【また運命に殺された】
やったー転生だと思ったのも束の間、「ドキドキ♡履歴書交換タイム」なる転生前の謎イベントで「名無しの女奴隷」としての運命が決まった俺。何もかも失った俺は、転生後も運命に殴られ続ける! 一緒に転生した月島桜が設定した過
酷な運命をくぐり抜けた先で、私の復讐劇が始まる。仇敵だけじゃ私の剣は満足しない。運命でもドラゴンでも女神でも何もかも斬ってやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 22:23:50
40718文字
会話率:42%
事故で死んだ俺たち5人は、性格の悪い女神の計らいで理想の人生で転生することとなった。ただし、理想の人生を歩むまでの間にあるのは「ドキドキ♡履歴書交換タイム」。なんと他の人が書いた履歴書の中からランダムで一枚引くというもの。俺が引いてきたのは
……、「名もなき女奴隷」? 誰だこんなの混ぜたのは、と泣こうが喚こうが俺の人生は覆らない。俺に地獄見せるために月島桜が混ぜたハズレくじを引いてしまった俺は、この世ではできない悲惨な体験をする。俺は月島桜に復讐するために強くなる。
## TSスタートで始めから性的な感じですが、本編は真面目なのでお嫌いな方も読んでいただければ幸いです##
改稿中で新規更新はしばらくお休みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-08 16:43:41
59848文字
会話率:40%
レオ・シェフィールドはある日、何もかもが平凡すぎることを理由に婚約破棄を言い渡されてしまう。貴族として風前の灯火であったシェフィールド家は、そのことによって没落寸前となってしまった。
しかし、レオは知る。
自分の家の危機はすべて、元
婚約者の父によって仕組まれていたことを。青年は刺し違える覚悟で仇敵を××するが……。
「どうしてボクが犯人だって、バレないんだ……?」
なんと、レオはあまりに平凡すぎるが故に認識されにくい、特異体質だったのだ。
それを逆手に取った彼は王家に取り入り、最高の暗殺者、貴族として復権するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-09 12:00:00
13562文字
会話率:31%
グナエウス・ラットゥス・ウィリディス・マグヌスは独裁者を打倒した、共和国の大英雄である。
三十五歳を迎えたある日、グナエウスは行き倒れていた七歳の女の子を拾う。
その子はなんと、グナエウスがかつて打倒した仇敵と、グナエウスの元婚約者の
娘だった。
グナエウスの家族を殺し、そして故国を混乱に陥れた独裁者、そして元親友の男と……
グナエウスを捨てて、そんな男について行った元婚約者の女。
そんな憎い相手によく似た少女に酷く戸惑ったグナエウスだが、その出自が原因で少女が虐待と虐めを受けていると知り、引き取ることを決意する。
今度は仇討ちではなく、守るためにこの力を使おう。
共和国の大英雄、世界最強の魔法使いは己の杖に誓うのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-05 12:00:00
95798文字
会話率:38%
宇宙から東京都北区赤羽にダンジョンがやってきて8年。
アビリティやスキルを習得するダンジョンウイルスによって肉体を改造した「プレイヤー」という存在は、ヒトという種の概念や社会常識をぶっ壊してきました。
主人公は冴えないナリをしたチートスキ
ル持ちのプレイヤー・早川千影(18歳)。歴は浅いもののスキルの力で中堅勢までスピード出世で昇りつめ、しかし過信せず勘違いせず、小賢しさと慎重さを駆使して日々を生き抜いています。
ひょんなことから「子守りクエスト」を依頼され、食い意地まみれの風変わりな肉食系幼女・高花ギンチョ(9歳)と行動をともにすることになります。世界最年少プレイヤーとなった彼女とともに、世間の注目を浴びつつ、人間社会の陰謀やダンジョンに巣食う仇敵との戦いに巻き込まれていきます。
※日間ジャンル別で2位になったようです。ありがとうございます。
※よろしければブクマおねがいします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-20 20:00:00
816937文字
会話率:44%
これは親に捨てられ、孤児院も潰され、あえなくスラムに身を堕とした少女の物語。
ある日目覚めるとケット・シーになっていた。
人間社会に絶望していた彼女は生まれ変わるべく、魔物として生きて行く事を決意する。
街から出て、近くの森に身を隠すが、
他の魔物に襲われ、安全すら確保出来ない状況。
周囲の魔物を駆逐し、強くなるべく力を求めた。
ある日突如として下位竜が街に襲い掛かる!
