中年が一人寂しく酒を飲む。人生の途中で足を止め、目的意識もない。ただ、そこにいるだけの空虚。しかし大いなる、もしくは馬鹿げた陰謀に巻き込まれ、命を狙われる少年と出会った。無価値な玉座から立つ時が来た。人生の責務など果たさなかったが、大人とし
ての面子はまだ残っている。空っぽでも見栄の残骸はある。男の生き方なんてそれがあれば十分。なにも握らなかった手で拳を作る。なにも乗せなかった肩に少年を乗せる。子供を連れた男の旅が始まろうとしていた……が。彼がいないこそ世界は睨み合っていた。彼がいないこそ強者達は栄達を極めていた。彼がいないこそ技術は発展した。結構、大いに結構。這いつくばることはない。惨めな死を迎えることもない。無価値だと捨てられることもない。偉大にして高慢なる国家は我が世の春を謳歌し、強者達は我こそが最強であると謳い、最高の防御手段は詩人達に歌われる。ならばこそ、だからこそ、【もしも】の世界に叩きつけてやろう。教えてやろう。【正史】において列強を真っ正面から粉砕し、強者を屠り、あらゆる手段、戦術が無価値と断じられることになった原因を。最強を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 10:46:16
43946文字
会話率:42%
これは、異世界に行った少年が、仲間とともに、魔王を倒す物語である……(ネタがある)
最終更新:2019-03-16 23:08:02
1557文字
会話率:43%
意味を探す少年少女の物語。
藤原 蓮。
彼が彼であるための『意味』を探してきて約4ヶ月。高校生となった彼は、中高一貫の高校、東ヶ丘学園に入学する。
めんどくさい担任、何かと自分に構うクラスメイト。そして普通科でありながら、歌手として働く芸能
人の少女との出会い。
我は問う、君はなぜ君なのか?
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初めてです。もしかしたら、他作者と被ってるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-05 11:34:19
12822文字
会話率:49%