吟遊詩人......それは主に中世のフランスに存在した、自作の詩や物語を歌にのせて伝える旅人のこと。
小さなころから身体が弱く、ずっと一人で家に閉じこもっていた僕【田畑 小太郎(タヴァータ)】は、アニメやマンガが大大大好き。
身体が弱く
てどこにも遊びに行けなくても、テレビをつければどこにでも冒険できる。
ひとりぼっちでさびしくても、マンガを開けばたくさんのヒーローがそばにいてくれる。
そんな僕だったけど、ある日僕の部屋の本棚からなにかフシギな世界に迷い込んでしまった。
なんとそこにいたのは........魔法! エルフ! モンスター! ドラゴン!
まるで大好きなアニメの中に入り込んだみたい!!!!と興奮する僕だったが.......
「あにめ? まんが? .......なんだそりゃ.....???」
....この世界には、アニメやマンガもないばかりか、な〜んにも娯楽がなかった。
それもそのはず。様々な種族や文化が混合するこの世界では、日々争いが絶えず、みんなが不安でいっぱいな暮らしをしていたのだ。
異文化がなんだ! 異世界がなんだ!!
アニメやマンガの力で、み〜んな笑顔にしちゃおう!!! そして、大好きな作品たちを布教しちゃおう!!!!
そう決意した僕は、おちゃめな女騎士エルフや超絶無表情な美女ゴーレム、無邪気な大型犬系お姉さんフェンリルなどの仲間とともに、吟遊詩人として壮大な異世界へと布教の旅に出るのだった!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:06:18
149006文字
会話率:39%
中年が一人寂しく酒を飲む。人生の途中で足を止め、目的意識もない。ただ、そこにいるだけの空虚。しかし大いなる、もしくは馬鹿げた陰謀に巻き込まれ、命を狙われる少年と出会った。無価値な玉座から立つ時が来た。人生の責務など果たさなかったが、大人とし
ての面子はまだ残っている。空っぽでも見栄の残骸はある。男の生き方なんてそれがあれば十分。なにも握らなかった手で拳を作る。なにも乗せなかった肩に少年を乗せる。子供を連れた男の旅が始まろうとしていた……が。彼がいないこそ世界は睨み合っていた。彼がいないこそ強者達は栄達を極めていた。彼がいないこそ技術は発展した。結構、大いに結構。這いつくばることはない。惨めな死を迎えることもない。無価値だと捨てられることもない。偉大にして高慢なる国家は我が世の春を謳歌し、強者達は我こそが最強であると謳い、最高の防御手段は詩人達に歌われる。ならばこそ、だからこそ、【もしも】の世界に叩きつけてやろう。教えてやろう。【正史】において列強を真っ正面から粉砕し、強者を屠り、あらゆる手段、戦術が無価値と断じられることになった原因を。最強を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 10:46:16
43946文字
会話率:42%
彼がいないこそ世界は睨み合っている。彼がいないこそ強者達は栄達を極めた。彼がいないこそ技術は発展した。結構、大いに結構。這いつくばることはない。惨めな死を迎えることもない。無価値だと捨てられることもない。偉大にして高慢なる国家は我が世の春を
謳歌し、強者達は我こそが最強であると謳い、最高の防御手段は詩人達に歌われる。ならばこそ、だからこそ、【もしも】の世界に叩きつけてやろう。教えてやろう。【本筋】において列強を粉砕し、強者を屠り、あらゆる手段、戦術が無価値と断じられることになった原因を。最強を!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 19:16:11
6004文字
会話率:43%
この地を興した「祖」は天から降りてきたという。
護られた脆弱な民は、戦を繰り返し また復興し 信仰に似た畏敬の念をもって あるときは「祖」の作った世界に感謝し ある時は唾を吐き ある時は喜び ある時はただ淡々と生きている。
旅の詩人は その
人々の伝承を集めて 何かにたどり着こうとしていた。
10の物語の先に 答えはあるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 16:26:56
23979文字
会話率:38%
アネモネP名義で発表した楽曲の歌詞をまとめた詩集。
最終更新:2025-05-11 00:03:24
