「なぜそなたは生贄に選ばれた」
「それは、わたしが忌み子だからです」
まだら肌一つで、少女の運命が大きく変わる。しかしそれは必然か?
もし国生みの神がイザナギとイザナミで無かったら──。
そんなもしもの世界で繰り広げられる「神政政治×
和風ファンタジー」。
【詳細あらすじ】
数年前に起きたムラ同士の抗争で両親を亡くし、洞窟で孤児として一人暮らしていた少女アオ。
この年、奉納祭の生贄はこのムラから出すことになり、アオは大人しく名も知らぬ神の元へ旅立とうとしていた。
そんな折、奉納祭にやってきたクニの巫女がアオに尋ねる。
「どうしてそなたは生贄に選ばれたのだ」
「それは村唯一の孤児で、忌み子だからです」
アオが忌み子として疎まれていた理由はそのまだら模様の肌にあった。
しかしそれはこのクニの神話で、原初の神として名の知れた神とおなじ「まだらの肌」だったのだ。
巫女はアオを神の子として認め、後宮の近親婚問題を解決するために次の巫として据えようと、アオを生贄から救った。
かくして成り上がりを果たしたアオだが、後宮でさまざまな問題に直撃する。
ムラ同士の抗争で亡くなった両親の本当の死因、
巫女保守派と天子革新派の対立、
渦巻く陰謀と後宮外朝問題、
その狭間でアオはひとつの道を選ぶことになる。
──少女は強くなる必要があった。このクニのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 19:36:23
19483文字
会話率:40%
オカルト風白雪姫
※近親相姦・幼少婚設定注意
最終更新:2025-04-07 12:12:06
2089文字
会話率:23%
「おまえのような女に、我が主君の――皇后陛下と皇子殿下の素晴らしさなど、一生理解できるはずもない」
血によってのみ魔法が叶う世界。大公に見初められた娼婦の婚外子・ルビーは、病により石女となったために冷遇されている帝国の皇后・ヴァージニアに拾
われ、彼女の切り札となるべく育てられることになった。なぜなら、ルビーは「始祖の魔女」とされる二つの家門が近親婚を繰り返した末に世界から失われたとされる、強力な魔力を持つ魔女の先祖返りだったからである。冷遇されてもなお誇り高く、気高い皇后。帝国唯一の皇子でありながら、異民族の血を引くために貴族から迫害されるノエル皇子。血の繋がらない親子に惚れ込んでしまったルビーは、必ず二人を幸せにしてみせると決意する。
ルビーに課せられた使命は二つ。一つは、帝国の極悪非道な皇帝と、母の再婚相手である大公を断頭台へ送ること。そしてもう一つは、魔女の血を絶やさずに後世へとつなぎ、再び帝国に魔法の恩恵をもたらすこと――。
「ですから殿下、私と子供を作っていただけませんか?」「……、…………………はぁ!?」
※作中の文化・宗教・民族等は全て架空のものです。 あくまで創作としてお楽しみください。
※設定程度ですが、女性同士の同性愛描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 22:43:28
28915文字
会話率:51%
王家では、忌み嫌われている双子。妹がまさしくそれだった。
一人は姫として陽のあたる場所にいて、もう一人は陰の中、「王家の血を濃くするため」と、兄の王子と肌を重ねることを義務とさせられた妹。しかし、不満があるのは姫の方だった。
最終更新:2024-05-04 04:00:00
2647文字
会話率:43%
王さまとお妃さまは、いとこ同士で結婚しました。でも本当は、お二人は兄妹なのでした。pixivにも投稿する。
最終更新:2024-03-11 04:00:00
2177文字
会話率:0%
魔法の才を見出されたミアは、貧乏な生家を捨てて魔法貴族のル=ヴァーミリオン家に養女として入ることになる。ル=ヴァーミリオン家には双子の姉弟・コンスタンスとクラレンスがおり、ミアは義理の兄となったクラレンスに恋をする。しかしクラレンスが優先す
るのはいつだって彼の姉・コンスタンス。ミアは身勝手に嫉妬と不満を募らせ、コンスタンスさえいなければと考えるようになり、彼女に陰で嫌がらせをするようになる。けれどもそれはいつまで経っても露見せず、増長したミアはコンスタンスが外へ嫁げば、自分が次期当主となりクラレンスと結婚できるのではと妄想し、あるとき紹介された男を利用して大人しいコンスタンスにけしかけようとするが――。
