島国アルストル王国市街の一つであるダミアでは、ある奇妙な猟奇殺人事件が起きている。現場で見つかった遺体はどれも全身の血を抜かれていたり、身体をバラバラにされていたりと、見るも無残な姿へと変えられていた。
しかし、大胆な犯行に反して有力な
証拠や証言は無く、捜査は難航を極めた。
そんなある日。残業帰りにフラリと立ち寄ったバーで、刑事のオミッドは酔っ払った残念美人ティアに出会う。
自身を血族の女王と称するティアに絡まれた事で、オミッドは非日常の社会を知り、それに巻き込まれるのだった。
(この物語はフィクションです。実在する人物、団体などとは一切関係ありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 12:44:48
105098文字
会話率:39%
私立アビリティ学園。
小・中・高・大が一貫となった、大規模な名門校。
そして、ここは規模の大きさだけでなく、ある特殊な制度を設けていることでも有名だ。
それは、各地から集められた"能力者"の育成を目的とする制度。
能力者とは、その名の通り、生まれつき能力を持つ者のこと。
基本的に親の血族で決まるのだが
その中でも特に純血……能力者同士の子供は重宝とされている。
能力者が己の能力を開花させるのは4歳前後。
通常はその時点でアビリティ学園へ特待生としての入学が決まるのだが、今年は"例外"がいるらしい__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 07:57:55
6704文字
会話率:37%
記憶を大切に抱えて蘇る少女は『輪廻の血族』と呼ばれた。変わらぬ人生の繰り返しに捕らわれ続ける少女・イベリスは調査隊の少年・グラジオと出会う。二人の出会いは死を越えて時を巡り、少しずつ運命をほどいてゆく。
*1~20話は毎日2話ずつ10
日連続で投稿する予定です。まだ完結はしませんが……
*投稿時間は12:10頃と18:10頃を予定しています。大幅に遅れる日があるかも(保険)
*21話以降の投稿は現時点で未定ですが、完結までの構想は完成しているので必ず投稿していきます!
どうかそれまでお付き合い下さい!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 12:12:01
121677文字
会話率:44%
「貧乏子爵家出身の貴様ごときが私の婚約者などと、もう我慢ならんっ!貴様との婚約なぞ、今この場で破棄してくれるわ!」
王宮主催の晩餐会の会場で、エスコートもなさらずわたくしを放置していた婚約者様。ようやく姿を見せたと思ったら指を突き付けて声
高にそう宣言されました。
ああ、殿下。
やはりわたくしとの婚約の意味を理解されておられなかったのですね。
まあ、構いませんわ。わたくしも愛のない結婚など望んでもおりませんし。
けれど、しでかしたことの責任はきっちりと取って頂きますよ?後悔なさっても知りませんからね?
王子は婚約者が嫌いだった。借金を抱えた貧乏子爵家の娘で、特に美貌を誇るわけでもない。王家の遠縁なのは知っているがそれだけだ。
そんな女など、嫡出たる自分には相応しくない。もっと美しく、地位の高い⸺そう、他国の姫などが我が妻として相応しい。
そうして王子は婚約者に対して婚約破棄を言い渡す。
彼女がなぜ、自分の婚約者と決められたのか気付かないままに。
そう、彼は知らなかったのだ。
そして王命で集められた謁見の間にて、王子は自分が何をしでかしたのか、思い知ることになる⸺!
◆政略結婚の目的のひとつは縁繋ぎ。累代で婚姻を重ねていけば、長い歴史のある国ならこういう事もありうるよね、って話です。
全5話、約2万字ほどの短めの物語。すでに書き上げています。
◆異世界恋愛ですが異世界要素がちょっと薄いです。一応、魔力があって魔術が存在するいつもの世界(のつもり)です。
◆設定は深く考えていませんが、家系図はきっちり組みました。ただし若干ややこしいので、やる気のある方は読みながら自分で家系図を書いてみると分かりやすいかも知れません。
大変申し訳ないですが、スッキリしたものが書けなかったので家系図の添付はありません。ご了承下さい。
◆この作品は例によってアルファポリスでも公開します。あちらも全5話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 21:00:00
18334文字
会話率:41%
「好きです!私を貴方のお嫁さんにしてください!」
「悪いが君の想いに応えてやれない」
何度目になるでしょうか。こうしてヴァン様に告白するのは。そして、何度目でしょうか。こうしてヴァン様に断られるのは····でも!好きなのです!どうしよう
もないぐらい大好きなのです!
