侯爵家の娘ルースは父と兄に溺愛されて育ったが、家族の中で唯一魔力を持たずに生まれてきた。魔力がないなら剣を磨こう!と騎士を目指して前向きに頑張るルース。帝国の掟に則り帝都にある学園に入学する事になるが、そこで前世の仲間だったと言う英雄の生ま
れ変わり達と出会う。
前世で勇者だったと告げられても、ルースにはまったく記憶がなかった。魔王討伐から1000年の時を超えて巡り会った勇者はかつての仲間たちにナゼか溺愛されていて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 11:36:22
92920文字
会話率:32%
大正時代の帝都に、巷で噂になっていない女泥棒あり。
その正体は石川ユリエ。彼女は300年前に有名な天下の大泥棒・石川ゴエモンの末裔だった。
そんなユリエが大財閥・三ツ橋家から宝石を盗もうとしたところ、あやかしに襲われてしまう。
窮地に一生
と助けてくれたのが、老舗陰陽師家の若当主・鶴御門シキ。
しかし、シキはユリエにとんでもない取引を持ち掛ける。
「縁談避けに、俺様の恋人になれ」
「断ったら?」
「このままおまわりに突き出してやってもいいんだぞ?」
表は温厚美青年。しかし裏では腹黒俺様男なシキに振り回されつつも、
ユリエは持ち前の根性で憧れの石川ゴエモンのような正義のヒーローになるべく奔走する!
「あたしがおまえのヒーローになってやる!!」
明るく元気な泥棒娘と、訳あり俺様陰陽師の(なんちゃって)大正ロマンラブファンタジー。
ツンデレ令嬢とお友達になったり、生真面目警察坊ちゃんに一目惚れされたりもします。
※あくまで(なんちゃって)大正ロマンなので、大きな地震や悲しい戦争は起こりません。
本来は明治に起こった陰陽師の追討令も後回しです。
でも産業はなんとなく発展します。合言葉はファンタジー!!
なんとなくで調べながら書いてますが、しっかりとした歴史ものがお好きの方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 07:40:00
114650文字
会話率:37%
大正時代の帝都に、巷で噂になっていない女泥棒あり。
その正体は石川ユリエ。彼女は300年前に有名な天下の大泥棒・石川ゴエモンの末裔だった。
そんなユリエが大財閥・三ツ橋家から宝石を盗もうとしたところ、あやかしに襲われてしまう。
窮地に一生
と助けてくれたのが、老舗陰陽師家の若当主・鶴御門シキ。
しかし、シキはユリエにとんでもない取引を持ち掛ける。
「縁談避けに、俺様の恋人になれ」
「断ったら?」
「このままおまわりに突き出してやってもいいんだぞ?」
表は温厚美青年。しかし裏では腹黒俺様男なシキに振り回されつつも、
ユリエは持ち前の根性で憧れの石川ゴエモンのような正義のヒーローになるべく奔走する!
「あたしがおまえのヒーローになってやる!!」
明るく元気な泥棒娘と、訳あり俺様陰陽師の(なんちゃって)大正ロマンラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 07:40:00
15353文字
会話率:37%
サナは世界で希少な魔法使い。
ひたすら前向きだけど、ぽんこつすぎて失敗ばかり……とうとう家まで燃やしてしまう。そこで可愛い義弟クロと一緒に生きていくために、帝都へ出稼ぎに。見つけた仕事は……不眠騎士カミュさまの添い寝役!?
そんな仕事、も
ちろん始めはうまく行かないけれど……皇帝陛下には『将軍級』の役職を与えられて、カミュ相手に命令し放題。弟は相変わらず自分に激あま。
そんな夢みたいな生活の中で、みんなでお酒飲んでみたり、仮面舞踏会に参加してみたりしながら自分の幸せの形を探すぽんこつ魔女の奮闘記!