「アレを倒せばもっと強くなれるかもしれない」
打算のみで竜を倒し、森へ帰ろうとするが街の領主の息子、かつて自分の居た孤児院を潰した男が話し掛けてくる。
彼を心の底から嫌悪した彼女は出来る限り森へ引き篭った。
数日後、街の住人達が守り神だ、と御供え物や願いを言ってくる。
願いを叶える力なんてある訳が無く、御供え物にも手をつけずにひたすら家に引き籠る。
暫くすると、御供え物に惹かれて他の森からやって来たゴブリン達が、更なる食料を求めるべく街へ襲撃を開始する。
「1度助けたから」とゴブリンを撃退するが、魔力切れでちゃっかり街の中へ担ぎ込まれた。
面倒なので冒険者となるべくギルドへ向かい、様々な依頼を解決し、思考の甘味を買い漁る。
ある日「冒険者のケット・シー」の噂を聞きつけた何処ぞの馬鹿領主が押し掛けて来るが撃退。
何だかんだで王宮に呼び出され、事のあらましを説明すると無事釈放…とはならず、グダグダと小間使いをさせられるハメに。
それでも何度かの小間使いを終わらせ、面倒になった彼女は大陸の7割を覆うイラリア大森林に引き篭る。
その中で彼女は友蛇を、仇敵(狼)を得、更なる力を手に入れるべく奮闘する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 23:53:11
2855文字
会話率:18%
かつて西部を恐怖の底に陥れた大量殺人犯、「スカーレット・ウルフ」の脱獄を知ったパディントン局長は、普段の彼らしからぬ剣幕で、「ウルフ」の捜索と拿捕を命令する。
「彼にとって『スカーレット・ウルフ』は不倶戴天の仇敵なんだ」
どうやらリロイ副局
長はパディントン局長と「ウルフ」との、浅からぬ因縁を知っているようだが……?
※この作品はブログ「黄輪雑貨本店(http://auring.blog105.fc2.com/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-07 20:00:00
22593文字
会話率:60%
永野伊織はアラサー女子。埼玉のスタンフォードと言われる平林国際大学を冤罪で首になった後、紆余曲折を得て地元のDIYショップで自給950円で働いている。
緩い仕事に気の合う仲間。将来性のなさを自覚しながらもぬるま湯のような現状に抜け出せないで
いた。
そんなある日、ネットに接続していないパソコンに一通のメールが届く。送り主は真壁朝子。かつての親友で大学を辞める原因を作った仇敵だ。
それをきっかけに伊織は過去と未来に向き合うため、スパイとして活動していくことになる。
街中でミサイルぶっ放す戦闘ヘリを拳銃で撃墜するタイプの小説です。
時事ネタを扱っております。基本全方向を敵に回す形でやっていくので感想は返信しないことをご了承ください。非会員の方からも感想を受け付けております。ご批判心待ちにしております。
不定期更新。気長にお付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 18:00:00
45998文字
会話率:42%
干城士《ソルジャー》。
この世界に起こりうる災害を未然に防止、対策するために活動し、人々を救うことを生業としている。そのため、あらゆる部門・分野おいて、一線を画すものでありーー花山緋那《かやまひな》の母親もこの仕事に就いていたという。し
かし、その仕事は命の危険が伴い、彼女の母親は何者かによって命を落としてしまった。
その仇敵を倒すため、母親の遺書を頼りに手がかりがあるという名門霧峰学園に通うことになるも、様々な事件に巻き込まれてーー!?
