若月香は、高校入学し同じクラスになった園田日菜子のことを「とても綺麗な人」だと思っていた。
最初は、日陰者の自分とは住む世界が違う人だと感じ、交わることもないだろうと思っていたが、園田はそんな若月にも気さくに話しかけてきた。
園田日
菜子は小学生のときに父親を亡くしていた。母親は自分と妹の為に夜遅くまで働いてくれており、心配かけたくないと考えていた。そして、妹に対しては自分が手本となる親代わりにならないといけないと思い、自分に厳しく良い子でいるように務めてきた。
しかし、そんな良い子を演じることに疲れを感じ、世界が色褪せて見えるようになっていた。
そんな思いに悩みんでいた中学三年生の頃、商業施設に買い物に行った際にたまたま若月の描いた絵を見かける。こんなに綺麗な絵を描ける人は、この世界がどんなに美しく見えているのだろうと興味を惹かれた。
若月と園田は高校で出会い、たまに話すようになる。
若月は園田にどんどん惹かれていき、一年生の梅雨のある日、ついに教室で玉砕覚悟の告白をする。
もちろん断られると思っていた若月だったが意外にも成功し、二人は付き合い始める。
夏には花火大会に行き、秋には山に紅葉を見に行った。冬は共にふたご座流星群を見るなど思い出を積み重ねていく。
そうして、付き合い始めて一年が経った高校二年の梅雨の休日。
若月は園田にカフェに呼び出された。最近の態度から別れ話だと気付きながらも、若月は喫茶店に向かう。
しかし、呼び出された時間になっても園田はやってこない。三時間過ぎてもやってこなかった。
この時、若月は初めて園田に確かな憤りを感じる。月曜日にどうして来なかったんだと問い詰めようと思うが、その日の夜に園田がやってこなかった理由を知る。
若月が喫茶店で待っている間、園田日菜子は手術を受けていたのだった。
※カクヨムでも掲載しています。
数年前に小説家になろうで投稿していた「君が壊れる。僕はクズになる」という作品の一部を修正・改稿したものの再投稿です。以前のアカウントは削除済みです。
約13万文字で完結予定です。
若月香と園田日菜子の両視点で話が進みます。
わかりやすいようにタイトルに名前を表記しています。
それとは別に視点が切り替わる時等で、◆◆◆、☆☆☆を最初に書いています。◆が若月、☆が園田視点となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:23:33
56087文字
会話率:25%
八月二十日、空山青の目の前で親友の天雲夜が電車に飛び込んで死んだ。
そのショックから青は部屋に引きこもってしまった。
そして八月三十一日が過ぎる。今日から学校だと思っていたが、青は夜が死んだ八月二十日の朝に時間遡行していた。
青は自分がPT
PDという超能力を有する病気を患ったのだと思う。
その能力を使って、夜を死なせない為に行動することを誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 20:51:32
109539文字
会話率:31%
かつて、人類と魔人族は共存していた。
しかし、現在の魔王は人類滅亡を掲げ、人類と魔人族は戦争を繰り広げることとなった。
勇者は、魔王を討つ為に魔王城にて魔王と相対する。
互いに次の一撃が最後だと理解しているなか、勇者はずっと考えていたことを
魔王に問いかけた。
「どうして、人類を滅ぼそうとするのだ」
魔王はその問いに、おもむろに答えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 08:08:09
2381文字
会話率:33%
社畜としての一生を終えた俺は、二度目の人生をファンタジーな異世界で悠々自適に過ごすと決めていた。
そして迎えた十五歳の誕生日。
神様から授かったスキルは…………〈洗脳〉!?
よっしゃ美少女を洗脳してハーレム作るぞー!
……っていやいやいや
、これ持ってるのバレたら処刑されるやつだよな!?
しかも一度に洗脳できる人数は一人だけ!?
こ、こうなったらやるしかない!
俺が洗脳するのは――俺自身だ!
