朝、起きたら女になってた。チートも貰ったけど、大器晩成すぎて先に寿命が来るわ!
何より、ちゃんと異世界に送ってくれよ。現代社会でチート転生者とか浮くだろ!
くそ、仕方ない。せめて道連れを増やして護身を完成させねば(使命感
※Vtuber活
動を作中で本格的にやります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 19:00:00
474628文字
会話率:32%
第2次世界大戦後半、なぜかのんびりした空気の漂う、ソ連=フィンランド最前線。
少女狙撃兵達で構成されたソ連の前線部隊は、補給の遅れで飢えに苦しんでいた。
そんな中、両軍が対峙する中間地帯の池においしそうなケワタガモがいるのを、少女狙撃兵は
発見する。
あのケワタガモが食べたい!。
でも発砲したら、こののんびりした状態は破られてしまうかもしれない・・・
何より、池は両軍の間・・・!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 15:55:37
2080文字
会話率:14%
<第一部あらすじ>
俺、篠崎悠葉《しのざきゆうは》は、小さいころから霊が見えた。
といっても本当に見えるだけだ。話ができたり、ましてや誰かにけしかけて特定の人間を呪ったりなんてできやしない。
でも、そのせいで周囲から疎まれ続ける日々を
送っていた。
そんな俺にも光が差した! 新人アイドルの白風瑠奈《しろかぜるな》ちゃんに街頭で出会った時から、灰色だった俺の日常が急に色付き始めたのだ!
彼女の成長・躍進を追うこと幾星霜……ついに、ルナちゃんの初ライブが一か月後に決定した!
無事にチケットも手に入れ、あとはライブ当日を待つのみ……だったのに。
気付けば見慣れぬ玉座の前!
取り囲む大勢の兵士たち!
眼前でふんぞり返るえっらそーな女王に胡散臭い笑顔のイケメン魔術師!
なぁーにが『我らの世界を救うべく国々を周れ。それが帰還の唯一の手段でもある』だ!
しかもそれには最短でも一年かかるときた!
ふざけんな! 来月にはルナちゃんの初ライブがあるんだよ!
……わかったよ。やってやるよ。
絶対ライブ前に元の世界に帰ってやる!
―――――――――――――――――
<第三部あらすじ>
敬愛するルナちゃんの初ライブを無事終え、俺を異世界に拉致召喚しくさった魔術師サンファが残した、過去の召喚被害者、李俊杰《リージュンジエ》との禍根もどうにか退けたのも束の間。
サンファは姿を消し、第三の神位魔術師ジフ・ハーシュノイズが言うには、異世界の神様たちが何やら地球で暗躍しているとか……
ディアナ、アイリス、ルナちゃんの三人が夢の共演を果たすライブツアーが後に控えているというのに、余計な不安要素を放っておくわけにはいかない!
