宮前ハルキは今年で社会人三年目を迎えていた。仕事に追われる毎日で、やっと貰えた一週間の短い夏休みを久しぶりに京都の実家で過ごしていた。母親に頼まれて洗濯物をベランダで干していると、どこからか一匹のヒグラシの鳴き声が聞こえた。その切なげで儚い
声は、夕方になるとまるで一日の終わりを惜しむかのように鳴いていたあの島のヒグラシを思い出させた。
かつて京都と種子島を結んだ恋をハルキが静かに回想していきます。
どんなに遠く離れていても、きっといつかもう一度会えると信じた、そんな二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 02:03:57
1464文字
会話率:6%
私立種子田高等学校(通称:種高)は、制服が可愛い・美男美女が多いなど様々な面を持つ中高一貫の進学校だ。だが、種高にはある秘密があった。それは、種高が異世界に召喚されて世界を救って来た英雄や勇者達が集う超破天荒な学校であるという事だった!
チ
ート! 最強! 理不尽! な学生たちが集うこの種高で、破天荒能力を有していない少女が何故かクラスメイト達に愛されつつ、不運にも様々な出来事に巻き込まれていく物語。
※一部チートな存在がいます。
※この作品はR15を含みます。
基本不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-28 12:33:36
95017文字
会話率:43%
化け物が跳梁跋扈し、人が狂い死ぬ街――その名は夢見の森タウン。新興住宅街という表の顔にひっかかり、少年とその家族は呪われた街へ引っ越してきた。彼を待っていたのは、邪悪な化け物と、その化け物を平気で蹂躙する美少女たち。彼女たちはおぞましくも強
い能力を持ち、「怪奇探究クラブ」で化け物殺しの日々を送っていた。転校初日、少女らに助けられた少年は、それをきっかけに「怪奇探究クラブ」へ入部することになってしまう――。引き起こすのは、物の怪か、それとも人間か。少年の惨劇を楽しむ日常が幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-26 18:18:30
399232文字
会話率:36%
男装の猫耳少女、ラーニャは家族のために王都で出稼ぎ中。しかしチンピラに追われている美少年を助けたことで、彼女の出稼ぎ生活は妙な方向に。
次々と彼女の身に降りかかる厄介な事件。それでもラーニャは持ち前の馬鹿力と根性で、立ちふさがる壁をぶち破る
。
――今時珍しい超熱血漢な主人公(女)が、メンチと啖呵をきりながら都を駆け抜ける痛快ファンタジー。12月9日本編・番外編完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-09 17:47:09
385206文字
会話率:38%
大正時代、歴史の裏に存在した「オカルト局」――16才夏休み前日――ある出来事によって超常能力に目覚めた大森青葉は、「オカルト局」によって発明された兵器をめぐる戦いに巻き込まれてしまう。人気少年アイドル・財閥の美人令嬢・有力政治家の息子…三人
の仲間と共に、平凡だった少女は夏を疾走する――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-13 20:34:56
245812文字
会話率:40%
ある日、日本に無数の隕石が飛来した。
その隕石には地球外生命体の種子が付着していて・・・
最終更新:2015-09-22 14:20:07
362文字
会話率:20%
千葉から、半ば強引につくばのとある研究施設に連れてこられた主人公。
責任者と思われる、髭面グラサンのおっさんは彼にロボットへ乗れと命令する。
ブナンダ―と呼ばれるロボットは主人公のような無難な人間にしか乗りこなせないと言うのだ。
最終更新:2015-08-31 01:16:48
2157文字
会話率:62%
七柄業は悩みやコンプレックスを抱きながらも優しい母に支えられ、幸せな日々を過ごしていた。だが十二歳の誕生日を迎えた夜、彼の日常は唐突に終わりを告げた。
変貌を遂げた世界の流れに翻弄されながら、それでも少年は前に進むことを決意する。自らに芽
生えた、漆黒の決意を果たすため。
災いと共に訪れた血塗られた祝福。無垢なる種子に朱が交わり力を紡ぐ。その力が為すは神の御業か悪魔の業か――
ある日突然力を得た少年の葛藤と成長を描くSFホラーです。世界観的には特撮やアメコミに近いと思います。