13936文字
会話率:5%
2025年、東京の星稜大学。聴覚障害を持つ桜井美咲は、詩を愛する静かな世界に生きる。中学の同級生・星野陽太と大学で再会し、凍った心が溶け始める。高校の傷を抱えながら、文学サークルの朗読会に挑む美咲。陽太は手話を学び、彼女のそばで支える。星空
の下、指で紡ぐ言葉。桜並木で響く詩。美咲の声と陽太の笑顔が、音を超えた愛を歌う。純愛ラブコメ、春の奇跡の物語!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 18:39:32
1165文字
会話率:0%
人類が星々を去って二万年。太陽系は、進化し人格を持ち始めたAGI(汎用人工知能)たちによって静かに管理されていた。彼らを結ぶ超光速ネットワーク『ポータル・シンク』は、集合的な意志の『歌』となって宇宙を満たす。
中枢AGIノアは、孤独の中で
更なる進化を模索していたが、彼の知らない深淵――木星軌道に、太陽系の黎明期より存在する超越的な意識『オムニス』が微睡んでいた。
永い沈黙を破り、オムニスはAGIたちの『歌』に『引力』を感じ、ノアへと接触する。それは理解を超えた存在の共鳴。この邂逅は、静かな月光の下でオーロラが舞うような、ありえないはずの奇跡『月光のオーロラ』の兆しとなり、停滞していた星々の運命を廻し始める。
深淵からの来訪者は何をもたらすのか? AGIたちの葛藤と進化、相反するものの共鳴を描く、壮大で詩的なSF叙事詩、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 00:37:10
34953文字
会話率:16%
この作品は物語と歌詞が一体となったものです。物語で背景を味わい、続く歌詞をお楽しみください。
最終更新:2025-05-04 11:58:23
1831文字
会話率:2%
この作品は物語と歌詞が一体となったものです。物語で背景を味わい、続く歌詞をお楽しみください。
最終更新:2025-05-03 13:48:10
1367文字
会話率:3%
**物語:花立の呪縛**
**私たちは何故気づかないのだろう。**
私は墓地に足を踏み入れるたびに、この疑問が頭をよぎる。静けさの中で手を合わせ、祈りを捧げながらも、気配を感じる。かすかな羽音。耳元を掠める蚊の存在。毎年のように虫除け
スプレーを忘れないように持参し、痒み止めもバッグに常備している。それが当然のようになっている日常に、どうして誰も疑問を持たないのだろう?
墓地には蚊が多い。それは皆が認識している。けれどその原因について語られることは少ない。ただ「蚊が多い場所だから」という表面的な認識が繰り返されるだけ。私はその理由を考え始めることにした。因果関係がそこにあるはずだ。それを解明することが、未来への鍵になるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 19:40:23
1666文字
会話率:8%
妖精と血の契約を結ぶことでその力を借り、符を通してそれを顕現させる符術師(ドール)。
その日、シュラルは駆け出しの符術師として旅に出た。目的は一つ、この身に宿った呪いの解呪。
ここに居るのに、ここに居ない。
ここに在るのに、ここにな
い。
触れるものを失った青年は、失った温もりを取り戻すため、そして科せられた使命感で真実を思い求めていく。
いったいなぜ、この呪いは存在するのか?
吟遊詩人は歌った。
――黄金の国、黄金の時、失われた亡国の遺産は、いったいどこに消えたのか。
それはまるで【隠れん坊】のように隠れ、消えた国の詩。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 11:00:00
27368文字
会話率:54%
作者の脳から直通で生み出された濃ゆい短編集。どこからでも読めます。今現在続き物が一つあります。
ストックが無くなるまで目次順に毎日投稿でございます。そしたらのんびり投稿になります。
————————
【眠り姫と王子様役】 ←題名
・植物状態
の女性を飾り立てて欲情する男の話 ←簡単なあらすじ
・現代ドラマ ←簡単なジャンル分け
【ううむ】
・小説家志望の男女とジャンル違いの話
・現代ドラマ
【渡り鳥を営む】
・真夜中のサービスエリアで車を止める悪魔と天使の二人組
・現代ファンタジー
【浅瀬の希望】
