セシリアは先帝の娘として生まれたが、神殿に閉じ込められて生活をしていた。そんな、ある日。
現在の皇帝である叔父から同盟国となった獣人の国へ嫁ぐように命令される。獣人といえば二本足で歩く獣。そう言われていたが……
結婚相手である獣人国の
第二王子のライルは眉目秀麗なイケメン。けど、政略結婚のためセシリアには
「オレがおまえを愛することはない。お飾りの嫁だ」
と宣言する。
それでもセシリアは持ち前の素直な性格によって、獣人たちに受け入れられ、自然と自分の居場所を確保していく。その様子にライルの心も変化していき……
一方、セシリアを厄介者払いした国では悪天候や不作などの異変が起きていた。その原因が聖女の役割をしていたセシリアだと分かり、騒ぎになる。
そこから、セシリアを連れ戻そうと画策が始まり……
初日は朝昼夜の3話更新
翌日からは朝夜の2話更新で、完結まで投稿する予定です
※アルファポリスにも掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 19:32:03
165043文字
会話率:53%
綾乃には幼い頃からの婚約者がいる。婚約者は綾乃を嫌い、これでもかと浮気を繰り返していた。
放置された方が楽な綾乃はこれ幸いとそれを容認していたが、ある日から婚約者が自分に興味を持ち始める。
煩わしさに悩む綾乃に、親友で従姉妹の公香が婚約の解
消を勧めてきた。しかし公香の協力を得て無事婚約を解消した綾乃に、公香はとんでもない提案を持ちかける。
それは将来的にお飾りの妻を求めている、財閥の御曹司で生徒会長の先輩、葛城宗也との偽装婚約だった。
※GL、BLになります。
※綾乃と宗谷は婚約しても恋愛関係にはなりません。
※アルファポリスで先に公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 07:04:30
13238文字
会話率:51%
「あなたを愛するつもりはございません」
王命による政略結婚で夫となった侯爵様は、数日前までお顔も知らない方でした。
要らぬお気遣いをされぬよう、初夜の前にとお伝えしましたところ。
どうしてこうなったのでしょうか?
お飾りの妻となる予定
だったのですが。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 19:44:52
154282文字
会話率:25%
「俺が貴方を愛する事はない」
婚約者との顔合わせ初日。
ミレニアム公爵家の長女であるメル・ミレニアムは己の婚約者である第三王子レイ・カルサスからそう告げられる事となった。
かくして、お飾りの婚約者となったメルだが、彼女には人に言えない秘密
が一つあった。
それは、かつて〝魔女〟と呼ばれていた存在であり、政争によって国を追われた幼き頃のレイ・カルサスに手を差し伸べ、一年の時を共に過ごした人物である事だった。
公爵家の令嬢に転生を果たしたメルは、己の正体を隠してレイのお飾りの婚約者として過ごすと決めたのだが─────!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 17:14:35
18274文字
会話率:29%
大陸一の美貌と呼び声高く、聡明なマイラ。かつては誰もが憧れたマイラも、最悪な婚約破棄によって二十二歳の嫁き遅れ悪女と呼ばれることに……。そんな彼女に手を伸ばしてくれたのは、サフォーク国の第二王子ロスリーだった。だが、人々の悪意に晒されて結
婚式を終えたマイラを、奈落の底に突き落としたのもロスリーだった。マイラは決めた。「ロスリーに感謝なんてするか! わたくしは今世紀最大の悪女になってやるわ!」
真面目で純粋な王女様が、空回りしながら悪女を極める努力をし、悪妻として旦那様の役に立とうとしたり、身を引いたりするお話です。
『今から全力でお飾りの妻を目指します! 多分……』に出てきたロスリー殿下がヒーロー? になる話です。前の作品を読んでいなくても分かるようにしたつもりです。
最後に二つ番外編がありますが、本編の補足なので一緒に読んでいただいた方が分かり易いかと思います。番外編含めて八万字程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 20:00:00
86532文字
会話率:27%
アディリア・フォワダムは侯爵令嬢として、何不自由ない幸せな毎日を送っていた。貴族なのにも関わらず、子供の頃から大好きなルカーシュの婚約者にもなれた。勉強もマナーも得意ではないけれど、ルカーシュは笑って許してくれる。幸せな未来しか想像できない
、順風満帆な日々をだった。今日の朝まで……。順風満帆なままの人生なんてなかった。そう、人生には、三つの坂がある。『上り坂』『下り坂』そして、『まさか』……。お気楽に平坦な道を歩いていたアディリアに、突然訪れた『まさか』。大好きなルカーシュの最愛の相手はアディリアではなかった! しかも、本当の最愛の相手は隣国の第四王子……? 十話くらいで完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 20:00:00
