こり、同じ呪いを掛けられた人気動画配信者・零音(れのん)と出会う。
やがて戦後から昭和に掛けて行われ、闇に埋もれていた凶悪事件が露になり、関係者が次々と死亡していく。
はたして二人の解呪は間に合うのか。生き残ることはできるのか。
――暗闇の中に漂う得体の知れない花の香りが、男たちの理性と生命を奪う。
※WEB用加工前の作品をカクヨムに、同作品をエブリスタに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 22:00:00
130804文字
会話率:55%