※『魔法のiらんど』『ベリーズカフェ』にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-28 21:07:24
124423文字
会話率:44%
名門の美術大学である帝都芸術大学には、「映像制作の課題に行き詰まった女子学生が焼身自殺の一部始終を撮影した」という恐ろしくも凄惨な怪談が語り継がれていた。
同大学の学部生である猪地乃紀は、当初は件の怪談を単なる噂話と一笑に付していたが、やが
て自身の見解を覆さざるを得ない事態に直面するのだった…
(※本作品は、夏のホラー2024参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 05:21:00
2518文字
会話率:26%
魔物が蔓延り、神聖石の結界がなければ安心した生活を送ることのできない世界で、結界に護られた帝都の神殿で暮らしているセシリア=ローズネルは、自分の膨大な神聖力の強さを隠して、大聖女の補佐役をしていた。自分の方が圧倒的に力があるけれど、すでに決
まっていた大聖女と蹴落として自分がなろうとは思わず、あまり力がない大聖女リリスをこっそり支えて行ければそれでいいと思っていた。
仕事を選んでほとんどの仕事を押し付けてくるリリスに、いざという時に動ける行動力だけは求めていた。
仕事で駆けずり回っているセシリアは、ある時、第3都市の神聖石に異変が起きていることを知る。
すぐにでも大聖女リリスに動いてもらいたいと願っていたのに、リリスは行く気がない。
だったら私が行けばいいと思って提案したセシリアは、第3都市に向かったことで自分も知らない真実を知ることになる。
護衛騎士のカイル=アズリクフに好意を持たれながらもそれに応えることもできずにいた。
ただひたすらに神聖力を駆使して多くを護っていくセシリアは、自分の力と向き合って大きな決断をすることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 10:00:00
263877文字
会話率:32%
エルシャール帝国の帝都ラシフェンは不夜城とも呼ばれていた。夜が更けても店という店には煌々と明かりが灯り、昼間の喧騒と変わらない賑わいを見せている。もともと、帝都と冠するに相応しい賑やかな街ではあったが、それはここ数年さらに顕著になっていた。
――魔王軍の台頭により、帝都附近に出現するダンジョンが増えたためだ。
そんなラシフェンの中堅ギルドに勤める、独身アラサー三人組、トリニティ、イングリッド、アプリコットのぐだぐた女子会。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 19:10:50
20895文字
会話率:73%
ジョージはエクス帝国魔導団所属の落ちこぼれの魔導師だ。
毎日の楽しみは得意の魔力ソナーで憧れの騎士団所属のスミレの魔力を感じる事。
そして修練場で訓練するスミレを直に眺めるのがジョージの癒しだった。
その日もスミレを眺めて喜んでいたジョージ
は魔導団団長より呼び出しを受けた。
ジョージは団長より帝都の東に見つかったダンジョンの調査を命令される。
気の乗らない命令だったがダンジョン調査に向かうと…。
ダンジョン調査から始まるジョージの激動の人生がここに開幕する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 18:10:00
631407文字
会話率:31%
高校2年の夏休みが終わり9月1日に勇者召喚によって“帝都ノワール”に召喚されたが俺は勇者ではなく“錬金術師”だった。錬金術師は名前の通り“物を生み出したり”“力を付与”したりする職業だった。
当然、帝都は勇者でない俺を城に置いている意味無く
、その場で“好き勝手に生きてくれ”と言われてしまい、1人で何も知らない異世界で生きることとなった。
そこから時は経ち、この世界に来て30年が経っており47歳になっていた。これまで30年間は本当に色々な出来事があった。辛いこと、楽しいこと、悲しいこと、怖いことをたくさん経験したがどうにかやってこれた。
そんな30年間をへて俺も今は、帝都で一番と言われる産系ギルド“アトゥム”を作り、そこでギルドマスターをやっている。
だが、俺が長い時間を掛けて積み上げてきた物は、ある日、唐突に崩壊するのであった。それは、召喚された本物の勇者の手によって魔王が倒されてしまい、役目を全うした勇者達は元の世界へと帰還したのであった。
当然、勇者ではない俺も勇者召喚によってこの世界に来ているので、俺の意思とは関係なく日本へと強制送還されてしまった。
俺が積み上げてきた30年間の努力が一瞬で無くなり俺は絶望したが、何と日本に戻って来ても錬金術が使えるままだったし、世界には魔物が溢れていて世界が世紀末状態になっていた。
俺はこんな世界を見て日本にも“アトゥム”を作り全て取り戻すことを決めた。
「召喚手違いで異世界へと来た俺は“錬金術”を極めました。そして急に日本に送還されると魔物が世界に溢れていて世界が崩壊していたので、俺が、この世界を救い作り変える。」
国造り、バトル、スローライフが始まりますッ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 20:00:00
141562文字
会話率:34%
明治中期。
いまだ幕末の昏さを残す、帝都郊外。
瑞香は町外れの、小さな貸本屋のひとり娘。
生まれつき身体が弱い彼女は、店番をしながら少しずつ物語を綴り続けてきた。
