大日本・蘇芳自治区に住む牧森侑華は空姫と呼ばれるほど熟練した空中戦闘能力を有し、国家転覆を企む敵を圧倒し壊滅に追い込んだが、終戦直前に受けた一撃によって空戦の記憶を失い、2年後の平和になった大日本で目を覚ました。空戦は『エアマスタリー』とし
て競技化され、侑華が通うことになった高校には全国大会の初代王者に輝いたエアマスタリー部があった。しかし主戦力の3年が抜けたことにより弱体化し、部は予選敗退の危機に瀕していた。そこで空戦で名を挙げた侑華に白羽の矢が立ったのだが...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 22:42:33
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