67963文字
会話率:37%
私の母国は小さい国で、政略のためにこの国に嫁いできた。
知己などおらず、人質として幽閉されたも同然。
そこに王太子殿下が『公務』と称して部屋に入ってきたのだ。
最終更新:2022-05-02 08:00:00
2141文字
会話率:64%
シェーファー侯爵令嬢にしてフォン・エーデルシュタイン男爵であるメルツェーデスは長年の婚約者と親友に裏切られ、婚約を破棄した。
その一年後、メルツェーデスはウェイバー伯爵オットマーと結婚する。
しかし新婚初夜、オットマーは言った。「君を愛する
つもりはない。お飾りの妻でいてもらう」と……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 15:32:56
4663文字
会話率:37%
伯爵令嬢リュシーは家の危機に手を差し伸べてくれた若き公爵フェルナンと結婚した。
だが蓋を開けてみればその結婚は互いに利のある契約結婚だった。なるほど、と腹を括り円満な契約終了(離婚)を目指すリュシー。
そして白い結婚も三年経ち、もう少しした
ら離婚をして生家に戻ろう。そう思っていたら、夫フェルナンが事故で死んでしまった。とりあえず諸々片付いたら予定より早いが生家に帰ろう。そう、次の公爵となるフェルナンの弟リシャールが帰ってきたら。
そう思っていたのに…何だか予定とは違う方向に…! この先の私の人生はどこへ向かうの?
✼••┈┈┈┈┈┈┈••✼
※R15は念の為。
※ユルユルな設定と世界観
※10話程で完結予定(多分…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 22:00:00
19539文字
会話率:23%
ディスコミュニケーションが生み出す悲劇に閉じ込められた、あわれな三つの魂の物語。
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わたくしはお飾りの妻、名ばかりの侯爵夫人でした。
思いもかけない求婚のお申し出に、あの女嫌いの「氷の貴
公子」エルネスト・タシトゥルヌ様のお心を射止めたのだと有頂天になったのはつかの間。旦那様には他に愛する方がいらっしゃったのでございます。
それでもわたくしどもは表向き理想の夫婦として社交界に君臨しておりました。旦那様にとって唯一無二のあのお方が、わたくしを庇って生命を落とされた、あの日までは。
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ビッチ×クズ×ヤンデレ製造機
それぞれに弱くて脆い心、ドロドロした醜い欲をかかえたままの三人が懸命に生きながらすれ違い、運命に流される様をご照覧あれ。
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四宮迅さん(https://twitter.com/4nomiyaj)に表紙イラストを描いていただきました。
実物はA4サイズの大作で、透明感のある絶妙な色遣いといい繊細なタッチといい、見れば見るほどうっとりしてしまうほど美麗ですがサイズの制約があるのでこちらが限界です( ノД`)
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読んでくださってありがとうございます<(_ _)>
別作品のネタを考えていて唐突に思い付きました。わりとありがちな何番煎じかのテンプレです。
児童に対する性虐待や性暴力の表現が一部にあります。露骨な性表現はありませんが、苦手な方はご自衛ください<(_ _)>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 20:00:00
159419文字
会話率:19%
凡庸な第一王女エルシーは優秀な妹のリリーと婚約者のウィリアムに劣等感を抱いていた。
女王として即位した後もそれは変わらず、二人の決定を認可するだけのお飾りの女王として周りからも軽んじられる。
リリーはやがてウィリアムに恋心を抱くように
なり、邪魔なエルシーを殺害するに至った。
しかし殺された筈のエルシーは女王即位の直前に目覚める。
どうやら過去に回帰したらしい。
傀儡として扱われ、挙句の果てに妹に殺される人生なんてもう御免。
そうしてエルシーは全てを捨てて逃げ出した。
しかし逃走は上手く行かず、逃げている最中に崖から足を滑らせて転落してしまう。
大怪我を負ったエルシーを助けたのは薬師の青年、セオだった。
二人はゆっくりと愛情を育んでいくが、ある日、二人の元を元婚約者であるウィリアムが訪れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 23:22:57
5668文字
会話率:22%
三姉妹の真ん中、平凡で何も持たぬコルネリアに婚約の打診が入る。お相手は多くの令嬢が憧れてやまないミューエ侯爵家のシュテファン。
わずかな婚約期間を経て結ばれた婚姻。
初夜にて「あなたを愛することはない」と宣言される。
それなのに、お飾りの妻
でもなく、大切にされているのは何故なのか? これは普通の夫婦ではないのか?