全てを終わらせるために。
そして何より、一抹の不安さえなく、エーテルリンクでのライブツアーを開演するために。
俺たちは、神に挑む。
2019/7/1 第一部 完
2019/7/5 第二部開始に伴ってタイトルを変更しました。
2019/12/28 第二部 完
2020/1/3 第三部開始
2020/11/8 完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 15:32:14
723505文字
会話率:33%
アヘール王国発行の宝くじには、何故か商品に女騎士が含まれていた。
女騎士が当選した男は、訳が分からずも突然現れた女騎士に困惑。
そして何より、その女騎士は御セックスに勤しまないと帰ってはいけないという残酷な取り決めがあり…………
最終更新:2020-10-25 23:59:08
2941文字
会話率:57%
―これは悪魔の子が世界を壊す物語-
アドラー騎士団領家の長男、レイヴァン・アドラー。
彼は太古の悪霊の生まれ変わりと言われていた。
事実、彼は現代日本から異世界に生まれ変わった転生者である。
前世の彼は両親に《悪魔の子》と忌み
嫌われた末、殺された。
だがそれも、1度や2度のことではない。
彼は幾つもの前世を持ち、その全てで《悪魔の子》として殺された。
なぜ自分が《悪魔の子》と呼ばれるのかは分からない。
次の転生があるかもわからない。
そして何より、殺されたくない。
だから少年は決意する。
今度は自分が奪う側に、虐げる側になる、と。
レイヴァンには産まれた時から人ならざる者《レギオン》へと変異する力が備わっていた。
異形の化け物へと姿を変え、数多の命を《喰らう》ことでどこまでも成長する。
これを極めることができれば、死の運命を回避できるかもしれない。
とたえその為に、数多の命を奪うことになろうとも。
そしてレイヴァンは成長と共にその邪悪な本性を開花させていく。
―どうやって死にたい?どうやって殺されたい?―
ランタンの中でしか生きられない悪意の権化。
新たに召し抱えられた黒衣の騎士。
美しくも不気味な大公家の双子の令嬢。
どこまでも純粋な金色の獅子。
黄昏の空に憧れる双頭の鷲。
レイヴァンの命を狙う聖典の騎士団。
少年の深い闇が世界を混沌の渦へと誘い、数多の人生を狂わせていく。
圧倒的な力を持って善なる者達の前に立ちはだかる悪、怪物はどのようにして産まれ、育っていったのか。そして、今まで明かされることのなかった世界を影から支配するシステムの正体を描いた悪、怪物側視点のストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 15:06:50
1016文字
会話率:3%
「かつて神は大陸を、海を、空を生み出した。そして、そこに住まう生き物達を生み出した。
生き物というのは本能的に、他のどの種よりも繁栄することを遺伝子の中で第一としているのだ。結果として、一つの種がその世界を支配することなど、至極当然の結果と
してなることは明白の事実だ。そして、それが私達人類である。
そこまでは、神の予想の範疇だった。そこから先が予想を超えてしまったのである。
(中略)
神は憂いた。それどこか、神を敬愛し、従属する使者たちさえも。しばらくは様子を伺っていたが、結局神は私たち人間を見限ってしまった。だが、人間すべてを根絶やしにする事は、これまで年月をかけ生み出してきた自然や生き物たちさえも失ってしまうことに繋がりかねない。そして何より、道は違えどもかつてそれらが育つことに力を添えていたのは紛れもない人間だった。
そして、神は決意する。
人を6つに分け、6人の使者たちが彼らを統治し、一度人を巻き直し《リセット》することを。
一つは“アーレット”。地の国。
一つは“セレラル”。空の国。
一つは“ビトロアーレ”。水の国。
一つは“ファトヤラ”。火の国。
一つは“ワードラ”。木の国。
一つは“ナトラック”。闇の国。
そして神は、天高き雲居の地で行く末を見守ることとした」(本文『世界史書』より抜粋)
空の国で母親、双子の姉と共にごく平和な生活を送っていたシエルは、ある時、7年前突然失踪した父親の行方を知る手掛かりとなる少年と出会う。彼が言うことには、「シエルの父親は友人であった少年の父親を助けに向かった」というのである。ようやく手掛かりを得たシエルは少年と共に父親を捜す世界周遊が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 20:00:00
97542文字
会話率:50%
【完結間近‼︎】現代を舞台にした、読み応えのあるダークファンタジー。
◆◆◆
北米のとある街に引っ越して来た男、ルイス・ヴィットー。表の顔は医者だが、実は最強の吸血鬼を親に持つ「使者」だった。
半吸血鬼としての生まれを
疎みつつもパートナーのフェンと共に「人にあらざるもの」達の粛清に勤めていたが、ある雨の日、自宅の前に打ち捨てられていたゴールデン・レトリーバーを保護することになり、ハニーと名付ける。気付けば自他共に認める犬バカになって、一人と一匹は恋人同士のような甘い日々を送っていた。
しかし、人食いに堕ちた狼男を取り逃がした朝、ハニーは奇妙な反応を見せる。狼狽えるルイスの前に現れたのは謎の金髪美女。ルイスは今までに無い程の吸血欲求に苛まれ困惑する。おまけに顔見知りの警官二人組に、狼男が起こした事件の犯人だと疑われることに。
ルイスは疑いを晴らし、犠牲者が出る前に狼男を捕まえることが出来るのか?金髪美女との関係は?自身の忌々しい欲求との折り合いは?そして何より、ハニーとの幸せな日々は帰ってくるのか???