ですが、無常にも私が英雄の血族であるが故に、ヴァン様は私の手をとってはくれないのですね。英雄の血族の私に剣を持たなくて良いと唯一言ってくれたヴァン様。
私は貴方が生きる未来の為ならば、喜んで剣を取りましょう。
*内容に不快感を感じられましたら、そのまま閉じることをお勧めします。
*作者の目は節穴のため誤字脱字は存在します。
*アルファポリス様にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 20:00:00
176343文字
会話率:39%
翼族最後の生き残りエルピスと共に女王の待つ屋敷へと戻るも、そこに彼女たちの姿は誰一人としていなかった。少年ラクイラからも彼女たちの存在すらもないものとされてしまった。そこへ三通の手紙が届けられ、生命の神、翡翠色の龍、エルピス、ラクイラは、招
待された魔王城へ赴くこととなった。そして、血族の力の目覚めと、王位継承戦への招待状が訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 00:04:48
187799文字
会話率:60%
王の血族は黄金色の瞳を持っており、その国では「金」は特別な色として扱われ、衣服としての着用は王族にしか許されない。
東の隅にある集落・エゾラは、自身の瞳に映した色を、布や糸に移すことができる、不思議なちからを持っている一族だ
王族ひとりに対
して、エゾラの民もひとり。年齢性別を問わず、ただひとりだけが、神の采配により、誰かの染色師となれた。
七歳になる第五王子・ラウテルの染色師に選ばれたのは、わずか五歳の少女・カヤ。
あれから十四年。ラウテルは二十一歳となり、カヤは専属染色師としての最後の仕事といわれる「三つ葉の儀」を前に、彼との距離の置き方について、思い悩んでいた。
掲載サイト:エブリスタ他折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 21:04:57
12065文字
会話率:36%
生まれた村が火に囲まれ、親を目の前で殺された過去を持つレオは強くなる為に一人で鍛錬を続けてきた。
ある日、鍛錬をしてると近くで気配を感じた。気配の近くまで行き剣を振るい魔物を殺すと直後狐っ娘が出てきた。
「私の獲物…」と言う狐っ娘はお腹が
減っており、レオは持っていた保存食をあげようとしたがいらないと言われ、その後狐っ娘は意識を失った。
狐っ娘を助けるために一旦宿に戻ったレオは狐っ娘が目を覚ました後に何か食べたいものは?と聞いた。すると、「生き血」と返事が返ってきた。
当然のごとく困惑してレオだったが、血を飲まないと死ぬと言ってきた吸血狐っ娘の為に仕方なく自らの腕を差し出して血を飲ませた。
男性が女性の吸血族に血を差し出す行為は『求婚』だと知らずに……そして、二人は晴れて?夫婦となった。
敵討ちの為に強くなるレオと突然嫁になった吸血狐っ娘が自由に世界を冒険する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 18:00:00
110466文字
会話率:65%
人間から排他されながら日々を送っている魔人種族の一つ「吸血族〈ヴァンパイア〉」。
そんな世界で、耳以外は吸血族に見えない人間のような吸血族の少年が冒険者デビューを果たした。その少年、シドラは密かに人間と吸血族の共存を夢見ていた。
そんな彼は
、クエストや宴を通して人間に吸血族の真実を伝え、町の住人たちと和解することを第一目標にしていたが、人間から拷問を受けた吸血族の少女ブルーハ(自称、呼び名:アオイ)を助けたことで軋轢が生じてしまう。
しかし、伝承で語られた悪の吸血族『Tepes・army(吸血連合)』のトップであるジル=ルガティックとエルゼベル=カーリアの復活により、世界は危機に陥ってしまう。
もう一度人間との共存を試みるべく立ち上がったシドラとアオイは吸血連合を自分たちの手で壊滅させることを目標に、世界樹(ユグドラシル)へ向かい、旅に出る。
