〈魔導院〉の賢者マイニエリの代行依頼で「内海における船舶失踪および沈没事件」の調査隊に参加することになった魔法使いの少女パティと小ザルのモカは、王都枢機院の騎士バレンツエラ、ダグラス、ステファンとともに内海西岸の町――〈珊瑚礁の町〉にたどり
つく。
そして、内海東岸――草原の国の〈はずれの港町〉でくすぶっていた沙漠の国の一行アルバート、ディレンツァ、ルイもまた、外遊さなかの火の国の王子ジェラルドとその従者たち、そして老船長マッコーネルの助力を得て、内海へと漕ぎだす。
おなじく王都をめざす盗賊組織〈鹿の角団〉の刺客ザウター、ティファナも、狩人のごとくそのあとを追っていた。
作曲家エドバルドと歌い手ニーナの密やかな恋路にかくされた時空をこえた絆とは――。
深い霧につつまれた幽霊船へとたどりついたルイたちは、内海を途絶させた意外な魔法の真相、そして〈最後の人魚〉をめぐる謎にせまる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 13:44:08
214706文字
会話率:12%
人魚姫が王子様と結ばれるお話です。王子様と人魚姫の両視点。魔女ざまぁがありますが、それ以外は優しく甘い物語となっております。
最終更新:2022-02-14 20:04:37
22477文字
会話率:50%
幼い王子ロナウは、毒を盛られ海に沈められた。そのロナウを助けたのは人魚のフリーシアだった。人魚の血を飲まされ、一命を取りとめたロナウは恋に落ちる。
「お母様に人間と話してはいけないと言われているから…」フリーシアは海の中へ消え、その後ロ
ナウはフリーシアを探すが会うことは出来なかった。
成長したロナウの前に、メイドの少女アデルが現れる。顔も名前も違うその少女がフリーシアと重なり、ロナウは惹かれ、困惑する。
「俺が愛しているのはフリーシアだけだ。」ロナウはアデルと距離を取ることにしたが、その事で二人に残酷な運命が降りかかる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 21:28:29
33890文字
会話率:28%
人魚姫は、人間になりたいと思いました。
海上を突き進む豪華客船の輝きを目の当たりにして。
そこで楽しそうに過ごす人々をその瞳に映して。
私もその中に混ざれたらいいなと純粋に思いました。
そして王子様に恋をして、人間になる薬を
飲んで、
声を失って、儚い泡となって消え失せる……
――そんな可哀想な子はこの物語にはおりません。
ええ、たったの一人さえも。
事前にお伝えいたします。
この物語の人魚姫は泡となって消え失せてしまう
悲劇のヒロインではございません。
ちょっとおバカでちょっとえっちな女の子です。
といいますかぶっちゃけた話
そもそもカッコいい王子様なんて出てきませんし、
淡い恋心を抱くタイミングだって存在いたしません。
人魚姫。そして、泡。
この二つの単語を聞いて、恥ずかしながら
私は下賎なことしか思い付けませんでした。
ええそうですただの下ネタです!
本当にありがとうございましたッ!
けれどこれだけは言わせていただきたい。
だって純粋に書きたかったんだもぉおおぉおん!
この話のオチを! そして堕ちの話を!
それでも構わんよ。
むしろそういうのこそを待っていたんだよという
お優しい読者の皆様方。
なるほどな! その方向性はズルいな!
と思わせるそれだけの為にこの物語を書きました。
どうかクスリと笑っていただいて
評価ポイントでも感想でもレビューでも
お好きに書き殴っていってくださいませ。
それが何よりハッピーエンドでございます
(*´꒳`*)どちらもWIN-WINっ!
さぁ頑張れ人魚姫。
健気に可憐にストイックに。
とにかく身銭を稼ぐのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 14:56:03
7066文字
会話率:22%
食べるのが大好きで穏やかな性格の婚約者が、令嬢に手をあげた。怒った令嬢たちは王子に婚約破棄を訴えるが、婚約者にベタ惚れしている元遊び人の王子は少しもそんなことを考えていなかった。
※お下品な発言をするご令嬢がおりますのでご注意ください。
※
今回人魚設定はほとんど生かされてません。
このシリーズはすべてゆるゆるやわやわ設定、性癖だけがぎゅっと詰め込まれています。
【遊び人と言われた王子がぽっちゃり人魚にガチ恋した話】
https://ncode.syosetu.com/n6519hk/
【ぽっちゃり人魚に恋をしていた王子の失恋】
https://ncode.syosetu.com/n0935hl/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 21:25:59
8341文字
会話率:56%
【遊び人と言われた王子がぽっちゃり人魚にガチ恋した話】
https://ncode.syosetu.com/n6519hk/
こちらの作品に名前だけ出てきたカルウーノ国の王子が、ぽっちゃり人魚マーシャに失恋する話。
遊び人だったはずのヨハン
王子、今ではすっかり独占欲丸出しです。
全力ご都合主義、ゆるゆるの気持ちで読んでいただけたらと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 23:32:54
9310文字
会話率:43%
三十歳にもなって結婚もせずに遊んでいたある国の王子が、出会ったもっちりぽっちゃり人魚に本気で恋をしてしまうお話。スレンダーな令嬢がタイプであると何度も自分に言い聞かせつつも、彼女が可愛くて仕方がない。だけれどぽっちゃり人魚は自分よりも自分が
持ってくる食べ物にしか興味がない様子で。父である国王に結婚を催促されるものの、初めてのガチ恋に戸惑う王子は……。
いつもより大分ゆるゆる設定、激しくご都合主義。
変に文章が長くなってますがさらっと読めると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 23:16:51
23860文字
会話率:54%
人魚姫は眠れない。
人魚姫は忙しい。
それは王子を救うため。
交通事故で生死の境をさ迷う主人公は、やり直しの機会を得るためある決断を迫られるーーー
カクヨム
なろう
ノベリズム
同時連載。
2話完結。
最終更新:2022-01-11 00:00:00
9247文字
会話率:22%
ぽっちゃり系OL。四宮朱音(しのみや あかね)
そんな彼女が召喚された先は、エルフ王子の入浴中!?
