主人公ギルバート率いる冒険者パーティは見事、人々を苦しめる魔王の討伐に成功し、勇者としてその名を轟かせた。
彼らのパーティは皆スラム出身。魔王討伐により爵位と報酬を得た彼らは冒険者を辞め、悠々自適な貴族ライフを行おうと思っていた。
だが、パーティの治癒師ライルは魔王討伐後も困っている人の為に冒険者をするべきだと言い放ち、ソロ冒険者として活動する。そして、そのライルはある時行方をくらます。心配した他のメンバーは彼を探しに危険なモンスター蠢くある大陸へと向かった。
魔王を倒した彼らにとっては簡単なはずのミッション、しかし、頼りにしていた装備は手元になく……
スケベと頑固と貧乳とまともな奴が送る冒険コメディ今ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 17:13:17
5643文字
会話率:45%
ある広場で、青年は公園のベンチに座った。
空は澄み、目の前に広がる青々とした芝生の上を子どもたちが駆け回っていた。
今日はとびきりにピクニック日和で、そんな日の公園のベンチには、新聞を顔にかけて、のけぞって眠る男性がいるのは普通だろう
。
青年と背中合わせのベンチで眠る男性も傍から見ればそれに違いなかった。
青年は本を片手で持ち、空いた片手で鮮やかに男性の尻ポケットに入った書類を抜き出した。
それを合図に、男性は今目覚めたかのように時計を確認し、足早にその場を立ち去る。
青年は数十分後に立ち上がり、ゆっくりと街の中心部に歩き出し、ついには人ごみに紛れて見えなくなった。
そのポケットには、乱雑に入れられた彼の仕事。
新聞の一面は…
『勇者失踪』
四作目「勇者は、勇者になるために。」
魔王討伐後の勇者たちの短編集です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 19:10:38
40902文字
会話率:8%
魔王城の最上階。
満面の笑みで喜び合う仲間を横目に見ながら、勇者は一人佇み、魔王の死体を睨みつけていた。
彼は徐に拳を握りしめると、魔王の死体に勢いよく振り下ろした。
………魔王の死体には傷の一つもつかなかった。
仲間たちは
勇者をじっと見つめた。
言葉を発する者は誰もいなかった。
反響する衝撃音だけが、いつまでも響いていた。
ーーーーそれでも、勇者は勇者であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-22 00:43:32
9331文字
会話率:1%
【嫌われ者の死霊術師がサーカスで人気者になる。闇属性シンデレラストーリー】
「お前はクビだ」
冒険者の少女ナスターシャは、腕利きのネクロマンサー。
死霊術は死体を操る魔法と忌み嫌われているが、実際にはあらゆる『補助魔法』に加え、死者を
優しく看取る『除霊』を行うなど、善良な魔法使いが大半である。
――どうしよう。
魔王が討伐され、世界にはすでに平和が訪れていた。
魔物は減り、多くの冒険者が仕事を失う『冒険者不況』。
クビになったナスターシャは路頭に迷う。
ネクロマンサーは『不吉』、『不気味』、『不潔』とレッテルを貼られている。平和な時代では、強さもアピールできない。
がんばっても再就職先は見つからなかった。
そんな時、冒険者ギルドから変わった求人をもらい物語が動き出す。
彼女が辿り着いたのは、幼い頃から憧れていた夢の舞台――冒険者サーカス団『パレード』。
大人気の興行団で、ナスターシャは意外な適性を発揮する。
魔法は照明や霧といった特殊効果として、除霊のための舞いはダンスとリズム感として、思いがけず脚光をあびてしまう。
次第にサーカスに打ち解け、世間のネクロマンサーへのイメージも変わっていく。
しかし人気は生者だけではすまない。
彼女は都市の祭りと退治されたはずの魔王の秘密について、幽霊からの頼みを聞くことに――。
嫌われものの少女が多くの人を笑顔にし、サーカスのスターへと成長していく物語。
※現在、最終話まで一気に投稿するため、書き溜めを行っています。
次回更新まで少し間が空くと思われますが、今しばらくお待ちいただければ幸いです。
(2020年11月14日追記)
書き溜め終わりました。12月18日(金)より投稿を再開します。
年内に完結見込みです。
(2020年12月13日追記)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 21:08:21
182848文字
会話率:36%
「俺は長男だから魔王討伐できたけど次男だったら魔王討伐できなかった」。
