フルール・ルグロ 十七歳。
由緒正しきルグロ伯爵家の伯爵令嬢である。
食べることが大好きで豊満な体型をしているが、家族全員が同じような体型のため何も気にせずに毎日美食を楽しんでいる。
そんなフルールの十七歳の誕生日に、城から夜会の招待状が届
く。
城で振る舞われる料理に心躍らされるフルールだったが、その他にも夜会に行きたい理由があった。
それは、ずっと憧れていた人に会って一緒にダンスを踊りたいという願いがあるからだった。
家族や使用人たちの見送りを受け、フルールは一人、城の夜会に向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 11:33:56
21236文字
会話率:35%
死してなお、この世にとどまる魂がいる。未練があまりに強く、成仏できずに現世を彷徨う者たち。
「帰光の幻印」は、そうした魂の想いを幻獣として一時的に顕現させ、対話と触れ合いを通して浄化へと導く禁術。
この術を扱えるのは、ダークエルフの
中でももっとも“不浄”とされた存在、ただ一人。少女エルミア=ネヴァルティア。
村では「幻哭」と呼ばれ、未練に囚われた魂の想いを幻獣として顕現させ、涙と触れ合いの中で浄化するその姿は、畏れと美の象徴だった。
そして彼女は、謎の剣士と出会い、恋に落ちる。これは、死者の声を抱きながら、命の記憶を見送り続ける少女と剣士の、祈りと赦しの幻想譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 11:27:13
56911文字
会話率:26%
乙女ゲームの悪役令嬢アレシアとなった転生者は案の定、攻略対象②の婚約破棄から始まる。②は主人公と婚約する事となった。今のアレシアはパーティから逃れたい事に必死。 すると攻略対象③の騎士にお見送りをして貰う事となった。彼の顔は火傷の痕があり
、アレシアは前世の父を追憶する。 学園の帰りに神父様からハーブの調合を教わると攻略対象①と主人公に見つかってしまった。②の所在を聞くと逆に用事を聞かれたので、調合について話すと、教えてくれた神父の前で調合を軽視する発言をした。神父も味方となり、カウンターを嚙ませていく。 そしてその教会で主人公と②の結婚式が行われた。 しかしアレシアに暗殺の魔の手がその結婚式で行われる!悪役令嬢のアレシアを守ったのは誰で、誰と結婚した?悪役令嬢が転生者じゃなければ、バッドエンドだったかもしれない話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 10:34:58
10628文字
会話率:45%
その男は駅馬車の亭長を長年勤め、多くの人々を見てきた。そのため人を見る目だけは自信があると、自慢できる程度にはなっていた。ある日、一組の男女が国境行きの馬車に乗る。二人にはそれぞれお互いの知らない顔があったのだった。亭長だけは二人の正体を知
っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 07:21:29
1587文字
会話率:12%
ずっと虐げられ続けて来た家から『悪魔大公』と呼ばれている相手の元へと嫁ぐことになったシエンナ。 そんな彼女を見送りに来たのは、先頭に立って自分を虐げてきた妹のアザリアだった。
※『片割れの嫁入り』の別視点です。 先に『片割れの嫁入り
』を読まれることをおすすめします。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 13:21:35
1224文字
会話率:39%
「私が貴方を殺してあげる」
不死の男と聖女の間で交わされたのは、遠い遠い約束だった。
人間族、魔族、幻種族ーー3大種族の間で巻き起こる大戦中、全てが嫌になった聖女が見捨てられた島で出会ったのは、世界と共に生まれた不死の男。
「世界の瘴
気がなくなるまでの100年に1度、私の代行者として生まれる聖女を見守ることーー私が、貴方を迎えに行く日まで」
そんな果たされるかわからない約束を守るため、今日も男は新たな聖女を迎え、旅立ちを見送り、最後を看取る。
生まれてくる聖女たちに寄り添い、少しずつ彼女たちの心を知っていく内に、彼に芽生えたものとはーー
これは24代目聖女アリアと、そんな彼の短い日常の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 17:36:20
21886文字
会話率:18%
史隆の目の前で、従兄弟の総一朗が竜から指名されてその騎乗者になった。笑顔で見送り、幼なじみの一人は去る。
その4年後、今度は自分が指名を受けた。それはもう一人の幼なじみである婚約者の瞳子を置いて、自分が去ることを意味した。
瑞穂国の竜飛
行隊と竜の騎乗者の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 22:10:00
10483文字
会話率:47%
アクションRPGゲーム、グランドホライゾン。
熱意に反して売れずに終わったものの、凝った作り込みから隠れた良作と挙げられるゲームなのだが、死んでしまった俺はその世界に転生してしまう。
初めこそ好きだったゲームへの転生に心が湧いたも