◆◆◆
五話目ぐらいまでただひたすらに愛犬との生活が描かれているように見えると思いますが、重要な伏線なので皆さんの忍耐を是非限界までお試し下さい(笑)六話目からやっとダークファンタジーっぽくなるかと。ネタバレすると吸血鬼×人狼モノ。
主人公が中年の医者なので語りが堅いです。そして著者が犬好きなので、語りがしつこいですきっと。舞台はフィクションですが、著者がいたのでシアトル付近をイメージしてます(また)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 07:00:00
193475文字
会話率:29%
俺の名前は三上奏真。高校生活二度目の文化祭を翌日に控えた今日、俺は準備で残っていたクラスメイトたちと共に、異世界に召喚されてしまう。
絶対的な力を持つ魔王の出現で危機に瀕していた異世界『メレニス』に、勇者として召喚されたはいいものの、俺の
ステータスは国の下級騎士より低いもので、何より、唯一与えられたスキルが『???』。
だというのに、余計なことにはすぐに目が向く。ベルティアールという名の男が怪しいことに気がついた俺は、密かに奴を尾行。その先で、勇者に関するとんでもない真実を知ってしまう。
異世界人としては最弱のステータス値、しかし詳細不明のスキルの影響で『不死の肉体』を手に入れてしまった奏真が、常人にはできないような戦い方で生き抜いていく、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 00:34:06
50518文字
会話率:34%
僕はある廃屋で目を覚ました。前後の記憶は定かではない。
そんな僕の元に、ある一人の少女が現れる。
彼女は人間関係に疲れていた。
僕はそんな彼女を見て、幽霊らしい感情が現れる。僕は孤独を恐れていた。
だから何より、仲間が欲しい。
彼女を幽霊に
したい。
日が暮れると僕はそんなことばかり考える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 18:53:34
13469文字
会話率:29%
美少女ゲーム(エ〇ゲー含む)というものをプレイしたことはあるだろうか?
その世界には、プレイヤーの分身という主人公が居て、その友人が居て……何より、ヒロイン達が存在する。
そんな世界に行けたら、君は何をする?
「おれは、あの子に会いたい!
あの子と恋人……は、無理かもしれないけど、でも友達にはなりたい!自由に動く姿を見たいし、声を聞もたいんだ!あと、匂いとか……ふんすふんす」
これは、美少女ゲームのイベントシーン。そのたった一枚だけに登場しただけのモブの少女に一目惚れをした、一人の男のエ〇ゲー世界転生物語である。はずだったが、誘惑が多すぎて彼女居ない歴元年齢+転生後の年齢の童貞野郎には流されるままに生きるしかありません……しかし、絶対に諦めない、そんな男の物語である。
※注意:エ〇ゲーの世界観はシナリオライターの性癖次第で、ある意味ファンタジーよりよっぽどファンタジーしていたりしておりますので、転生を希望される方はご注意下さい。エ〇ゲーの世界の人々は、人類と似た姿をして似た生活を送ってはいますが、色々と現実の人類とは違う生き物となります。尚、現実世界でエ〇ゲー世界では普通の事をすると、社会的に抹殺されかねないので絶対にしないで下さい。作者はまだ小説を書き始めたド素人になります。練習用の作品として書いている状況ですので、エタる可能性もゼロではありませんので、ご注意下さい。更新は、不定期となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 21:56:44
40706文字
会話率:37%
獣人には運命の伴侶、番という存在がいる。
世界最強の帝国の統治者、竜帝は、よりによって爬虫類が生理的に駄目な弱小国の王女リーヴァを番認定し求婚してきた。
人間であるリーヴァには番という概念がなく相愛の婚約者シグルズもいる。何より、本性が爬虫
類もどきの竜帝を絶対に愛せない。
けれど、リーヴァの本心を無視して竜帝との結婚を決められてしまう。
竜帝と結婚するくらいなら死を選ぼうとするリーヴァにシグルズはある提案をしてきた。
番を否定する意図はありません。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 20:00:00
29866文字
会話率:36%
ある男子高に、三人の童貞がいた。
何故男子高に進学してしまったのか。彼らはこう語る。
異性との関わりに興味がないから。あと近いから。
今は友達と遊んでるのが一番楽しいから。
異性目当てで共学に行くなんてカッコ悪いから。
何より、友
達が進学するから。
そして、程なくして……口には決して出さないが、全員が後悔していた!