魔王討伐後、そんな思いを抱いた長男である勇者は勇者であることに疲れ、新天地でのスローライフを目指すのだった。
最終更新:2020-12-13 09:16:57
420文字
会話率:0%
「フェルって本当、脳筋ゴリラだよな~。もうそこいらの男より強いじゃん?そんなんじゃ恋愛対象外認定で貰い手見つからなかったりしてな」
魔王討伐後の仲間内での祝勝会。今現在恋心を抱いている相手から言われたその言葉によって、フェリシアの心はズタ
ズタに切り裂かれた。知っていた。この失礼で女たらしの騎士は自分のことを誰にでも基本的に『脳筋ゴリラ』や『恋愛対象外』などと言いふらして、女として見ていない事など。なにせフェリシアは彼の幼馴染だ。
しかし幼馴染だからこそそれを肯定するようなことも、テキトーに返事を返して引き下がるようなことも出来なかった。
「そんなんなら今からでも貰い手見つけてやるわよ!!」
お酒が入っていた所為だろう。気が大きくなってしまった彼女は『出来もしない』ことを片思い中の騎士・ディランに宣言してしまう。
******
・『私の片思い中の勇者が妹にプロポーズするみたいなので、諦めて逃亡したいと思います(完結済み)』のディランルート的な何かです。前々から連載希望がチラホラあったので、調子に乗って連載を始めました。
・ちゃんと単体でも読めるように執筆していくつもりです。
・でも多分、前作読んでいたほうが読みやすいかとは思います。
・前作とは別次元のお話だと思って見てやってください。(恋愛ADVゲーム的な)
・感想欄は連載終了後に開く予定です。
・ダラダラ更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 15:00:00
6230文字
会話率:43%
魔王討伐後。魔王討伐パーティーの一人にして、弓使い(アーチャー)であるフェリシアは、旅の最中ずっと思いを寄せていた勇者・ユリウスに告白しようとしていた……のだが、呼び出そうと探している最中に彼が結婚するという話と共に、プロポーズ用の指輪を受
け取るところを目撃してしまう。
「彼女さんの色の指輪でプロポーズだなんて、ロマンチストですね~」
その言葉と共に彼が受け取っていたのは妹・イリスの髪の色とそっくりな翠色の綺麗な石があしらわれた指輪だった――――。
失恋が確定してしまったフェリシアは気持ちを告げることなく、勇者と妹の前から姿を消すことを決意した。
***
・色々とありもしたが、別サイトにて完結したため、こちらに転載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 17:00:00
56905文字
会話率:43%
魔王を倒し【剣聖】【拳帝】【聖女】【星屑の魔導士】と呼ばれた四人の英雄がいた。
彼らは、本当になりたい自分になるためにジョブチェンジを決意する!
レベル1に戻り偶然再会をして、改めてパーティーを組んだ元英雄達が、薬草採集やキノコ狩りなど
をしてイチから出直す。彼らの夢に描いた第二の冒険の旅が今、ドタバタと始まる──。
※冒険者の日常を描くファンタジーコメディで、たまにシリアス有りです。
※この作品は『アルファポリス』にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 10:00:00
130717文字
会話率:42%
魔王を倒した勇者一行は王城へと凱旋し、
国からは莫大な報酬を与えられ、国民からは惜しみない賛辞を浴び、
そして訪れた平和。
……しかし世は新たな時代を迎える。
――そう、それは大ダンジョン時代の幕開け!
世界各地に突如として発生した無数の
ダンジョン!
そこで求められるのは尖った力とカスタム可能なスキル!
当然、魔王専用の固定スキルで、すべてが平均値の勇者はお払い箱!
――しかし勇者は立ち上がる。
何故なのか?それは、彼が勇者だからである!
魔王討伐を共にした仲間たちからは相手にされなかった勇者だったが、
半ば強引に組むことになったすべてが噛み合わない、
しかし新たな仲間たちと共に、大ダンジョン攻略に、挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 23:58:32
7705文字
会話率:53%
前世で魔王討伐のメンバーで、大魔導師であった記憶を生まれながらに持っている主人公。
その膨大な魔力を畏れられ、魔王討伐後に勇者により断頭された。
今世では所謂強くてニューゲーム状態を隠し、平凡な生活を手に入れるべく悪戦苦闘。
どうやら裕福な
家庭のご令嬢で、もしかしたら悪役令嬢というやつなのかも?