戸惑うコルネリアとシュテファンの不器用な恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 06:52:07
104534文字
会話率:36%
婚約者が私ではない別の女性を愛しているのは知っている。お互い恋愛感情はないけど信頼関係は築けていると思っていたのは私の独りよがりだったみたい。
学園では『愛し合う恋人の仲を引き裂くお飾りの婚約者』と影で言われているのは分かってる。
いつまで
も貴方を私に縛り付けていては可哀想だわ、だから私から貴方を解放します…
貴方のその想いが実りますように…
もう私には願う事しかできないから—
※ざまぁは薄いと思います。もしかしたらざまぁではない!と思う方もいるかもしれません。
お読みいただく際はご注意くださいませ。
※こちらの作品はアルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 18:00:00
22839文字
会話率:25%
【書籍版重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】
【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載中です】
「おまえのような悪辣な令嬢には、この国から出て行ってもらおう」
王太子に
婚約破棄され捨てられた瞬間、公爵令嬢レティーシアは料理好きOLだった前世を思い出す。
レティーシアは国外追放も同然に、女嫌いで有名な銀狼王グレンリードの元へ赴くことになったのだ。
「王からも政治からも遠ざけられたお飾りの王妃? なら思う存分、趣味と料理を楽しみますね」
もふもふ達に囲まれた離宮で美味しい料理を作りつつ、前世の記憶と共に目覚めたチートな魔力を研究するマイペースな毎日を送るレティーシア。
だがある日、美しい銀の狼と出会い餌付けして以来、グレンリードの態度が変化していき……?
※料理を愛する悪役令嬢がチートを発揮し元婚約者たちを見返しつつ、狼の姿を持つ国王に愛されるお話
【年間ランキング1位(異世界転生・転移恋愛ジャンル)になりました。応援ありがとうございます!!】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 23:00:00
560691文字
会話率:32%
十四の時、憧れだった異世界召喚されました。
漫画の様に何もない空から落っこちた私を受け止めてくれたのは、淡い金髪にアイスブルーの瞳、そして抜けるように白い肌と色素薄目な、まるで王子様のような外見の見目麗しい騎士様でした。
どうやら、私を呼
んだのは敬虔に神に祈りを捧げていた騎士様その人の様です。
騎士様が呼んだという事は、魔王を倒す旅にでも出るのかと思いきや、好条件が重なりうっかり呼んでしまっただけで特に指名などないとのこと。
用はないけど異世界人である私をおいそれと捨て置くわけにもいかず、王様達は悩んだ末、責任を取らせる形で私の事をうっかり召喚してしまった若き騎士様自身に私の事を妻として押し付ける事に決めたようでした。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 00:33:15
13519文字
会話率:21%
剣と魔法が存在する異世界。緑豊かな山々と大小様々な湖沼の恵みを受けたドゥンスト王国。
お飾りの王太子妃オティーリエは、結婚半年にして未だに伽が無い夫と役立たずと蔑む貴族達に挟まれ息苦しい毎日を送っていた。歯がゆい思いをしながらも、王太子との
関係改善のためにとオティーリエは王太子宛てに手紙を書くのだが、未だに返事は届かなかった。侍女達に励まされながらも、焦りを抱き始めていたオティーリエは書庫へ行った帰り何者かに襲われ意識を失う。
目覚めるとオティーリエは小鳥の姿になっていた。自分が小鳥になってしまった事を周りに伝えられないオティーリエ。目覚めない自分を見つめながら、途方に暮れる彼女の前に現れたのは情愛薄いと言われてきた王太子ヴォルフラムで!?