あるとき、憧れの作家に送った原稿が文芸同人誌に掲載されることになった。
あ
あ、冬には、あの文士さまと、同じところに……。
だが、彼女は知っていた。
身体は秋までもたないと、医者が言っていることを。
生きたい。生きていたい。
はじめて心から願う彼女に、父親はある決断をした。
瓦斯灯がほのかに照らす明治の夜を。
巨大な月が運命を削りだす、激動の時代を。
そのあやかしは、生まれ出でて、跳んだ。
ねえ、あたしの喉を噛み切っておくれよ。
あんたの肝を喰ろうてやるからさぁ。
*完結済、最終話投稿済です。
*毎日正午に更新。
*最終回は2024/7/2となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 12:00:00
103123文字
会話率:39%
懸命に努力を続けるも、まったくレベルが上がらず、人々に笑われ続けていたおっさん冒険者――ルイス・アルゼイド。
同じく、最強を夢見てギルドに入ったものの、最低ランクを突きつけられた新人冒険者――アリシア・カーフェイ。
二人は最弱の冒
険者として同僚から馬鹿にされ続けていた。
そんなある日、魔獣が突如にして帝都を襲撃する。
実力も人望もないルイスだが、それでもルイスは、せめて自分にできる仕事を行う。結果、なぜか《無条件勝利》という謎スキルを習得した。
力を手にしたルイスは、隣国たる《ユーラス共和国》が不審な動きを見せていることを知り――ギルド追放を機に、独自に調査を開始する。
そうしているうちに、世界の避けられぬ運命を突きつけられる。
そしてまた、最強スキル《無条件勝利》を使ってもなお敵わぬほど、相手が強力であることを。
なぜ自分は急にこんなスキルを手に入れたのか。
そもそも《無条件勝利》とはいったいどういうことか。
二千年前に起きた帝国と共和国の戦争でなにが起きていたのか。
――これは最底辺のおっさん冒険者ルイスが、残酷な運命を突きつけられても、それでも足掻き、未来を切り開いていく物語である。
*オーバーラップノベルス様から書店やアマゾンで書籍発売中です! 熱く感動できる物語を目指していますのでぜひお手に取りくださいませ!
別サイト、キャスフィ様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 00:49:42
384604文字
会話率:40%
皇帝も参席する帝国大学附属高校入学式。
3年生フリッツァ・ペングラムの在校生祝辞を皇帝が気に入ったらしい。その気に入りように困惑するフリッツァだったが、皇帝が自分の過去を調べていたことを知り一層困惑の度を深める。
皇帝に賞賛されて警戒する
理由がフリッツァにはあった。
彼は後輩の1年生カイン・カーズワースが皇帝の御落胤であることを知っており、カインを次の皇帝にしたいとの野心に燃えているからだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 23:00:00
160179文字
会話率:43%
「外食大手の創業家出身の社長が解任された」ー担当企業の衝撃ニュースをよりによって他社に抜かれる形で経済新聞記者の深堀圭介は知る。失意の中、取材を進める中で、この解任劇の裏にいくつもの謎が隠されていることに気付いていき……。どんでん返し続きの
エンタメ経済小説。
〜登場人物〜
①深堀圭介→本作の主人公。入社4年目の27歳。記者という仕事にやりがいを感じられない日々を送っていた。4月に外食担当になった直後、いきなり特ダネを抜かれるという大失態をしでかす。
②常木翠玲→圭介の交際相手。入社8年目の29歳。花形の総合商社を担当しており特ダネ記者として内外から評価されている。だが、当の本人は記者という仕事に息苦しさを感じ始めている。
③輝川誠→シャインベーカリーの創業者、輝川龍造の一人息子。15%の株式を持つ第2位株主。21年4月に隆造が航空機事故死したのをきっかけに、同社の社長に就任。だが、1年後に星崎によって解任される。
④星崎直倫→シャイン株の20%を保有する筆頭株主、東洋キャピタルから送られてきた。社外取だった22年4月に誠の解任を主導し、自らが社長に就任する。元々は旧・東都経済新聞社の記者だった。
⑤青木俊一→旧・東経出身。圭介の所属する企業部第7グループの担当デスク。風貌と言動から「若頭」の異名を持つ。物事を深掘りできない圭介を「アサボリ」と呼び、日々、激詰めする。
⑥米山尚志→旧・毎朝出身。第7グループのキャップ。青木から激詰めされる圭介を度々助ける。性格は青木と正反対で穏和。
⑦小宮山翔子→圭介と同じく外食担当。「コミショウ」という呼び名とは裏腹にかなり陽キャ。「バイブス上げていきましょう」が口癖。
⑧鴨崎議範→シャインのメインバンクのわかば銀の頭取。解任された誠を強力にバックアップする。
⑨霜田洋成→圭介の親友。現在は総合商社の最大手、富川通商に勤務する。海外の有望外食チェーンを日本に進出させるため、日々、世界中を飛び回っている。
⑩亀井幹児→圭介の親友。公認会計士。最大手の帝都監査法人に勤める。度々、圭介に有益な情報をもたらす?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 17:36:08
217190文字
会話率:36%
「鬼神と呼ばれる男の家に嫁がなければならないの」
怪我したポン太を匿ってくれた扇家の娘は、泣きながらそう言った。
(鬼だか神だか知らないけれど、貴女の代わりに私が嫁いで恩返しをさせていただきます!!)
