【顔面偏差値100】のごく平凡な村娘が偶然通りかかった若き国王陛下にみそめられ馬車で宮殿へ•••!
最終更新:2023-10-05 22:02:34
2559文字
会話率:14%
ルーシーは平民だったが学園での成績を認められヒューズ公爵家に養女に迎えられた。そして学園を首席で卒業し、そのあとの祝賀会を兼ねた夜会で国王陛下に言祝がれるはずだった。ところがその場に向かう途中でヒールが折れて階段から落ちてしまう。幸い無事
だったが一歩間違えれば死んでいたかもしれない。義理の姉オフィーリアの婚約者のマイロ王太子殿下がそれはオフィーリアの仕業だと言う。慕っていた義姉がそんなことをするはずがない。義姉は罰として領地で軟禁されることになった。一週間後に殿下は言った。「ルーシー。喜んでくれ。私とルーシーの婚約が無事にまとまった。愛し合う二人が結ばれるのは当然のことだ」私は殿下を愛していない。愛する人は別にいる。どうしてこんなことになってしまったのか? 真実を知るためにルーシーは部屋を抜け出した。
※注意:残酷な表現あり。暴力や怪我などの描写があります。ご不快な方はくれぐれも自衛をお願いします。プラウザバックして下さい。全7話。※他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 21:00:00
27850文字
会話率:41%
アマリリスの両親が亡くなり、伯父一家が侯爵家の後継者となった。
伯父は優秀な弟一家であるアマリリスたちを嫌っており、双子の兄は養子に出され、アマリリスは使用人同然の扱いになる。
アマリリスには公爵家嫡男の婚約者もいたが、従妹に悪女
だと吹き込まれ婚約破棄を宣言されたうえ奪われてしまった。
そこで思い切って悪女だと便乗し、国外追放をもぎ取り自由を手に入れるアマリリス。
兄とも音信不通なのでひとりで生きていこうとした矢先、なぜか騎士に連行され王城へ向かうと、国王陛下と王太子ルシアンが現れた。
「其方に頼みがある。ルシアンの教育係になってほしい」
「……私、稀代の悪女と呼ばれていますので、なにかの間違いでは?」
素直すぎる王太子の腹黒教育係として王命まで下され、アマリリスは断れず新たな生活がスタートする。
ところが——
「……ずっと前から君がほしかったと言ったら、信じる?」
「——はい?」
素直すぎる(?)王太子と悪女の才能あふれる令嬢の物語。
※冒頭に少しだけ暴力表現があるためR15と残酷描写を設定しています。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 20:07:43
96375文字
会話率:48%
「お前との婚約を破棄するとここに宣言する!」
婚約破棄を突きつけられた令嬢は、
「まあまあまあ! 真実の愛ですのね!」
と、目を輝かせた。
戸惑う王太子だったが、恋人もまた、
「あなたは王太子だったのに、あたしを選んでくれるな
んて……!」
と、涙を浮かべた。
王太子、だった、のに? まるで過去の話のようではないか。
これは王太子が真実の愛を勝ち取り、令嬢が夢を叶えるお話。たぶん。
*
まあまあ勢いで書きました。視点は前半王太子、後半婚約者。
ジャンルの恋愛要素は…王太子の真実の愛…?
他サイトにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 12:32:48
7040文字
会話率:45%
国王陛下の誕生日パーティーで婚約破棄を宣言された、イルヴィス・ヴィクトール。
身に覚えのない罪で婚約者である王子に婚約破棄を宣言されるが、彼女は満面の笑みでそれを拒否。
婚約破棄宣言により、知ってしまう、次期国母の本当の姿とは……
最終更新:2023-09-01 23:43:16
5251文字
会話率:44%
とある国の第1王子殿下の婚約者、それが彼女だった。彼女の王妃教育を受ける態度は、それはもう酷かったそうな。王妃教育の教員も、彼女の両親も「このままでは次期国王陛下になる殿下に相応しい女性にはなれないぞ」と叱った。それに対して彼女は答えた。「
いや、ならないし」と。一向に改善しない彼女に困った彼らは、彼女の婚約者から説得するよう頼み込んだ。この国で最も美しく麗しい男性である婚約者の言葉なら、頬を染めながら頷くと信じて。
●ゆるふわ設定●体罰教育の描写あり●主人公の公爵令嬢は異世界転生者です●主人公は品位を溝に捨ててきています●攻略対象である王子の扱いが不敬罪ばっちこいの状態です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 11:00:00
4441文字
会話率:44%
ある日、マリアローズの目の前で娘が婚約破棄を言い渡された。
おっとりさんのマリアローズは娘の婚約者である第二王子や国王陛下の前で、無自覚にも娘の不貞を証明してしまう。
「マリアローズよ、クロムウィル第二王子の妃となれ」
わたし、殿下の元
婚約者のお母さんですけど、大丈夫ですか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 15:40:07
7717文字
会話率:44%
公爵令嬢のカロリーナは、婚約者である第二王子アンリから婚約破棄を言い渡される。
理由は男爵令嬢への嫌がらせという身に覚えのないものだったが、魔力量の多いカロリーナが周りには分からないような陰湿な魔法を使っていたのだと決めつけられてしまったの
だ。
妃教育も取り組んできたがアンリの不真面目さに愛想をつかしていたカロリーナは反論することなく婚約破棄を受け入れた。
国王陛下の計らいで特に罰を与えらることのなかったカロリーナは今後の身の振り方を考える。
「以前からわたくし、隣国に行ってみたかったんですの」
そして、魔法国として名高い隣国へ、魔法学の研究をしに行くことに決める。
研究所では所長のニコラから親切にしてもらい、のびのびと新しい生活を楽しめる。
するとアンリが何故だか研究所に現れて婚約破棄を取り消したいと訴えてくる。
カロリーナの魔力によるアンリへの守護がなくなり、災難が続いているのだという。
アンリが実力行使に移ろうとしたとき、アンリを追い払ってくれたのはニコラだった――
※エブリスタにも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 05:14:51
7985文字
会話率:42%
「ディアリーチェ!!お前とは婚約を破棄する!私の愛するマリアを醜い嫉妬で虐めていたのはわかっている!未来の王妃を虐めた罪は重い!よってお前を貴族籍剥奪の上、国外追放処分とする!」
ありきたりな婚約破棄ものです。
最終更新:2023-08-20 22:15:21
1971文字
会話率:52%
魔族との戦争を控え、バートランド王国は”聖獣”召喚の準備に追われていた。
これまでの召喚は失敗続き、王国にあとはない。
そこで借金五億のギャンブラー貴族、ポーカー・セブンブリッジが立ちあがる。
すべては借金返済と家族とともに暮らすため。
お
ちこぼれの第十三王子、ティム・バートランドに本来召喚につかう転移魔法をみずからにつかわせ最強の存在を転移で連れ帰ってもらう計画を国王陛下に奏上。
必死のプレゼンのかいあって計画は了承された。
無事王子の旅立ちを見届けたポーカー。しかしその後とんでもない事が……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 19:08:23
13306文字
会話率:34%
「王妃様、提案があります」
聖女アティシアが王妃の執務室を訪れて、提案があると告げました。
「私の相棒になって下さい。そして理不尽な婚約破棄をする愚か者を断罪しましょう」
