冒険者ギルドにて。新人冒険者たちの要求は受付嬢にあっさりと受け流されるが、イケメンの登場で状況は一変する。やはりイケメンは正義なのか。
キーワードは『クエスト』、この作品は『第5回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』参加作品
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 11:29:02
1000文字
会話率:72%
身内の不幸続きのトラウマのせいで夜崎煌月(やざきこうが)は、一つ下の後輩、朝霧陽菜乃(あさぎりひなの)に告白する機会を逃していた。来年の卒業式までに……と思っていた矢先、煌月と陽菜乃は異世界召喚により転移転生させられて、見た目はあまり変わ
らないものの(約一名を除いて)、種族が変わってしまう。お約束の魔王討伐やら代理戦争などがあるかと思えば、『ごめん☆事故ですぅ。元の世界にも帰れません』と、冒険者ギルドマスターダリアから聞かされ、拍子抜けしてしまう。
HPやMPの横棒の表示や、ステータス画面、魔法にスキルなどゲーム要素がふんだんに使われており、ゲーマーやファンタジー好きには夢のような世界だと、煌月は幸福になることへのトラウマを抱えつつも、目の前の冒険に心躍っていた。
そしてこの世界の統治者は魔王だと言い出す。生活水準問題も高く、魔王も元異世界人だと聞かされ、ひとまず異世界での生活方針を陽菜乃と一緒に決める。
煌月と陽菜乃は生計を立てるため冒険者になって、異世界生活を満喫しようとしたのだが、煌月だけステータス画面のバグやレベル速度が遅くなるなどのトラブルに続き、魔物の活性化、Aランク級の黒魔獣たちが町や村を襲撃、スローライフから一変、過酷な戦いに巻き込まれる。
煌月は自分の本来の力と、ステータスのバクが何を意味していたのか、この世界の真実に手が届き──。
ほのぼのとシリアスの落差あり。
謎解き、後輩とのラブコメからギャグまで詰め込んだ異世界ほのぼのありつつややダーク?ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 19:24:30
33538文字
会話率:40%
Aランクパーティー『世界の頂点』から追放された『呪い』を使い戦うアルク。幼馴染でパーティーリーダーのキリオンからガラスのジョッキを投げつけられ、有り金と装備を奪われ一人宿へと帰る。次の日、アルクはギルドへ出向くとお騒がせな少女、メリッシュと
ゴブリン退治へと向かう事となった。そこで現れたのはゴブリンだけではなく、『龍種の頂点』と呼ばれる竜だった―――。
ドタバタ追放ざまぁ物語ここに開幕!
二章でざまぁする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 16:09:44
101309文字
会話率:64%
全ては彼の一言から始まった……。
「俺、冒険者になるよ。」
その日、国中に衝撃が走る。
有名な『最弱王子』の異名を持つガルトリー公国のシエル王子が冒険者としてギルドに登録した!?
「お前気は確かか!?」
「冗談にしちゃ笑えないよ!?
」
魔法学校のクラスメートで親友である二人が至近距離で大声をあげた。
「うるさいなー。そんなに驚く事か?」
これは全ステータス最弱、子供にも勝てないとまで言われたシエルが仲間と共に冒険者として困難なクエスト(Eランク)に立ち向かう、という話なのだが……。
「……えっ!?なにこれ!?」
「どうした?」
「この子……ステータスが計測不能だって。」
「…………え?」
旅の途中で出会った自称迷子の不思議な少女ユグリシアはチート級の能力を持っていた!
彼女の数多いチートスキルも相まって、やがてシエルたちはSランククエスト『ヴェルーンガウスの秘宝』に挑むこととなるのだが……?
最弱と最強が織り成す少しゆるめのファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 15:07:47
234512文字
会話率:57%
『三日月を持つ者、剣に聖なる輝きを得て魔王を討ち滅ぼす』
勇者の神託を受け、額に三日月のアザを持つ王子が勇者だと言われていた。
ギルド経由で国王から依頼されて、勇者の身代わりをする事になった冒険者達は、5年の歳月をかけて、魔王討伐の手
助けをした。
魔王を聖剣が貫いて、無事依頼を終え久しぶり振りに冒険者ギルドを訪れると、冒険者ランクが下がっていた?!
