とある寒村に住む、何の秘密も資産も持たない一人の男性が、突如として、中央都市から派遣された数十人の精鋭部隊から攻撃を受けることになった。その危険な部隊を指揮する、アレク=ディマ氏は、その男が国家の崇高な命令を無視したため、その身柄を強引に
確保するために、この地に現れたのだ。哀れな男は民家に立てこもり、懸命な抵抗を試みるも、なすすべなく軍隊によって捕縛され、中央都市へ送還される。
いったい、何の罪もない男に科せられた指令とは何なのか? なぜ、国家の首脳はこんな凡庸な人間に白羽の矢を立てたのか。アレク=ディマ氏は数時間後に控えた、この国の大転換となるイベントの主役として、この何の特徴もない農民を使おうと考えていたのだ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 04:45:58
59956文字
会話率:48%
【2020年5月27日フェアリーキス様より書籍版刊行予定/詳細は活動報告にて】
愛息が失踪し、悲しみに暮れる女王。女だけの騎士団に所属する男装の騎士ユディトは、女王を慰めるために何かできないかと思い悩んでいた。
ある日のこと、ユディトは女王
の私室に呼び出される。
「あなたに頼みがあります」「何なりと。このユディト、陛下の御為なら何でも致します」「子供を産んでくれませんか」「は!?」
女王が言うにはこうである。自分にはもう息子がいない。このままでは王位継承者がいなくなってしまう。そこで白羽の矢が当たったのが女王の甥にして王家唯一の男性となったアルヴィンだ。しかし彼は事情があって王位を継承できない。女王は彼に息子を作らせてその子を養子に迎えようと考えた。
「そこで、あなたに産んでほしいのです」
――ユディトの純潔と忠誠心を天秤にかけた戦いの日々は、こうして幕を切られた。
※やたら過激な発言が飛び交いますが、ヒロインの純潔は最終回の新婚初夜(ブラックアウトでカット済み)まで守られますので全年齢対象として安心してお読みください。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 21:00:11
131712文字
会話率:37%
アストリア大陸の中央に位置するアストリア王国。
歴史ある国であるが、貴族や騎士団の腐敗により、国は滅亡への道を歩んでいた。
そんな中、第4王女であるアイリーン・フォン・アストリアは事態打開のため、新たな騎士団の設立のために動き出す。
そして
、彼女が計画の成否を担う人物として白羽の矢を立てたのが、王国内の田舎領主の息子であるノイエ・ランページュであった。
果たして、彼らは新たな騎士団を作り、王国を救うことができるのか。
古代遺産であるスキル、戦略と戦術を駆使して戦場を駆け抜ける王女殿下と田舎領主の息子が織り成すファンタジー戦記。
ラブは薄めの味付け程度と控えめに考えていますが、筆が乗って濃い目になったらごめんなさい。
それでは、みなさま是非御一読くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 16:31:14
10093文字
会話率:20%
数百年間魔王と戦ってきたビアンコ王国。しかし今年は勇者が現れず、絶体絶命!
その中で王がとった行動はなんと“白羽の矢”!これに運悪く当たった事からジョンソンが世界を救ったり救わなかったりする異世界コメディ―!
*最初はシリアス成分多め
最終更新:2020-03-28 07:00:00
1826文字
会話率:26%
この世界はかつてゼウス神とティアマト神による戦いで世界が8つに分かれてしまった。
世界を1つの世界に戻すべく、フレイヤ・クレイスに白羽の矢がたった!
このあと物語はどう動くのか!?
異世界剣術ファンタジー今、始まる!!