それは物凄い内容の提案でした。
詳しく話を聞くと、王妃は提案に乗る気
になりました。
王妃は国王陛下以外はたとえ王族でも断罪が出来る権限があります。
アティシアは記憶を再生させて、映像化するスキルを有しています。
王妃の権限とラティシアのスキルを使用して、婚約破棄をする愚か者を断罪する事を決心しました。
これは苦悩の果てに婚約破棄をする愚か者に自ら断罪する事を決心した王妃の物語です。
短編版『婚約破棄が続いているので、王妃が苦悩の果てに自ら断罪する事を決心をした』の連載版です。
一部加筆訂正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 17:58:30
20227文字
会話率:43%
「王妃様、提案があります」
唐突に聖女アティシアが妾の執務室を訪れて、提案があると告げられました。
「私の相棒になって下さい。そして理不尽な婚約破棄をする愚か者を断罪しましょう」
それはとんでもない内容の提案でした。
詳しく話を聞くと、妾は
提案に乗る気になりました。
妾は王妃なので国王陛下以外はたとえ王族でも断罪出来る権限があります。
アティシアは記憶を再生させて、映像化するスキルを有しています。
妾の権限とアティシアテのスキルを使用して、婚約破棄をする愚か者を断罪する事を決心しました。
これは苦悩の果てに婚約破棄をする愚か者に自ら断罪する事を決心した王妃の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 16:17:04
1779文字
会話率:44%
「そなたを黒の塔に幽閉する」
唐突に国王の父から幽閉だと宣言された。
「お前の婚約が決まった。拒否は認めない」
父から婚約を強要された。
「そなたに単独でのドラゴン討伐を命じる」
国王陛下から単独でのドラゴン討伐という無茶苦茶な命令が下
った。
これは理不尽な扱いを受けてきた呪われし姫君と落ちこぼれ令嬢と平民の勇者の自由への逃避行の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 10:43:28
1770文字
会話率:18%
アンネリア・ユーヴェルハイム公爵令嬢は体格の良い男性が好きである。
けれどこの国の男性たちは嫋やかで女性的であることが美徳とされているので、好みのタイプが全くと言っていいほどいなかった。
好きな相手もいないしそのうち政略結婚でもするでしょう
とたかを括っていたのに、気づけばもう十八歳になってしまった。
そこでアンネリアは共に暮らしている兄に相談をした。
やがて国王陛下に呼び出されて、隣国の竜人である炎帝ジゼルハイドに嫁げと言われてしまう。
竜人とは、化け物である。
アンネリアの国ではそう信じられていた。
けれど嫁いだ先で、アンネリアはジゼルハイドに大切に扱われる。
それはもう、大袈裟なぐらい大切に。
妻というよりも小動物みたいな扱いをされる中で、徐々にジゼルハイド惹かれていくアンネリアと、アンネリアをひたすら可愛いと思っているジゼルハイドの話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 07:01:57
200073文字
会話率:39%
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。
王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。
ウィルベルト王国では周知の事実だった。
しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。
最後に王宛てに残された手紙を読
み王は後悔に苛まれる。
アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 21:36:08
128033文字
会話率:29%
僕の父は立派な領主だ。
もうすぐであとを継ぐのだが…
僕には夢がある。それは、他の地で苦しんでいる人を減らすこと。
そして18歳になり、夢であった旅に出ることに。
旅の先で、最も栄える国であるヒョウガ帝国のサン王国にやってきた。
そ
のサン王国では、身分関係なしで国王陛下の補佐官を募集しており、
試験を受けることになったのだが…?!?!
男主人公が、とあるかっこいい女性と出会い
トキメキが止まらない?!
