ベニバナという名の女性はかつての友人にして「稀代の悪女」と称された女優・花車恵子の元にやってきた。彼女は花車と昔話に花を咲かせるのであった。
他の短編のキャラクターが出てきますが、本筋とは関係ありません。
最終更新:2021-10-18 22:10:35
8688文字
会話率:55%
イゾルデ・ハーツイーズの悲劇のはじまりは、魅了の魔力を持って生まれた事だった。
稀代の悪女のように噂され、婚約者からも『もう君を信じることに疲れたんだ』と言われ、婚約を破棄されてしまう。
もちろん社交界での評判はさらに悪化し、おまけに元
婚約者は妹に婚約を申し込んでくる始末。
「一度も魔力なんて使ったことないのに……私が何をしたっていうのよ!」
こうなったら、いっそ本物の悪女になってやる!
自暴自棄となったイゾルデは、ついに魅了の魔力を使ってしまう。───王太子相手に。
「これ、バレたら確実に処刑ルートだよね!?」
処刑の危機と後ろめたさに怯えるイゾルデだったが、お人好しな王太子はどこまでも優しく接してくる。
「やめて!そんなに優しくされると罪悪感で胸が潰れる!」
これは、嘘にまみれた恋から始まる物語。
(※本編はシリアスです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 16:16:41
10760文字
会話率:35%
とある王国で有力貴族の跡取りを次々と破綻させた稀代の悪女。
いったい何が悪女というにはあまりに幼い少女を駆り立てたのだろうか。
最終更新:2021-06-08 04:37:30
910文字
会話率:4%
今日は晴れの日、稀代の悪女、シュネー・フォン・アサルトハイム伯爵令嬢の処刑日だ。
処刑を担当するのは婚約者である王子に奪われた彼女の犬。決して逆らえない呪いが二人を苦しめる。
最終更新:2021-02-06 00:16:11
5158文字
会話率:22%
王太子妃として育てられた
ソフィア・エレノアは王太子から婚約破棄を告げられた挙句、最後は稀代の悪女として処刑されることになってしまった。
最後に彼女の残したものとは?
短編でサクッと読めるようにしました。
最終更新:2020-12-30 22:00:00
4690文字
会話率:15%
「貴様を聖女と信じた俺が馬鹿だった。稀代の悪女め。婚約は白紙だ。出て行け」
貴族の娘のレフィアは、婚約者である皇家の嫡男に一方的に婚約破棄を告げられた。
なんと彼女の部屋から帝国の転覆を狙った計画書が出てきたというのだ。
目立つと
ろくなことがない――かつて救国の聖女と呼ばれた母の教えをレフィアは思い出していた。
だから、幼い頃から母譲りの高位の魔術が使えることも黙っていたし、興国の英雄譚に憧れて、軍事や内政の勉強に密かに精を出していたことも言わずにいたのに、その美貌から皇家の嫡男に求婚されたレフィアを妬んで罠にはめたのだろう。
帝都にいる限り悪意のある噂は勝手に広がっていく。
計画書を突き出されたレフィアはそれを眺めて言った。
「これを書いたのは私ではありません」
「ほう、証拠でもあるのか」
「証拠も何も、私ならこんな杜撰な計画は立てません。私が本気ならもっと確実にこのろくでもない帝国を転覆させてみせます」
「き、、貴様っ」
しまった。つい本音が。
「貴様のような小賢しい女に内助の功など期待できぬわ。去れっ」
皇家の怒りを買ったレフィアは、新たな婚約者として地方領主の元へ送られる。
しかし、皇家は知らなかった。レフィアが目立ちたくないが故に隠していた圧倒的な才能を――
新しい婚約者は暴君と怖れられる男。だけど、この人曲者だけど、意外と私好みで――
少なくともろくでなしの皇家の嫡男より面白い国にしてくれそう。
……じゃあ、ちょっと暗躍しますか。私なりの内助の功とやらを尽くしてみましょう。
辺境なら周りの目もそれほど気にならない。
思い立ったレフィアは、圧倒的な「内助の功」で、地方領主の夫を皇帝の座へと押し上げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 22:32:02
31578文字
会話率:55%
室町幕府八代将軍足利義政の御台所(正妻)日野富子の人生。稀代の悪女、守銭奴、応仁の乱の原因ともいわれ、悪名高い女性ですが、現在有力になりつつある説においては、彼女が応仁の乱の原因というのは細川氏に依頼されて作られ、細川氏に都合の良い記述がな
された軍記『応仁記』において創作されたものであり、濡れ衣であるともいわれています。そして、夫である義政将軍が無気力無能で政務を怠っているのをいいことに彼女が権力をふるったともいわれているのも、義政将軍が死ぬまで権力を手放そうとしなかったことが現在は明らかになり、事実と異なることが分かってきています。そちらの説に基づいて日野富子の人生を描いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 06:06:25
77831文字
会話率:40%
レイツェル・リグナードは、幸せな令嬢であった。
優しい両親、少し抜けた従者、そして静かな婚約者。誰がどう見ても順風満帆な日々の彼女であったが、王立学園に入ると共に【終活】を始めることを決意する。
これは、そんな彼女が終活を決めるきっかけの
物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-14 00:28:11
3030文字
会話率:50%
その少女の生涯は、全き幸福の中で幕を開けた。
全てに恵まれた彼女は、その世界が壊れた瞬間に思い出す。
ここが前世で好きだった乙女ゲーム、『白炎の戦乙女』の世界であると。
「ヒロインが攻略対象との仲を進めるための、過去の惨事の名もない犠牲者?