【この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません】
〇以下の小説投稿サイトに掲載
・カクヨム
・小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:20:00
82003文字
会話率:48%
『Happy End Story』。
通称『HES』という超絶救いがない鬱ゲームのシナリオはどうすればハッピーエンドを迎えたのだろうか。
俺は5年間『HES』をやりこみ続け、ついにハッピーエンドを迎えるためのフローチャートを完成させた。
だ
が、『HES』の主人公である勇者レイン・ロードランドでは心もとない。
俺がヒロインたちを救うんだ。
そう思った矢先、俺は意識を失った。
そして気づけば、俺は限りなく『HES』に近い異世界にレイン・ロードランドとして転生していた。
元気いっぱいで主人公大好きな幼馴染のミナリー。
彼女はオークに攫われ苗床にされた挙句に魔物化して主人公に殺されてしまう。
主人公の魔法の師匠である天才魔法使いお姉さんアリス。
彼女は主人公の知らないところで魔王軍に暗殺されてしまう。
主人公のライバルであり相棒でもあるアリシア。
彼女は魔王軍に内通した貴族に洗脳された末に捨て駒にされて死んでしまう。
そんな運命《シナリオ》なんて変えてやる。
これは悲惨な死を遂げるヒロインたちをゲーム知識で救って幸せにする物語だ。
【この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません】
〇以下の小説投稿サイトに掲載
・カクヨム
・小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 07:20:00
113607文字
会話率:46%
ゲーム大好きな男子高校生、長久悠遊(ながひさゆうゆう)(通称ゆーゆ)は、高校に進学する前の冬に新型の携帯ゲーム機が来年の夏に発売される事を知る。
それをゲットする為に高校入学と同時にバイトを始めて、夏休みにめでたくゲーム機を買う事が出来
た。
喜びながら家路を急ぐゆーゆだったが、なんとその帰り道に車にはねられ、やっとの想いで買ったゲーム機を一度も遊ぶ事なく死んでしまうのだった。
次に目覚めたゆーゆは謎の空間で女神を名乗る美少女に出会う。
女神の説明により異世界に転生する事を選ぶゆーゆ。
その際に何かひとつ望みを叶えてくれると言われ、ゆーゆが選んだのはチート能力では無く、買って一度も遊べなかったゲーム機を遊ぶ事。
ようやくゲーム機で遊ぶ事が出来たゆーゆだったが女神様のサービスで、そのゲーム機にはとんでもない能力が付与されていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:17:05
59449文字
会話率:55%
孤児院で暮らす少年アイバーンは、人を傷付ける事を嫌い、全力で戦いに臨めずにいた。
しかし、二人の幼馴染ととある事件に巻き込まれた事をきっかけに、秘められていた真の力を発揮する。
同時に己の無力さを痛感したアイバーンは、王国騎士団に入る決意
をするが……⁉︎
大切な人達を守る為ーーーー
そんな熱き想いを胸に氷の刃を振るう彼の、成長の日々を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 17:20:26
87717文字
会話率:65%
自分の書いた小説のプレッシャーに潰されそうになったので、気分転換に書いたエッセイです。
キーワード:
最終更新:2019-05-04 02:20:03
1882文字
会話率:10%
とある理由で旅をしているリーフェウスは、尽きた食料を調達する為に魔物の群れを追いかけていた。だが、油断して今にも殺されそうになってしまう。恐る恐る目を開けたその時、件の魔物は綺麗かつ不自然に真っ二つになっていた。
キーワード:
最終更新:2024-11-16 07:10:04
3712文字
会話率:70%
《あらすじ》
「リーファ・フォルナイゼンッ!!
お前との婚約をここで破棄する!」
アスカンテレス王国の第二王子ナッシュの婚約者であった
侯爵令嬢リーファは、夜会の席で突如婚約を破棄される。
その結果、彼女の義妹であるマリーダが第二王
子の新たな婚約者となり、
リーファは実家である侯爵家から手切れ金を渡されて、国外へ追放された。
だがそれも「全て計画通りよ!」と嘯くリーファであったが、
物事は彼女の計画通りには進まず、
結局、彼女は自身と従者を護る為に、
伝説の戦乙女(ヴァルキュリア)になる事を決意。
そして数々の試練を乗り越えて、
リーファは戦乙女(ヴァルキュリア)となり、
アスカンテレス王国とその周辺国を護る為に
不倶戴天の敵国であるガースノイド帝国と戦う事となる。
だがリーファの思いはただ一つ。
――このまま婚約破棄された追放令嬢として、
――周囲に蔑まれて生きていくなんて嫌よ。
――だからそんな周囲の偏見を私自身の手で変えてやるわ!
――私はその為に戦乙女(ヴァルキュリア)として戦うわ!
――そして戦乙女(ヴァルキュリア)としての使命を果たしたら、
――私は好き勝手に自由に生きるつもりよ!!
しかし彼女の思いとは別にガースノイド帝国とその同盟国との戦いは、
苛烈さを増し、彼女自身も最前線で戦う事になるのであった。
果たしてリーファが自由を掴める日は来るのであろうか?
最強の女性主人公が織り成す本格派異世界バトルファンタジー小説!