その先では堕天王ルシファーの配下である72柱の悪魔たちに妨害を受けたり、仲違いの末に友情や愛情を深めたり、仲間を増やしたり――。
これは、人間と吸血族の共存国家ができるまでの旅路、その初代国王の軌跡の物語。
※学生の為、更新は毎日23時30分以降となります。また、更新できなかった次の日はなるべく2話更新するようにします。
※この物語での「秘技」は、一定の条件を満たさないと発生しない技のことを指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 01:07:46
60280文字
会話率:87%
豊かな国であるアストリアは,隣国の武力国家カーンの脅威にさらされていた。
アストリア国の公爵令嬢であるシスティは,第一王子であるカントナとの結婚を控え,王子を支え,国のためにできることしようと決意していた。
ところが,王子は突然婚約を破
棄し,ライバルである伯爵令嬢サステナとの結婚を宣言し,それを王や王妃はすぐに承認してしまう。
システィは,混乱した中,謀反をおかしたといいう理由で,公爵家は,断罪され,血族ということで死刑を宣言されてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 06:51:32
23829文字
会話率:45%
夢の中で出会った美しい男の人は、前世の夫で、猫又でした。
***
平凡な会社員だった白菊茉優は、ある日「前世の夫」と名乗る男性マオに窮地を救われた。
白い髪に赤い目を持つ美しいその男は、幼い頃から繰り返し見る夢の中で出会っている。
だ
が、夢の中で彼が必死に呼んでいたのは"ねね"という名だった。
"ねね"は茉優の前世の名だというが、茉優に記憶はない。
おまけにマオは猫又で、養父は化け狸。北鎌倉にある「つづみ商店」の跡取りだという。
幼い頃に両親を亡くしていた茉優は、お屋敷のあやかしたちに優しく迎えられ、ほとぼとりが冷めるまで世話になることになった。
とはいえ前世の記憶もなく、マオの嫁にはなれないと説明すると、大旦那様の提案であやかしの血族向けの家政婦派遣サービスを担うことに。
マオと共に、あやかしの血を持ちながら"人"として暮らす者たちの苦悩を紐解いていく茉優。
屋敷の離れでの共同生活も相まって、茉優との婚姻を諦めていないマオの支えと無償の優しさに、次第に心惹かれていく。
が、想いを募らせるほどに、マオが求めているのは"ねね"であって茉優ではないのだと苦悩し――。
前世で非運の死を遂げた二人が、あやかしと人間として新たな恋を育んでいく物語。
※他の投稿サイトにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 22:12:13
104931文字
会話率:43%
目をさますと自分はゾンビだった。
取り敢えず当てもなくさ迷い、人間や他の獲物を食い殺し、この迷宮のような洞窟の脱出を目指す。
ゾンビ好きな方とヴァンパイア好きな方向け。
タイトル通り、アンデッドの男主人公&女主人公の話です。
仲間は感染や魔術を行使して、悪堕ち、券族化、血族化、魔族化【アンデッド化】させて増えて行きます。
本作品はR15版です・・・R18版はノクターンで連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 11:03:56
1004915文字
会話率:40%
鳳堂寺家に産まれた男兄弟は、代々壮絶な兄弟喧嘩を繰り広げていた。
最終更新:2022-09-08 18:40:29
11954文字
会話率:41%
何処かの国の、特殊な血を持つ、とある血族の嫁取り話。
妻となる女は悩んでいた。
兄の元へ嫁ぐのか、弟の元へ嫁ぐのか――。
家のため、相手のため、自分のため。
妹であり姉でもある女が、夫を決めるまでの話。
最終更新:2022-08-11 22:18:07
21968文字
会話率:35%
四人の攻略対象により、悲運な未来を辿る予定の悪役令嬢が生きる世界。乙女ゲーム『エリスクローズ』の世界に転生したのは、まさかのオタクなヤクザだった!?