のの、そんな歓喜も一瞬だけ。
ネットがない。
ゲームもない。
ポテチも、甘い炭酸飲料もないし、ご飯だって美味しくない。
何一つ特別なんて持たず、ないない尽しのど田舎生活。
一度の死と前世から無気力さを相まってシークは冒険などせず、無駄に重い棒で木を叩き切り、獣を狩るだけの村人として暮らしていた。
だがシークを産み、女手一つで育ててくれた今世の母の死。
母の最期を見送り、死を実感したシークに生きる目的が芽生える。
「宝を集めよう。集めた宝こそ、俺の人生の価値になってくれるはずだ」
そうしてシークは覚悟を決め、ついに旅に出る。
目的はGH(グラホラ)の収集要素、世界の様々な場所に隠された百財宝(レジェンダリー)。
勇者や魔王、世界の存亡をかけたメインシナリオに興味はなく。
シークはゲーム知識を生かし、トレジャーハンターとしてひたすらに宝を追い求める。──その過程でやらかしたことが、世界の今後にどう影響するかも知らずに。
本作品はカクヨム様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 18:06:15
125118文字
会話率:15%
鏡花は親しくなった人には漏れなくあだ名を付ける。
瑠衣の事は『瑠衣たん』、私の事は『ゆらりぃ』、麗衣の事は『麗衣ちゃま』。
どれも変わった呼び名であった。
だって桜に攫われそうだし、掴み所ないから。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
鏡花のあだ名の話。
クールなキャラ相手に『ちゃん』付けするのは、中学の時から。
だってその方が可愛いから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 18:08:06
1142文字
会話率:50%
「姉ちゃん、最近元気なかったけれど、二、三週間前からまた元気になった」
丁度その時期というのは、俺たちが付き合い始めた時の頃だった。それは随分と昔の事の様に思える。
「姉ちゃん、やっぱり兄ちゃんが居ないと駄目だよ」
その言葉を受けて、俺は改
めて決断をする。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
喚かないのが~。の二人。
完結です。
昨日の転の不足分の補いと、クライマックス。
長い間、お疲れ様でした。
これから長編への準備を始めていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 07:25:01
1679文字
会話率:57%
今日は昔からの旧友に逢いに行くらしい。
俺の知らない女の過去を知る彼奴。いけ好かない。
心の狭い男と笑ってくれて構わない。
それでも刻まずには居られない。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注
意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 21:46:27
1063文字
会話率:46%
エルフの姫・リディアは、無実の罪を着せられ、巨木の中に閉じ込められてしまった。
妹と婚約者がいつか助けに来てくれると信じて前向きに過ごすが、一向に誰も来ない。
「わたし、本当に出られるのかしら?」
不安になっていたある日、巨木の近くに少
年が倒れているのを見つける。
「た、大変!」
リディアは必死に彼を救い、それをきっかけに少年は彼女の元に通ってくるようになる。
2人は楽しい時間を過ごすものの、半年ほどして、少年は遠くの家に帰ることになった。
「強くなって、必ずリディアを助けに来るよ」
そう言いながら去って行く少年を見送りながら、
「気持ちは嬉しいけど、……きっとわたしのことなんて忘れてしまうわね」
と思うリディア。
――しかし、10年後。
轟音と共に巨木が揺れ、大きな穴が開いた。
そこに立っていたのは、黒髪の麗しい青年――立派になったあの少年だった。
「助けに来ました、行きましょう」
10年間ひたすら彼女を想って強くなり続けてきた彼は、すっかりヤンデレ化していた。
その後、2人は巨木から逃げ出すと、隣国へ向かった。
リディアの夢だった薬屋を開くことになる。
のんびり自由な生活を満喫するリディアだが、一方のエルフ国では彼女の不在により異変が起きており……。
――この話は、のんびりして世間知らずなリディアと、リディア以外どうでもいいヤンデレ王子が、イマイチかみ合わないながらも平和な日々を過ごしたり、陰謀に立ち向かったりする話である。
※最初だけちょっぴりシリアスで、じきにタイトル通りな感じになります
※全39話、約9万文字、完結まで一気に投稿します
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 00:40:31
89518文字
会話率:32%
「お詫びに君の見送りは私が務めよう」
そう言って差し出されたユベールの手を、フルールは……取らなかった。
だというのに、この日を境にフルールは苦悩することになる。
(どうして?どうして!?
わたくし、またユベール様とのお約束が出来ているでは
ありませんか!!)