※無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:10:00
786311文字
会話率:24%
兄ライルのような冒険者に憧れ、冒険者になった主人公ラサミス・カーマイン。
しかし、冒険者としては何をやらせても、器用貧乏止まりなラサミス。
次第に冒険者稼業への熱い情熱も消え失せ、一人で雑魚モンスターを狩る日々を過ごしていた。
そんなある
日、友人達とのゴブリン狩りの帰りに見目麗しき女騎士アイラと出会う。
アイラから兄ライルが人類に叡智をもたらせた
禁断の果実・知性の実(グノシア・フルーツ)が絡んだトラブルに
巻き込まれた事を知る。 そして兄を救う為、再会する為、
ラサミスはもう一度立ち上がる事を決意した。
そして兄ライルと再会して、失われていた情熱を取り戻すラサミス。
ライルの仲間の『暁(あかつき)の大地』の団長である
猫族(ニャーマン)ドラガンや仲間達と力を合わせて、
知性の実(グノシア・フルーツ)が絡んだ事件をドンドン解決していく。
次第にラサミスはパーティ内でも色々な役割をこなせるようになり始めた。
ラサミスは器用貧乏を返上して、真の英雄(ヒーロー)になれるのであろうか!!
そして今、六百年の時を超えて、魔族が蘇ろうとしていた!
少年と少女が織り成す本格派異世界バトルファンタジー小説!
※2021年02月13日アクション部門・日間ランキング11位
※2021年03月02日アクション部門・週間ランキング24位
※2021年03月12日アクション部門・月間ランキング34位
※無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 07:10:00
1859680文字
会話率:28%
姫川千里――千里はイマドキの女子高生だったが、
高校入学式の登校途中に一人のイケメン美少年と出会う。
悪漢から助けて貰った千里はそのイケメン美少年に名前を問う。
するとその美少年は神凪拳人(かみなぎけんと)と名乗った。
それが全
ての始まりであった。
そして千里は拳人と同じクラスになり、彼がボクサーだと知る。
千里は拳人に近づきたい為、ボクシング部に入部する。
最初は拳人狙いだったが、千里は次第にボクシングに魅せられていく。 そして拳人は一年生ながら、レギュラーとして公式戦を勝ち上がっていく。 だが拳人には誰にも言えない秘密のルーツがあった。 イマドキの女子高生とメンタル弱めな天才ボクサーが織りなす青春ビューマンドラマです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 06:39:15
119174文字
会話率:33%
金糸のような髪に琥珀の瞳。
私の人生に影響した出来事は数多いけれど、彼との出会いは最悪だったと胸を張って言える。
そう。あれはまだ私がいたいけな少女だった頃――去った戦争で母国を失った私は、七年弱という長いサバイバル生活を経て家族ともど
も悪徳宗教にまんまと騙された挙句、なんの因果か人売りに攫われて競売にかけられる一歩手前まで追い詰められていたのだった――! (1章回想)
奴隷!? 好きでなりたい訳ないでしょうが! 何が何でもこの会場をぶっつぶ……いえ、抜け出して自由になってやる! ……って、意気込んだ矢先に私を窮地に追い込んだのが、例の彼だったっていう訳なのよ。
え? そんな事どうでもいいとして、どうして母国を滅ぼした国に素知らぬ顔で住み着いているのかって?
……どうしてでしょうねぇ? (にやり)
強欲なる勇者の書。
紫目の少女と強欲な針鼠が辿った後悔と希望の記録。
これは、勇者がいなくなった世界のお話だ。
素直じゃない少年少女が真っ直ぐ前を向く為の旅路だ。
失くした記憶と、過去の贖罪と、未来の因縁と。全てをない交ぜにしてページは進む。
そして、私を知っている彼の事を――私は、知らない。
1章:彼と私の最悪な馴れ初め
2章:浮島での就職活動
3章:浮島生活と白魔術士
4章:(いま、書いてるよ。)
※1 4章の公開について、詳しくは活動報告にて。評価・感想・誤字報告なども歓迎していますので、よければ「ぽちっ★」とお願いします。
※2 「カクヨム」「ノベルアップ+」でも投稿中。
※3 1章と2章の話数調整を行いましたが、内容に大きな変更はありません(2020.9.17.)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:10:00
1450324文字
会話率:39%
主人公のレヴィンは、淵魔と呼ばれる怪物を、代々討ち滅ぼす家系の次期当主だ。
淵魔は恐ろしい怪物で、命あるものは魔物であろうと関係なく喰らう。
喰らう程に強化される怪物なので、何かを喰らう前に滅ぼすことが何より大事だった。
その淵魔が大量発
生した――。
急報を受けて、レヴィンは馬を駆って戦場へ向かう。
全ては自らが守護する民の為、ひいては大陸に住む全ての命を護る為だった。
いつもと違う淵魔の動きに、動揺を隠せない。
しかし、本当に動揺するのは、それからすぐ……彼が異世界人と出会ってからだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:10:00
1437276文字
会話率:38%
ある日、自宅でゲームをプレイしていた御影豊(みえい ゆたか)は、エンディングを迎えると共にゲームの世界に降り立っていた。
しかも姿は、プレイしていた時のアバターの姿。
突然の事態に混乱し、現実に帰ることを熱望する。どうすればいいか分かる筈も
ないが、しかしゲームの内容を知る故に、現代へ帰る手段を思い立つ。
この世界には、あらゆる願いを叶える『遺物』がある。
その為に仲間を見つけ、多くの事件を解決すると共に必須アイテムを入手し、そして目的の場所に辿り着く。
三年もの年月を要したが、それでもこの世界に根を下ろす気にはなれなかった。
『遺物』を使用し現実へ帰還を果たす御影豊。
しかし姿はアバターのまま、時間は三年過ぎていて家も財産もなく、更には仲間も着いてきた。
頭を抱えて思い悩むも、ついでにこの日本も色々おかしい。
現実世界には魔法もなければ魔物もいない、それが当然の筈なのに……?
