◆《!最新報告!》『畵上僊』(2022.02.07)投稿
◆ 世界の民は皆かつて、常磐でできた、一つの大山に暮らしていた。この岩山には巨木が生えていた。幹や枝、根で岩を繋ぎ、一つの山にしていた。山頂の盤臺峰〈ばんだいほう〉は、陽の気にみち
た清浄界。八雲に閉ざされていた下界は、陰の気に沈む塵界で、軽く清らかな魂は浮かび、重く穢れた魂は沈み、水母のように漂っていた――。
◆ ただ単に、きれいな場面を書きたい。という作者の趣味と欲求の捌け口として執筆開始。ストーリー性・脈略は、あるような無いような……。(払雲花人〈ある花人たちの物語〉【塵積・呼び水版】に絡んだ内容であることは確かです) ◆
※)世界観が感じられる場面の抜き書きです。時系列などは無視。思いつくがまま、スケッチのように気まぐれで書き溜めます。
※)【塵積・呼び水版】よりも先行します。部分的にネタバレとなり得ます。
※)名称等の設定・内容表現・場面の用途は、【塵積・呼び水版】に組み込む際、つじつまを合わせるため、変更となり得ます(使わない可能性も有り)。読んで下さる方は、混乱しないようご注意ください……。汗折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 10:07:45
124805文字
会話率:38%
魂は死後、冥界で洗われ現世に戻る。現世と冥界を隔てる三途の川は狭間と呼ばれる空間にあり、冥界を管理する冥人(くろうど)と、魂だけとなって狭間に侵入できる人間とが協力し合い治安を守っていた。
──一体何から守るのか。生物の輪廻を妨げる、人
の信仰から産まれた概念体を〝神〟と呼ぶ。その〝神〟が人間を作り替えたものが、〝天使〟だ。神の使いであることは確かだが、実質存在を歪められた人間の魂だ。
冥人(くろうど)、アキヒコと契約した茜も、治安維持を担う特殊刑務官の一人。天使に極刑を下すため、日々狭間に潜ってパトロールや天使への刑罰を下すワーカーホリックである。
常に口うるさく陽気なアキヒト。諸事情で自身を引き取ってくれた叔父家族に、特殊刑務官の同僚。友人や仲間たちに囲まれて過ごす茜だったが、巨大な天獄の門の調査と破壊のため狭間に潜り込んだところ、出てきたのは天使と化した己の両親だった。
何故父も母も信仰に溺れ、天使に堕ちてしまったのか。戦いの中、茜はその真相に向き合うこととなる。
救いとは与えられるものにあらず。己が手で見つけるものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 21:00:00
97815文字
会話率:47%
「君が知ってるバターかどうかは知らないが、僕がバターであることは確かさ」
生活に疲れた社会人が猫のような姿をしたバターと一緒に暮らす話です。
最終更新:2021-03-05 18:00:00
4905文字
会話率:59%
その少女の生涯は、全き幸福の中で幕を開けた。
全てに恵まれた彼女は、その世界が壊れた瞬間に思い出す。
ここが前世で好きだった乙女ゲーム、『白炎の戦乙女』の世界であると。
「ヒロインが攻略対象との仲を進めるための、過去の惨事の名もない犠牲者?
ふざけるな!!」
後に稀代の悪女と謳われるアデライーデは、そうして世界に復讐を告げる。
これは、モブですらなかった彼女が悪役に至るまでの物語。
※10月3日、作品名変更しました。旧「君に手向ける花の名は」
※子供に対する暴力・性的な虐待の表現あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 15:14:46
36270文字
会話率:22%
これは、法術という不思議な能力と、竜や眷属獣といった未知の生物たちが存在する世界でのお話。
アマナツ・フレデリカ・クローゼは、とある目的のためにローゼンクローネ帝国の軍士官養成学校に編入する。そこで出会ったエーリヒ・パルトナーという青年
と仲良くなったアマナツは、他にも個性的なクラスメイトや教師たちと出会い、過ごす中で、疫病神にでも憑かれたかのように様々な陰謀に巻き込まれていってしまう。果たして彼女は本来の目的を達することが出来るのだろうか?
的な話です。一言で言い表すのは何とも難しいのですが(単に私の語彙力不足と微妙なストーリーのため)、取りあえずファンタジーであることは確かです。第一部は学校生活編です。
なるべく週に1回は更新したいなーと思っております。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 04:47:08
274233文字
会話率:56%
これは一高校生に過ぎぬ(否、変人であることは確かであるのだが)『真道亀吉』が己が『眼鏡っ娘好き』に導かれるままにヒトが皆弱視の異世界をモンスターと魔王から救い、神聖眼鏡っ娘帝国皇帝へと登り詰めるまでの物語である。
そう、この物語は総じて眼
鏡っ娘の救済と彼女たちとの交流を描く、筆者の妄想爆裂ストーリーなのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-26 18:01:30
7621文字
会話率:34%
目を覚ましたら別人になっていた。眠たいから寝ることにした。
現状を報告しよう…。日本であることは確かのだが、今俺は赤ん坊であって…もう限界がきたようだ。寝る。また今度話すことに……
この時代は戦前の日本である。1885年1月25
日に大阪で元武士で警官の父の長男として誕生した主人公の名は藤伊栄一。彼は生前中堅大学生であった。知識は一般人並のレベル。しかし、歴史=世界史は超得意。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-15 22:10:29
223771文字
会話率:42%
よく分からないけれど恋愛ものであることは確かだと思う
最終更新:2011-01-12 00:24:04
1214文字
会話率:37%