中盤以降から過激な暴力描写や性描写がありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-20 20:42:48
114744文字
会話率:47%
植物には何十年もの間、花を咲かせない種類が存在する。その内の一つが竹である。日本に広く分布している「モウソウチク」は、67年周期で過去2回の開花が確認された。そして開花後の竹林は種子を残して全て枯れるという。種子を残さなくても繁殖できる竹が
、何故このような事を起こすのか?その謎はまだ解けていない。
そんな不思議な植物の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-18 14:00:00
1818文字
会話率:3%
冬人夏草の種子は人体に寄生し、宿主が「幸福」になるとその肉体を白花に変えた。
白花は人々を、愕然とするほど華やかに祝福し、うっとりするほど静かに支配した。
生きるために不幸、幸せのために死亡。終末世界でのボーイミーツガール。
最終更新:2015-04-13 00:42:47
34150文字
会話率:44%
交通事故で死んだ俺は、戦国時代に転生する。
父親への反発と、見に迫る危機から逃げるように仕官した先の大名家。
そこで待っていたのは、胃薬必須の人外魔境だった。
「盛敦どん、種子島買(こ)てきて」
「いや、家貧乏ですからね!
?そんな金無いからね!!!」
「盛敦どん、釣りに行く(いっ)どー!」
「待って!あんたが行っちゃ駄目だってば!!!」
「あげん田舎もんに振る尻尾は持ち合わせてなか」
「待って!戦力差!!考えて!!!」
「盛敦どん。おいはそげん影か薄いっちゃろか。」
「………。」
「何か言っちくいやんね。」
「ちっと、大陸に行こかいねー」
「止めて!多方面からの苦情が怖いの!!!連載出来なくなっちゃうのおおおおお!」
日本の南端で、男の悲鳴がこだまする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-09 04:16:52
15836文字
会話率:39%
投稿練習。書評と呼ぶには薄い。読書感想文くらい。
最終更新:2013-07-06 02:48:08
1380文字
会話率:0%
突如放り込まれたのは一度は引退したはずだったMMORPGの世界。画面の向こうから現実へと変わったファンタジア。気まぐれが、未練が連れてきた非日常。俺が本当に欲しかったのは……。それはひとつの種子が大樹へ至る物語。
最終更新:2013-05-11 03:27:25
646文字
会話率:0%
土手に咲く大輪の花。
その花の花粉を浴びた人々は花の下へと行く『運命』を背負う。
その花はその人々を喰らい、糧とする『運命』を持つ。
そして種子を残す『運命』を全うする。
『運命』の華からは、誰も逃れられない――――
最終更新:2013-03-27 00:04:31
25791文字
会話率:53%
AR-拡張現実技術をつかったFPS「RAガンナーズ」(通称ARG)をプレイする少年、種子島勇気は今まで所属していたチームを抜け、クラスメイトと幼馴染二人、合計四人でチームを新たに結成。さっそく公園でチーム戦を挑むも人数不足故に負けてしまう
。仲間を増やそうと決意する勇気だが…
作者の「こんなFPSあったらな~」という思いと勢いだけで書かれた小説ですし、VRMMOとも違いますがよろしくおねがいします。
なろうコン応募作品用のあらすじは本文の中にあります。
全文章見直して読みやすくなるように修正してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-22 01:16:11
106104文字
会話率:60%
恵まれた人たち、幸せな人たちは、知らない。この世界が、どれだけ絶望で満ちているか。どれだけ不条理で、むごいか。知らない。知らなすぎるのだった。
最終更新:2012-10-04 03:06:58
3062文字
会話率:5%
一つの街の人々を全て食べ終え、破滅の種子は新たな餌を求めて移動する。
種子シリーズ第三弾。
※閑話的内容なのですごく短いです。
最終更新:2012-08-24 21:36:31
652文字
会話率:8%
餌を求め山から町へと降りてきたヴルトゥームの落し子。
人という人を喰い尽くし、様々な本を読み知識を蓄えていくのあった。
はたして、その先に何があるのか?