ふざけるな!!」
後に稀代の悪女と謳われるアデライーデは、そうして世界に復讐を告げる。
これは、モブですらなかった彼女が悪役に至るまでの物語。
※10月3日、作品名変更しました。旧「君に手向ける花の名は」
※子供に対する暴力・性的な虐待の表現あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 15:14:46
36270文字
会話率:22%
――稀代の悪女イヴリル。彼女は真実悪であった。英雄アレクサンダー。彼を英雄至らしめたのは誰か――ヒロインが実はいい人なんてことはありません。軽くエロもグロもある意味でのR15です。キーワードちゃんと読んで自己回避してください。行間をこれでも
かと自由に読んで頂きたい作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 00:16:03
6743文字
会話率:19%
断罪を持つ少女イリス。彼女は稀代の悪女として処刑を待っていた。
そんな彼女の転生物語。
最終更新:2017-11-29 01:37:44
6855文字
会話率:27%
あたしは千年前のご先祖さま、チャチャ=クラウスになった。言ってる意味が分からないかもしれないけど、あたしも分かってない。まさかあたしが稀代の悪女になってしまうなんて……。愛人百人、贅沢三昧、王族と争い平和を乱し、最後は捕らわれて農奴階級に落
とされ追放……。このままではあたしには明るい未来などない!あたしは全力でその未来を回避する!出来るかどうかは出たとこ勝負!みんなオラに力を貸してくれい!※タイトル少し付け足しましたm(__)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-30 05:55:18
37587文字
会話率:24%
わたくし、神様からの贈り物のおかげで、チートでモテモテでウハウハな貴族令嬢としての素敵な人生を送っております!
婚約者との関係も良好で、わたくしはとても幸せですわ。
※注意
コメディです。
これは悪役令嬢ではない、ガチ悪腹黒令嬢物語です。
最終更新:2015-09-06 22:18:42
1319文字
会話率:28%
人が生まれながらにして前世の記憶を持つ世界で、前世の記憶を持たずに生まれた伯爵令嬢。異端児とされつつも、優しい周りに守られて生きてきた彼女だったが、突如自分の前世を知ることになる。
「愛していますよ、私のベル」
「ベルナデッド、今度こそお
前を放さない」
「やっと見つけた……僕のリトルレディ」
誰だそれ。えっ、私?
ーーーこれは伯爵令嬢セシリア・グレイフォードが、稀代の悪女、ベルナデッド・シャンテュールという前世の名前を得た、ある夜のこと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-16 16:32:01
5558文字
会話率:31%
王太子を誑かしたとされる稀代の悪女、クラリス=デニスの真実。全てが終わった後の彼女は後悔と不実に彩られた記憶をただ繰り返す。
※『運命の赤い糸』『懺悔』の続編です。そちらから読んだ方がわかりやすいと思います。
最終更新:2015-06-23 06:00:29
6552文字
会話率:42%
歴史に名を残す、稀代の悪女ファウステリア。
彼女が死の直前に欲したものは何だったのか。
※残酷要素、および主人公の売春要素あり
※サイコパス系ヒロイン。則天武后を意識しています。
最終更新:2014-11-01 18:00:00
110300文字
会話率:22%
稀代の悪女と呼ばれている王妃エリザベートの回顧録。
最終更新:2014-08-09 01:01:17
5885文字
会話率:2%
流れ着いた本牧の地で、今をときめく新進気鋭の女流作家から依頼されたのは、失踪した娘の行方を捜すこと。そして、その娘の父親が失踪に絡んでいるらしい…
消したい過去に苦しんで、身を隠すように作家活動だけにまい進している、『天川折姫』が稀代の悪
女に変身する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-23 18:17:31
14857文字
会話率:74%