※内容はキーワードの通りでカップリングは弟×姉です。弟がかなり自己中心的です。なのでざまぁというよりは可哀想と感じる方もいるかもしれません。弟だけハッピーな感じのエンドです。あらかじめご留意ください。
※他投稿サイトにも掲載。
※全6話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 00:00:00
12352文字
会話率:21%
『転生王子の道中記 ~アラフィフ女という前世の記憶を持つ青年~』の主人公レンフィールドと特に関り合いのない同級生である転生男爵令嬢から見たグリース法王国の話。
恋愛要素なし。でも近親愛ありなので苦手な方は御注意です。
本編の世界観の補足要素
が強め。
地雷案件のある方はキーワードタグを参照の上でお読みください……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 14:00:00
4714文字
会話率:8%
何処かの国の、特殊な血を持つ、とある血族の嫁取り話。
妻となる女は悩んでいた。
兄の元へ嫁ぐのか、弟の元へ嫁ぐのか――。
家のため、相手のため、自分のため。
妹であり姉でもある女が、夫を決めるまでの話。
最終更新:2022-08-11 22:18:07
21968文字
会話率:35%
美醜逆転の世界に来た男の話です。ハーレムが苦手な人はブラウザバック推奨
最終更新:2022-07-04 07:38:03
18324文字
会話率:71%
王である兄の妃にされそうになったエルゼ姫は、金の髪を切り落として逃げ出した。隣国の王子に拾われたエルゼは毛皮を被って「狩人の子供」と名乗り、彼の城の料理番になる。顔も素性も隠しながら厨房で働く彼女だったが、ある時元の姿を王子に目撃されてしま
う。
※グリム童話「千匹皮」を元にしたオマージュ作品です。
※近親婚を想起させる部分がありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 22:12:29
18746文字
会話率:22%
男女年齢問わず魅了する傾国の美貌の父をもつ平凡令嬢が、自分の幸せを掴もうと四苦八苦する話。平凡令嬢は穏やかな日々をおくることができるか。
最終更新:2021-08-13 11:00:32
4370文字
会話率:27%
ある日気がつけば俺は男女比が大幅に狂い、男女の価値観がズレた世界へとトリップしてしまっていた。男というだけで女性から持て囃され、国に保護される世界では、種の保存のために重婚が義務付けられており、近親婚ですら認められていた。
やたら肉食系
なクラスメイトや俺に激甘な家族に戸惑いつつも、こうなれば狙うは愛しの妹との結婚……!
おかげさまで日間総合ランキング11位になりました!
週間総合ランキング20位になりました!
日間異世界転生/転移ランキング(文芸・SF・その他)1位になりました!
週間異世界転生/転移ランキング(文芸・SF・その他)1位になりました!
月間異世界転生/転移ランキング(文芸・SF・その他)5位になりました!
2016.11.11 モーニングスター大賞一次選考審査を通過しました!
これからも頑張りますのでよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 18:00:00
121129文字
会話率:44%
宝くじの当選と両親の死を受けてブラック企業を退社した心堂 煉は、それから二年足らずでバイト面接にすら行けないヒキニートと化していた。
黒い会社で培った幻聴や悪夢は良くなるどころかここ数ヶ月悪化の一途を辿り、遂に幻覚まで見え始めたのかと思った
のも束の間。唯ひたすらに逃げたいと思い駆け出した直後。
煉は見知らぬ地に立っていた。
注;キーワードは主人公に関する要素のみです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 05:47:59
1457文字
会話率:59%
母から娘へ。その血が受け継ぐ「罪」の物語。 中学の卒業式を明日に控えた主人公、一条尋花は原因不明の高熱にうなされていた。意識を失い目覚めた場所は見知らぬ真っ白な空間。尋花を取り囲んだ大人達は、封印された彼女の魔力を解き放ち、『魔法師』とし
て生きる道を強いる。生きるためにその道へ進む決意をした尋花は、母と別れ、護衛だと言う上級生の鈴原龍とともに山奥に隔離された魔法師学校へと向かった。