これは彼女が仇敵を倒し、立派な干城士《ソルジャー》になるまでの過程を描いた本格派バトル物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-05 00:00:00
126483文字
会話率:55%
最愛の孫娘であるマリ子ちゃんが行方不明になってから三十時間が過ぎ、政財界の伝説的巨頭である松前正吉は気も狂わんばかりだった。
万策尽きた彼はついに常軌を逸した命令を出す。
「風間(かざま)小太郎(こたろう)を呼び出せ。わしの仇敵で自殺し
おった、あの名探偵の風間を。すぐにここへ!」
松前家の総力、いや日本の総力を挙げて死者を蘇らせて捜査にあたらせるという前代未聞のプロジェクトは発動された。
風間の埋葬場所はすぐに特定できたが、遺体を回収しようとした松前家のメンバーは現地で謎の戦闘集団に襲われ全滅。しかし自動無人ヘリは彼の遺体を松前家に届けた。
遺体の提供を受けた松前家の研究チームはそれぞれ二体の風間を完成させた。
一体は生身の肉体まるごと一体を復元させたもの。もう一体は脳だけを完璧に復元させて体は機械で代用させたタイプ。結局、推理力のまさる機械製の「アンドロイド風間」が採用となる。なぜなら、アンドロイドの風間は即座にこう答えたのだ。
「マリ子さんの居場所はだいたいわかりましたのでね」
さっそく動く風間だが、ここで風間は最強の敵に襲撃される。それは採用されなかったもう一体のほうの風間だった。
この窮地を救ったのは風間の遺体を守ろうと松前家と戦った例の戦闘集団。彼らはアンドロイドの風間にこう言った。
「お館(やかた)さま! 我ら風魔一族、御身の復活をお待ち申しておりましたぞ」
彼らの中でもひときわ献身的に尽くす乙女がいた。それは高校生のさおりだった。
彼女こそは死後の風間の体をすみずみまで清く保つ一族秘伝のゾッとするような作業の中心的遂行者だった。さおりは死体である風間に嫁ぎたいと願うほど風間に心酔していた
風間は松前老人ほか関係者をカンヅメ工場の一室に集め謎解きを始め言い放った。
「マリ子ちゃんはあなたのお腹の中にいます。そうですね、松前さん?」
騒然とする一同。青ざめる松前老人。風間の非情な謎解きはなおも進んでいく・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 21:03:26
47205文字
会話率:76%
かつて魔王を討伐し、世界を救った勇者、アルオン・クロスライダー。しかし、それから何年かして、アルオンはあることに気づく。平和になった世界には、勇者としての自分の居場所が無かったのだ! そんな世界に絶望したアルオンの前に、かつての仇敵、魔王軍
四大魔将の一人、ガルロンドがあらわれてこう言った。 「私の学校の先生をしてくれませんか?」 このお話は、世界を救う力を持った勇者が、なんやかんやと先生として頑張っていくお話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 23:29:07
212614文字
会話率:51%
【※第六回ネット小説大賞 一次選考通過しました】
これは、呪われた出生と運命に翻弄され――敵と自分と、ときに仲間の血にまみれ――世界を巻き込みつつも――。
復讐を果たさんとする、しかし尚も獣でなく人で在り続けようとする、一人の美しき
女戦士の死闘と葛藤の物語。
異世界オファ二ム、そこにあって最大の大陸ハルメニア。
王国エストガレスを筆頭とする11の国家・地域が存在する、大乱なき平定の時代――。
家族を奪った仇敵たる、最強かつ最凶の暗殺・戦闘集団『サタナエル』――さらには大陸全土をも敵に回す運命をたどる、主人公レエテ。
突如として西のダリム公国コロシアムに現れ、残虐非道な剣闘士とドラゴンを一掃し名乗りを上げ、サタナエルに挑戦状を叩きつける。
そして――生まれ持った超人的身体能力と半不死身の肉体、刃に姿を変える両手、「結晶手」を武器に、終わりなき闘いに身を投じる。
その昏く波乱に満ちた運命に巻き込まれ、集い仲間となる者達。一行を狙う魔の手。
壮絶な闘いはやがて一国の内乱と国家間の争いをも引き起こし、混迷を極めていくハルメニア大陸。
標的である『サタナエル』頂点・“魔人”、そして“剣”、“短剣”、“投擲”、“斧槌”、“法力”、“魔導”の各ギルドを率いる六人の“将鬼”を狙い、レエテの旅は続く。
彼女の復讐の悲願が、達成される日は訪れるのか――。それが達成されたとき、彼女は人なのか、獣なのか――。
*
生まれついての超人。一流の剣士、魔導士。聖教に背く背教者。大国の武将、諜報員。
あらゆる人智を超えた強者たちが各々極限まで高め磨き上げた剣・魔導・法力の力でぶつかり合い、国家の趨勢までも動かす、大河バトルアクション・ダークファンタジー、ここに開幕――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-29 19:08:31
1490756文字
会話率:21%
たったひとりぼっちの上杉憲政の波乱に満ちた大河ドラマが始まります!