思春期の男子とは、見栄と建前と意地で形成されているのだ!
今更彼女欲しいとか言えねーよ!
オシャレとかに手を出して抜け駆けしてんじゃねーとか、色気づいてんじゃねーとか言われたくない!
何も言いだせないまま、貴重な青春がゴリゴリと削られていく!
そんな時、裏切り者と罵っていたかつての友がこう言った。
バカ野郎! 合コン行くぞ!
ここまでの文章で、一つでも自分自身と重なるものを感じ取った全ての男達に捧ぐ。
さあ、見栄も建前も意地も捨て、立ち上がれ童貞達よ!
断捨離……いや、男捨離の時間だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 12:31:17
35725文字
会話率:51%
同じ部活のクラスメイトの女子。
長い髪は月明かりに照らされ、天の川銀河のように煌きらめき、斜はすから見た横顔は顎が三日月のように綺麗な湾曲を見せ、目は数多の星の光を収束させたように瞳が爛漫と輝いている。
細く整った眉は芽吹いた葉のように美し
く、唇は惑星の大気かと思わせるほど色素が薄いピンク色。
口元をやんわり上げると、陽のあたる場所のように、温かみのある笑顔を見せた。
何より、人を引きつける目の輝きは、僕の気持ちを彼女の魅力へワープさせるほどだ。
要するに僕は彼女のことが好きなんだ。
でもそんな彼女が2ヶ月後に交通事故に合い意識不明の重体におちいった――――。
>高校の天文部のお話です。
イデッチさん主宰の「学校になろうコン」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 19:05:49
2523文字
会話率:25%
私は多くの才に恵まれて生まれてきた。
絵を書くのが得意だ。
キチンと勉強した訳ではないのだが、私は自分の見た風景をありのままにキャンパスに落とし込む事ができた。
楽器を弾くのが得意だ。
大概の楽器は、少し練習しただけで、ま
るで自分の手足のように操ることが出来た。私の奏でる音楽はあらゆる人を虜する。
勉強が得意だ。
小さな頃から本を読むことが好きで、屋敷にある書籍を貪るように読みあさった。軍略、哲学、数学、帝王学、文学。ジャンルは問わない。
そして何より、
私は
殺しが、得意だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 22:09:05
11044文字
会話率:38%
その日僕は、天使を見たと思った。
音楽を聴きながら風に揺れる黒い髪。それより何より、マスク越しでもわかる子供の様な笑顔で楽しそうにブランコに乗っていたのが印象的だった。
俺の通っている近くの高校と制服が異なっていたので、恐らく電車
に乗って行っているのだろう。朝が弱い俺としては尊敬しかない。
彼女が付けているピンクのイヤホンのコードはポケットにつながっており、何を聞いているのかは不明。
冬休み前、最後の日。
終業式で早く終わった日の午後12時、公園の出来事だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 16:07:57
1266文字
会話率:36%
ある日を境にオトナが消えた。
フツーの高校生、夜宮光明は、突然動きを止めたこのセカイで生き残ろうと立ち上がる。
──だけど『生き残る』って一体いつまで?──
オトナの影が見え隠れするこのセカイでどうやって生き残るのか。
そして何
より、どうしていきなりオトナが消えたのか。
『大人なんていらない!』本当にそうですか?