しかし、いざ授業を受けてみると封印を解いたはずの魔力が発動しない。そんな中、魔法史学教師の木崎からこの学園の成り立ちを聞かされ、尋花の決意は揺らぎ始める。学園は藤城一族の殺戮の上に成り立っていた。一族は近親婚を繰り返し魔力を強め、暗殺者として戦時中多額の報奨金を得て学園を開設し、日本魔法師会を支配していた。戦後、それに反発したのは一族総本家当主の息子、藤城敬市郎とその婚約者である藤城晴花が率いる学生達だった。しかし、自らの子供達が訴えた主張にも関わらず一族はそれを罪とし、見せしめとして校舎ごと二人を爆破し殺してしまう。その後、藤城一族は逃亡を図り、現在も国外に潜伏していると思われている。その様な危険な世界に足を踏み入れてしまった事を後悔する尋花だったが、自分が殺された二人の孫だと聞かされ困惑する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-24 20:05:48
77169文字
会話率:55%
マリアは、ある日父親より実の兄ユアンとの結婚を知らされる。
しかし、マリアは執事のシドを恋い慕っていた。
現実は無情にも過ぎ、マリアはユアンと結婚するが……。
最終更新:2019-10-13 21:57:36
3485文字
会話率:30%
あたし、ハナ。
まほうしだけど、しにそう。
魔法が存在する大陸で、最前線の魔法師として活躍するハナ。足を失い、なぜか王の側近、キースと結婚することになる。
秘密を抱える侯爵とたまたま結婚したハナ。そんな2人の恋の話。
完結済
みです。
続きも書きますが、本編「国王陛下の道の先」をもう少し進めてからになると思います。
最初、ひらがなが多く読みづらいですが、徐々に読みやすくなります。
内容はちょい辛です。甘々なラブストーリーに飽きた方、大人の恋愛が好きな方、ぜひ。
番外編はラブラブです。
「魔の国人の国」の他作品と関連していますが、単独で読める恋愛小説です。
恋愛ものが好きな方、「弱くて愚かな少女」もよろしくお願いします。
※近親婚や重婚、戦争の描写などが出てきます。
※差別的な発言や考え方が出てきます。戦時中であること、中世ヨーロッパ風の時代背景であることをご理解の上、お進みください。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 23:21:19
3000文字
会話率:0%
俺は、人の国の王、リチャード。
希少な光属性魔法を使いこなし、魔族相手に前線で活躍し、国内ではそれなりの善政をしいてきた。長い間、国王として敬われ称えられてきた。
だが、ある侯爵が裏切りその領地を失ってから、深刻な食糧不足に悩まさ
れている。人々の不満は、募る一方だ。
俺は今、ある決断を迫られていた。
肥沃な大地を手に入れるためには、優秀な魔法師を育て戦いで優位に立つしかない。そのためにできることが一つある。だがその非情な方法を試すべきか否か。俺は決断ができずにいる。
迷える王の苦難と、弱くて愚かな少女の涙のお話です。
『魔の国人の国』の他の話とリンクしていますが、読まなくても理解できるように書くつもりです。
※バッドエンドではありませんが、単純なハッピーエンドでもありません。
キーワードの「ハッピーエンド」を削除しました。ハッピーエンドにひかれて読んでくださっていた方々、ごめんなさい。
※戦争の描写あり。
※近親婚、重婚の描写あり。
※差別的発言あり。
※中世ヨーロッパ風の時代背景ですので、それに準じた考え方生き方などが出てきます。ご理解の上、お進みください。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-23 01:00:00
3127文字
会話率:0%
争い続ける人の国と魔の国。
私(わたくし)はオリビアと申します。
平凡な私は、伯爵家の三女でありながら幼い頃から商家に嫁ぐことが決まっておりました。
けれど実は、誰にも言えない秘密を抱えているのです。それは、人を囲う色が、見え
ること。私は、人の魔法属性や系統が見えるという特殊な能力の持ち主です。
この能力のせいで、魔族の密偵である侯爵家のブライクさまに、捕まってしまいました。
逃げることは、できそうにありません。
氷のような青年の心を、オリビアの涙が溶かすまでの物語。
甘々なラブストーリーに飽きた方にお勧めします。番外編は激甘です。
恋物語編はこれで完結ですが、続編『国王陛下の道の先』を執筆中です。
ブライクのお爺ちゃんとお婆ちゃんの恋の話『学のない片足の侯爵夫人』も是非どうぞ。
シリーズ作品なので、まとめてどうぞ!
