約束をした。それはただ再会をするというだけだった。約束の日。会えるのか会えないのかもわからない状態の中で、私は期待に胸を膨らませていた。風に舞ってきた桜の花びらに誘われて、中庭へと足を踏み入れた私は……。一度だけ会った人に抱いていたのは淡い
、恋愛未満の淡い気持ちで。再会は何をもたらすのだろう。 この作品は武 頼庵(藤谷 K介)さま主催『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 14:12:19
2636文字
会話率:24%
駅のホームで別れる二人。桜の花の代わりに雪が舞っていた。タコス様の「雪の舞う駅のホームにたたずむ僕」と里宇都志緒様の「雪の舞う駅のホームにたたずむあなた」に触発されて書きました。純文学で合っているのかどうかわかりませんが、良ければ読んでくだ
さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-19 17:52:26
1120文字
会話率:50%
俺は鈴木次郎。酒屋の次男坊で何もとりえもなく、将来は長男の一郎を支える役として育てられた。
高校も卒業し、これから本格的に酒屋としての仕事を覚えていく時期であった。
昨晩は近しい同窓とのお別れパーティで珍しく飲んで歌って騒いでいた。
前日
の疲れを引きずり、眠い眼をこすりながら作業場へ向かう。
しかし、そこに「危ない!よけろ!」と怒鳴り声が聞こえた。
気づけば、改装中の普段つかわない蔵に立てかけてあった工事用の足場が強風にあおられ倒れてきていたのを、ゆっくりとした時間軸の中で見ていた。
そしてそこで俺の意識は途切れた。
どのぐらい時間がたったのだろう。ゆっくりと目を開ける。光がまぶしい。俺は助かったのか?
そして目の前に見えるのは、卒業したはずの懐かしの校舎であった。
身動きが取れない体・・・どうなっている?体を動かそうとすると、ガサガサと音がして・・・上から桜の花びらが舞っていた。
保健委員だった僕、勇者パーティに火口に投げ込まれたのだからさすがに切れてもいいですかね?
https://ncode.syosetu.com/n1676if/
内気な聖女アンジェリカは目立ちたくない
https://ncode.syosetu.com/n1240ic/
こちらもよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 12:00:00
5054文字
会話率:35%
はるさん、おめでとうです――。
僕と14年間、同じ屋根の下で育った飛鳥は、何度もそう繰り返した。
大学時代の僕らは、少しずつ間違えて、少しずつ大人になっていった。
桜の花びらが幸せを形作るまでの、僕らの話。
最終更新:2023-04-11 12:38:30
6629文字
会話率:40%
桜の花が咲き乱れるとある春の日のこと。
当時小学生だったあたしの隣の家に同い年の少年が引っ越してきた。
彼の名前は朔。根暗でいじめられっ子なあたしと友達になってくれた心優しい男の子。あたしは彼のおかげで久々に笑顔になれた。
それあた
しの淡い初恋の始まり。幼馴染で誰より頼れる人で、いつか告白するんだと決めていたのだが、七年後の春に彼は引っ越していってしまい、あたしの初恋は幕を閉じた。
――はずだったのだが、さらに数年後の桜が咲く頃の季節、彼と再会することになって……?
※この作品は武 頼庵(藤谷 K介) 様主催の『第3回初恋企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 19:00:00
7700文字
会話率:24%
桜の花びらは散ったあと、どこへ消えるのか。私は桜の花びらのそのあとが、青春に重なったように思えた。
最終更新:2023-04-08 17:44:44
1646文字
会話率:16%
桜の花は、なんて美しいのでしょう。
最終更新:2023-04-08 07:00:00
348文字
会話率:0%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和癸卯(ミズノトウ)肆拾 卯月
弐陸捌参 伍 弐零弐参
桃色のかほり 詩一編
三つ目心象素描実践研究ラボ
最終更新:2023-04-07 11:09:08
210文字
会話率:0%
春休みの週末、家にいるのが息苦しくて一人で公園に出かけた。おりしも桜の花が満開で、公園は花見客で賑わっていた。喧騒を離れたベンチで、なぜか間抜けな顔をしたぬいぐるみと目が合った。
最終更新:2023-03-28 11:11:44
5048文字
会話率:39%
早起きしすぎたその日。
男は、勤め先の学校の生徒である村川と、たまたま会った。
村川は、どうやらある目的があるようで。
最終更新:2023-03-26 12:43:50
3482文字
会話率:55%
昭和の後期頃のお話でしょうか。
良家の孫娘と、とある少女の交流のお話。
突然現れたその少女との触れ合いが孫娘にもたらすものとは…。
もしかしたら貴方にも、こんな事が『あったのかも』知れません。
気付いていないだけで…。
最終更新:2023-03-18 08:00:53
5320文字
会話率:30%
――――だから、ボクは正真正銘の未来人なのです!