どっちがヒロインか分からなくなるような、甘酸っぱいときめきラブストーリーが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 12:13:31
131542文字
会話率:63%
「マイス・ウィンザーよ。貴様を国家反逆罪で追放処分とする!」
主人公の錬金術師マイスは、国王から辺境への追放を言い渡されてしまう。
王国を守っている最強のドラゴン【守護竜ヴァリトラ】の元に密かに通っていたことが、王国への反逆に当たるという
のだ。
「以前から申し上げておりました通り、国王陛下が崇めている守護竜ヴァリトラは……僕が錬金術で生み出した人造魔獣なのです」
「ヒャハハハハハ! 兄貴、まさか公の場で、ここまで大ボラを吹くとは思わなかったぜ。てめぇは外れスキルを持って生まれた欠陥品。回復薬もまともに作れない無能だろうが!?」
真実を話したにも関わらず信じてもらえず、父親と弟から公衆の面前で罵倒されて、マイスは危険な辺境へと追放されてしまう。
しかし、実は守護竜ヴァリトラの正体は、4年前に死んだと思われていたマイスの妹ティニーだったのだ。マイスは死の淵より妹を救うために、ティニーを錬金術でドラゴンへと進化させていた。
マイスがヴァリトラの元に通っていたのは、妹を人の姿に戻すためだったのだ。
「マイス兄様こそ私の命の恩人にして、この世のすべてを統べるに相応しい【至高にして至大であられるお方】です。マイス兄様を傷つける者は、この私が地獄に叩き落します!」
守護竜ヴァリトラの怒りを買った王国は、破滅への道を歩むことになる。
一方で、マイスが領主となった辺境は、彼の錬金術によって空前の発展を遂げて、みんな幸せになっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 12:16:18
109737文字
会話率:50%
冒険者パーティーから追放したマギーが国王陛下の娘だった。ヤベえ。追放してからそんなことが判明するとは。王家がオレを探してる?マジヤベえ。オレは逃げるぜ。しかしマギーはパーティーリーダーのハンフリーを慕っていて、それは切ない片思いなのでした。
最終更新:2023-07-10 08:01:18
4410文字
会話率:50%
王太子から婚約破棄された私の足下に傅くのは、独身主義を貫いていたはずの国王陛下だ。
「サーシャ・リトリフ。正妃になってくれないか」
「……はい?」
しかし、このまま二人は幸せになると思いきや、陛下から告げられたのは「……サーシャ。君に求める
のは、正妃としての役割だけだ」という冷たい言葉だった。
こうして私は、持ち前の才能を生かして公務に励むのだけれど、これって溺愛……されているはずありませんわね!?
これは不器用な二人、のち溺愛のハッピーエンドストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 17:37:26
9487文字
会話率:41%
ある日、辺境伯令嬢の私の元に届いた婚約打診の釣書。名前は書かれていない。
それなのに、そこに書かれている人物は、どうみても、元護衛騎士しか当てはまらない。
国王陛下の直筆サインがあるばかりに、王都に行くことになった私の前に現れたのは、まった
く以前と違ってしまった元護衛騎士だった。
『……は』と『は……?』しか言わなかったはずの元護衛騎士が、豹変してしまった。
「――――ミラベル!」
――――えっ、初めて名前呼ばれた?!
「……相変わらず、美しいな。あなたは」
――――あなた誰ですか?!
嫌われていたと思っていた護衛騎士に、没落令嬢が一途に溺愛されるラブファンタジー。
同名短編の連載版。『は?』の裏側をお届けします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 07:45:24
24662文字
会話率:35%
ある日、辺境伯令嬢の私の元に届いた婚約打診の釣書。名前は書かれていない。
それなのに、そこに書かれている人物は、どうみても、元護衛騎士しか当てはまらない。
国王陛下の直筆サインがあるばかりに、王都に行くことになった私の前に現れたのは、まった
く以前と違ってしまった元護衛騎士だった。
『……は』と『は……?』しか言わなかったはずの元護衛騎士が、豹変してしまった。
「――――ミラベル!」
――――えっ、初めて名前呼ばれた?!
「……相変わらず、美しいな。あなたは」
――――あなた誰ですか?!