今日も今日とてフルールの悲鳴が木霊する。
――長らく幼馴染の関係を続けてきた、アレット、ダニエル、そしてフルール。
しかし、ダニエルのお見合い話を聞き、フルールはダニエルへの胸の痛みを覚え、これは恋心なのではと思い至る。
そんな時、テラスで話す令嬢達の話が聞こえてきた。
曰く、想い人の恋の相談役をしていたという令嬢が、恋を諦めた想い人から晴れて選ばれ、見事婚約者の座を射止めたのだという。
「……恋の相談役になれば、わたくしも……」
そうしてダニエルの恋の相談役になろうと意気込むフルールだったが、どういうわけか公爵令息のユベールに構われはじめ、相談に乗ってもらうことに……?
これは素直で天然なフルールが、周りを巻き込み噂や誤解を膨らませ、あらぬ方向に迷走しながらも恋と愛を知り、幸せを得る物語である。
※あまり書くことのないラブコメを書き始めました!しんどい所はほぼないので、素直で天然、時々独壇場な暴走ヒロインをご堪能下さい(キリッ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 18:00:00
118699文字
会話率:30%
過労死寸前だった聖女ノイシャは身売りに出された。ノイシャを買った身請け人・リュナン若き次期公爵はノイシャに結婚契約書を提示する。
「毎朝見送り時の3分だけ『らぶらぶ夫婦』を演じてほしい」
「それ以外の時間は……?」
「好きにぐーたらしてく
れて構わないぞ」
「やっほーい!!」
使用人らに溺愛され、夢の『ぐーたら生活』へマイペースに邁進していくノイシャ。だけど今までの蓄積された過労ゆえ、すぐ倒れてしまう彼女に、生真面目なリュナンは心配しっぱなしで……?
言われるがまま働くことしか知らず、喜び方すら不器用な少女は、あたたかいご飯を知る。抱っこを知る。アイスを知る。『ジャージ』を作る。デートを知る。自分の価値を知る。そして生真面目すぎるイケメン次期公爵と少しずつ仲を深めていきながら、結婚契約書の内容を更新していく。そんな幸せいっぱいの話です。
※1日2回更新予定。ひとまず1ヶ月で完結させます。
※ハッピーエンドをお約束。
※真面目なリュナンが身請けした理由は4話にて。
※ノイシャとリュナン、交互の視点で進んでいきます(3:1くらい)
※R15は念のため。ゆる設定。
※カクヨムでも連載中。
※無断転載禁止。朗読動画を無断配信することもおやめください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 12:10:00
154838文字
会話率:43%
高長恭が北周との戦に向かう出陣式が行われ、青蘭は出陣の列を見送りに行く。一方、青蘭は顔氏学堂に復帰して、崔叔正に弟子入りした。
最終更新:2025-01-31 23:48:15
15592文字
会話率:39%
大国アンドラハンと小国イニスリアの戦いは、アンドラハンの勝利に終わった。
敗国への賠償としてアンドラハンは、金銭や刑罰ではなく、自国の姫であり1番の戦功者である少女リースリンデを娶るよう要求した。
イニスリアはこれに応じ、リースリン
デもまた自分の事情上仕方ないことだと嫁ぐことを決める。
見送りもないまま国を出たリースリンデは、夫となる王子クランセイと顔を合わせる。しかし、クランセイの正体は人間ではなく、人間界で役目を終えた精霊たちが還ってくる異界、精霊郷の王であった。
帰る場所もないリースリンデはクランセイに導かれるまま、異界へ足を踏み入れる。彼や彼の世界に属する精霊たちと関わっていくなかで、リースリンデはやがて自分の秘密を知ることになる。
※のんびり、不定期更新です
※誹謗中傷、転載、荒らし行為はご遠慮ください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 04:28:01
9904文字
会話率:32%
役立たずとパーティーから追放されたハルトは、無茶をして森で倒れてしまう。
そこをのちの師匠となるカイゼルに拾われ、秘境と言われる雪山の村で過ごすことに。
そこで師匠の教えや、師匠が連れて来ていた子供達の世話してるうちに、十五年の時が経つ
。
最後の子を見送り師匠も亡くなってる今、もう彼にはここにいる理由もない。
皆の勧めもあり、彼は相棒の雪豹と外の世界に出ていく。
そして、途中で女の子を拾い、共に旅をするのだった。
これは追放された男が十五年の時を経て、最強の冒険者と呼ばれるようになるまでの軌跡である。
カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 18:25:22
98356文字
会話率:52%
春は旅立ちの季節です。たんぽぽのわたげたちも…。
最終更新:2024-12-30 07:40:00
373文字
会話率:43%
~大魔術師なのに何故初級魔術しか使えないんですか~
世界を恐怖に陥れた魔王を倒した勇者パーティー。勇者アレク、剣士カーター、大聖女フェリナ、大魔術師ジュリナ。
時は流れ40年余り。
魔術師ジュリナは夫カーターを見送り、老い先短いわが
身をどうしようかと思案するなか、仮にも大魔術師と言われた私がこのまま老いて死ぬだけのはもったいないと思い至ってフェリナと共に旧魔王城に赴き、そこで500年以上の未来に転生する魔術、”転生術”を発見する。
転生術の研究の後、止めるフェリナを振り切りジュリナは転生術を行使。眩い光に包まれたジュリナは未来へと旅立ち、15歳を目前とした少女”レベッカ”に転生する。
しかし転生先では初級魔術しか使えないことに気づく。なんで?どうして?