エルフの国は、西の女王に支配され続けていた。
それに終止符を打てるのは、召喚された予言の娘だけ。
人魚、ドワーフ、コロボックル・・・
多種
多様な生き物と出会いながら
生き残りのエルフたちと共に、女王の呪いを解く冒険が始まる!
王子に手を貸すことになった朱音は、少しずつ彼に心惹かれ始めるが…
エルフと人間の甘くも切ない異世界ラブファンタジー。
この作品はBerry's cafeにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 20:00:00
188220文字
会話率:40%
「桃太郎と人魚姫。あれは猫の世界にあるお話とそっくりだ!」と猫が怒っていたので猫が原作だと主張する『猫太郎』と『全魚姫』をご紹介しよう。
最終更新:2021-11-16 21:44:07
1274文字
会話率:6%
17歳で亡くなって、転生したら人魚姫でした。
そう、あの有名なアンデルセンの「人魚姫」です。
でも私は海の泡になんてなりたくない!
だから王子様を見つけても助けないし、海の魔女のところにも行きません!
ずっと海底で、家族と楽しく暮らすの!
どうせ王子様は別の女性と結婚するのだし、放っておいても、みんながみんなハッピーエンドで済むはず!
でも、事はそう簡単に運ばなくて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 13:25:11
19530文字
会話率:29%
「茨邸の魔女」=エヴァジェンナ・レヴィ。
2000年の時を生きる彼女が若く美しい姿をしているのは、少女の生き血を啜り青年の心臓を食らっているから。
その心は、冷酷で傲慢。邪悪で陰険。今日も国中の悪人を束ね、血で血を洗う争いを起こし続けている
。
――そう語り継がれているけれど、真実は別にあるとわたし知っている。
だって、わたしこそ「茨邸の魔女」=エヴァジェンナ・レヴィなのだから。
今日も人間の少女=アリソン・ヒューズと名乗りながら、紅茶を煎れたり推し事を楽しんだりして愛らしく生きている。
時には本当の悪しき魔女達を狩りながら。
これは、そんな「魔女を狩る魔女」のお話。
日本で拗らせアラサーとして生きていた記憶もあるからたまに生きづらいこともあるけれど、わたしなりに一生懸命生きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 21:17:25
192948文字
会話率:35%
王子の私と人魚は、毎日小さな浜辺で逢瀬を楽しんでいた。しかし、父王の臣下は人魚の乱獲を命じていた。
最終更新:2021-09-24 00:27:18
1744文字
会話率:28%
「お父様、このように丸々と太った酒樽のような方とは暮らせませんわ。隣に立てば暑苦しいったらないでしょう」
「この方も背がひょろりと高過ぎてまるで棒切れのよう。私が扇で仰げば倒れてしまうのではなくて?」
「あらあら、この方はまるで悪党のよ
うに悪いお顔をなさっておいでです。隣に立てば、私の命まで奪い取られそうですわ」
そう言って父親であるメノーシェ伯爵を困らせているのは娘であるジュリエット・ド・メノーシェである。
彼女は随分と前から多くの婚約者候補の姿絵を渡されては『自分の好みではない』と一蹴しているのだ。
箱入り娘に育てられたジュリエットには人魚の呪いがかけられていた。
十八になった時に真実の愛を見つけて婚姻を結んでいなければ、『人魚病』になってしまうという。
『人魚病』とは、徐々に身体が人魚のような鱗に包まれて人魚のような尻尾がない代わりに両脚は固まり、涙を流せば目の鋭い痛みと共に真珠が零れ落ちるという奇病で、伝説の種族である人魚を怒らせた者にかけられる呪いによって発病すると言われている。
そんな箱入り娘の令嬢が出逢ったのは、見目が好みの平民キリアンだった。
世間知らずな令嬢に平民との結婚生活は送れるのか?