嫌われていたと思っていた護衛騎士に、没落令嬢が一途に溺愛されるラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 15:15:03
4327文字
会話率:39%
幼少より家族から冷遇されていたシスティナ・ソァーヴェは父親の勧めでイラツァーサ王国の王太子の婚約者となる。
ふとしたきっかけで神のごとき治癒能力の才能がある事が判明し、国王陛下よりカヴァルカント学園にて学習する事を命じられる。
自分を認め
てもらうべくその優秀さを発揮するも、父親・王太子・国王の思惑とはわずかにすれ違い如何ともし難い事態に発展してゆく。
全53話(人物紹介+本編48話+番外編4話)
サブタイトルに「〇〇」表記している回は他人視点です。
カクヨム様にも掲載。話数が倍違いますが、読みやすく分割しただけなので内容は全く変わりません。
※人名・地名・爵位を某国語表記にしていますが本作はフィクションですので実際の国とは関係がありません。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 22:00:00
105066文字
会話率:49%
卒業パーティーでレイチェルはリチャード殿下に婚約破棄された。しかし、そのパーティーには国王陛下達もいらしていて……。というよくある婚約破棄からの断罪かと思いきや、実はその裏である少女が暗躍していたのだった………………。
よくある婚約破棄も
のに少しだけひねりを加えてみました。
全3話、2話からが本編です。(1話は伏線はあるものの、内容はよくある婚約破棄ものです)
楽しんで頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 12:02:39
13089文字
会話率:26%
「ルシエル・ヴァレンシア。聖女リリーナへの数々の嫌がらせ、
及び聖女殺人未遂によりお前を離島への島流しとする。」
私の婚約者でもありこの国の王太子でもある
ハーレック王太子殿下は私にそう告げます。
「承知しました。」
私が素直に罰を受
け入れるとそれが予想外だったのか
王太子は私に問いかけた。
「では、罪を全て認めるのだな」
「いいえ、私はその様な事は一切しておりません。
しかしながら、私が何を言ってもお聞き入れして頂けない事も理解してます」
「本当に最後まで太々しい性格は治らぬのだな。
聖女リリーナは、お前の処刑を望んだが
仮にも先日まで婚約者だったお前を処刑するのは気が咎める。
聖女リリーナに今後近づけない様に魔術契約を施しての島流しは
私のせめてもの慈悲である」
国王殿下がこの国を離れている最中に
仮にも侯爵令嬢の私の処刑は出来ない。
かと言って、国王陛下が戻られて正式に調査されるのもまずいのであろう。
罪人が処罰される様な離島の監獄、よしんば逃げらたとしても
聖女リリーナには近づけないので報復も出来ない
都合の良い落とし所
つい先日にルシエルに転生した元女子大生の私は諦めていた
王太子の腕に縋り付いている赤色の胸元がおおきく空いたドレスを着た聖女リリーナ
この世界は、この女のシンデレラストーリーの為の乙女ゲームであろう
少なくとも私はやった事も無く攻略ルートも知らないが
明らかにおかしいハーレムエンド
その私が幼い頃から慕っていた義兄も攻略対象
さぞかし気分が良いのだろう、聖女と言うには余りにも品性のない笑い顔で
ニヤニヤこちらを見て笑っている
本来であれば聖女リリーナのハーレムハッピーエンドで
この物語は終わりだったのであろうが
リリーナは、最後の最後で欲を出してしまった。
私を離島に流す船でハーレムメンバーとバカンスを楽しむ
その船は、台風により嵐で座礁した。
本来、ルシエルが島流しされる島とは別の小さな島へ
私も含めて全員流れ着いた。
ルシエルの逆転劇はここから始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 19:36:43
102375文字
会話率:22%
「なあソフィア、僕達の為に死んでくれないか?」
王城の地下にある暗いジメジメとした牢屋。
排水管さえマトモに管理されていないのだろう、
夜中にはネズミがキィキィ鳴いて恐ろしくてとてもまともに寝れなかった。
この目の前にたつ男を信じて待
っていた私に今何と言った?
私は聞き違いかと唖然としてしまった。
「ねえソフィア姉様、仕方ないのよ。
あのまま陛下が生きていたらアーサー王子様といつ結婚出来るか分からないじゃない」
そこには派手な赤いドレスを着てニタニタと男の腕にしがみついている私の実の妹がいた。
全てを悟った。
私は実の妹に婚約者を奪われたばかりか、この女の犯した罪を被せられたんだ。
数日後、時折霧雨がふる天気の中で私の斬首刑が行われた。
「悪女ソフィア、婚約を破棄された腹いせに我が父上の国王陛下に毒殺するとは、
なんと卑劣な行いをしたのだ、最後に申し開きがあるなら聞いてやる。」
「いいえ何も、心よりお慕いしておりましたアーサー様。
私を騙して掴んだ束の間の幸せを今だけ楽しんでいて下さいな。
必ず必ずこの恨みを晴らしに戻って参ります。
そう私が言い放つと首筋に刃の感触を感じた。
ゴロリと回る視界の中で怯えるアーサー王子を睨みながら
私はその日、確かに死んだのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 12:00:00
19411文字
会話率:30%