「力強く突き出した右腕」という意味のザーハットクヮバハウゼナマキィ——現代は単に「大湖」と呼ばれることが多い——東岸、夏が短く冬には厚く雪が降り積もる地域に、プーリアという小国があった。プーリアは端から見ると頑ななまでにこれまでの暮らしと秘
密を守ろうとしてきた。プーリアの秘密とは、烏、熊、魔法。
そんなプーリア東端の国境にある城塞都市トツァンドに賓の到来が告げられた。海に近い都市国家ブガルクの台頭が目覚ましく、大湖沿岸地域が揺れ動いたある年の、夏の始めのことだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 08:00:00
306836文字
会話率:42%
回復魔法師を育てる都市国家の話
キーワード:
最終更新:2021-04-14 13:29:11
2764文字
会話率:23%
-魔法が存在する世界から、「魔王軍」と呼ばれる武装勢力が日本に侵入してから、7年が経過した。
西暦2047年(異世界で使われる神歴で2707年)、日生楽中学2年生のミリオタ太田《おおた》大志《たいし》と運動部女子|只見《ただみ》友子《と
もこ》は、新任教師鈴木の誘いがもとで異世界へと続く大鳥居をくぐる。
出会ったのは、若きサイバー・バイオ企業EB社の社長にして日生楽高校生徒会長の松良あかね、あかねの彼氏である多趣味オタク木戸《きど》優生《ゆうき》、そして、自由を何より愛し人権を何よりも重んじる自称「リベラル過激派女子」峰山《みねやま》武《たけし》。
2年間も異世界の町「ヒナセラ」に地球の技術と物資を持ち込み発展させていた「異世界研究同好会」に仮入部した2人。
一方で、異世界を2分する世界帝国はいよいよヒナセラに目を付け、地球側でも自衛隊や外国が動き始める。
発見された、起死回生の一手。
異世界都市国家ヒナセラ、そして、部員たちと顧問の行く末は如何に!?
※今作は、前々作「新たなる神話の相互干渉」、前作「新たなる科学の相互干渉」の続編となっております。それらを読まなくとも問題ないように計らっているつもりではありますが、顧問鈴木や自衛隊の思惑、木戸兄妹と松良あかねの関係と秘密など、前作をお読みいただけると幸いです。
※ファンタジックワールドを題材としたフィクションです。実在の国家、組織、人物とは、何の関係もありません。
※最終話まで書き溜めしております。(投稿手続きを忘れなければ)エタりませんので、よろしくお願いします。
それでは!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 06:00:00
244276文字
会話率:49%
クソ生意気な男子中学生魔法使い。
天然ゆるふわ女子中学生魔法使い。
少年と少女が出会う物語。
魔力を通さない鎧をまとった剣士。
魔法に全てを振り切った魔法使い。
そして始まる、圧倒的な死闘。
独立城塞学
園都市・聖BB学園。
広大な敷地を堅牢な城壁で防護されたその学園は、小さな都市国家と言っても良い規模を備えていた。
銀狼とサラマンダーを連れた魔法使いの少年が、この学園に到着するところから物語は始まる。
紫色の瞳を持つ愛らしい少女、スゥとの出会い。
そして、悪との遭遇。魔力を通さない鎧を纏った剣士との死闘。
ボーイミーツガール+ガチバトル。
友達以上青春未満の物語です。
(作:千楽亭 三作)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 22:12:50
20908文字
会話率:45%
城塞都市国家ナーゲヤリの騎士ジルベルト・タンツは、『雑用部隊』と揶揄される『銀紐隊』隊長である。山向こうの交易都市国家モーカルと共同の魔獣討伐にて、『鉄壁の魔女』ジンニーナ・ロッソと出逢う。伴侶兼強力な守りの魔法を手にいれたジルベルトは、『
銀紐隊』の中でさえ、何でも屋扱いとなってしまう。
※血糊少なめ※
ラブコメですが、R15は100%血糊です。
残酷な表現あり、念のため追加登録しました
◎人名訂正 正ゲオルク 誤ゲオルグ
◎目次が見にくいので、章分けしました
◎最新話付近の表記の揺れについては、完結後に纏めて統一致します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 02:32:03
130519文字
会話率:38%
魔術によって発展を遂げた都市国家【メギド】。
メギドは72柱の魔術師を頂点とした国だったが、その魔術師の裏切りにあい、革命が起こる。
これは、『伏魔の魔術師』呼ばれる主人公レライエの、他国の見え隠れする革命から始まる物語である。