失った代わりに何かを得た、冒険者の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 09:00:00
998文字
会話率:47%
同級生であること以外、接点のないイチジョウさんの聖女召喚に巻き込まれて異世界転移したテマリ。当然のように王宮から追い出されたものの、冒険者ギルドのギルドマスターの厚意によって、低ランク依頼をこなす日雇い労働で食いつないでいた。そんな日々にも
慣れ始めた矢先、凄腕の冒険者という噂のキルシュがテマリのいる街にやってくる。キルシュは偶然出会ったテマリを「生き別れの姉」と言い出す、冒険者としての腕は確かだが、頭がアレなイケメンだった――。さらにテマリはキルシュの、他人に理解されなさそうな「ヘキ」まで知ってしまう。
※他投稿サイトにも掲載。
※全5話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 00:00:00
10454文字
会話率:14%
ある日、解呪しかできないレイクは、用無しになったとパーティーから追放される。
そのままSランクダンジョンで置き去りにされるが、隠し部屋で呪いのアイテム【呪い魔神の指輪】を見つけた。
一息で世界を焦土にするという魔神(銀髪美少女)から、使う
と死ぬ呪いのアイテムは、解呪を持つレイクだけが使えると聞く。
その後、相手を即死させる【悪霊の剣】、あらゆる攻撃を666倍にして跳ね返す【怨念の鎧】、身体能力と魔力を666倍にする【悪魔のポーション】などなど、世界最強のアイテムをどんどんゲットしていく。
やがて、のんびり生きたいレイクは、「傭兵として気楽に暮らす」ことに。
しかし、そんな思惑とは別に、次々と依頼がやってくる。
「冒険者がモンスターの封印を解きやがった」
「勇者が防御結界の暗号を魔族に教えちまった」
「賢者が禁断の魔法を使って国が滅びそう」
レイクは全てを完璧に、秒で解決していく。
いつしか【呪いの傭兵】のウワサは王国中に広がり、ギルドマスター、大聖女、王様にすら崇められる存在になってしまう。
やらかしマンたちは、その正体がレイクだと知らず、ペコペコしてはすがりつく。
世界最強のお気楽傭兵は、今日もまた誰かのフォローを頼まれる。
※10万字超えで、完結しています。カクヨム様でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 00:04:25
207152文字
会話率:36%
<テイマー>のアイトは、ある日突然パーティーを追放されてしまう。その理由は、スライム一匹テイムできないから。しかしリーダーたちはアイトをボコボコにした後、雇った本当の理由を告げた。それは、単なるストレス解消のため。
置き去りにされたアイト
は襲いくるモンスターを倒そうと、拾った石に渾身の魔力を込めた。そのとき、アイトの真の力が明らかとなる。
アイトのテイム対象は、【無生物】だった! さらに、アイトがテイムした物は、女の子になることも判明する。小石は、石でできた美少女。Sランクダンジョンは、ヤンデレ黒髪美少女。伝説の聖剣は、クーデレ銀髪長身美人。アイトの周りには、最強の美女たちが集まっていく。
やがてアイトは、ギルドの危機を救ったり、捕らわれの冒険者たちを助けたりと、救世主や英雄と呼ばれるまでになる。これは無能<テイマー>だったアイトが真の力に目覚め、最強の冒険者へと成り上がる物語である。
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 21:24:30
110897文字
会話率:32%
物心つく頃、森に捨てられたった一人で生ぬいてきた少年カイン。
そんな言葉も通じない完全に獣のようなカインは冒険者ギルドによって保護された。
それから三年後
冒険者になったカインはAランク昇格試験の筆記試験落ち続けていた。
そんなおバカカ
インはギルド長の助言で学園へ通うことになった。
王族から平民まで誰でも学ぶことを許された学園。エンデル国立学園。
ところが、孤児だったカイムは入学早々、貴族に決闘を叩きつけられてしまうのだが……。
これは、戦うことしか知らなかった一人ぼっちの少年が、実力だけはAランクを超える力で沢山の人助け、他人とふれあい成長していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 11:15:50
1256文字
会話率:54%
【第1回/第2回/第3回マグネット小説コンテスト読者選考一次通過作品 二次最終選考落ち】