ただ帰って、元通りの生活を送りたかっただけだった。でも、現実がそれを許してくれそうもない。
ゲーム世界の三年で、頑張る事にはもう疲れた。
だというのに、何もしたくないなんて、周りの環境がそれを許してくれないのか?
――ここからまた、新たな戦いが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 19:34:50
2949415文字
会話率:36%
ファーラムワールドオンライン(FWO)というVRゲームの設定が現実と同期し、世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョンでは貴重な鉱石や資源が採れることが判明した為、先進国の多くがダンジョン攻略のために特殊部隊を派遣する。
しかし軍事大国の部
隊であっても、ダンジョンクリアは容易なことではなかった。
そんな中、四刀流という珍しい戦闘スタイルでFWOをプレイしていた雫石 颯は、実家付近に出現した初心者用ダンジョンをあっさり踏破してしまう。その様子は彼が知らない所で、世界中に配信されていた。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:10:00
214486文字
会話率:34%
悪の軍団であるアークスレイヤーによって多くの世界が混乱に陥ってしまう事態に。そこで神々の長であるカーンは彼等に対抗する為、8人の戦士達を集める事を仲間の神々達に伝えた。
それから数日後、サラリーマンでプロレスラーを目指す東零夜はとある夢を
見る。そこには幼馴染のミミだけでなく、女子レスラーの藍原倫子、歌のお姉さんの国重ヒカリ、ワーウルフのエヴァ、エルフのアミリス、竜人族のソニア、そしてフランスの救世主のジャンヌ・ダルクもいた。
彼等が女神メディアと出会う時、物語が始まりを告げられたのだった……
選ばれし8人のヒーロー達が、異世界と現代世界を舞台に駆け巡る!彼等の活躍を見逃すな!
※アルファポリスでも作品を投稿しましたので、宜しくお願いします!
アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/novel/10460746/421875074
宣伝用Twitter
https://twitter.com/@Souen_Gekka折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:10:00
764396文字
会話率:55%
悪の軍団であるアークスレイヤーによって多くの世界が混乱に陥ってしまう事態に。そこで神々の長であるカーンは彼等に対抗する為、7人の戦士達を集める事を仲間の神々達に伝えた。
それから数日後、現代世界ではプロレスラーを目指すサラリーマンの東零夜
は幼馴染のダンサーである春川ミミと共に、モデルレスラーである藍原倫子の試合を見に来ていた。
彼女の試合が終わった後、女神メディアから派遣された猫のトラマツと狼のノースマンが、3人の元にワープゲートから姿を現す。彼等の話を聞いた3人はこの戦いに参加する事を決断し、冒険の旅に出る事に。
異世界と現代を舞台にした戦いが幕を開ける。選ばれし7人の戦士達よ、運命を切り拓け!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 07:00:00
187883文字
会話率:64%
前略、このページをご覧くださっている全ての皆様へ、まずは心から感謝を――。
この作品は、西暦2168年4月から11月にかけて私が執筆した、文字で綴られる”彼等”と、それを観測する”貴方”が紡ぐ、二人称型一人称視点で描かれるちょっぴり不
思議な物語です。
私事になってしまい大変恐縮なのですが……まだ此方の世界での生活にあまり慣れていない事もあり、このページを編集している今現在も、ゆっくり指の感覚を確かめながら、少しずつキーボードへと向かう毎日を過ごしています。
その為、本文中の文体のブレや誤字脱字など、”読み辛さ”に繋がってしまう要素が多少含まれます事を、予めご容赦頂ければ幸いに思います。
