胸も無ければ可愛げもない、酒と肴をこよなく愛する『おっさん悪女』な革命家の娘エルリーナ。
ある日父親から縁談話を持ちかけられ、好きな人がいるからと断りを入れ、事なきを得た……はずだった。
「エリィーー!」「えっっパパ!?」
「だっだだだ誰だ
!お前の好きな奴って!!」
研究棟中に響く父親の声、割れる窓ガラス、崩れ落ちる論文の束。
背後には呆然と目を見開く『魔王』な彼。
大勢の視線を一斉に浴び、エリィは真っ赤な顔で叫んだ。
「わっっ私だって、自由に恋愛したいのよ!このクソ親父!!!」
大混乱の研究棟、恋敵に陰湿な嫌がらせ、魔王の補習にテストに復習、夜な夜な楽しむ美味しいお酒。
魔王な彼と過ごすカオスな放課後と甘い研究生活が幕を開ける。
*****
完結まで執筆済み!
前作『魔王な彼の悪女教育』の続編です。
読まずとも楽しめますが、もっと楽しみたい方は
下のリンクコピペか、目次の作者名「ソラ」を押して出てくる作者ページから前作をご覧ください☆彡
『魔王な彼の悪女教育』(全10話+番外編1話)
https://ncode.syosetu.com/n7777hs/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 12:32:40
126320文字
会話率:42%
朝起きたら幼馴染みがベッドにいて、パジャマがはだけていた。「お兄様大好き」。いや、お前、妹じゃないし、なんて突っ込みも無意味なくらい積極的な幼馴染み、萌々子。いきなり一つ屋根の下に住むことになった。「妹」萌々子は「兄」と既成事実しちゃいたい
。そんな幼馴染みとの生活は誘惑だらけだった。
【あらすじは最後にあります】
登場人物(随時更新)
遠藤一郎 主人公。高校2年。
岡本萌々子 遠藤の幼馴染み。高校1年。人より大きめの胸がコンプレックス。
植木大介 遠藤の友人。
嵯峨アリス 遠藤の先輩、演劇部部長。普段と演技で色々差がありすぎる。
近藤梨愛(りあ) 遠藤の同級生。演劇部。家は喫茶店経営。最近犬を飼い出した。
【あらすじ】ネタバレ注意
高校生の遠藤一郎は親の事情で一人暮らししていた。そこに幼馴染みで妹的存在だった、かつ、親が決めた婚約相手である岡本萌々子が遠藤の家にやってきた。これまた親の事情で高校卒業と同時に遠藤の家に同居することになったのだ。夜寝ている間に布団に忍び込んだり、ホラー映画を見るときに抱きついたり、積極的にモーションをかけてくる萌々子に対し、遠藤はあくまで萌々子は妹であるという態度を貫く。
遠藤は高校で演繹部に入っていた。部長の嵯峨アリスの陰謀で同級生部員の近藤梨愛とラブコメをやることになった遠藤。部活の帰り、遠藤は近藤の実家である近藤珈琲店で夕食を取ることとなった。そこに現れた萌々子。緊張感が走るが子犬のおかげで場は和んだ。
と思っていたのは遠藤だけだった。萌々子は近藤を、近藤は萌々子を恋敵と認定する。近藤は遠藤と手を繋いで下校。一方、萌々子は遠藤と一緒に入浴。困惑する遠藤。
そしてとうとう、演劇部活動中に遠藤は近藤から告白される。そこに遠藤の部屋でただならぬモノ(一個足りないコンドーム)を発見した萌々子が現れた。遠藤がコンドームを使った相手が近藤と思ったからだ。どっちかを選ぶ必要に迫られた遠藤。彼が選んだのは萌々子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-27 07:00:00
123915文字
会話率:58%
光源氏のモデルではないかと言われている源融(みなもとのとおる)の息子源望(みなもとののぞむ)に、「源氏物語宇治十帖の元ネタになった話はこんなだったかも」という1シーンを演じてもらいました。望が薫役。匂宮役に希宮(ねがうのみや)。望は実在です
が、希宮は創作です。設定を宇治十帖に借りていますが、一般的な解釈とは恐らく違うところが陸なるみ風です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 20:00:00
5520文字
会話率:48%
【自分ルール】5話投稿するまでに5000PVに辿り着かなかったらきっとエタります。達成したら何年かけても完結させます。
異世界イレヌンデデッブ。
とある少年・有馬賢次が幼馴染の少女と作り上げた『異世界ツクール』ゲームの世界。
それはもう
予定調和的に自分が作ったゲームの中に転移した賢次は、数々のクレイジーな仲間を集め、魔王ダイゴ(注:恋敵の名)を討伐し、魔王が支配するアスドリアからのラトウェイを成し遂げるべく、ファドゥルへの道を突き進む!