※近親婚や重婚、戦争の描写などが出てきます。
※差別的な発言や考え方が出てきます。戦時中であること、中世ヨーロッパ風の時代背景であることをご理解の上、お進みください。
よろしくお願いします。
ブックマーク登録、評価、感想大歓迎です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-28 16:20:59
58214文字
会話率:32%
免許を持ち医師の処方の元に、義肢及び装具の着用部位を採寸・採型及び製作及び身体への適合を行う職業のことを義肢装具士と言う
さらに義肢の開発を個人で行って生身よりも強くさせることが出来た記憶を持ち
本人は自称:義肢職人と言う
そんな男が異
世界で、四肢の有無が人権の有無を司り
生き死ににも直結すると言われる
以外は普通の剣と魔法の世界
そんな世界に神様のスカウトで転生することになった
今世:アルシュ・ギルタール
そんな主人公が残した自伝物を目指して書いてみました
初投稿でさらに一万五千字程ある1話完結の短編?です
台詞等は自伝物なので極力排して書いてますので、普通の小説とは少し毛色が違うと思うます
注意事項として
手足の欠損がある障害者を理不尽に差別した世界でありそれを解決する物語となっているので、
マイルドにしてありますが、序盤は欠損者に対しての差別を見て不快に思う可能性があります
※この作品はグロくは無いと思いますが、身体欠損の話が出てくるのでご注意下さい
※義肢装具士と言う職業を主題にしてますがにわか知識です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-10 21:01:08
15242文字
会話率:3%
雨が以前付き合っていたのは、学内一のチャラ男のレアン(礼安)。「ナンパの殿堂」とまであだ名されているレアンは、突如、すべての女の子と分かれ、雨ももう一度付き合いたいと言い出した。まともに取り合う気のない雨は、しかし不思議な夢を見るようになる
。
“私はしあわせにはなりたくないの”
そう望む雨と、雨の過去への妄執を、レアンは乗り越えることができるのか?
傷付いた女の子が、傷から立ち直れるのかを描く物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 19:05:29
23933文字
会話率:55%
ペルセポネは、野原で黒衣の美形と出会う。
彼の名は、冥府の王、ハーデス。
ハーデスに心奪われたペルセポネは、母の反対を押し切り、冥府へと赴く。
しかし、ハーデスはペルセポネを丁重に扱いはしても、想いは拒絶して……。
※なんちゃってギリシャ
神話です。話は大きく異なります。
※神話の性格上、近親婚がでてまいります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-26 17:44:23
23608文字
会話率:44%
約12万文字。薄い小説一冊分(読書時間1時間30分程度)。完結します。
変わり果てた友人と紡ぐ、少年と救済の物語。
砂と岩の国に生き、水に呪われ涙さえ枯れ果てた民、カルマ。彼らに齎される唯一の奇跡、涙で雨を呼び民を潤す存在――神子。
辺境
の村に生きる少年、レオとアリスは身を寄せ合うように生きていた。アリスが神子だと発覚し、城に召し上げられるその日まで。
八年後、アリスを追って登城したレオが見るのは、世界の理か、人々の弱さか――
<登場人物>
アリス カルマの国で唯一涙を流し、雨を齎す神子の少年。口が悪く精神的に不安定。
レオ アリスの幼馴染。神子を追いかけ宮廷料理人として城に上がる。飄々としており、柔軟な性格。祖字は書き出せるが才能はない。
キリ 神子親衛隊長。枯れた二年で全てを失ったがために、救済の象徴である神子に固執する。真面目で意固地。マリベルには頭が上がらない。
マリベル 城の女中。元々はキリの家に仕えていた。見た目は可憐な少女だが年齢不詳。
アンバー 神子学研究室長。カルマの根幹をなす神子の解体を目論む。その探究心は神をも恐れない。
殺戮王女 真紅の髪を持つ国の現党首。王家が純血主義を掲げ近親婚を繰り返したことの弊害で、狂戦士の気質を発現している。戦場を何より愛し、純白の花嫁衣装を纏って切り結ぶ相手を探している。
<用語紹介>
カルマ 国、民、どちらも指す。砂と岩の大地、極寒の夜と灼熱の昼。その過酷な環境に適応進化した種族。その結果、砂塵から身を守る為に瞳が瞬膜で覆われ、涙を流すことができない代わりに、心が頑健になったといわれている。
神子 水に呪われたカルマの中で、唯一涙を流し雨を降らせることができる存在。代替わり制で、現在確認されているのは男児のみ。
神子制度 散発的に再誕する神子の心身の庇護を、血統によって維持される王族が行うという建国時から存在する制度。
祖字 カルマの一部の者が書き出し操ることができる世の構成要素。魔術、呪術、科学等、あらゆる分野を学ぶにあたり祖字が基礎となっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 00:00:00
123842文字
会話率:42%
近親婚を繰り返す王族から生まれた十三歳のゼイナは結婚が決まり、道化師から不思議な話しを聞かされる。
最終更新:2016-11-29 18:42:00
4638文字
会話率:37%