さて、早速ではありますが、貴方様には”ある世界”の観測者となって頂き、これより繰り広げられます事象を見届けて頂きたく存じます。
まずは『プロローグ』と題しまして、観測にあたってのガイダンスをご用意させていただきましたので、そちらのページへとお進み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:00:00
26252文字
会話率:19%
ある日突然、仕事中に見たニュースで知ったダンジョン出現。
待ちに待ったこの瞬間に私はその日に退職届を出して、クソみたいな労働に別れを告げる。
そして翌月、私は財産を纏めて処分して、愛車と共にダンジョンが多く出現した北海道へ向かった。
何
でかと言うと、そこで念願のプレッパーズ生活をする為である。
だが現地に家を買ってから、私は驚くハメになる。
そこに居たのは……
ダンジョンを利用して荒稼ぎをしようとするヤクザや半グレ、ダンジョンを利権の源として独占しようとするクソ役人や業突張りのNPO共、マスコミによって飛び交う根拠不明の『安心安全』プロパガンダ。自縄自縛で武器使用も出来ない自衛隊と、相も変わらずはした金で老人猟師をコキ使おうとする警察に、無防備なままダンジョン内へ突撃して死ぬYouTuber。
山中の畑で大麻を栽培するジャマイカ人に、信者を使って金儲けしようとする韓国のカルト団体、製薬企業や軍需企業に雇われたアメリカ人の傭兵集団、ダンジョン内に住み着いて料理店を開く中国人、そして人間とモンスターと動物の区別が付かないサイコ美女ハンター……
突如湧いて出たモンスター保護団体に、精肉加工場前で騒ぐバカなヴィーガンの集団、戦争終結で余ったアサルトライフルや戦闘車両を売り歩く戦争帰りのロシア人達、立ち並ぶユダヤ人の闇金事務所と法律事務所、それにRPG-7でカチコミを掛けるイスラム教徒の不法移民集団……
ダンジョンとその周りの住人達には、現代日本社会のルールや習慣など全く通用しなかった。
そしてありがたい事に、刻一刻と終末の時は近づいていたのだった。
いや、もうこれ既に終末だろ。
※好き嫌いがハッキリ分かれる作品なので、読む人は覚悟して読んで下さい。
※あと、不定期連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:00:00
141812文字
会話率:71%
努力が才能を凌駕し、分家が本家を超えていく。
★作者個人でAmazonにて自費出版中。Kindle電子書籍有料ランキング「SF・ホラー・ファンタジー」「児童書>読み物」1位にWランクイン!
「お前みたいな無能は分家がお似合いだ」
幼い頃から魔法を使う事ができた本家の息子リーヴは、そうして魔法の才能がない分家の息子アシックをいつも笑っていた。
東にある小さな街を領地としている悪名高き貴族『ユーグ家』―古くからその街を統治している彼らの実態は酷いものだった。
本家の当主がまともに管理せず、領地は放置状態。にもかかわらず、税の徴収だけ行うことから人々から嫌悪され、さらに近年はその長男であるリーヴ・ユーグの悪名高さもそれに拍車をかけていた。
容姿端麗、文武両道…というのは他の貴族への印象を良くする為の表向きの顔。その実態は父親の権力を駆使して悪ガキを集め、街の人々を困らせて楽しむガキ大将のような人間だった。
悪知恵が働き、魔法も使え、取り巻き達と好き放題するリーヴを誰も止めることができず、人々は『ユーグ家』をやっかんでいた。
さらにリーヴ達は街の人間だけではなく、自分達の分家も馬鹿にしており、中でも分家の長男として生まれたアシック・ユーグを『無能』と呼んで嘲笑うのが日課だった。だが、努力することなく才能に溺れていたリーヴは気付いていなかった。
自分が無能と嘲笑っていたアシックが努力し続けた結果、書庫に眠っていた魔法を全て習得し終えていたことを。そして、本家よりも街の人間達から感心を向けられ、分家の力が強まっていることを。
やがて、リーヴがその事実に気付いた時にはもう遅かった。
アシックに追い抜かれた焦りから魔法を再び学び始めたが、今さら才能が実ることもなく二人の差は徐々に広まっていくばかり。
そんな中、リーヴの妹で『忌み子』として幽閉されていたユミィを助けたのを機に、アシックは本家を変えていってしまい…?