前世で一度だけ読んだことのある恋愛小説に出てきた悪役令嬢の様な風貌…。
今世では絶対、平凡で自由な生活を手に入れたい!!
チートな私の奮闘記。
※初めての投稿になります。乱筆乱文、誤字脱字などあると思いますが、温かい目で読んでいただけたらなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 20:00:00
73642文字
会話率:11%
「いい加減にしてください」
女神により、サキトは勇者として転生するが、魔王討伐後に女神により、今度は魔王に転生させられる。それで終わったと思ったら今度はまた勇者に。
最終的に、勇者→魔王→勇者→魔王の順で四度の転生をし、勇者と魔王を
二回ずつやり遂げたサキトに、女神は三度目の勇者をしろと言ってくるが、力を蓄えていた咲斗は女神と敵対し、追い詰めていく。
しかし、すんでのところで異世界に飛ばされてしまい、しかもそこは複数の勇者と魔王が存在する戦乱極める世界。
サキトの目的である『安穏とした世界―――スローライフ』を目指すため、サキトは行動するが、徐々に彼の周りに様々なものが集まってくる。それは人や物だけでなく、騒乱までも。
果たして、サキトは己の願いを達成することができるのか!?
メイン小説の気分転換で執筆のため、不定期かも?
カクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 16:30:35
329467文字
会話率:45%
夕夏はゲーム中に意識をなくす。彼女が選んだ職業は勇者か騎士か戦士か魔王。目覚めると選択した職業に転生していた。
【女勇者が拐われた王子を救いにいく】勇者セルナになっていた夕夏。シナリオの都合上、足手まといなヒロインを連れて男人国の王子を助
けるため魔王を倒すことになった。続編あり(魔王討伐後)
◆個別√キャラ=村人Aヒロイン?[プレジデンス]、ショタ魔王[ディース]、鈍感騎士[マルキィト・コマレイン]、拐われ王子[ユート・テイオウト]―続編新キャラ-勇者を消そうとする隣国王[オードシクス]、魔王の養子で勇者を義父の仇とする引きこもり新魔王[ギーグ]、異邦の宰相[エルトランズ]
【魔王退治における女騎士の憂鬱】騎士アイシアナとなった夕夏は足手まといの女人国の王女ヒルギィと共に魔王退治の冒険をさせられる女騎士。
◆キャラ=足手まといな王女?[ヒルギィ]、野心的な魔王兄[ルガイド]、気難しい賢者[マルキィツ]、チャラい夢魔[ラーベルーマ]
【姫は女戦士になる】王女ナイリアとなった夕夏は自分の身代わりで拐われた影武者を救うため身分を隠し勇者の仲間になる。
◆キャラ=女装の影武者[イアス]、熱血勇者[マーズルード]、穏和な魔王弟[ディルガノ]、ダークエルフ[ヴィシュ]
【女魔王だけど人間の王に拐われた】主人公選択を軽い気持ちで魔王娘にしたら次期魔王アグリアに転生していた。母は人間の姫で、王が従兄にあたるそうで―――。
◆人間の王で従兄[ルディエスプ]、ダーク勇者[オルデルーク]、ピュア神官[ラトニッグ]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 04:23:21
2695文字
会話率:40%
最強剣士が転生して魔術と剣を使って最強の魔術師に?!
最強剣士として謳われたガリウスは魔王討伐後、小さい頃の夢だった[魔術師]になるために転生する。
魔術で剣を使って魔術師へ!!
「はぁ、魔術師なのにやっぱり剣かよ......」
彼の使
う武器は剣だけでは無い──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 23:18:17
29164文字
会話率:34%
勇者の醍醐味と言えば、魔王討伐後に王様から貰える褒賞ですが、今回の勇者はとんでもない者を王様から貰おうとしているようで……。
昨今の創作界隈では、ヒロインそのものよりも、ヒロインの母親の方が萌える……そんな一例に充てられて、頭を空っぽにして
執筆した作品です。微量ながらざまぁ有り
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 17:38:12
9314文字
会話率:59%
勇者パーティーはたった4人
その中で雑用に特化した職業適性なしの無職の男
魔王討伐後もノープランのアルトは
ひょんなことから便利屋を思いつき
営業を開始してしょうもない雑用をこなしていく。
最終更新:2020-05-23 00:00:00
10764文字
会話率:26%
英雄アリサの手により、世界は救われた。
これは、救われた世界の、一年後のお話。
ザックとフィオナ、アリサの三人をめぐる、魔王討伐後の後日談。
※10年ほど前に制作した短編ゲームをもとに再構成しています。
最終更新:2020-05-15 00:20:38
45487文字
会話率:34%
※この作品は、魔王討伐後から物語が始まります。
トラックにはねられ人生を終えた少年、宗谷昴。死後、彼は神様と出会い異世界に転生し、魔王を倒した。
力も名誉も権力も手に入れた。だが、彼はまだ手に入れていないものがあった。それは、転生モノの
お約束、ハーレムだった!!