上杉憲政は、再現映像では年配の俳優が演じるケースが多いですが、実は川越夜戦も信濃侵攻も20代中ごろの出来事でした。
所領を失い長尾景虎(上杉謙信)を頼ったのも、30そこそ
こでした。
結局再起のチャンスがないままでしたが、チャンスがあれば失敗を生かした戦略、采配を振るっていたかもしれません。
光があれば影があるように、有名な戦国武将の栄光の裏には、敗者が必ずいます。
小説ぐらい、敗者が主人公になっても良いかと思い、上杉憲政にスポットを当ててみることにしました。
後年、 御館の乱では仇敵・北条氏康の息子である景虎(しかも劣勢)に協力し、和睦の死者となり、命を落としています。
そうしたエピソードから、実は頼られると断れない、人情に厚い人物だったのかもしれません。
元々は信長の野望のプレイレポートですので、多少御見苦しい部分もあるかとは思いますが、初投稿のためどうかお許しください。
可能な限り、投稿用にリライトはしております。
配役としては、
上杉憲政=野村萬斎
太田資正=大泉洋
北条氏康=吉川晃司
北条幻庵=寺尾聰
長野業正=竜雷太
長尾憲景=滝藤賢一
をイメージして執筆しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-26 23:03:30
27764文字
会話率:32%
神土征四郎は、祖国に巣食う闇を切り捨て、果てた。
だが、その際に邪悪な魔術師に異界に流され、異世界転移をしてしまう。
途方に暮れた征四郎だが、その地で切り捨てた筈の仇敵が転生していることを知った。
しかも、覇者のごとく振る舞う女王として存在
していることを。
「彼の者は必ず斬り捨てるべし」
心にそう誓った征四郎は、戦乱の渦へとその身を飛びこませた。
全ては、仇敵を討ち取るために!
※毎週金曜日更新予定
カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-15 23:45:49
80746文字
会話率:19%
リオス大陸に覇を唱えるサノーラ帝国の貧民街の一画にて生まれたその少年は、皇女アンネローゼによって命を救われ、名すら無かった少年は名を賜り、永遠の忠誠を誓う。あの日から六年、十八才となった少年マリアンナは、アンネローゼのため、そして王家のため
と奮迅する。しかし、その帝国は長年の仇敵によって帝都を、そして領土の半分以上を失うこととなる。帝都からなんとかアナを救いだしたマリアンナは、彼女の涙を目にし、彼女の前で誓った。
「この私が、再び貴女を帝都に連れていく。そしてその時、結婚しよう」と。
これは、貧民街で生まれたマリアンナが、帝国を救い、英雄となるまでの物語。
そして、そんな彼の主であるアンネローゼとの恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 00:09:31
51959文字
会話率:40%
出掛けた先で不慮の事故に巻き込まれ、友人共々天に召された主人公は、めでたく?も異世界に転生を果たす。
「え?勇者に転生?
いやいや!そんなの柄じゃないんで!