◇過去最高ランキング
・アルファポリス
男性HOTランキング:10位
・カクヨム
週間ランキング(総合):80位台
週間ランキング(異世界ファンタジー):43位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:00:00
106657文字
会話率:51%
1行あらすじ「祖国から裏切られて追放された主人公が復讐する話」
「レオハルト・ヴァーリオン。『魔術師』と共謀し、王都を襲撃させた罪により―貴様を処刑する」
かつて、〝英雄〟と称えられた一人の少年が居た。
『征錬石』と呼ばれる石を別の物に
変えることが出来る征錬術。
「ノード大陸」には、その征錬術を駆使して『征錬術師』達が発展させた都―『王都シュヴァイツァー』が存在していたが、ある時、その王都に千年前の復讐を掲げて『魔術師』が襲撃し、平和だった王都は瞬く間に戦火に飲まれてしまう。
迫り来る『魔術師』を撃退した〝英雄〟レオハルト・ヴァーリオンは、そのさなか『魔術師』の国の王女〝魔女〟レイシア・レディスターと出会い、敵同士でありながら互いに惹かれ合っていく。
しかし、レオハルトが『魔術師』の血を引いていることを知った王都の人々は、レオハルトが『魔術師』と共謀し王都を襲ったとあらぬ罪を被せ、あろうことか〝英雄〟である彼に国家反逆罪を言い渡した。
大切なものを失いながらも故郷を守ろうと必死に戦い抜いたレオハルト。だが、守っていたはずの故郷から裏切られ、命からがら王都から脱出したレオハルトは隣国である『ケルム王国』へと身を寄せることに。
あれから数年。
当時の功績から『ケルム王国』の次期国王に指名された彼は前国王の死後、新たな王に即位し、レオハルト・ケルム・ヴァーリオンとして君臨した。
敵対していた『魔術師』の王女レイシアと共に、戦争の終結と自分を裏切った者達への復讐を掲げ、黒い鎧をその身に纏い彼は戦場へと向かう。
全てはかつて共に戦った王都、そして戦友でありながら自分を裏切った男ーグラウス・ルートリマンと戦う為に。
こうして、千年前と同じく、『征錬術師』と『魔術師』の争いが始まるのだった。
--------
■更新状況
気まぐれ更新
■その他
※少年編を書いていましたが、大人編から開始することにしました
※今後、少年編は回想か番外編としてやるかもしれません
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムにて連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 12:00:00
15275文字
会話率:38%
見知らぬ場所で目覚めた主人公『グレース』。とりあえずここが異世界だということだけはわかってるらしい。
とても大切なことを忘れてる気がする。こうなるとあったかい家族とごはんが恋しくなってくる……けどまあ知らない世界だし自由にやってくか! と
りあえずおともだち作ることからやろうぜ! ってなことでこれから陽キャぶりを発揮して好き勝手生きつつともだち100人目指してやってく系。
あらすじは見切り発車なので考えてないです。でもまあなんとかなるべの精神でどうぞよろしく。そういう関係でタグとかもあまり設定できない。あ、でも犬はたくさん登場すると思います犬好きなので。
わたし自身ハッピーエンドものしか書けてないのでそういう系の話になると思う。残酷描写とか性的描写とか書いたことないような作者なので、レイティング描写なんてあるわきゃないと思ってますがいちおう書き留めておきます。
~この物語はフィクションです。実在のあれこれとは関係ありませんし、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません~
ハイファンタジーとローファンタジーの違いってなんだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:00:00
98597文字
会話率:60%
武雄(35)は気が付いたら魔法あり、魔物ありの中世的な世界に居た。
右も左もわからないまま、人と出会い、人と話し、生活を向上させていく。
ご厄介になっている先の孫娘と婚約していたり、食文化を広げたり、知り合いは大物だったり、仲間を探しに行き
大物を引き当てたりしていきます。
中年男性が異世界で基本のんびりと過ごしていきます。
波乱万丈ではない、ちょっと刺激の強い日常を書いていけたらと思います。
《概要項目》
※下欄に関連された方(登場人物)のコメントを記載しています。
・居候先の内政に口を出してみよう
某執事より:すみません、予算というものを考えていただけませんでしょうか。
いえ、もちろん発想は大事です。
なので事前に相談をして頂き皆で話し合いましょう。
・街の住民を説得して物を作ってみよう
某商店主より:出来たら半年に1個程度の発想をして・・・いえ、嫌じゃないんです。
いつでもお越しください。
・交渉は基本です、臆することなく話してみよう
某施政者より:その・・・やりすぎるなよ?