桜の花弁が降る道で、少女は高らかにそう言った。
恋人を作る事に命を懸ける男子高校生、信乃方 歩夢(しのかた あゆむ)。
その幼馴染であり、整った外見ながらも備えついた怪力にコンプレックスを
感じる美少女、水原鈴音(すずね)。
「……もしや、未来人の力を借りれば、簡単に俺の運命の相手がわかるのでは?」
未来人が現代で行動しやすいよう、鈴音と歩夢は協力する事にする。
だが未来人の真の目的――――それは歩夢のラブコメを成就させること!?
「だからボクは、ママがセンパイと……パパと結ばれる手伝いをしにきたのです!」
「あ、あたし!?」
失敗すれば世界消滅のリスクまでも背負う、未来人の極秘ミッション成功のため、恋する乙女は大奮闘!
美人で文学少女な先輩に、クソザコ中二病な男の娘。
青春な部活を作ったり、フィクションみたいに馬鹿げた青春を笑い合う。時に喧嘩して、笑って笑って泣いてまた笑う。
これは、確かに存在した彼らの青い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 19:43:54
97896文字
会話率:41%
現場見学に来た高校生は全然覇気が無かった。誰が見ても、この仕事に向いていないのは一目瞭然だったけど、部長は人を見る目が無かった。
入社したこの若者は矢張り全く駄目だった。そして…
最終更新:2023-02-28 00:00:00
3506文字
会話率:43%
たくさん食べて、たくさん遊んだあの子は健康で たくさん笑って、たくさん泣いたあの子はイケメンで、楽しそうにしゃべっていたあの子の声は、凛と美しくて、奇麗だった 桜の花びらが舞い込むオフィスで、僕はふと、昔の事を思い出す。
最終更新:2023-02-23 18:07:23
690文字
会話率:6%
街はずれの用水沿いに並ぶ桜並木の下、中学校を卒業したばかりの田口悠真と吉川英梨は、毎年の約束通り、桜の花を見ながら歩いていた。
二人で歩くのを照れくさく思う悠真だが……
私が歌を作るために書いた詩から生まれた掌編小説です。
この作品は
「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 21:10:27
2170文字
会話率:17%
本作は仙道アリマサ様主催の
『仙道企画その4(ボカロ企画その1)』参加作品です。
本作は拙作
「そしてまた、君と桜の花を」内の1場面を
元にしています。
コウは、自身が病と闘っている姿を
想い人である藤木優に見てほしくなかった。
そのた
め、自らの病気の事を伝えずにいた。
しかし、弟の苦しむ姿、悪化する病状を見かねたコウの兄は、コウに無断で彼の病状を優に伝える。
見舞いにきた優に、
コウは驚きと喜びで複雑な気持ちになるが
「必ず帰ってみせるから。その時には」
そう精一杯の笑顔で、再会の約束をして、見舞いには来ないよう、改めて優に伝える。
彼の決意を大切にしたいという想いと、その気持ちを大切にしたら、もう二度と彼の笑顔を見ることができないかもしれない葛藤に、優は思い悩む。
周りの誰にも話せない想いを、彼女は、
詩の投稿していたサイトで知り合った「斉藤竜樹」に吐露する。
自分の想いを知り、コウとの繋がりを応援してくれていた彼に、ただ気持ちを聞いてもらえればそれでいいと思っていたが、竜樹は
「信じて待つことも
傍にいることも
どちらも幸せで辛いなら
同じ時を過ごせた方が
きっと後悔しない」
そう伝え、優の背中を押す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 02:42:38
685文字
会話率:0%
僕、佐藤和也は、斉藤竜樹というハンドルネームで、とあるゲームサイトの詩のコミュニティに作品を投稿していた。
ただ自身の心情を吐露するだけの詩。
そんな僕を変えたのは、同じコミュニティにいる藤木優だった。