適当に書い
た作品なので、中には矛盾等もあるかも知れませんがご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 06:00:00
8865文字
会話率:34%
海に潜る。
金属資源を回収する。
海洋都市にもっていく。
簡単に言えば、俺の仕事はそんなところだ。
北極の氷塊消滅や南極大陸の氷解を経て、地球は約9割5分が海へと没した。
人々はこぞって大地を求めたが、得られた者はごく一部の、金
か権力を持っているものだけだった。
その代わりとでも言うかのように海洋に巨大な船を浮かべ、海洋都市国家にしたのが確か93年だか94年だか前だった。
俺はそんな海洋都市で暮らす一般庶民だ。
仕事はど底辺。
海洋都市の底にへばり付いた貝を取るのよりはなんぼかマシだとは思うが、深海艇に乗って金属抱えて戻ってくる。
座礁すれば酸素がなくなって死ぬしかないというキツい環境下での作業はストレスがたまるし、歩合だからソナーの宛が外れれば給与は出ない。
時たま金やら銀、レアメタルなんかを引き当てて小金持ちになる同業がいるくらいで基本的には一山いくらで取引される金属と同じく、いくらでも補充の効く使い捨ての仕事であった。
未来は明るくない。
そんな、クソみたいな俺が送るクソみたいな日々の話だ。
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 10:41:50
16995文字
会話率:37%
ランクで身分が差別される世界で、最下位のランク4として貧困層育ったジンは自分のランクに違和感を感じていた。ジンは塀を超えて、高ランクの人間しか住めない都市国家へ潜入し特殊能力を武器に、革命を求め、差別と、都市と、戦かってゆくが、最後に彼が戦
って得るものとは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 21:03:32
2741文字
会話率:15%
かつて各地が都市国家により治められていた国、ガーランド。
国が統一され、都市国家制と貴族制が廃止されて久しいが、積み重なった歴史は未だ色濃く気配を残していた。
ある雨の日の夕暮れ、ドウア市の市長の息子ラルクは、街で餓死寸前の浮浪者の娘に出会
う。生き延びようとする意志が見えない娘を捨て置けず、ラルクは娘を邸に連れ帰る。
娘の世話をするラルクだったが、娘は怯えた様子で頑なに口を利こうとせず――――――
(第七章 第15話、一部内容を修正しました(修正日2021年1月3日)。ご了承ください。他の回の修正は、主にひらがなから漢字への訂正などの微修正です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 08:12:18
75178文字
会話率:14%
ある世界の、ある春のこと。魔導師・アリスに仕える「僕」は、都市国家の中央部にある『学校』で、彼女の助手として働くことになった。
平穏な生活のスタートを切った矢先、運命は予告もなしに試練を突きつけて――
※アルファポリスにも掲載しておりま
す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 18:52:18
10326文字
会話率:65%
都市国家ロマリア。そこの名家セレネ家に一人の男が生まれた。古代ギリシア・ローマっぽいこの世界で歴史が動き出す。
筆者は素人なので色々とよろしくお願いします。
最終更新:2020-11-15 14:50:00
1935文字
会話率:65%
お人好しで騙されやすい普通の高校生「天音海斗」は謎のローブの男に騙され、異世界に飛ばされてしまう。彼が飛ばされた先は「神代魔術都市国家ウェルギリア」。そこは、「火、水、風、土、光、闇、精霊」の七属性を中心に様々な魔法を行使しているところで、
「神都アルクウェイド」「錬金の街クロイツ」「港町エアリス」「学術都市メルディア」「霊却の谷コルフィス」「風の村ウィンネール」「聖都クレイスデント」の七つの都市に分かれている国であった。。海斗は、その場所の「神都アルクウェイド」にて、「国を魔王から守ってほしい」ということ、そして、「魔王の手に落ちた、魔力の根源である霊脈を取り戻してほしい」とアルクウェイドの領主「オルトリア・アルクウェイド」に頼まれる。
全属性の魔法を行使できると知った海斗は、ウェルギリアを救うために、各地を旅し、そこで様々な魔術師たちと出会う。海斗はその魔術師たちを味方につけ、魔王の影響を受けつつある場所を救っていった。