・依頼があればこなしてみよう
上記某施政者より:些か自由な結果を・・・いや、頼んだのは我だ、不満はない。
・優秀な部下を探してみよう
某部下:助けて頂きありがとうございます。25年間尽くさせていただきます。
・可愛い子には食事を与えてみよう
某貴族息女より:皆、食べっぷりが良いですからね。
新作料理期待しています。
某部下より:美味しそうな匂いが厨房から漂ってきます。
※かなりの長編になってしまっています。
1話辺り2000~3000文字以内で投稿させていただいています。
毎朝の通勤・通学時にふと読んでいただければ幸いです。
※出来るだけ毎日7時の連載を上げられるように努力していきますので、よろしくお願いいたします。
※皆様からのご意見、ご指摘、ご声援ありがとうございます。
本文を書く時間を確保をする為、今後はご感想・ご意見を頂いても基本的には、返答は差し控えたいと考えております。
ですが、作者的にご返答が必要と感じた物については、感想欄を通じてご返答をいたします。
また、誤字・脱字のご報告につきまして、今後ともご報告いただければ確認し、直す物は直すように心がけて参ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:00:00
7560902文字
会話率:46%
梵心優は白銀の髪を持ち、悪い噂が絶えない女子高生。後天的な特異体質で、両親から捨てられ、母方の実家がある常陸島へと引っ越してからは周囲に馴染むことを拒んで生活していた。
信頼と言うものが分からなくなった心優がそこで出会ったのは影山月乃
。
特別に憧れる月乃は心優とは逆に誰とでも仲良く出来るタイプであり、助けられたのをきっかけに心優と関わりを持ち始める。
最初は裏切りを恐れて厄介者扱いしていた心優だが……
※この作品はフィクションです。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:00:00
151151文字
会話率:49%
魔法や異世界の存在が当たり前になった地球でヒーローに憧れる少年——三好祐一が居た。
魔法も何も持たないユウイチは小さい時から出来る限りの人助けをして生きてきた。そんなある日、謎のデバイスを拾ったことにより、魔物たちと戦う力を手に入れる
。
それから魔物たちの事件を解決する為の特殊部隊『Rouge』に入隊し、数々の事件に関わることになる。
※この作品はフィクションです。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 12:00:00
82824文字
会話率:48%
ナバス帝国にある四つの公爵家のうち「炎のタピア」と呼ばれるタピア公爵家長女クララは父親の命令に逆らえず二つ年下の義理の弟レオンに成りすまし城に向かった。
ナバス帝国のミラネス王家後継者と、四つの公爵家の後継者は古の誓約により十四歳になると
城に招集され十八歳の成人まで共に城で過ごす。
ミラネス王家は謎の多い王家で、その後継者は十四歳まで性別を明かされず表舞台にも現れない。
ミラネス王家後継者は圧倒的な魔力を持ち、その魔力を絶対的忠誠を誓った各公爵家次期当主に分け与え、それぞれの公爵家は分け与えられた魔力を家宝である「精霊魔法の石」通称「魔法石」に注ぐことにより各公爵家の地位名誉財産が守られる。その為公爵家の次期当主達は十四歳から城でさまざまなことを学び、共に過ごした君主を裏切ることはしない。
公爵家次期当主になるためにはそれぞれ家紋の属性である精霊の祝福を十四歳までに受けなければならない。
水の公爵家次期当主のグロリアは水の精霊ウェンディーネ、風の公爵家次期当主カルロスは風の精霊シルフィード、地の公爵家王家次期当主ダフネは地の精霊ノーム,それぞれ祝福を受け次期当主と認められたが、炎の公爵家タピアは混乱に陥っていた。
娘のクララと息子のレオン、どちらが炎の精霊イフリートの祝福を受けているのかわからない。精霊の祝福を受けた人間しか魔法が使えないはずなのにどちらも魔法が使えるからだ。
しかしクララの魔力がレオンよりも圧倒的に上だった。父親のウーゴは愛する息子を当主にしたいが為クララを病死したことにし、クララにレオンの代わりに城に行ってこいと命令した。
父親に逆らえないクララは長い髪を切り、大好きだったレースのリボンとドレスを燃やしレオンになりすまし城に入った。本物のレオンが覚醒したらすり替えるとウーゴは言ったが、その後クララは自分がどうなるのか分からない。殺されるかもしれない不安の中で城での生活がスタートした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 07:00:00
108341文字
会話率:14%
西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』に蝕まれていた。
感染した者は異形となり凶暴化し、生物災害を各地で引き起こす。
災害を鎮める切り札は毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。ニコチンやタリウム、塩素など、一人につき一つの毒素を持つその《ウミヘビ》
を管理する研究所に、奇縁によって入所する事になった医師モーズ。彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り寄生菌の特効薬を探究することになる。
これはモーズが、特効薬『テリアカ』を作るまでの物語である。
※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります
※研究所に所属している職員《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます
※この小説は国家資格である『毒劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。
参考文献
松井奈美子 一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集
船山信次 史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり
齋藤勝裕 毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで
鈴木勉 毒と薬 (大人のための図鑑)
特別展「毒」 公式図録
ジェームス・M・ラッセル著 森 寛敏監修 118元素全百科
その他広辞苑、Wikipediaなど折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 06:50:00
595188文字
会話率:48%
岩山に囲まれ、孤立した人間の村。村を覆う魔人結界は、半神と呼ばれる人外の生き物を、通さない為の壁のはずだった。その村で起こった、半神が関わっていると思われる殺人事件。被害者の娘、桐子は、真相を探るべく、事件担当の警察官を追って、村の外へと旅
立って行く。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-16 06:18:56
58467文字
会話率:47%
立木宗雄、日本人。
両親は子供の頃に蒸発し、16歳まで施設で育てられた。
高校を卒業後はブラック企業勤めの会社員で会社の帰り、自宅の玄関前で過労死した。
次に気がつくと池で溺れていたら幼馴染のイケメンに助けられた。
どうも魔力無しが原因で
婚約破棄され、それがショックで本来の体の持ち主が入水自殺で死に、俺がその体に異世界憑依転生をした。
体の本来の持ち主はジョーことジョーベルト・ディオー・ビニエスと言う名前だった。
ジョーはビニエス侯爵家、お貴族様の三男だ。
さらには女に振られて自殺を図るなどあまりにも情けないと家長に家門を追放された。
しかしその後、怪しい占い師の導きで俺に魔力吸収という神スキルが発現!