実はポン太は雌だった。それも化け
狸の。
人間の姿となり、扇家の娘として相手方の家に向かったポン太――もとい扇 蒼葉は、旦那様、百鬼 行雲にいきなり「結婚する気はない」と言われてしまう。
それでも蒼葉はめげなかった。意地悪な姑にも新たにやって来たお嫁さん候補にも負けず、憧れの『すろーらいふ』を送るため奮闘する。
もふもふ尻尾に魅了されたのか次第に優しくなる旦那様だったが、どうやら妖狩りのお仕事が上手くいっていないようで――
妖狩りの冷徹な(但し動物には甘い)軍人×底抜けにタフで元気な腹ペコ狸娘の全然スローライフじゃないラブコメディ。
◇◆◇◆◇◆◇
*大正時代頃の日本をベースとした架空世界が舞台の和風ファンタジーです。
*カクヨムからの転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 12:22:09
100854文字
会話率:32%
レイキシリス・ブラウエル(通称レイク)はアルトネリア帝国の司法の頂点に位置するブラウエル侯爵家の三男。普段からあちこちで遊び惚けていることから“道楽レイク”と揶揄されている。
そんな彼には帝都で起きる様々なトラブルを解決する探偵というもう一
つの顔があった。
一見すれば不真面目な若者。しかし胸の奥には悪を赦さず踏み躙られた人々のために戦う義と情が溢れている好漢。
“暴れ馬”と呼ばれる帝都一の女傑、女性と接するのが大の苦手な凄腕用心棒、世界中の奇書・稀覯本を収集する情報屋など個性豊かな仲間と共に、今日もレイクが帝都の闇を切り払う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 12:00:00
227173文字
会話率:46%
かつて高度な魔法文明を誇り、その力で世界全てを手中に収めようとした「アルカナム魔導帝国」。
しかし、ある時、一夜にして帝都は壊滅し、支配者を失った帝国の栄華は突然の終焉を迎えた。
瓦礫の山と化した帝都跡は長らく忌み地の如く放置されていた。
しかし、近年になって、帝都跡から発掘される、現代では再現不可能と言われる高度な魔法技術を用いた「魔導絡繰り」が、高値で取引されるようになっている。
物によっては黄金よりも価値があると言われる「魔導絡繰り」を求める者たちが、帝都跡周辺に集まり、やがて、そこには「街」が生まれた。
どの国の支配も受けない「街」は自由ではあったが、人々を守る「法」もまた存在しない「無法の街」でもあった。
そんな「無法の街」に降り立った一人の世間知らずな少年は、当然の如く有り金を毟られ空腹を抱えていた。
そこに現れた不思議な男女の助けを得て、彼は「無法の街」で生き抜く力を磨いていく。
※固有名詞や人名などは、現代日本でも分かりやすいように翻訳したものもありますので御了承ください※
※詳細なバトル描写などが出てくる可能性がある為、保険として、「残酷描写あり」の設定をしました※
※あくまで御伽話です※
※「アストルムクロニカ-箱庭幻想譚-」の数世代後の時代を舞台にしています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 08:00:00
118304文字
会話率:43%
明治時代、鹿鳴館が華やいだころの物語。
華族令嬢の宵子は、実家が祀っていた犬神の呪いで声を封じられたことで家族に疎まれ、使用人同然に扱われている。
特に双子の妹の暁子は、宵子が反論できないのを良いことに無理難題を押し付けるのが常だった。
あ
る夜、外国人とのダンスを嫌がる暁子の身代わりとして鹿鳴館の夜会に出席した宵子は、ドイツ貴族の青年クラウスと出会い、言葉の壁を越えて惹かれ合う。
けれど、折しも帝都を騒がせる黒い人喰いの獣の噂が流れる。狼の血を引くと囁かれるクラウスは、その噂と関わりがあるのか否か──
ノベマ!、カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。
