奈良時代。
妖狐と呼ばれる人間の姿に狐の耳と尻尾が生えた妖怪達が森の中で暮らしていた。白玉は見習いの妖狐。一人前と認めてもらうには長老から与えられた課題を突破しなければいけない。長老から完全に人間の姿になれる饅頭をもらい人間の街に出向く白
玉。そこで耳にしたのは公家の娘坂上全子が鬼に拐われたという噂だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 22:31:04
4176文字
会話率:56%
1938年わたくしはヘレーネ。天津のドイツ祖界に住むわたくしはお父様と繋がりのある日本軍に15才の誕生日を祝ってもらってた。だけど少しも心が晴れないわ。
しかし店のオーナーであるあの人だけは違ったわ。お礼にあの人を夕食会に招待したいのだ
けど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 13:18:08
4062文字
会話率:59%
1947年北京
「待って下さい!!」
私は裁判所の扉を開く。目の前にはあの頃と変わらないあの人の姿があった。
「芳子さん、助けに来たよ。」
芳子さんは裁かれていい人なんかじゃない。だって私は命を救ってくれた人だから。
最終更新:2023-09-21 00:33:44
5296文字
会話率:52%
料理屋ヒペリカムは普段はお客があまり来ないお店だ。だけど亡くなった歴史の人物達が食事に来る。ヒペリカムの花言葉の通りに悲しい気持ちから楽しい気持ちになってあの世に還るのだ。今日のお客様はーー?
最終更新:2023-10-19 17:44:52
2344文字
会話率:38%
フランスとスペインの国境近くにある、中世ヨーロッパ時代の街。
その街で作られたお酒の話。
最終更新:2023-10-19 17:02:52
4166文字
会話率:23%
小峠澄は二流の雑誌記者だ。戦後の閉塞的な市町を巡り、伝承や怪談を探す彼女には一つの夢があった。『人が生きやすい楽園を探すこと』 果たして彼女の目的は果たされるのか?
名知らずと呼ばれる食べ物を調べた時のお話
最終更新:2023-10-18 20:53:29
1979文字
会話率:52%
幼なじみのお婆ちゃんが、よく作ってくれた五目おにぎり。もう、食べることは、できません。
最終更新:2023-10-18 11:55:28
1442文字
会話率:7%
家族と仲良くしてますか?
最終更新:2023-10-17 10:56:45
684文字
会話率:6%
とある足軽達の馳走の話と、その顛末です。
最終更新:2023-10-17 02:39:27
3963文字
会話率:48%
ここは、江戸市中の一角にある夜鳴き蕎麦の屋台。その屋台を営む蕎麦売りの利助と、かけ蕎麦を食する様々な客との人間模様を描く。
最終更新:2023-10-16 23:21:39
2829文字
会話率:59%
時は戦国時代、織田信長が足利義昭(あしかがよしあき)を将軍位に就かせ京に入った頃。
伏見稲荷の不穏なお告げが京に広まった。「先代の将軍・足利義輝(よしてる)の霊を慰めるため、宴をもよおせ。さもなければ、義輝の霊が京に祟りをなす」。しょうもな
いなあ、と噂を真に受けない少女・美月(みつき)は、21世紀の日本で生きた記憶を持つ。美月が仕える信長様も、そういう噂は信じていない。だけど京の人々を惑わせる噂を放っておくわけにはいかない。さて、必要なのはどんな宴? 同い年だけど前世もカウントしたらすごい年の差になりそうな信長の小姓・夜風丸(よかぜまる)とともに、厨番の少女が知恵を絞ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 21:39:33
7496文字
会話率:55%
食卓に、温かい食事が並ぶこと。そんな当たり前のことが、こんなにも幸せだった。
最終更新:2023-10-16 17:57:17
7030文字
会話率:41%
1829年、阮朝大南帝国(ベトナム)明命期。南圻(南部ベトナム)のあるクレティアンテ(キリスト教徒の共同体)にて、ある事件が持ち上がった。
最終更新:2023-10-14 20:16:28
7015文字
会話率:56%
あるボロ寺の和尚が、ひょんなことから武士に「『かすていら』を作れ」と命令される。和尚はろくに知りもしない「かすていら」を作ろうと奮闘するが……
※秋の歴史2023参加作品です