【第7回 ネット小説大賞一次通過作品】
<レストラン経営で世界を統治せよ!>
この世界エカルラートでは、人間と魔王様が率いる魔王軍との戦いが何百年に
渡って繰り広げられていた。だがある日を境に魔王様は突如として人間との戦いを辞めてしまうのだった……。
それから数ヵ月後、ここに一人の男と一人の女がいた。
男はモブの中のモブ。ある意味でモブの王様という役柄を任命され、またそれと同時に冒険者としても未だ名前すら存在しない男である。女はこの物語のメインヒロインである『シズネ』と言う名を持ちながら元魔王という立場、つまりこの世界の元ラスボスであった。
だが元魔王様であるシズネは自分を倒す冒険者達と倒し倒されなど、幾重にも同じやり取りを繰り返すうち、武力で人間達を支配するのに飽きてしまっていた。そこで世界が再構築された際、ある事で冒険者達を支配することにした。そのある事とは一体……
「いらっしゃませ~。お食事処『悪魔deレストラン』へようこそ♪」
そうシズネが考えたのは冒険者達が集う街に自分のレストランを開くことで、人間達を経済支配しようと目論んだのだった。しかも無謀にもレストランの最高峰ホシュランの三ツ星☆☆☆SSSランクを目指したのだ。
だが最大の敵で国よりも強い権力を持つ『ギルド』がそれを阻止しようと動き出してしまう。またギルド長であるマリーとその従者アヤメは今のギルド組織に疑問を持っており、シズネ達と協力してギルド勢力の権力を殺ぐことの約束を取り付ける。
この物語はモブの王様モブ男と元魔王様のシズネが面白可笑しくも、人間界を経済支配する物語である!
※アルファポリスでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 21:28:20
650246文字
会話率:55%
スキルもギルドも勇者も魔王も全て、国家の陰謀によって作られた架空の存在!と主張する少女ソフィに、王城から放り出されたFランク転移者の|佐伯《さえき》が振り回されながら国家をひっくり返すまで!
ハズレスキルを引き能力値Fランクと判定さ
れて王城を追い出された佐伯は、食い扶持を探して城下町を歩く。
RPGのようなファンタジーな世界をあてもなく彷徨っていると、初対面のはずの少女ソフィに馬車に押し込まれ、いきなりダンジョンへ連れていかれることに。
彼女の言うには、この世界がゲームのようなシステムに支配されているのにはその裏に陰謀があるらしい。
佐伯がこの世界に来るのは初めてではなく二度目の転移で、さらに佐伯が歴代最弱のFランクと評価されたのは全て織り込み済みだという。
一度目の転移の記憶を取り戻すべく、チートスキル “正直者” を駆使して世界各地のダンジョンを最高効率で攻略していたら、いつの間にか魔王討伐まで……?
《毎日更新、40万字程度で完結予定です!》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 14:08:07
552055文字
会話率:24%
ギルドでCランク冒険者をやっている少年、リジェネ・ペールはBランクへの昇格試験に二度目の不合格判定を突きつけられた。彼は自分が昇格出来ない環境に見切りをつけ、旅に出ることにする。
最終更新:2023-10-18 22:10:25
12384文字
会話率:41%
最強最悪と呼ばれる悪魔の元で育ったジン・デウスは、普通の人間には扱うことのできない「魔術」を習得する。その力は圧倒的で、最高難易度のダンジョンを容易く攻略できるほどだった。
悪魔と死に分かれたジンは、冒険者になるためギルドを目指す。そ
こでSランクパーティーのリーダーであるオズワルドに因縁をつけられ、恨みを買ってしまう。
ジンが単独でダンジョン攻略を始めると、オズワルドのパーティーを追放された少女、エリザに出会う。彼らは共にダンジョンを進み、オズワルドを見つけて雪辱を晴らした。
その後、なし崩し的に旅をすることとなったジンとエリザ。一般常識がなく常人離れしたジンは「普通に生きる」ことに難儀するが、エリザの真っすぐな心に影響され、少しずつ人間らしさを知っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 16:35:29
67750文字
会話率:50%
ギルド最弱、万年Fランク、冒険者の恥――、数々の不名誉なあだ名をつけられたFランク冒険者・アスラ。
スライムやゴブリンといった雑魚モンスターを倒すのにも苦戦するアスラは、ある日スキルに目覚める。