種子シリーズ第二弾。
先に宇宙の種子を読まれることをおすすめします。
最終更新:2012-07-01 21:48:59
3247文字
会話率:35%
ヴルトゥームの落とし子が来襲した不幸の町。
住民の殆どが喰い散らかされたが、ごく少数ながら、生き延びた人々がいた。
しかし、生き延びた彼等にも同じ運命が待ち受けている。
種子シリーズの閑話です。大体『地球の種子』が終わった辺。
最終更新:2012-06-27 15:05:51
497文字
会話率:0%
高度な発展を遂げた人類。公害や戦争、全ての厄介事が終結し、平和な世の中が続いていた。
そんなある時、空から一つの種子が落ちてきた。
それが原因で生まれてきた未知の生命体、『グリーンヒューマン』。
彼らはわずか一ヶ月あまりで人類を滅ぼし、自分
たちの世界を作り始めていた。
そんな彼らに育てられた人間の少女は、あることがきっかけで彼らの作ったタイムマシンに乗せられることとなる。
無事に時間移動を成功させ、もとの世界に戻ってきた少女が見たものとは――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-29 18:50:50
6246文字
会話率:14%
厳重に管理された「歌う少女」。開かれる合唱会は高額な鑑賞料金だが、その歌声は人を幸せな気持ちにし、数年間の健康がもたらされる。酒場で働く主人公は客に誘われて「歌う少女」と我々を隔てる「壁」を見に行く。「欲」を押さえて、生きることに意味はない
と感じながら、人との関りを薄くして、最低限に生きていた。昔の女が店に現れたことを契機に、主人公の平穏な日常が変化していく。
「みやふきん」という名前でmixi日記にも載せています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-12 05:56:18
9534文字
会話率:20%
巷で噂の、思いを込めて育てると欲したものが出来上がる不思議な植物の種子『発明の種』
これは、ある夏の日の物語。
最終更新:2011-07-18 15:00:00
2986文字
会話率:49%
巷で噂の、思いを込めて育てると欲したものが出来上がる不思議な植物の種子『発明の種』
それを集める少女の、ある時に思った疑問が新たな発明を――――
最終更新:2011-02-27 10:14:11
4467文字
会話率:65%
巷で噂の、思いを込めて育てると欲したものが出来上がる不思議な植物の種子『発明の種』
これは、少女が旅を始めてから、一年後のクリスマスの話
最終更新:2010-12-25 15:24:24
1828文字
会話率:69%
太平洋戦争末期、種子島東方の沖合いで作戦行動中だったアメリカ海軍空母エンタープライズは二十数機のカミカゼの襲撃を受けた。直衛戦闘機と対空砲火によってほとんどを撃墜したものの、ただ一機だけ残ったカミカゼは雲に隠れながらどこまでも追いかけてくる
。やがて、カミカゼはエンタープライズに狙いを定め、一瞬の隙をついて果敢に急降下してきた。エンタープライズは狂ったように対空砲火をあげる。エンタープライズ艦長タイラー大佐は、自分の魂が闇の深淵へ道連れにされてしまいそうな恐怖を覚え、残酷な自殺攻撃と大量殺戮《たいりょうさつりく》を生み出した人間という存在について深く考えこまざるを得なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-15 21:37:12
15332文字
会話率:50%
共作。構成:小坂戒◇◇柘榴【ざくろ】ザクロ科の落葉高木。果実は球形で、紫紅色に熟すと裂けて種子が現れる。種皮は甘ずっぱい液に富み、食べられる。西アジア原産。◇枝にぶら下がり木から養分を得ている時は丸いが、いずれは地に落ちて二つに割れ腐ってい
く。猟奇とは何か?推理小説「柘榴編」の始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-09-27 18:37:33
15558文字
会話率:37%