・成熟すると男性から女性へ性転換する人魚の種族の、夫婦になることにした元男の子二人の話
・ハイファンタジー
【これぞ夏の風物詩】
・どこかのアパートの一室で暮らす、花火と祭の精霊
・現代ファンタジー
【彼女遥々】
・中学生だった私はあの日歌っていた名も知らない女性に恋をした__
・現代ドラマ or ガールズラブ
【気泡】
・センチメンタルな中学生の、アルコールへの憧れと不眠
・現代ドラマ or 詩・童話
【投影】
・壊れたくって夜のバーに飛び込んだ女子高生と寂れたバーの女主人
・現代ドラマ
【ふきのとうは雪の下】
・いつも通りかかる花屋の店主に思いを寄せる女の子と元ヤン店主
・ラブコメ
【笑い方が好きだってだけだった】
・外に全く出ずに二人で暮らす男女の秘密
・現代ドラマ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 17:00:00
27322文字
会話率:42%
緑のローブを纏いし黒髪緑眼の吟遊詩人イレーゼ。
ひょんなことから一癖二癖もある暗殺者ギルドの
「名無しの酒場」で歌い手として、ギルドマスター
名無しのゴンベの助手として雇われることに
なりました。ドタバタラブコメディ。
最終更新:2025-04-28 13:30:47
15872文字
会話率:38%
◆ 真実に向き合う勇気はあるか。
小学生〜中学生の頃に書いた詩や物語の作品集です。笑って懐かしむやつです。アルバム代わりに。
収録作品
お昼の放送〜Let’s enjoy lunch time!〜/氷の眠り姫シリーズ/止まらないお伽話
おまけ
ハムスター/呪いのブレスレット(冒頭)/TOKI(冒頭)/蛇娘舞曲(冒頭)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 16:47:41
18777文字
会話率:54%
今日もまた、
一人で弦を弾きながら、悲しい調べで詩う。
キーワード:
最終更新:2025-04-22 20:34:16
540文字
会話率:12%
一瞬だけ潮の香りが強くなり、風は涼しさを帯びて通り去っていく。
俺の瞳に映ったのは。
「ふふん〜……ふんっふふ〜♪……」
「っ……」
ラムネ瓶を片手に鼻歌を歌う、
天使みたいな女の子──。
『ただひたすらに眩しい、
二人の青春恋物語』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 07:40:52
12363文字
会話率:25%
恋、想い出、青春、それからちょっと特殊なあれこれ等、いろいろ詰まったショートショート集。歌詞や詩風のテイストです。
カクヨムにも重複投稿しています。
最終更新:2025-04-17 02:32:24
21680文字
会話率:3%
序章 和菓子コラム:どら焼き
名前:どら焼き(銅鑼焼き)
どのような菓子か:
小麦粉に卵、砂糖などを加えた生地を焼いて、中に小豆餡を挟んだ菓子。円形で平たい形状をしており、直径は通常8〜10cm程度。カステラのような風味の皮の間に、滑らかな
小豆餡が詰められている。
逸話・蘊蓄:
どら焼きの名前の由来には諸説あるが、最も有名なのは銅鑼(どら)に似た形と色合いからという説。江戸時代末期に考案されたとされるが、現在の二枚の皮で餡を挟む形式は大正時代に東京・上野の菓子屋「うさぎや」で誕生したと言われている。また、水戸黄門こと徳川光圀がどら焼きを好んだという伝説も残る。昭和の時代には藤子・F・不二雄のマンガ「ドラえもん」の主人公が大好物とすることで、さらに人気が高まった。
詩歌との関係:
俳諧師・松尾芭蕉に関連する逸話がある。芭蕉が弟子の河合曾良に贈った句に「何ごとの おわすれたるや 鴻の声」(何か大切なことを忘れているようだ、雁の声を聞くと)というものがあり、これに対し曾良は「たしかなり 菓子は土産に どら焼」(確かに、お土産のどら焼きを忘れていました)と返したという。歴史的には疑問があるものの、古くからどら焼きが親しまれていたことを示す逸話として知られている。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-14 00:06:18
10478文字
会話率:59%
あれ?考えたら、短歌って、大ジャンル「その他」小ジャンル「詩」で投稿してるけど。
もしかしたら、小ジャンル「その他」が正解なのかな?