そして追手を避ける為にかつての日本名のムネオならムをとって、ネオとして生きることにした。
*この話はカクヨム先行で投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 06:02:19
206624文字
会話率:44%
睡眠不足と過労の中、趣味で作ったファンタジーノベルズ系同人ゲームが完成し、
イベントで完売に大喜びして打ち上げでお酒を飲んで自宅に帰った後に24歳で死亡し異世界転生した。
転生後は見た目が天使のように愛らしい、プラチナブロンドに美しい緑の瞳
の美幼女(四歳)だった。
自領を豊かにして大好きな家族と幸せに暮らす為に頑張りたいーーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 00:04:47
723445文字
会話率:38%
ゼーネフェルダ子爵家の長女にとして生まれたエリアナ・ド・ゼーネフェルダ。
満月の晩に獣に変身する呪い持ちの子爵令嬢。
旦那様は竜族の血を引子孫のゴードヘルフ・ラ・クリストロ小公爵。
そこに嫁ぎ、娘を産むとと早死すると世間では恐れられていた
。
今の公爵夫人は再婚で二人目。
呪い持ちを隠して輿入れさせられたのは、父が事業に失敗したあげく、カジノで起死回生を狙うも失敗し、借金が増えた為。
そんな中、不意に届けられた竜族の血を引く一族の末裔、クリストロフ公爵家からの子爵家への求婚状。
何故か子爵家の令嬢なら誰でも良いような書き方で、しかし結婚支度金が多く、金に目が眩んだ子爵は即、娘を売り飛ばすことにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 22:20:00
109361文字
会話率:39%
レストウィック王国は、二年にも渡る魔獣の異常発生のため建国以来最大の窮地に陥っていた。しかも同盟国であるはずの隣国ロウェイ王国に要請した救援も断られてしまったため、王ジェームス四世は、古より伝わる召喚魔法で聖女を召喚する事を決意した。優秀な
魔法士を集め、第一王子であるウィリアムを責任者として、ついに召喚の儀が行われる事に。そして現れたのは…異国の衣装に身を包んだ、華麗にして苛烈な少女だった!!
「妾に言わせれば、これは拐かしだし、其方達は全員犯罪者じゃ!!そのような者達を助ける義理も道理も、妾には無いわ!!」
「召喚された事に対して、とにかく腹を立てている」聖女様が、それでも一応聖女として国を救う話です。のんびり更新の予定で、大体週に一回、土曜日の早朝に更新を予定しております。
ちなみに、主人公は陰陽術を使いますが、陰陽師ではありません。そして言葉に関しては、《なんちゃって公家言葉》ですので、そこらへの突っ込みはご容赦を。 また、出てくる陰陽術には、私が勝手に想像・創造したものが含まれます。
この話を書こうと決めた際、聖女バージョンと勇者バージョンを考えました。聖女バージョンを採用としたのですが、没ネタとなった勇者バージョンも、登場人物がこのお話の中盤辺りで出てくる為、プロローグ部分を短編として投稿しております。よろしければ、そちらもお読みいただけたら、ありがたく思います。
≪暴虐の勇者殿≫ https://ncode.syosetu.com/n9205hn/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 06:01:56
565255文字
会話率:41%
天正十年 六月 本能寺で明智の襲撃を迎え撃つ準備をしていた信長と蘭丸は、突然足元に現れた、見たこともない紋様によって、まったく知らない場所へと飛ばされた。しかも、周りは外国人だらけだ。(まさかバテレンの幻術か!) 二人して身構えるが…
「苛烈な聖女様」の没ネタ(勇者召喚)バージョンですが、この二人が「苛烈な聖女様」にちょこっと登場する為、プロローグ部分だけですが、短編として投稿します。聖女様が召喚される二年ほど前という設定です。
≪苛烈な聖女様≫ https://ncode.syosetu.com/n9201hn/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 06:00:00
1797文字
会話率:49%