とまあ、適当なネーミングで作った自分のゲーム設定に呆れ返りつつも、勇者として呼ばれた以上、それなりに楽しんでやろうと試みる賢次なのであった。
なお、勇者はクレイジーな味方に即HPを削られるので、基本棺桶の中で奮闘します。あしからず。
棺桶勇者ケンジ、なるかゲームクリア!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 19:00:00
17291文字
会話率:48%
大切な物があった。守りたい人がいた。
何度、守ろうとしたのか。何度、失う苦しみを味わったのか。
時を繰り返し、それでも何も救えなかった彼女――マレガレットは一言。
「もう……いいでしょう?」
一人の令嬢として生き、愛する人と共に
ありたいと願った。しかし裏切られ続け、破滅の道しかないことを知った。
だから諦めて全てをかなぐり捨て、マレガレットは決意する。――世界を滅ぼす魔女になることを。
※毎日更新。
※文字数には予約投稿分も含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 17:00:00
70000文字
会話率:22%
絶賛恋愛中の高校生の「田中 圭太」は好きな人と青春するため、難関校に死に物狂いで合格する。
しかし、そこは全てを決闘で決める【迷門校】でもあった。
奇妙な高校生活を楽しんでいた彼だったが、
ある時、彼は恋敵「史龍 時雨」に決闘で惨
敗する。
「敗者はゴミ」と言われ、すべてを失った彼は、復讐を決意するーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 20:00:00
32212文字
会話率:21%
ごく一般生徒の俺、半崎拓磨(中2)はある女子に恋をする。その女子に遠回りにアプローチをかけるも気づいてくれずない。どうやってアプローチするか考えていると、友達から同学年の風紀委員長が狙っているという情報を聞いて…
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
1.毎回の投稿時に後書きで出てくる登場人物の
プロフィールを書きます。どんな子なのか楽しみにしててください♪
2.この話はノンフィクション30%、フィクション70%仕様になっています。
3.サブタイトルの所に、
マーク無し→半崎拓磨(主人公)
⭐→神崎愛莉(拓磨が恋しているヒロイン)
♪→西園寺悠輝(拓磨の友達。風紀委員長。)
△→〇 〇〇(拓磨の同級生。恋敵。まだ一話には登場していないので名前は隠してあります。)
上のマークが書いてあればその人目線の話となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 17:54:01
21044文字
会話率:56%
それは一人の悪役令嬢と呼ばれた少女、女性の物語。
主人公、シャロル・エト・ヴァンビルゼは恋していた。それが叶わないと感じた彼女は光の巫女であり、自分の恋敵、リリアーネをいじめてしまう。あとは皆さんご存知だろう、ショロルは断罪された。
それが
1週目のこと...
そして多くの書き換えをしてきたシャロルは今、十一回目の書き換え、十二週目の人生へと向かう。
もう失敗はしない。
悪役令嬢と呼ばれた少女、女性の全く違う人生が今始まる!\(^o^)/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 21:52:17
118238文字
会話率:51%
「さあ!憎きフランテールの魂を人形に閉じ込めなさい!肉体は死んだも同然になるのです!ホホホ…ホホホホホ!!!」
公爵令嬢エカチェリーナは王太子の婚約者であったが、殿下と親密になっていく男爵令嬢フランテールに黒魔術をかけて、その魂を人形に閉じ
込めようとしたが…どういうわけかエカチェリーナの中身がオタクのおばさんになってしまった!?
短めのコメディーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 18:00:00
28673文字
会話率:53%
【完結、6月10日最終話予約投稿済】
公爵令嬢シェスティンは婚約者であるベルンハルド王太子殿下が、下級生のご令嬢と中庭で楽し気にすごしている姿を目撃していた。婚約破棄または婚約解消に備えて、シェスティンは状況証拠を集め、秘密のノートに記し
ていた。
そんなシェスティンには人に言えない背景がある。公爵家の次女として認知されている彼女の実母は、公爵家の長女。そして、公爵家の長女であった実母は、平民の使用人と駆け落ちし、王都のはずれにある港近くの飲食街で小料理屋を営んでいた。
公爵家の当主夫婦が自領へ戻る週末は、シェスティンは実家の小料理屋に帰り、家業を手伝っていた。すると常連客の一人が、甥っ子を連れてきた。顔を見てすぐに分かる。その甥っ子は、ベルンハルド王太子殿下だった。殿下は、ベンと偽名を使い、まるで初めて会ったかのように挨拶をした。
方や、ベルンハルド王太子は、ベンと偽名を使い、別人を演じたまま、シェスティンに優しくしてしまう。「私が自分で恋敵を育成してどうするのだ」と、煩悶しながら、彼女に冷たくすることもできず、ピンチを自己生成し、もだえ続けるのだった。
婚約破棄はしないけど、あらぬ方向にとんちんかんな王太子×小料理屋の家業を手伝う半分平民の公爵令嬢によるすれ違い物語。
作中に隣国の文化として、東洋文化の描写が多くあります。異世界に東洋や和の文化が混ざることを好まない方はご遠慮ください。設定などもろもろ大雑把です。
(執筆期間:2022年4月26日~2022年5月7日:(C)柚祈)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 07:00:00
81969文字
会話率:35%
「申し訳ないと頭を下げ彼は私のもとから去って行った、はずなのになぜ?」
丸茂愛理、二十六歳の会社員。
そのお相手となる駒崎雅哉はひとつ年上の二十七歳の会社員。
仲睦まじくこのまま行けば将来一緒に、なんて思っていたのも束の間。
急に別れを切
り出す恋人である雅哉。
理由の一切を告げずただ申し訳なさそうに頭を下げる。
出会って数年で唐突に関係が終わりひとりになる愛理。
しかし、別れたはずの雅哉と、その相手はいつも視界の隅に居る。
関係性を見せつけるかの如く。
一層、遠くへ行ってくれればと思うも、それも叶わずもやもやした感情を持つだけに。
そんな年の瀬も迫る頃に変化が起こった。
全4話、9,915文字の短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 20:00:00
9923文字
会話率:47%
「思ってた異世界転生と違う! 体重をキープすると強いってどういうこと!?」ーーイケメンの幼馴染み、料理のできるグルメキャラ、武術オタクで体重は余裕の三桁超え。ちょっと気弱な高校2年生の高倉健人(たかくらけんと)はラブコメのサブキャラとして、
毎日目の前に繰り広げられるハーレムに舌打ちをしながら、女性恐怖症になったイケメン君の唯一の親友として過ごしていた。ある日の帰り道、出待ちしていたイケメン君のストーカーに「恋敵の豚」と勝手に認定され、出刃包丁で襲われ心臓発作を起こすと異世界転生を果たし、何故か森の中。迷っているうちにコボルトの大群に襲われてしまう。追い詰められてもうだめだーおしまいだーと思ったが、彼らの攻撃が全く痛くないことに気付く。試しにと小突けば吹っ飛んで一撃死、四股を踏めば地震が起きる。その圧倒的パワーの秘密は彼に宿ったチートスキル【わがままボディ】。その豊満な体重をキープしている限り、超人的な強さを宿すことができるという冗談のようなものだった!ガッデム!ハーレムはどこいった!そうしてようやく辺境の村にたどり着くもオークに間違われる健人は、妄想を具現化した武術ともともとあった料理スキルで一気に認められ、流されるまま冒険者となった健人。モンスターは楽勝だし料理を作れば皆喜んでくれるし、これは異世界転生様々かと思いきや、そうは問屋が卸さない。ある日辺境の村にやってきたのは悪い噂ばかりが立つ魔美女のギルドマスター。彼女との出会いにより、健人ののほほん冒険者ライフは突如終止符を打たれてしまうのであったーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 21:25:11
189221文字
会話率:26%
彼の愛は私にではなく、ルカに全て注がれた。だから殺してやった。この泥棒猫を。
最終更新:2022-04-13 22:15:54
401文字
会話率:0%
急に前世の記憶が戻った私だが何と『破滅フラグを回収し終わった』悪徳令嬢だった!?
やらかしてしまったものは仕方が無い。せめて新しい土地でやり直そうとするが……
「両思いだけど進めない私を恋敵が陥れに来た結果は……」の悪役ベリンダが人生をや
り直そうとする短期連載です。
久々にバトルがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 09:08:32
13104文字
会話率:39%
お互い好きだけど勇気が出せず前に行けないリリィ。
学生時代にユリウスの事を好きだった後輩が現れアプローチを仕掛けてくる。
リリィを疎ましく思った後輩は開けてはいけないトラウマの扉を開いてしまう。
好感度S……恋人状態 の開始開始となる前後
編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 12:10:03
10274文字
会話率:39%
――昔々、あるところに不思議な王女が居ました。緋色の髪、深海の瞳、見るものを惚れさせる整った容姿の王女です。そんな王女にはこんな通り名が付いていました。
――エビ王女。
立てば王女座れば淑女、口を開けばエビ狂い。そんな喩えを産み出
してしまうほど、件の王女はエビが大好きだったのです。
そんな王女に恋してしまったのは、幼かった彼女に一目惚れをしてしまった少年でした。弛まぬ努力で戦場を駆け抜け、『灰の騎士』と呼ばれるに至った彼ですが……残念ながら王女の心はエビに夢中。
騎士は、エビという未知の恋敵に打ち勝つことは出来るのでしょうか?