全31話約10万字、完結まで毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:10:00
101414文字
会話率:18%
イモを売る宇宙の辺境貴族が、内乱で活躍する話。
地球から遥か遠くの大銀河系は、大銀河帝国が支配していた。
主人公『デイビス・ジャガー』は、辺境星域に領地を持つジャガー男爵家の跡取り息子で、最近帝国士官学校を卒業した二十三歳の青年である。
父
からジャガイモを帝都で売ってこいと命令され、大型輸送船五隻とオンボロ宇宙戦艦で帝都へ向かう。
帝都では皇帝の後継者争いが激化し内乱が勃発する。デイビス・ジャガーは内乱に巻き込まれ、オンボロ宇宙戦艦で内乱に参戦する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 00:00:00
39100文字
会話率:34%
帝都の片隅に、女学生ゆりが、ひとりで切り盛りする茶漬け屋があった。お客は華族の江戸紋斗(エドモンド)をはじめ、良馬(ロバ)や英陸(エリク)、売れっ子芸者の椿など、個性の強い面々ばかり。
予告して盗みを働く怪盗紳士が出没し、鬼狩りもまだ存在
する物騒なこの時代。
家出をした母の跡を継いで茶漬け屋を守るゆりの夢は、真っ白な花嫁衣装を着てかわいいお嫁さんになること。
でも前途は多難なようで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 17:03:54
1310文字
会話率:37%
帝都、東京。元号は大正となり、次第に異国との戦禍の気配が近づいてきている。東京帝国大学で精神医学を学んでいる俺は、現在私宅監置の資料を取り纏めている。私宅監置とは、江戸頃まで遡る座敷牢といった風習を、法制度化したものであるというが、近代化
を謳うこの国を思えば涙が出てしまうくらい劣悪なものだ。端的に言えば、精神病者――古い言葉で言えば瘋癲人などを、自宅で看るという制度である。調べる理由は、出身地の村における記憶が端緒だ。
※東京と村を舞台に、大正~現代の間を輪廻転生するホラーです。(他のサイトにも掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 02:43:22
17534文字
会話率:62%
あやかしはびこる帝都にて、ひとりの没落華族令嬢がいた。
異国出身の母を持つ金髪碧眼の美しい娘まりあは、屋敷にあやかしを匿う公爵、山上装二郎に目を付けられてしまう。
逃げ足の速いまりあを装二郎は気に入り、花嫁に迎えた。
ある契約と引き換えに結
婚したものの、山上家は普通の家ではなかった。
広い屋敷にタヌキやキツネのあやかしがいて、人の姿はないのに、部屋はピカピカ。
親戚どころか、親兄弟一人訪ねてこなくて。
あやかし屋敷は不思議なことばかり。
夫となった装二郎は昼間から眠そう。
こうなったら、まりあ自身がしっかりするしかない。
虐げられていた、タヌキやキツネ、ついでに昼行灯な夫は私が守ります!
契約花嫁の、愛と正義の奮闘物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 00:00:00
103420文字
会話率:36%
華族令嬢として生まれた紫苑は、両親の思惑により嫡男として育てられた。家を継ぐべく頑張るが、年の離れた弟が生まれたことで用無しになってしまう。
その上両親は今さら紫苑が女だったと明かすことはできないと、下働きとして一生尽くすように言ってきた
。
生家から逃げ出した紫苑は、帝都でも名高い宝飾店の工房で住み込みとして働くことに。実は紫苑には、宝石の歌声を聞く力があったのだ。
ところが横暴な父親が紫苑を連れ戻しにやってくる。抵抗する紫苑を助けてくれたのは、密かに心を寄せていた工房の主人。彼は紫苑のことを大切な婚約者だと言い……。
恋心を隠そうとする男装ヒロインと、彼女のことが大好きなあやかしヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 20:03:12
7985文字
会話率:67%