大人への依存に気づかされる
サバイバルミステリーここに開幕。
毎月1日(時刻未定)更新予定!!
延々引き延ばして申し訳ございません...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 18:00:00
31495文字
会話率:51%
怪人や怪獣が街を破壊し、人々を脅かす。そんな日常を壊す為、ヒーローが生まれた。
だがそのヒーローすらも壊すブラックヒーローが居た。街を破壊する怪人達も斃し、そこに駆けつけたヒーロー達も壊す。全ては世界に真実と均衡を取り戻すために…何より
、彼女自身の復讐の為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-25 23:01:47
11757文字
会話率:26%
「えええぇぇ~!! 忍術修行ぅ~!?」学校からの推薦誘致と、母親の勝手な判断によって忍術学園に転校することになった藤森イチカは、時代の波に取り残された風変わりな街・忍ヶ丘(しのびがおか)へとやってきた。忍術修行など冗談ではない。そっちが家訓
を盾にするなら、自分は約束通り入学して、さっさと元の学校に復学してやる。固い決意で学園敷地に踏み込んだイチカは、そこで運命の出会いを果たす。戦闘狂を自認する焔薙(ほむらぎ)華隠。エロ本収集が日課の柳沼理乃。性的意味での両刀使い・金岡あきえ。数少ない常識人の坂本愛里。そして、小柄で病弱そうな少女・水野希更。意に染まぬ忍術訓練を強いられるイチカは、中央政府の回し者である時村教頭と共謀して入学試験不合格を目指すも、またしてもイチカは、自分の意思を無視するような選択を迫られる。「だが藤森、今回だけは駄目なのだ。お前には、どうしても期末試験に合格せねばならん事態が持ち上がったのだ!」自分が試験に落ちれば、ペアの希更も自動的に赤点となり、くのいち引退を余儀なくされる。親しき友のため、そして何より、幼い頃に思い描いた強い憧れのため、藤森イチカは臨組(りんぐみ)筆頭5人を下し、期末試験合格を目指す。あと、街中の本屋さんで爆発に巻き込まれてる!
※ノクターンノベルズ(R18)を含め、他3作品を同時投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 17:28:04
258149文字
会話率:31%
とある高校のクラス1つがまるごと消えた。
知れる由もないことだが、勇者を求める異界の女神が己の世界へ召喚を行ったからだ。
女神は異界を貶めるものに対抗できる力を、彼らの能力に合わせて称号という形で与えた。
そのうちの一人に勇者がいた。女神
が見出した人材だ。
勇者には称号とは別に与えられた力がある。
聖石と呼ばれる、聖なる力を宿した石を不自由なく扱うことができる力だ。
これは魔に絶大な効力を発揮するが、同時に純度が高いと人にも影響を及ぼす。人もまた等しく穢れた種族だからだ。
しかし女神の思惑とは別に、選ばれた勇者は、勇者たる称号を略奪されてしまう。
勇者号を奪った者は自ら勇者を名乗り、異界で活動を行うが、所詮はまがい物に過ぎず、勇者とは真逆の行為に異界の命運は予期しない方向に進んでしまう。
そして何より、偽勇者は聖石を扱う能力まで奪えなかった。
このことが異界上層部の計画も狂わせていく。
一方、称号なしの勇者は裏切られの道に進む。人々からさげすまれ不信に陥った彼もまた本来の勇者としての道を外れてしまう。
偽物の勇者と称号なしの勇者という前代未聞の事態は、悲しい結末へと収束させていく。
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※休日に1回更新します。
※平日は定時に帰れた日に更新します・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-11 20:56:02
27468文字
会話率:36%
それは江戸時代の終わりごろ。
ある武士の子供が奇病を患う。身体の肉がこけ、自重すら支えられないほどに、骨がもろくなってしまう病。まともに歩くことさえできない。
健康だった時、外を出歩いた彼にはつらい症状。
何より、彼は夜空の星を見たがって
いた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-28 19:58:07
3957文字
会話率:13%