最終更新:2020-02-13 16:46:32
594文字
会話率:46%
本編完結済み
《あらすじ》
雪がやまず全てが氷と雪に閉ざされた生き物が住めない土地キュラスはだんだんと人が住む土地へその白を広げていた。
村が一つと街が一つ呑み込まれた所で国王はキュラス対策へと乗り出す、だが、キュラスで生きて探索できる実力
者は限られ人選に困難を極めた。
そんな時白羽の矢がたったのは二人の若者だった。
魔術の天才 ルベリオン
剣術の天才 オーギュスト
二人は互いに嫌悪し合う関係だったが嫌い合いながらもそれぞれの目的のためにキュラスへと足を踏み入れた。恋人の為、償いの為。彼らはそうする他なかった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 08:29:17
40412文字
会話率:35%
王都のはずれの深い森、通称「悪魔の森」に建つ古城は、血なまぐさい過去と、その立地、見た目から「幽霊城」と呼ばれている。
恐ろしい噂ばかりの城に住まうのは、これまた良くない噂ばかりの第二王子。金色の瞳に、背中には翼をもがれた痕があるという
王子のあだ名は、モンスター。
次々と辞めてしまう侍女の後釜として白羽の矢が立てられたのは、貧乏伯爵令嬢のリーゼロッテ。高い俸給につられて侍女勤めを承諾するリーゼロッテだが、対面した第二王子は、なかなかの偏屈のようで、前途多難な予感がするが…。
ちょっと天然な貧乏伯爵令嬢と、孤独な王子の恋の物語。
目指せ王道!のつもりで書き始めたお話です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 18:00:00
110993文字
会話率:45%
瀬田は仏師である。飯田地方の展示即売会に誘われて仏の彫刻展示会を見に行く。そこで安曇ちかという不思議な美女に出会う。彼女をモデルに観音像を彫ることを決意する。制作のため、彼女の家に一泊する。
彼女の住まいは飯田地方の山奥、風越山の麓の白
山社奥宮の西側にある。山深い茅葺きの田の字型の粗末な住まいだが、瀬田は、妙に懐かしい気分になる。
安曇ちかは酒を買ってくると言って、家を留守にする。奥の部屋を覗かぬようにと言い残す。好奇心に負けた瀬田は部屋の中を見てしまう。そこの床下に3体の白骨死体があった。びっくりして部屋を飛び出した瀬田が見た物は荒れ立てた家と、鬼と化した安曇ちかであった。
鬼と化したちかは瀬田を五助と呼び、彼を殺そうとする。瀬田は必死に何故殺されるのかその理由を問う。瀬田の意識は過去生に飛ぶ。
瀬田の前世は新潟県糸魚川市、姫川の本流近くにあった梶谷村の五助だった。安曇ちかの棲む白山社奥宮を中心とした上下部落に塩の行商に行くのを、生業としていた。
ちかは下部落に住み、両親と3人暮らし。狩猟を生業とし、五助と婚約していた。
その年の3日間の秋祭りが終わる日、神の嫁取り神事(神への生け贄行事)として、安曇ちかのに家の屋根に白羽の矢が立った。これは翌年の秋祭りにちかが神の嫁になる(殺される)事を意味し、家から出る事を禁じられる。
その事を知った五助は早朝に安曇ちかを家から連れ出して、村の総代に駆け込む。
「神の嫁は家を出た。もはや神の嫁ではない」五助は昔からの言い伝えを声高に主張する。その上で白羽の矢を射たのは上部落の旦那衆からわいろを貰った神主だと暴露する。
しかし、総代の家に駆けつけた行商の親方が五助を叱りつける。いつまでもその事を言い張ると、お前の家族は梶谷村から追放され、お前はこの部落の者に殺されると諭す。
五助は愛する安曇ちかの前でちかは家を出ていないと主張する。ちかは家に閉じ込められ、来年の秋祭りを待たず、家の中の穴倉に生き埋めにされる。
その事実を知った五助は各地を放浪して仏様を彫り、ちかの霊安かれと、祈りの生涯を送る。
自分の前世の事実を知った瀬田は、鬼と化した安曇ちかに殺してくれと願う。そしてちかの霊が慰められるようにと、死の直前まで念仏を唱える。瀬田の首を絞める鬼のちかの眼から涙が流れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-21 10:02:40
31370文字
会話率:8%
親友の婚約披露パーティ。公爵令嬢であり、女相続人の私は未だ婚約者を選ぶのに慎重で、崖っぷち。相手のいない私に、なんとパートナー同伴が必須!焦った私は従兄弟で既婚者のダゴベールに白羽の矢を立てた。これで一安心‥と、思ったら、現れたのは従兄弟の
親友ティエリー!何故苦手なこの男が?なんとダゴベールからパートナーの代わりを頼まれたんですって。断わろとした私にお互いにとっての利点を説明するもんだから、ついほだされてパートナーを頼んじゃったけど、なんだか丸め込まれた気も?