だが、最後にたどり着いた「聖都クレイスデント」にて霊脈の争奪戦後、「魔王に本当の意味で操られているのはアルクウェイド領主」だということを知る。
魔王の本当の狙いは、「聖都クレイスデント」に存在する霊脈を奪い、魔力を全て自分のものにすることであったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 20:37:27
12926文字
会話率:50%
大学生の「結城 治」(ゆうき はる)は目を覚ますと見知らぬ森の中にいた。
わけもわからぬまま森を彷徨っていると、大きな猪に出くわしてしまう。
いよいよ猪が結城に突進してくるというその時、
両手に短刀を持った少女「カーラ」によって助けられた!
彼女の住む「自由都市国家ユルトベルグ」に滞在することになった結城は「ハル」と名乗り、カーラを手伝うことで生活費を稼ぐことにする。
ユルトベルグでの日常を過ごすうち、王国の商人ジョンストンや治安維持隊のツカサと知り合ったハルは、ユルトベルグの繁栄の「仕組み」を知ることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 00:25:40
24091文字
会話率:35%
スチームパンク巨編!『水、土、日、祝』更新!
蒸気機関全盛のこの時代、最もその恩恵に浴した国があった。
都市国家、帝都。世界で最も蒸気機関が普及したこの国は〈蒸気都市〉とも呼ばれ、多大なる発展と発達を遂げていた。
いまその帝都に一人の女
が降り立つ。
蒸気機関の普及せぬ東の地よりこの帝都へ赴任を果たしたのは南海楓。
帝都に支部を置く組織の実務員である彼女は後輩の教導のため、帝都へ初めて足を踏み入れたのであった。
初めての帝都となれば、見るもの、聞くもの、経験するもの、楓にとってはなにもかもが新鮮で、その煤煙のすさまじさにすら驚きと目まいを覚えてしまう。
そんな彼女は目もくらむような都会の落とし穴にはまったく気付かない。こうした華やかな都市には日常的に犯罪がつきものだという落とし穴に。
赴任先へ向かう路地裏にて、楓は遭遇してしまう。
仮面を着けた詰襟姿の一味、犯罪組織〈黄金の幻影の結社〉の構成員たちに。
自分はなにか変なことに巻き込まれたのでは。いやな予感を覚えながらも話しかけようとする楓は、いきなり連中に襲いかかられてしまう。
そしてその出来事を影からうかがう特高――特別高度警察隊の目があった。
いまその帝都では密やかに人さらいが起きていた。
東部市の人目のつかぬ通りにて、浮浪者が連れ去られているのだという。だが現場は路地裏、被害者は浮浪者とあって、警察はろくに動きもせぬ。
犯行の陰には〈黄金の幻影の結社〉の構成員の姿がちらほら見えるという。
となれば看過していられないのが帝都探偵協会所属の探偵、わけても坂下探偵とその仲間たちであった。路地裏で〈結社〉構成員を撃退した彼らは、先ほどまで襲われていた女性の安否を気遣い接触を図る。
坂下探偵は楓が路地裏で見た存在について証言を求める。
すると楓はあれは『地縛霊』ではなかったか、などと言いだして……。
それは一人の男の焦りからはじまった。
彼女はただ巻き込まれただけなのだ。
むろん、帝都では事件に巻き込まれるなど日常的であるかもしれない。
もっとも外国人の彼女にはそれが通用しない。
◆諸注意◆
*本作は蒸奇都市倶楽部が発行する同人誌からの転載です。
*転載は著作権者が行っています。権利上の問題はございません。
*本作は小説投稿サイト『カクヨム』にも同日程で掲載されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 09:00:00
280781文字
会話率:32%
帝都へ向かう列車の中で語られる、帝都とそれを取り巻く環境のほんの一端。
蒸奇都市倶楽部の世界設定における都市国家『帝都』についての簡単な紹介をかねた、一人称視点のお話です。
最終更新:2015-01-03 23:45:08
4172文字
会話率:34%
天空の都市国家リングエラの王子と、地上の巨大国家クレマチスの王女の婚約が決まった。誰もが羨む美男美女の二人。しかしそこには知られざる秘密があった。
「一ヶ月であいつをここから追い出してやる」
「この勝負受けて立つわ」
冷徹に振る舞う王子
と、天然箱入り娘を演じる王女。
相手側から婚約破棄してほしい二人が、相手に嫌われようとお互いに策を弄するも、すべてが裏目に出てお互いに惹かれあっていくお話。
※不定期更新(目標は毎日更新!)
※アルファポリスでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 21:17:24
187183文字
会話率:47%
ホモ・サピエンス国家に囲まれた地域に成立したホモ・アンデルスの都市国家「ウーシ・カヤーニ」は、その立地上の特徴から、ホモ・サピエンス世界全体に技術上・政治上の大きな影響を与えた。
本書は、当時のホモ・サピエンスが保有していなかった火器により
「ウーシ・カヤーニ」を成立させ、蒸気船によりヴィオティア海の覇権を得て、その後滅亡するまでを記載する通史であるとともに、ホモ・サピエンス世界に与えた影響を記述するものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 00:04:34
48318文字
会話率:0%
領土・領海放棄条約締結から幾世紀経った情報文明。
情報文明都市国家「地球国」の停瑚空に住まう違法対応家の峯住 宇由(みねずみ うゆ)は、都市に蔓延する違法物品にまつわる事件の対応に追われていた。
後輩の助手、斗秋 峯子(とあき みねこ)と共
に違法物品絡みの誘拐事件を対応する中で、二人は都市に潜む凶悪と対峙する事となる。
世界創作学部が送る、世界創作シリーズ第一弾!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 17:00:00
26036文字
会話率:61%
海辺にある都市国家の小さな国、エルリア王国は、今日で生誕100周年を迎えた。
国中が祝福の渦中にある中、エルリアの城下町に住む一人暮らしの少年ラグナは、幼馴染でこの国の姫でもあるセイラを叩き起こすため城へ向かう。
ラグナが声をかけ、セイラを
無事起こすことには成功したが、一悶着あり、ラグナはセイラを傷つけるような発言をしてしまう。
その後セイラに謝るためラグナは親友の少女ユンと共に再び城へ向かう。道中で知り合いのエリート兵士クルアと出会い、セイラの部屋にたどり着く。
しかしラグナが部屋の扉をノックしても、部屋からは返事はおろか物音一つしなかった。
不審に思ったラグナとクルアが部屋のドアを蹴破り中へ入ると、そこには衝撃の光景が広がっていて──。
刻を超えて世界と幼馴染を救う!過去✕未来のタイムトラベルファンタジー、開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 06:54:59
15592文字
会話率:56%
小学生でもワンチャン分かる入門メソポタミア史、を目指しました。結果、分かりやすさに全振りした結果空回りし、こんな惨状になりました。よろしければ、拙作の世界史と合わせてお楽しみください。
最終更新:2020-06-27 20:47:01
2858文字
会話率:68%
「どうしてオレたちは支配されないといけない」
「どうしてオレたちは不自由なんだ」
「何も変えることはできないのか」
「もういい、全て捨ててやる」
「なら、壊してやる、こんな世界」
主人公トリシューラ・ヴィルバルアヌスの住む都市国家『バル
チカ』(イスタリア大帝国に内陸して存在する)は、隔離されている。
バルチカ国は貧しいながらも平和で笑顔が見られる生活を送っていた。
しかし、1800年、突然_______折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 18:09:36
18718文字
会話率:55%