正しく行使しているはずの中級・上級魔術が使えず戦いを中心に不自由を強く感じながらも、とある人物から上級魔術は通称”古代魔術”と呼ばれる”失われた魔術”だと知らされる。
ジュリナはレベッカとして、なぜ中・上級魔術が失われてしまったのか、その理由を求める旅に出るのだった。
別途カクヨムでも連載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 05:00:00
477439文字
会話率:40%
クリスマスの夜。夜勤に出かける母を見送り、ミユは一人で床についた。その晩、家にサンタクロースを名乗る男が現れる――。
ある家族のもとで、聖夜をはさんで起きたふしぎな出来事についての物語。
※他の投稿サイトにも併載しています。
最終更新:2024-12-24 13:10:00
2006文字
会話率:40%
異世界に迷い込んでしまった、平凡な見た目の女の子・祐奈。
ヴェールを着けた状態で、自他共に盛大な勘違いを繰り返した結果――『この上なく醜悪な顔をした、性根の腐った聖女』であると周囲から誤解されてしまう。
思い込みの激しい若い騎士から「性的な
嫌がらせを受けた」と訴えられ、皆から軽蔑される辛い日々。
聖女はありがたい聖典を取りに行く使命があるとの事で、新たに付けられた端正な護衛騎士と共に、西へ向けて旅立つ事になるのだが……。
もう一人の美しい聖女が盛大な見送りを受け華々しく旅立つ中、祐奈は追放されるように王都を出立。少ない仲間と共に『死のルート』を進む事になる。
※ヒーロー(護衛騎士)が誠実かつ常識人なので、道中はおおむねほのぼの(?)しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 20:26:34
711182文字
会話率:41%
公募用のためネタバレ注意。ネタバレが嫌な方は、空白行で読むのを止めてください。
バーバスカム王国には、創建にまつわる言い伝えがある。彗星がふってくる夜に、ある男が星の子を星身の台座まで連れていき、星の子は莫大な魔力によって彗星を破壊した
。だが、星の子は膨大すぎる魔力を使った反動で命まで燃やしてしまう。星の子のために涙を流した青年の願いは天まで届き、やがて世界に争いのない平和が訪れた。
ラルフは初めて聞いたときこの話を全く信じなかった。だが、彼の周りに言い伝えと同じようなことが起こり始める。
ラルフのいるロナデム村含む、王国の北部領にある村は飢餓にみまわれ村民が反乱を起こした。貴族の子であったラルフは家族を殺され王都で保護されることになる。王城の使用人兼、貴族見習いとして城内で生活するある日、そこで出会ったエミリーと剣術を学ぶことになった。それと同時期に自己防衛のために魔法を勉強するようになった。
そして、城での生活に慣れ始めた二人のまえに星の子が現れる。名前はリオラ。ラルフ、エミリー、リオラの三人は紆余曲折しながらも親友と呼べるよ仲になる。そして、ラルフとリオラは、段々お互いに惹かれていった。
しかし、ある日、悪魔の使いと呼ばれる魔物、ディアトロスが王都を襲撃し、ラルフとエミリーは瀕死の重傷を負ってしまう。二人を守るために星の子の力を解放させたリオラは、怪物を消し、二人の傷を癒すも、自らを硬い蛹に閉じ込めてしまった。
それから四年が経つと、いよいよ彗星衝突の日が近づく。リオラの蛹の運搬が開始されるその直前、リオラは目を覚ました。リオラは、国に悪魔の契約者がいると告げ、それを聞いたラルフはリオラを連れ出し、星見の台座へ。その道中でゼルフィーが前回の見送り人であることを知る。
星見の台座付近でゼルフィーは魔物となってラルフに襲い掛かる。狙いは星の子の力を奪い、前回の星の子を復活させること。
ラルフはゼルフィーを倒し無事リオラを見送った。彼女ともう一度生きたいと願った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 14:40:44
165917文字
会話率:41%