彼女に出会い、彼女を通して知った
、理想と現実。
それでも尚、強くあろうとする意思、それが僕の紡ぐ言葉を変えた。
僕は彼女との交流を通して、約束を交わす。
それは僕にとって何よりも大切な約束で、
これからも変わることはないの約束だった。
「心に花を咲かせてあげて
固く閉じてしまった蕾を
これからも見守ってあげてほしい」
その約束を守ることで彼女が笑顔で居てくれるなら……折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-10-27 12:15:40
8127文字
会話率:12%
ある日わたしは、高校の陸上部の同窓会の知らせを受け取る。
桜の花びらが舞うなか、思い出すのは高校時代に好きだった彼のこと。
好きな気持ちって、どこから生まれてどこに消えていくんだろう。
ほろ苦い恋の記憶。
◇「ごめんね、もう少し」
の香奈と宗田の高校時代の一シーンです。◇
単独でも読めるように書いたつもりです。
こちらを読んでから本編を読んでいただいてもいいかなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 23:00:00
4153文字
会話率:19%
男女の双子・カイとケイ。子ねこのジョーイ。
桜の花びらが散る中、ふたりはロックンロールバンドを目指すことを誓う。
カイが掘り起こす庭には、何が埋まっているのだろう?
思い出せないケイは、それでもカイと音楽をやりつづける。
※Nolaノベル
に同じものを掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 23:38:29
8257文字
会話率:24%
春一番。
立春から春分までの間に初めて吹く、暖かく、強い南よりの風のこと。
即ち、漫画や小説などのサービスショットとして都合良く吹く風のことであり、スカートを着用する女子中学生の敵である。
閑話休題。
春。
横断歩道を渡り、
コンビニエンスストアの先のT字路を右折すれば、左手に見えてくるのが私たちの学びや。
県立繚乱中学校。
正門をくぐれば、左手には青々としたイチョウの葉が木陰を作り、右手には体育館が見える。その体育館の隣。駐車場の中央に設置された巨大な一本桜。
その一本桜の下で結ばれた二人は永遠に離れることはない。
という、どこの学園にでもあるような、よくある都市伝説を持つ一本桜。
春の暖かな風が吹き抜け、その伝説の一本桜の花びらが華麗に舞う。
ふいに強めの風がふき、平山秋子は思わず目を瞑り、風に靡く、長い髪とスカートを軽く抑える。
風がおさまり、瞳を開けた次の瞬間。
「あっ―――」
平山秋子は恋をした。
※この物語では、異世界に転生することはありません。予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 21:00:00
1471文字
会話率:36%
超機動ザーシュゲイン。友人に勧められた恋愛ゲームのプレイを始めた俺は、あまりのつまらなさに投げ出して昼寝と洒落込んだのだが、気が付くと何故か桜の花弁舞う公園のベンチで寝ていて・・・。
どうやらあのクソゲの世界に転生?したらしい俺は、否応な
く異星人と戦うべく学校に通い始めてどうにか穏便に過ごそうと目立たぬモブでいる道を模索するのだが・・・。
これは、自らをモブと自覚する男の生き残り(と出来れば女の子とのイチャラブ)をかけた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 21:02:35
135454文字
会話率:43%
少年は夢をみる。
それは、近所の空き地でみる、桜の花弁が吹き荒れるだけの不思議な夢だった。
最終更新:2022-05-31 01:13:27
4770文字
会話率:11%