騎士とエビの熾烈な戦いが、今始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 17:00:00
12759文字
会話率:13%
伯爵家の三男坊。ある日幼馴染を助けたら家から追い出されたので、取柄と本の知識を生かして二人で業務改善コンサルを始めてみたら周りの協力もあって大成功。途中恋のライバルが現れたり商売の邪魔をされたり、大事なアイテムを盗まれそうになったりとちょっ
とハラハラしたりもするけれど、二人でお店をつくりあげていく。
ライバルや恋敵、渦巻く陰謀など様々な困難を跳ね除け、仕事や恋、果ては家名までも二人で協力しつかみ取らんとする追放系サクセスストーリー。
(現状では看板に偽りありなので変更しました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 07:00:00
79404文字
会話率:53%
想うこころの哀しさは、人を恋する裏側に、恋を邪魔する人らへの恨みの花を育てゆき、いつか、この世を踏み外す罠を手ずから育てゆく。
最終更新:2021-10-31 13:00:00
292文字
会話率:0%
エイミは幼馴染のフランツが好き。
まるで兄妹のような関係に終止符を打つため告白の決意をするが、自覚したフランツの方から先に告白された。
晴れて想いが通じ合った二人は幸せになりましたとさ――。
一方、その裏では。
モブに転生して空回る少女と、
今の生活を壊したくない転生ヒロインと、ぬるま湯に取り残された攻略対象キャラが色々動いている話。※転生者の話は一人称視点。全7話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 12:00:00
24262文字
会話率:30%
世田谷三軒茶屋駅。満員の田園都市線に乗ろうとして、乗れずにいた私を彼は、自分が降りて、私に場所を譲ってくれた。そんなほんの些細な出来事で、私と彼の二人の物語は、始まります。
私は、一ツ橋奈緒子二三歳。そして彼は、山之内淳二七歳。知り合
って数ヶ月後、何気なく淳(彼の名前)を一泊の旅行に誘います。ほんのちょっとした心の揺れが、私にそんな行動をとらせてしまいます。
でも、その旅行は、ゆっくりと歩むはずだった、私達二人の心の触れ合いを大きく揺れ動かすことになります。そして予想もしない出来事が、私達に降りかかります。
僕は山之内淳。僕の彼女は、一ツ橋奈緒子。でも僕に積極的に近づく、同僚の竹宮瞳がいる。奈緒子は、瞳の事は知らない。瞳も奈緒子の事は知らない。
そして、僕は、二人と関係を持つことになるのだけど。
三人の運命は、自分たちが思う以上に大きく揺れ動きます。
そんな、三人の心の揺らぎを描きます。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 12:00:00
148186文字
会話率:47%
山瀬裕一郎は、小さい頃から母方に田の手伝いをしていた。自分の家が専業農家ではないので、簡単な遊びを兼ねた手伝いである。
山の中にある、そこは釣りができ、山遊びができる裕一郎にとっては格好の遊び場でもあった。
ある時、釣りをしていた裕一
郎の側に同い年くらいの女の子が声をかけてきた。ちょっと振り向いて話をしていたが、魚がエサに食いついて夢中になっている間に、その子は消えた。そう消えたのだった。
それから四年後、裕一郎は長陽高校に入学したが、入学してから二か月後、うっすらと記憶の残る顔が、学内にいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 17:39:03
6795文字
会話率:45%
非の打ちどころのない婚約者を持つ高貴な姫君が恋したのは、敵方の青年。
飛鳥時代ファンタジー。悲恋です。
「なにが違うのよ、いくじなし。わたしを攫うんなら、最後まで攫い通してよ!」
──知らず、敵方の青年に恋をしてしまった高貴な姫君の絶望
。
「なぜ……放棄するっ! 沙枝が欲しいんだろ? 好きなんだろっ? 彼女を守ったのは、おまえじゃないか!」
──最愛の姫君の心を奪った恋敵から、彼女を譲られた婚約者の憤り。
「おれだって…幸せにしてやりたかった…」
想いは桜吹雪と共に散り、そして──想いの結晶が悲恋を救う──。
(2000年頃 執筆)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 14:00:00
29044文字
会話率:46%