スキルの名前は<隠しクエスト>
;。彼にだけ見えるウィンドウに表示されたクエストをクリアすると、冒険に役立つアイテムや能力・経験値が手に入る。
街の困りごとを解決していくうちに、アスラはかつてないほどの速度で成り上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 21:27:19
162754文字
会話率:52%
ポムは絵が描ければそれでよかった。
称号なし。スキルはドレインのみ。体力・魔力もFランク。
幼なじみの初恋の男の子は、勇者に選ばれて去って行った。
それでも細々と絵を描いていれば、どこかで彼に見てもらえるかもしれないと希望を持つことが出来た
。
しかし――ダンジョン攻略配信が始まってしまった。
スマホと呼ばれる改造モンスターが普及し、冒険者たちの活躍を映像で見られるようになった今、ただの絵描きの仕事は激減。ポムも失業してしまう。
それでも絵を描きたいポムは、冒険者ギルドに立つのぼり旗の「端末代実質無料!」の文字に誘われて決心する。
「配信、やってみるかあ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 20:00:00
12459文字
会話率:30%
舞台は剣と魔法の世界プレティリア。
魔王を倒し、後に勇者と謳われるSランク冒険者、クルス。
その功績から富と名声を手に入れるも、魔王討伐によって仲間は全員死亡。
なんとか故郷の国に帰り、将来を誓った姫との結婚が迫っていたある日。
平民出身
のクルスを疎ましく思った者たちの罠にはまり、無実の罪を着せられる。
内乱罪で国外追放されたクルスはすべてを失ったかに思われた。
だが、なんと彼を救ったのは冒険者ギルドであった。
ギルドは彼を故郷から遠い別大陸へと連れて行き新しい名前を与える。
以後、勇者クルスはCランク冒険者の『ルクス』として生きていくことになる。
東方大陸に位置するイリオン王国、ハルモニーの街。
物語はこの穏やかな街の酒場からはじまる。
これは勇者と呼ばれた男の、再起の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 18:05:04
327735文字
会話率:36%
「なぁアルス、お前の能力はもういらないんだ」
「いらないって......、俺のエンチャントはみんなの能力を根本から底上げしてるんだぞ」
「いやだからもうクビなんだよ、言葉わかる? 俺たちもうトップランカーだからさぁ、お前みたいなのがいると
ブランドが落ちるんだわ」
「わかった」
リーダーにそう宣告され、アルスは即日でパーティーを去った。
だが、流星のごとくギルド・ランキングトップ5にランクインした『神の矛』は、その日を境に窮地へ陥った。
「な、なんだよこれ......!??」
主力のウォーリアーは「パワーが半分も出ない」と叫んで逃げ出す。
ヴィザード職は詠唱時間の大幅な増加に加えゴミのような威力へ劣化。
剣聖と謳われたリーダーのグリードも、愛剣すらほとんど振れない始末だった。
今までアルスの高位エンチャントありきで戦っていた彼らに、これまで通りのことが行えるわけがなかった。
パーティーのランキングがドンドン下がっていく一方で、解放されたアルスはこれまで仲間に与えていたエンチャントを全て自分に使うことで、王国最強の魔導士へと生まれ変わった。
追放者視点にはマーク付けておきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 16:41:42
916689文字
会話率:41%
2年間寄り添ったSランクパーティー「紅き閃光」を追放され、更には所属していた大手ギルド「赤い不死鳥」からも追放されてしまった荷物持ち・アイラ。…しかし、アイラを追放したリーダー・マイルスは知らなかった。…実は、アイラはライバルギルド「蒼い彗
星」のギルドマスターから熱心な勧誘を受けていたのだ。アイラは隣町のライバルギルドに移籍し、メキメキと実力を伸ばしていく。一方、アイラを追放した「紅き閃光」は、優秀な荷物持ちの不在に苦しめられる日々が続く。「戻ってきてくれ」と言ってももう遅い。申し訳ないけど、僕は隣町で快適な冒険者ライフを送ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 01:35:59
167267文字
会話率:35%
大冒険者時代、世界各地の地下にダンジョンが広がるその世界には、<六道>と呼ばれる6人の最強の冒険者がいた。