ホワイトハート新人賞投稿作品。以前小説家になろうにも投稿していた作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 23:09:58
86993文字
会話率:57%
【書籍化】フェアリーキスピュア様より発売中!
伯爵令嬢のセレイアは婚約者を王女に奪われたうえに、辺境伯へ嫁ぐことを命じられる。しかし辺境伯には恋人がいて、会うなり『お飾りの妻』宣言されてしまう。新たな婚約者からは嫌われ、未練がましいと思いつ
つも元婚約者への想いを捨てきれない。セレイアの幸せはいったいどこにあるのか――?
※基本シリアスでときどきコメディだったりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 00:00:00
135421文字
会話率:36%
結婚が間近に迫ったある日、ふと昔のことを思い返す侯爵令嬢。
彼女は二年ほど前まで第三王子と婚約していた。
しかし、学園に特別学生として入学してきた平民出身の少女と恋に落ち、遂には自分との婚約を破棄してしまう。
侯爵令嬢は大層悲しむ……ことは
なかった。
お飾りのお人形さんの分際で随分と御大層な事をしでかしたものだと感心していた。
貴男は入り婿予定だったんですよ? 真相を何も知らないままの婚約者を憐れむ。
その後の顛末は予想で通りで笑えます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 00:00:00
14706文字
会話率:19%
サンルシェルは、お飾りの枢機卿である。身分にこだわる連中の対応をするために『枢機卿』という肩書を賜ったにすぎない。
彼の仕事は、西に魔物が出たと聞けば討伐に出向き、東に呪いで苦しむ人がいると聞けば祓いにゆき、北に悪い呪術師がいると噂があ
ればその調査に向かい、南に美味い物があると耳にしたら、ちょっと寄り道をしてしまう──サンルシェルは、戦う聖職者なのである。
さて、そんな彼には四人の教え子がいた。ある日、教え子たちから持ち掛けられた相談は……
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
世の中(?)ちょっと安易に異世界召喚しすぎじゃない? と思ったのが一つ。それから、おまけで召喚された(あくまで呼び出した人間の主観でしかないけれど)っていうのも、ないんじゃない? と思ったのがもう一つ。おまけで召喚された~は、条件次第ではありだと思うけども。
という気持ちから生まれたので、設定ハチの巣穴だらけ。矛盾もいっぱいありそうな気がしますが、そこは一つ寛大な心でお許しいただければ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 01:01:20
17436文字
会話率:41%
「愛する人がいる。初恋の人を未だに探し続けているんだ。これは形だけの結婚。君を心から愛することは生涯ないだろう」
そうですか、分かりました旦那様。
けど話をよくよく聞いたら──その〝初恋の人〟って多分、10年前の私のことですよね?
最終更新:2021-09-17 13:38:59
9300文字
会話率:43%
政略結婚ながらそれなりに幸せな家庭を築いていたマクシミリアンとフローレンス。フローレンスのお腹に新しい命が宿っていることがわかりマクシミリアンは幸せを噛みしめていた。しかし喜びもつかの間、フローレンスは流産し自らも命を落としてしまう。
巻き戻ったマクシミリアンはもう二度とフローレンスを失いたくないという思いからフローレンスを虐げる振りをする。それでもフローレンスの死を回避することはできずその度に何度も巻き戻りを繰り返す。だが実はフローレンスも巻き戻りを繰り返していたのだ。
もう堪忍袋の緒が切れ我慢の限界に達したフローレンスはマクシミリアンを拒否したが、何故か今回のマクシミリアンはフローレンスを溺愛しており……。
お互いに気が付かぬまま巻き戻りを繰り返す夫婦のお話。
視点が入れ替わりながら進行します。夫は僕、妻は私が含まれたタイトルになっています。
流産に関する生々しい表現がありますのでご注意下さい。
序盤はシリアスですが徐々に崩れ始めます。ごめんなさい。
アルファポリス様でも連載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 19:06:13
138764文字
会話率:47%