しかもなんで嬉しそうなのかしら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-20 11:19:47
111354文字
会話率:45%
大日本・蘇芳自治区に住む牧森侑華は空姫と呼ばれるほど熟練した空中戦闘能力を有し、国家転覆を企む敵を圧倒し壊滅に追い込んだが、終戦直前に受けた一撃によって空戦の記憶を失い、2年後の平和になった大日本で目を覚ました。空戦は『エアマスタリー』とし
て競技化され、侑華が通うことになった高校には全国大会の初代王者に輝いたエアマスタリー部があった。しかし主戦力の3年が抜けたことにより弱体化し、部は予選敗退の危機に瀕していた。そこで空戦で名を挙げた侑華に白羽の矢が立ったのだが...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 22:42:33
6480文字
会話率:67%
近年急速に増え続け、その存在が問題視されている駄女神。
女神界はこれを重く受け止め、再教育のための施設を作りあげた。
そして何百という世界を救い続けた最強無敵の勇者に、教師として白羽の矢が立ってしまう。
『駄女神再教育施設で先生をしてくださ
い!』
そして問題児しかいないクラスで、三人の駄女神を立派な女神様に教育することに。
潜在能力は高いが力を制御できない女神サファイア。
脱ぎたがりの変態女神ローズ。
ふりかけしか出せない残念女神カレン。
見た目は絶世の美女、中身は駄女神な三人と共同生活をしながら、立派な女神を目指して様々な特訓に挑む。
『やってやる。いいかお前ら、全知全能と無量大数はスタート地点だ!』
異世界チートの最終地点に到達した勇者と、駄女神どものラブコメディでございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-13 17:14:36
470595文字
会話率:57%
伯爵家の娘であるアリアは、婚約者からある日突然婚約解消を言い渡された。何故か彼女は王命により別の男に嫁がされることになったのだという。
彼女の新たな相手は、辺境伯の息子で異民族の首を幾つも討ち取ってきたイドラ・ヴェルディ。彼は国王すら手
を焼くほどの戦闘狂であり、「調教姫」と呼ばれているアリアに白羽の矢が立ったのだ。憤慨しながらも粛々とヴェルディ家に向かったアリアは途中で盗賊に襲われ、そこをイドラに助けられるが……?
獣のような彼との結婚生活は前途多難! アリアは果たして彼を調教出来るのか?
この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-02 23:40:27
123870文字
会話率:47%
20XX年、日本──。
鬼達は、江戸時代より続く被差別身分化によって国の管理下に置かれ、貧しい暮らしを送らされていた。
しかし、それらを改善するには、まず人間が鬼へ抱くイメージを改善しなければならない。
そこで鬼達はとある計画を
考え、1人の鬼の少女に白羽の矢を立てた。
「人間社会でトップアイドルとなり、鬼のイメージアップを図るのじゃ!」
長老の指令を受けた少女・サグメは、お供の青年鬼・シキと共に人間社会へと旅立つのであった……。
「いいか、ここから先は人間の領分だ。くれぐれも……」
「ねえねえ、みてみて!
これ、なんて言う名前なのかな?」
「はぁ……」
鬼がトップアイドルを目指す前途多難な物語が、今、始まる……!!