下心満載で魔王を討伐した宗谷(ソーヤ)は、自分だけのハーレムを作ることができるのか?
これは無理かもわからんね。な恋愛要素薄めの冒険するかもしれないファンタジー!!(魔王討伐後なので敵の強さは……)
最初のイメージだけで見切り発車した作品です。モチベーションがある限り、なるべく高頻度で投稿します。
多分20話では終わらなかったよ……。
30話までには終わる……はず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 17:02:15
93508文字
会話率:32%
魔王討伐のために異世界に呼び出された“私”は、魔王討伐後、地球に帰れないと知り、絶望と魔力枯渇の中、眠りにつくことを選んだ。
やったぜ眠り放題だ!と眠り続けること六百年。
六百年後、唐突に起こされた挙句、土下座しながらお願いされたのは「現代
聖女が乙女ゲーム展開してるのを何とかしてくれ」……って何それ?
え、私、そんなことのために起こされたの?
渋々現代聖女と顔合わせすることになったのだが、そこから意外な方向に事態が急変し?!
※すでに十話執筆・完結済です。一日二話ずつ更新します。毎朝八時に設定しておきますのでよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 08:00:00
26663文字
会話率:18%
魔王が復活した世界で、孤児の女の子が聖女に選ばれた。将来有望な若者が勇者として旅に出るため、聖女の私も旅に出ることになった。多くの村を訪れる間に信望者も増え、人々に勇者と聖女に対して感謝の声も増えてきた。だが、なぜか勇者と聖女が仲睦まじい噂
が流れているようで、村々に行くと感謝の言葉と共に二人を囃し立てるような声が増えてきた。
元々勇者と聖女はただの他人。なぜ勝手に魔王討伐後に結婚するなんて噂が流れているのか謎である。周りの圧力に勇者自身も聖女と結婚する気でいるようで聖女は焦ってしまう。ただの旅の仲間と結婚なんておかしくない!?そんな時、美人村と言われている村に立ち寄ることになった。『きたコレ!!』この村で聖女は勇者に女の子を紹介しまくることにした。
見た目不良な勇者×中身残念聖女
*ギャグ系なので、適当に読んでください。
*魔王討伐までいかない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 19:00:00
10225文字
会話率:46%
私、高校2年の空野愛華はある日突然、異世界の王女リィナと出会う。
魔王討伐後、重度なオタクになっていたリィナは姉妹に命を狙われていたこともあり、憧れの異世界に行くことを決意した。
そして、リィナは空野里奈と名乗り、私の妹として暮らすことに。
それと時同じくして、私の住む町では魔物が出現し始め、巻き込まれていくことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 00:10:00
79986文字
会話率:70%
全知全能の智者として勇者を支え、強く育て上げて来たと自負する賢者アクセリ。心の中では不満を抱えながらも、PTに貢献をして来た。
そんな中、気弱な勇者ベナークは魔王討伐後に態度が一変。女魔導士に命じ、重力呪詛系転移魔法を賢者に使用させる。
裏切りに気付いた賢者は怒りを覚えるも、世界のどこかに転移させられてしまう。呪詛により能力全てが弱くなっていたことに憤慨するも一人ではどうにも出来ないことを知る。
自分と似たあぶれ者に助けられたことをきっかけとし、勇者に復讐をすることを目的にして動き始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 22:05:29
139367文字
会話率:61%
宝くじ前後賞含め1等当選7億円!!!!
そんなことを酒の席でポロッとこぼしてしまいまさかの死亡!?
そして目の前には超カワイイ神様が!!
「君のお金欲しいからさ、僕にちょうだい!変わりに異世界転生権とその後のスキルを買わせてあげ
るよ!☆v(^O^)」
「……………what?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 05:28:56
17239文字
会話率:32%