こっちのが面白そうじゃん!!」
そんな理由で彼女は人類の仇敵たる、
迷宮主【ダ
ンジョンマスター】になったのでした。
基本シリアル、たまーにシリアスでお送りする予定です。R15、残酷描写は保険です。
もうn番煎じか分からないが、ダンジョン経営ものが書いてみたくて手を出してしまった…。
拙いとは思いますが、お付き合い頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-27 14:49:39
10033文字
会話率:18%
もしも彼女が武人として生きる、と決めなかったとしたら、違った道があったのだろうか──。
七年前より以前の記憶を持たない主人公、イリス。ただ感じていたのは強くならねばならない、という強い焦燥感だけだった。軍に入り戦いに触れるうち、次第に
明らかになる郷里の滅亡や母の死、そして仇への憎悪。それらを胸にイリスは仇国へと渡る。
そこに渦巻くのは狂気と後悔の念ばかり。
君主の支配に喘ぐ仇敵を救えるのは、仇国にその人生を蹂躙された彼女だけ、だった。
仇国で自分の知らない過去の真実に触れた時、彼女が選びとった道とは──。
◆旧題 紅鼠王と愛しき仇国
H30.05.18〜 そして大陸大戦へ、エピローグ改稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-19 21:23:32
287224文字
会話率:52%
恋した相手は仇敵(先祖の)子孫だった。
ごく普通の高校生鬼島(おにしま)緋一(ひいち)は、桃太郎に登場する大鬼の子孫。
緋一はある日、自分のクラスに転入してきた美少女、桃郷(ももさと)刀香(とうか)に一目惚れ。しかし彼女は自分の先祖の仇敵で
ある桃太郎の子孫であった。
が、そんな事はお構い無し。
緋一は生まれて初めての恋に、一途に走り時折暴走する。
先祖が仇敵同士の二人は果たして上手くいくのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-04 21:26:41
4688文字
会話率:39%
かつて隆盛を誇った竜族は、神罰によって戦う力を失い、
人や荷を運ぶための劣等種族と成り果てていた――。
想い人との別れをきっかけに、飛竜艇の船頭を引退したアレン。
彼の住むエンデ村に、珍客が訪れる。
エルマ・ハルメトヤ。寡黙な瞳に復讐の炎
を燃やす竜族の少女は、アレンに問う。
「竜の羽をなくしたの?」
時を同じくして、招かれざる客が現れる。
バシリウス・ローマン軍曹。
戦時中の王国から派遣されてきた彼はエンデ村の秘密を知り、戦争に加わるよう迫る。
窮地に陥った村を救うべく、エルマはアレンへと手を差し伸べ、
竜装――神に奪われた力を再現する。
二人は手を取り合う。
アレンの想い人、エルマが復讐を誓う仇敵――それらが同一人物であることを、
互いに知らぬままに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 19:42:37
2160文字
会話率:33%
偉大な当主を失い、陰りの見える甲斐武田家の娘、菊は政略結婚を強いられ、仇敵越後上杉家へ赴く。しかしその家は、謎めいた美女に牛耳られていた。
織田勢が迫り、孤立無援の実家へ独り帰るが、傾きかけた旧家を立て直せる者はもう武田の家にいなかった
。菊は臨時の当主として残った家臣をまとめ、勝頼の忘れ形見の達丸を擁して京へ上る。
徒手空拳で始めた暮らしは悲惨を極めたが、菊はそのなかで変わっていく。彼女を支えたのは、平穏な暮らしの中では何の役にもたたないように見えた絵の腕前だった。しかしその才能が、武田の危機を招くことになる。伏見城大広間、太閤秀吉以下居並ぶ諸将の前、『天下画工の長』狩野との絵合戦に臨む菊は……。
雪の越後から春の甲斐、そして夏の京へ。
厳しく偉大な夏が去った後、残された者たちが受け取る秋の果実とは。
付帯の写真はあくまでイメージ映像で、そのものではありません。
「カクヨム」にも、同題にて掲載しております。
参考文献につきましては、シリーズ掲載終了後、別原稿にて掲載する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 22:17:58
319730文字
会話率:33%
狼の頭部によく似た大陸ウルファを舞台に、炎の王と呼ばれる仇を探し続ける復讐者カインの旅路の物語。
復讐の旅の中で、カインと敵対するもの、味方となるもの、様々な出会いの中でカインは真の敵を知ることになる。
物語の始まりは、砂の王国ラーナイル
。
単なる冒険者であったカインは、知り合った仲間たちとの冒険の中で、砂の王国にしのびよる気配を察知する。
強敵との戦いの中でカインは、隠していた力を発揮する。
その名は”無限魔力”。
それは忌むべき仇敵、炎の王に与えられた力だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-21 23:40:15
1135114文字
会話率:30%