「繁栄の血族」と称された由緒あるマトラコフ伯爵家。魔女エリスが魔法を授けてから1952年。
魔法は「パク」と呼ばれる鉱石を介して生活に根付き、飛躍的に文化や文明を発展させてきた。これは、そんな異世界で、オタクなヤクザではなく、数奇な人生を送る羽目になるひとりの少女の物語である。
※アルファポリス様でも同時連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 21:36:16
80855文字
会話率:61%
3/10
●カクヨムにも掲載しております。
「悪いんだけどさぁ、お前もう出て行けよ。マオルド」
幼馴染の女の子と魔王討伐の旅に出掛けて3年。戦士という肩書だが、戦闘が弱過ぎてほとんど荷物持ちだった俺は、途中で仲間になったイケ
メン魔法使いのレイアスに出て行けとパーティから追い出されて故郷の村へと帰った。
3年ぶりに村へ帰ると親父は結婚しており、相手の連れ子であるナナちゃん(8歳)が俺の妹になる。
「ナウルナーラじゃ。皆はナナと呼ぶ。よろしくの」
丁寧なあいさつをするこの子はどうやら魔王の娘らしい。
この子を連れ戻しに俺の村へとやってくる魔王の血族、魔人にはそれぞれ固有の能力があり、ひとつの感情を高めることによってそれは発動する。
俺の父親は人間だが母親は魔人だ。人間と魔人のハーフということになる。
ナナちゃんを守るために俺が発動した『ガーディアン』は守りたいという感情が高まるほどに身体能力が向上する能力だが、俺に発動中の記憶は無い。
そしてこれは俺の母親の能力で俺自身の能力では無いようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 21:11:43
285375文字
会話率:58%
夢をからめた十のホラー短編です。
一、『夕焼け小焼け』 買った覚えのない髪留めをつけている娘。母は思う。夢と現実にはそれほど厳密なちがいはないのかもしれない。
二、『ヤドカリのお宿』 ヤドカリを育てる大学生。引っ越しを観察しつつ、ヤドカ
リの真実を悟る。
三、『藁の血族』 伝承にもとづき、河童の像が作られた。老人は御山の禁を破ってしまう。
四、『炎の匂い』 イマジナリー・フレンドを持つ少年。そして焼かれたウサギ。夢が少年とフレンドの関係を変えていく。
五、『どんぐりの夢』 修学旅行の下見に来た教師。宿にやってきた他校の学生たちはとても静かだった。
六、『あなたの世界』 万引きを娯楽とし、罪悪感のない少女。夢と現実の意味をとらえ、動こうとする。
七、『先触れ』 ネットで夢占いをする青年。同じ悪夢の相談が相次ぐ。真相をたどり、そしてたどりつく。先触れに。
八、『毎日』 いじめをいじめととらえず、周囲を軽蔑して関わりたがらない少年。自分の毎日を映画に見ていた。
九、『夢の通い路』 海と山を行き来する男。宇宙の中での自分の役割を知り、それをかなえる。
十、『就眠』 手足が自分ではないような気がする若者。散らばった自分を統合する方法を求め、手に入れる。
※本短編集においては、犯罪、暴力、性的行為の描写があります。いずれも小説上の表現として用いています。その点ご理解の上お読みください。
*「カクヨム」に投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
*「アルファポリス」に投稿しています(名義:alphapolis_20210224)。
*「エブリスタ」に投稿しています(名義:estar_20210224)。
*「ノベルアップ+」に投稿しています(名義:novelup20210528)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 08:00:00
103407文字
会話率:42%
ある夏の夜。残虐無慈悲な鬼族と、鬼祓い最強と謳われた花蘭(カラン)一族が力をぶつけ合い、共に僅かな血族を残して絶えた。
それから十数年後、たった一人生き残った花蘭の末裔・祈夜の元へ鬼の女・七禾がやってくる。七禾は何故か人間の女の子を連れてい
た。
祈夜の祖父に受けた恩を返したいと言う彼女の本当の目的は何なのか。これまで隠されていた花蘭滅亡の秘密が明かされる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 18:21:33
49888文字
会話率:42%
アスラ国の四大貴族に生まれたヒノ・イブキは生まれ持った力が原因で一人も味方のいない幽閉生活を続ける。
炎の血統魔法を操るヒノ家に生まれた何も燃やせない緑色の炎。血族の穢れとされた彼は十年間の幽閉生活の後、自殺に等しい命令と共に外の世界へ足を
踏み入れた。
追放を盾とした命に従わざるを得なかったイブキだが、彼は知らない。
自分の炎が持つ秘められた性質を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 22:31:18
15447文字
会話率:13%
昼下がりの授業中、吉宗は幼い頃の出来事を夢見ていた。それは年上の少女との雪合戦の夢。そこで交わした一つの約束事。そんな懐かしい夢を見ていた日の放課後、彼の前には夢の中の少女が現れるのだった……当時と何一つ変わらぬ姿で。そして彼女は告げるのだ
った、自分が訪れた理由と彼との関係、そしてその正体を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 15:38:12
23709文字
会話率:55%