しかし、その6人全員が同時に失踪してしまう事件が発生。
消えた場所は西方の国レティシアにある世界最大のダンジョン、テオ。
レティシア
の冒険者ギルドは全世界の冒険者に史上最大の緊急クエスト、〘消えた<六道>を取り戻せ〙を発令した。
それから3か月、未だ<六道>は誰1人として見つからず、今でも世界各地から集った冒険者やパーティーが捜索に当たっていた。
駆け出し冒険者の少年、テーラ・セゼムもその1人。
ある日、テーラはいつも通り捜索に当たっていたが、3階層に【抜け穴現象】で開いていた抜け穴からクラスB以上しか行ってはならない21階層まで落ちてしまい、そこで推奨ランクA以上のレッドドラゴンに遭遇してしまう。
殺されるかと思いきや、そのドラゴンは何者かの使い魔だった。
ドラゴンの首輪を確認すると、そのドラゴンを使い魔とする人物は、<六道>の中の<天道>と呼ばれ、冒険者たちからその強さと美しさから絶大な人気を得ている美少女剣士、マナ・レゼトヴェートだった。
テーラは、そのドラゴンによってマナ・レゼトヴェートのもとへ導かれたが、彼女は言った。
「私とここで会ったことは忘れて。そして、私をここに残して」
これは、駆け出し冒険者やその仲間が、最強の<六道>たちを取り戻す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 00:27:17
10978文字
会話率:46%
あなた死にますよ? その受付嬢はギルド記録から事前に成否が読めていた!
~あらすじ~
データサイエンティストとして忙しい毎日を送っていた私が異世界転生!?
持ち前のデータ分析能力を活かして、ギルドの運営を助けたりクエストの失敗原因を特
定して事前に防いだりする毎日を送るうちに気がつけば「神眼のローラ」とかいう妙な二つ名を付けられ、ギルドの事務や経理を行う事務員と高ランク冒険者専用の受付嬢を兼ねるようになっていた。
そんな私はSランク冒険者の両親の血を引いていることから剣や魔法にも優れた才能を持つ。
そのため担当する冒険者に頼まれる形で一緒に現場に向かうようになり、ワイバーンや砂漠の魔物、水の魔物の討伐といった難易度の高いクエストに随伴するうちに、過去の膨大なギルドのクエスト記録から自らが勤める辺境のギルドの周辺で起こるクエストが実は大きな異変に繋がっていることに気がつく。
「これは……まさか、魔王種出現の前兆!?」
すべての事象が過去に確認された前兆と符合したその時、受付嬢ローラの思わぬ機転によりその大元の原因を取り除くことに成功する。
これは、少し特殊な経歴を持つローラが、自らが望む平穏無事な日常への回帰を目指す物語です。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 19:32:07
23728文字
会話率:58%
最弱無敗の召喚士は世界最高の竜騎士となる――
冒険者のジェイはみんなから『トカゲの召喚士』とバカにされていた。
召喚士として呼び出せる召喚獣は、手の平に乗る小さなトカゲだけ。
誰とも組むこともないジェイは孤独だったため、このトカゲを
ペットとして可愛がっていた。
召喚獣とはいえただのトカゲ。
召喚獣が何の役にも立たなかったのが、ジェイがバカにされているバカにされている大きな理由だった。
しかしある日のこと。
いつものようにバカにされながらも一人でクエストをしていると、戦闘中、召喚獣に変化が訪れた。
小さかった体は大きくなり、白銀の竜……バハムートへと姿を変えた。
まだ子供のようだが、強力なブレスに飛行速度はまさしく古代竜そのものだった。
この召喚獣を使い、ジェイは運び屋をすることにした。
「報酬次第で何でも運ぶ」
それが信条のジェイのもとには様々な依頼が舞い込んでくる。
「悪徳領主から財宝を奪ったあと、逃がしてくれ!」
「姫を他国まで安全に運んでもらえないだろうか?」
「勇者パーティを魔王城まで送ってください」
ジェイの仕事ぶりはどれも完璧。
いつしか「運び屋の竜騎士」の噂は王都中に広まっていき、ギルドマスター、騎士団長、誰も頭が上がらない存在となる。
Fランク召喚士、トカゲの野郎……そんなふうにバカにする冒険者たちは、ジェイの正体をまだ知らない。罵ったその口で「竜騎士」への憧れと尊敬を語った。
世界最高の竜騎士は、今日も誰かに頼られ超余裕な日常生活を楽しく送る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 22:39:08
161391文字
会話率:44%