愛するキリアンの為に華やかな令嬢生活を捨てて平民の生活を送ることになったジュリエットのドタバタラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 11:19:14
123455文字
会話率:44%
星詠みは命を削って星を詠む。
皇帝の権力の下保護された地シューレで暮らす星詠みの少女セラは、皇帝の命に従い命を削る日々に疑問を覚えながら暮らしていた。そんなある日、セラの兄にも命が下る。兄を失いたくない一心で星に願った彼女の前に現れたのは、
流星(メテオ)の少年だった。
流星はセラに微笑み、言った。「では兄に代わり君が村長にこう伝えるんだ――かの星は天の頂に座さず、地に落ちた」と。
その言葉がセラの生活を一変させる。自由のために故郷を捨てたセラは、やがて帝国の中枢にまつわる謀(はかりごと)に巻き込まれていって。
※三章【12】に動物を傷つける描写が含まれます。それに伴い念のため、R15設定をさせていただきました。ご理解の程よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 20:04:24
45330文字
会話率:42%
ある日、ノアール国のビアンカ姫は恐ろしいことに気づいてしまった。アンデルセンの「人魚姫」の、隣国の姫に転生していたのだ。
隣国の姫って言ったら、王子の勘違いでちゃっかり結婚できるラッキーな女だが、読者からは絶対に好かれないキャラクターだ。
しかも、そのせいで人魚姫は泡となり消えてしまう。
それって、殺魚犯じゃない?ヒロインから王子を奪うなんて、悪役じゃないの。
ぜーったいに嫌。どうにかして、人魚姫と王子をくっつくようと決意したビアンカ姫だが・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 20:45:50
13074文字
会話率:27%
「僕が、王子だったら良かったな」
無性に書きたくなって書き殴った代物。
人魚姫に恋をした少年のお話。
最終更新:2021-07-11 13:45:42
637文字
会話率:7%
台風一過の爽やかな日曜日の朝、河原を散歩していると、漂着した人魚を見つけました。
正確には、草むらの向こうからビチッビチッビチッという奇妙な音が聞こえたので、気になって近寄ってみるとそこに彼がいたのです。どうやら尻尾を地面に何度も叩きつけ
ながら、何とか川に戻ろうとしていたようでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 22:11:43
6310文字
会話率:58%
なんも考えずに頭すっからかんにして書きました
タイトル=あらすじでございます
あんまりストレスのないラブコメ(?)です
最終更新:2021-06-06 21:39:29
13786文字
会話率:17%
『"うさぎさんにスマホパクられました"なんて言ってみろ。確実に庭の木に吊るし上げられる!』
ある日、大学で居眠りから目覚めた主人公は自分のスマホを持って去っていくうさぎを見つける。
スマホを取り返すためにうさぎを
追いかけた主人公は階段から突き飛ばされ、真っ逆さまに落ちてしまう。
落ちた先は魔法の使える不思議な世界。毒で眠った者は真実のキスで目覚め、人魚が愛をうたい、王子がお姫様の手をとり花を咲かせるようなメルヘンチックなとんでも異世界だった。
手元にあった自分のではない端末からは不気味なメッセージ。
『ようこそ幸せな世界へ』
『貴方はうさぎに選ばれました』
『貴方の運命の人に会わせてさしあげましょう』
状況も何もさっぱりわからない彼女は自身の好奇心と楽観的な性格を引っさげ、何が起きるかもわからない世界を歩き出す。
彼女はそこで個性豊かな住人たちと共に「オトギ」という少女として過ごし、やがて"自分"を知るだろう。
これは、不運にも"選ばれて"しまった彼女の御話。
彼女が、運命の人の手をとる御話。
【エブリスタ、カクヨムに掲載されています。】
【こちら編集版です。もう一方にも御伽クライがありますが、これからはこちらで連載していきます。暫くしたらもう一方の方は削除させて頂きます。詳しくは活動報告でお知らせしています。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 17:00:00
552788文字
会話率:52%
誰もが知っている人魚姫。人間の王子様に恋をして声と尾ひれの代わりに足を手に入れたのに結ばれなかった可愛そうな人魚姫。突然現れて王子様を奪ったお姫様はひどい悪女。でも、それは人魚姫にとってのお話で、人の世界では違っていた。
最終更新:2021-06-02 23:26:03
9886文字
会話率:35%
おたがいに愛しあい、婚約した王子様とお姫様。ある日、お姫様は王子様に隠しごとを告白します。「私、人魚なんだ」と。しかし、「えっ、はんぶん魚ってキモッ」と王子様にあっさり婚約破棄されてしまいます。恋に破れたお姫様は、それでもニンゲンの世界で生
活を続けます。いつか真実の愛を見つけられると信じて。一方、大切なお姫様を傷つけられた海の仲間たちは、黙っていられるはずもなく——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 06:41:02
9170文字
会話率:53%