※卒業制作の一環として制作を始めた作品です。
別のサイトや掲載場所へ掲載する可能性もございます。
その際には、作者の活動報告やこちらの前書き等にてお知らせをいたしますのでご了承ください。
※作中の登場人物や施設といったものは、全てフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-21 18:00:00
60098文字
会話率:19%
かつて世界が砂漠に覆われていた頃、数少ない緑が残された王国があった。
王は砂漠が国を蝕むのも時間の問題だと悟り、ある一人の少女に白羽の矢を立てた。
少女の名はシュレア。
王国直属の薬士であり、希代の錬金術師である。
今日は王への謁見の日。
しかし、おっちょこちょいな彼女はそれを忘れている様で-。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-07 17:51:34
2882文字
会話率:29%
ある日に村が『不老不死の呪い』をかけられる。最初こそ村人は喜んだが、後に困惑して恐怖を覚える。そこで白羽の矢がたったのはその村唯一の魔女だった。彼女とその兄は村を追放され、不老不死の身体で森の中にひっそりと今も暮らしている。
最終更新:2019-01-19 23:49:25
19553文字
会話率:24%
20xx年——日本の犯罪率は増加の一途をたどっていた。
銃や刃物を携帯出来ないこの国で自衛の手段として白羽の矢が立ったのは、武術。
日本は世界一の武術大国へと変貌を遂げる。
「ある理由」で東京へやってきた『武士』、佐伯弥太郎。
「ある悩み
」を抱えながら修行に打ち込む『柔術家』、水越流華。
各々の事情を抱える二人の若き武術家は、混沌の都市と化した近未来の東京を駆け抜ける——
注1:まだ試作段階なので、改稿の可能性もあります。
注2:作者に人種差別的思想はありません。人類みな兄弟(╹◡╹)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 00:16:10
83006文字
会話率:29%
ある日突然の連絡で
「神様になって見ませんか」
というお誘いがあった。
日頃宗教嫌いを自認している私は、そのことを理由にして丁重にお断りすることにした。
ところが神様は
「だからあなたにお願いするのです。特定の宗教に頼っている人は、
いくら信仰が篤くても神様には向かないのです。」
と云う。
云われてみれば確かにそうで、神様が特定の宗教に偏っていては勤まらないだろう。
神様から白羽の矢を立てられては逃げ切れないと、渋々ながら
「臨時見習いでよければ」
と承知することにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-17 11:05:57
5926文字
会話率:22%
これは作者の先祖でもある薩摩藩の筆頭御用商人
浜崎太平次正房楽翁の斉彬と故郷薩摩藩への恩返しの為に奮闘する物語である。時は幕末、もう直ぐ日本は開国というところまで来た最中であった。腐りきった幕府に変わり新政府が政治をしようと奮闘してよう
やく倒幕するのだが、政治をするには金がなかった。
そこで白羽の矢が立ったのが浜崎太平次であった。そんな海に生きた一人の男の儚い一生の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-12 00:12:31
1516文字
会話率:77%
災厄の危機が迫る剣と魔法のファンタジー世界。
三千年前、一人の異世界から召喚された勇者が魔王を討ち滅ぼしその世界を救った。
だが、魔王の呪いなのか千年ごとに災厄が世界を襲った。
一度目の災厄、英雄であった不死であるはずの異世界勇者がその
身を犠牲にし、被害はほぼ0で食い止めた
しかし、英雄が存在しない二度目の災厄は四つの大陸の内三つを焦土へと変えた。
被害にあった三つの大陸は千年という時間をかけ復興してきたが……、現在もまだ一つの大陸には国と呼べるものが存在しない状況に陥っている。
三度目の災厄に備え、"アカデミー"と呼ばれる魔術学園を卒業した魔力の総量"だけ"は歴代最高と呼ばれる、この物語の主人公、フェイド・マイアー、彼に白羽の矢が立った。
その魔力を活かし、女神と交信し異世界勇者を呼び出そうとするが……。
女神が遣わしたのは総勢五十を有に超える異世界人、その上、フェイドの体内へとだ。
異世界人を召喚しつつ、世界を巡る基本はコメディ冒険譚!
※主人公は異世界人ではありません、所謂現地人です
初めて見る側から書く側になってみました、宜しければ応援してくださると人生の励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-07 18:00:00
4076文字
会話率:24%
東西の冷戦は、東の大国「議会連邦」の崩壊により終結した。
この議会連邦の崩壊によって独立を果たした「ルーシ連邦」と「辺境地方国」。
当初は両国の関係も良好で、さらには西の超大作「合衆帝国」も両国の誕生を歓迎していた。
それから十数年後、
力をつけたルーシ連邦を合衆帝国は警戒するようになり
両国の関係は冷戦さながらに冷えきってしまった。
しかし、直接戦争をすると両者は確実に互いの持つ核兵器で滅んでしまうであろう。
そこで白羽の矢がたったのが辺境地方国である。
辺境地方国は、地理的に、戦略的に、さらにはエネルギー通過国として非常に重要な国家であり、辺境地方国の在り方によって今後の世界情勢が決まるといっても過言ではなかった。
そして、ルーシ連邦と合衆帝国は辺境地方国を自陣に引き込もうと画策していくこととなる。
この話は、両国の手のひらを転がされる辺境地方国という私たちに馴染みのない遠い国で懸命に生きる人達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-13 00:41:44
50182文字
会話率:25%