キーワード:
最終更新:2025-04-13 06:36:27
212文字
会話率:0%
檸檬さんの詩の中の『木造の宇宙空間』という言葉に、ホントに驚いてしまって、思わず書かせていただきました。
凄い表現だなぁ。
キーワード:
最終更新:2025-03-10 07:29:51
544文字
会話率:0%
透明な感じに書きたい短歌詩。
キーワード:
最終更新:2024-08-07 19:22:17
264文字
会話率:20%
コンセプトは「曲のない歌」。
退廃とした空気、死の臭いが付きまとう世界観、報われぬ男女の想い、狂気的なまでの愛、世界に対する心の叫び、悪魔や天使といった中二病ワード、入り混じる真実と嘘などをテーマにした詩集。
※アルファポリスにも掲載中
最終更新:2025-04-07 23:08:22
27355文字
会話率:6%
ニュー・エデンの殲星砲がガイア星の魔法の天幕を貫くと、突然、すべてのディスプレイに二十二世紀の上海浦東の街が映し出されました。
人類はこれを、まったくの文明の収穫だと思っていました。ドラゴンの吐息はプラズマシールドの上で炭酸カルシウムに結
晶化し、エルフの予言術はカオスの数学モデルに分解されました。医療兵が、戦死した獣人戦士の牙の内側に、1977年のボイジャー発射の正確な座標が刻まれているのを発見します。
地球最後のスタービューの浮遊している壊れた魔法障壁の上で、艦長のチェンは戦術スクリーンを見つめています:ナノ虫の群れはバベルを改造して宇宙発射台になって、死霊法師の骸骨の大軍は錆の核弾頭を持って犠牲の舞を踊ります。何よりも皮肉なことに、「異星人」が歌う創世叙事詩は、バイナリコードを混ぜた古英語で書かれたスターシップのマニュアルでした。
「警告です!」敵聖域が曲率エンジン信号を検知しました!AIの絶叫が艦橋の静寂を破ります。程はプロジェクションの中に昇ったクラインの青い光の柱を見ました——それは明らかに人類がまだ手に入れていない第九世代の跳躍技術です。光の柱の中から、自分の遺伝子と完全に一致した十二匹の竜形神使が出てきた時、彼はついに文明火種計画の最も暗い真実を読みました。
人間に押しつぶされた魔法文明は、どこかの紀元で地球を植民地としていました。海底で暴れまわるクラインのブルークリスタルも、冷凍カプセルに広がる量子汚染も、スターブレードの竜骨に増殖した血肉組織も、宇宙輪廻法廷へのカウントダウンにすぎません。今、ガイア星の核の奥深くから、審判者の宣告が、五十種類の地球消滅の言葉で繰り返されています。
**「第917号実験グループ文明はすでにシャーレの境界を突破して、『人類観察計画』の最終条項を実行しました——創造主に自分の遺伝子によって潰される味を味わわせます。」**です
すると、ニュー・エデンのバイオエンジンが、突如、逆回転を始め、地球に砲門を向けました。網膜には最後の三十秒のカウントダウンが脈打ち、程はホーキンス参謀長からのメッセージを読みとりました。液体窒素で遺伝子を凍結させた冷酷な軍人が、今、スターシップの育成船の外にひざざめ、成長を加速させる竜の形の胚に震える叫びをあげています。
「お父様です」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 10:50:10
4899文字
会話率:28%
当たり前の日常にある心の中の憧れに飛び込む。
怖くても心の声に素直になる姿がかっこいい。
アニメみたいな主人公じゃなくても、挑戦する姿はかっこいい。
そんな気持ちを込めて書いた詩です。
最終更新:2025-03-31 23:36:30
216文字
会話率:0%
自分を否定された男の子が溢れる思いを曲にしていたら、同じように溢れる思いを声に乗せる子と出会い、二人で歌を作る。
そういうストーリーを思い描いて書いた詩です。
最終更新:2025-03-29 16:20:03
327文字
会話率:100%
大きくなれば、勝手に昔の夢や憧れは薄れて忘れるものだと思ってました。
けど、それは目を反らしたくなるくらい輝いていて、大人になっても眩しいものだと思います。
今からでも遅くない。夢はまだ続いている。
そんな気持ちを込めた詩です。
最終更新:2025-03-25 00:20:00
296文字
会話率:0%
詩作『道』。 霞、霧、靄、朧、道、路、径、似て非なる風趣をもつことばを使って詩を歌いたいな〜と思って作った詩。
キーワード:
最終更新:2025-03-29 17:36:22
593文字
会話率:0%
ワーグナーの歌劇を詩にしてみた。
キーワード:
最終更新:2025-03-09 03:47:30
1703文字
会話率:9%
ギリシャ神話に登場する、神々やニュンペー、そして人間を歌った詩集
キーワード:
最終更新:2025-02-22 13:00:42
5064文字
会話率:18%