澄みわたる青空が当たり前になった世界——八年前、雷に打たれた「人類最後」の人間となった針見トオルは、毎日ダンスバトルに明け暮れていた。
ある日、彼はクラブで金色の髪をたなびかせた女性に声をかけられる。
エベレアという名前の彼女は、
八年前から世界を席巻している新競技「サンダーストラック」の選手だった。
風雨の中で稲妻をまとい、いまや自然界でお目にかかれなくなった「嵐」を再現するこの競技に、流されるままトライしてみたところ、トオルはあっさりと電圧記録を塗りかえてしまう。
四年間更新されていなかった前の記録は、エベレアの元・相棒のものだった。
二対二で行われるサンダーストラック。
彼女の新しいパートナーとして、熱心にプロ入りを目指す兄の姿を、双子の弟・針見ヒカルは快く思っていなかった。
母の生命を奪い、兄自身の顔にも深い火傷を負わせた「雷」という天災に、なぜ今さら関わる必要があるのか?
必死の説得も実を結ばず、やがてヒカルはひとつの結論にたどり着く。
——兄を止めるには、兄を超えるしかない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 10:52:17
39818文字
会話率:54%
2XXX年、人々は新競技ロボットバトルに熱狂していた。そしてロボットバトルに打ち込む者たちが目指すのは「ロボットバトル甲子園」!!そんなロボットバトルに魅せられた少女と1人の少年が出会う時、運命が起動する。ロボットに全てを捧げた者たちが繰り
広げる青春ストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 17:08:43
28824文字
会話率:61%
大日本・蘇芳自治区に住む牧森侑華は空姫と呼ばれるほど熟練した空中戦闘能力を有し、国家転覆を企む敵を圧倒し壊滅に追い込んだが、終戦直前に受けた一撃によって空戦の記憶を失い、2年後の平和になった大日本で目を覚ました。空戦は『エアマスタリー』とし
て競技化され、侑華が通うことになった高校には全国大会の初代王者に輝いたエアマスタリー部があった。しかし主戦力の3年が抜けたことにより弱体化し、部は予選敗退の危機に瀕していた。そこで空戦で名を挙げた侑華に白羽の矢が立ったのだが...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 22:42:33
6480文字
会話率:67%
歴史を振りかって行くと・・・人間は神に創造され自分の煩悩のために生みの親である神に背いて、背いて、その結果・・・争いを繰り返して生き延びた者も、死んでいった者もいる。
そして今も争いは止まないまま・・・昔より争いは増す一方。
この国は世界
で最大規模の学園都市であり、武術専門都市でもある。
そして多数の世界と交流を深めている、世界にも期待と希望・そして信頼を持っている
・・・だが武術専門都市にて新しい競技が流行している・・・
名を・・・「究極喧嘩殺傷(リアリティボックス)」R.Bと言う。
ルールは簡単だが覚えるのに時間がかかる。
世界大戦も2011年から行っている。
基本は「仲間喧嘩(チームボックス)」・「個人喧嘩(タイマンボックス)」・「二人三人喧嘩(スリーマンセルボックス)」
この三つが基本の大会内容または試合内容である。
そしてこのR.B専門の学校も設立されるほど発展した競技である。
・・・だがしかしその競技を悪用している者たちもいる・・・。
さぁってこのストーリーはその新競技の話しである・・・。
続きを覗くかはアナタ次第です・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-24 19:14:50
2259文字
会話率:0%