最終更新:2023-10-16 15:00:00
3404文字
会話率:36%
書いた後、食事の要素がねえって気が付いて最後に入れました。ホテルズドットコムのページに書いてました。
最終更新:2023-10-16 02:33:07
2676文字
会話率:35%
全然歴史じゃないんですけども、まあ、マイヒストリーではありますけども。でもまあ、せっかく書いたんでご容赦いただきたく存じます。
最終更新:2023-10-10 17:01:08
2616文字
会話率:20%
小松左京御大の骨って言う話の中に、パレオロクソドンナウマディクスって言う単語が出てきて、それを見た時からもうこのタイトルで何とか話が書きたくて書きたくて。
最終更新:2023-10-02 12:13:05
3096文字
会話率:10%
紫式部の楽しみ。それは仲間達とのお茶会。
旬のものから珍しい菓子を、仲間達と話に花を咲かせながら食べる。
煌びやかな宮中。しかし気を抜けない日々の中での唯一の楽しみ。
そんな式部の日常のひとこま。
最終更新:2023-10-15 20:58:51
1301文字
会話率:11%
古より山の動物は大きく喋れた。
山の中腹より上に人間は入っては行けなかったが
ある少女が間違って入ってしまった。
その少女を助けたのが大きな狼だった。
狼と少女の恋が始まる
最終更新:2023-10-14 17:51:55
23881文字
会話率:45%
恋人の交通事故で出会った大学生と高校生の恋をして大人になって行くお話
最終更新:2023-10-01 23:46:32
16579文字
会話率:48%
ごめんなさい!最初に言うと、歴史ものをガッツリ読みたい人向けではありません!初の歴史もの(?)です。お手柔らかに‼‼‼‼
最終更新:2023-10-14 15:03:38
1006文字
会話率:18%
歴史教師の花の楽しみは、月に一度の歴史飯。食事を通して、過去の歴史上の人物達に近づくことで、花の心も腹も満たされていく。そして、特技の妄想も研ぎ澄まされて…?幕末の京をテーマに繰り広げられる、花の歴史飯を是非ご堪能くださいませ。
最終更新:2023-10-13 23:18:28
12757文字
会話率:41%
肌寒い季節になり、足早に家に向かう途中、ラジオの自動音声が聞こえてきた。
最終更新:2023-10-13 12:06:40
648文字
会話率:15%
洞窟で暮らす人と町で暮らす人の生活式
最終更新:2023-10-13 07:00:00
3241文字
会話率:0%
無職。それを憂いだ友人が飲みに誘ってくれた。指定された場所は接待などにも使われる高級料亭。場違いな雰囲気に戸惑いながら中居が案内してくれた襖を開けると、部屋の中にいたのは友人ではなく侍だった。無職と侍は酒を呑み語り合うが、侍は悩みがあるよう
で酒気と共にそれを吐き出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 22:40:56
9660文字
会話率:52%
斎宮女御が重明親王の娘だとつい最近まで知りませんでした。びっくりです。斎宮女御は三十六歌仙のおひとりで、伊勢の斎宮から戻られて女御として村上天皇に寵愛された方。父親の重明親王は、源博雅の叔父さんです。勝手にひょうきんな極楽とんぼ認定してまし
た。ごめんなさい!ということで、重明親王に主人公になっていただき、娘大好きパパな姿をさらけ出していただきました。もちろん、博雅も晴明も出演してもらってます。
公式企画テーマ「食事」は食材として日本古来のチーズに登場してもらっています。ただ、形状がどのようなものであったか、文献資料がない様子。ということで、カッテージチーズが蘇として、それを熟成させたのが醍醐なのだから、カマンベールやブリーみたいだろうと、勝手に決めました。どうかご了承ください。日本酒と結構合うんですよ~
舞台設定は938年9月の京都。重明32歳、博雅20歳、晴明17歳。
この3人が出てくる作品を過去に書いているのですが、本作とは切り離してください。こちらのほうが史実に添っています。
* 斎宮女御のように才能に溢れていなくても、親不孝でも孫を産めなくても、オバチャンになっても変わらず愛してくれている実父に感謝の気持ちを込めて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 22:00:00
8634文字
会話率:34%