全人類の中でNumber1実力・実績を持つの正体不明の人物。
人類の希望であるその人物を人々は尊敬と畏怖を込めてこう呼ぶ。
ーーONEーー
そんなONEと呼ばれている男の物語。
最終更新:2022-10-14 15:10:02
5818文字
会話率:54%
魔法学校へ通う、平凡な魔術師見習いであるアルス・ノーチェス。
彼の夢は王国魔術師団……ではなく、ただの薬剤師。
ここ魔法学校では、最高学年になった際に使い魔召喚を行うという一大イベントがあるため今年、アルスも使い魔召喚を行う事となった。
ア
ルスは絶対に失敗したくないという思いから、使い魔召喚魔術を極めに極め続けた結果?
他の生徒とは違う、世界最強の存在を召喚する事となってしまった。
果たして、これからどうなってしまうのか?
そもそも、そんな存在を召喚して無事でいられるのか……。
この召喚を機にアルスの運命は大きく変わってしまうのであった――。
これは、世界最強の強さと美しさを合わせ持つ伝説の大悪魔が、自分の主である一人の少年と、再びこの世界を変える物語である。
※こちら、以前公開していたもののリメイク版となります。
※カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 12:00:00
37242文字
会話率:37%
龍の子として生まれた少年が、最強の存在になるためにあっちこっちで奮闘する物語。
家族、仲間に支えられながら、少年は成長していく。
最終更新:2022-10-10 08:15:26
2273文字
会話率:49%
「喰らえ!アルティメットフレイムギガエクスプロード!!!」「……さすがは俺だな。伝説クラスのモンスターを一撃で倒せるとはな」
この世界の炎魔法使い最強にして世界を救う伝説の勇者で史上最強の存在。それが俺だ。
「俺に勝てる存在など俺だけし
かいない……」
俺は低めの声でそう言った。フッ……決まったな……
ーーーーーーーーーー
中学時代、そんな中二病をこじらせていた朝比奈春樹は中学三年の秋のとある出来事をきっかけに中二病を卒業した。
中学時代の友人たちがいない高校に進学し、何気ない日常を送っていたが高校二年生の時にクラスメイトと共に異世界召喚に巻き込まれてしまう。
異世界に勇者として召喚された春樹とクラスメイト達。春樹はステータスを確認すると「妄想再現」という妄想したスキルを再現するチートスキルがあることに気付く。ステータス確認の時にウキウキで王様にステータスを見せるが……
「ステータスもスキルも大したことないな……」
と言われてしまう。そう、ステータスには何故か「妄想再現」は表示されず、数値も勇者の中では平均的だった。しかも、クラスのモテ男は破格のステータスとスキルを持ち、美少女の幼馴染がいる地味男はステータス最低という主人公ポジ。
あれ……?これ俺、完全モブポジ……?
これは元中二病の主人公が妄想の力を使って異世界を救う物語。
※第1章王国編、第2章冒険者編完結。現在第3章。※この小説はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 18:00:00
527550文字
会話率:38%
闘神の体を持つ、ぶっちぎりに最強な城兵。
その力は最強ランクのモンスターさえも一撃で倒す。
その名もタケル・ゼウサード。
彼はその力で陰ながら勇者パーティーを支えていた。
ところが勇者アレンの、最強にわがままな判断でパーティーを解雇されてし
まう。
タケルの理想は、可愛い猫をなでながら優雅にお茶をすすること。
彼の理想は叶うのか?
解雇通達を母国に出す為に立ち寄ったデイイーアの街。
そこで投身自殺をはかる女性を発見。それはママジャン王国の姫、マーリアだった。
彼女は気持ちがたかぶると周囲を凍らせる呪いをかけられていた。
心優しいタケルはマーリアを助ける決意をするのだった。
一方、タケルを追い出した勇者グレンはモンスターに遭遇するも負けてばかり。
このままでは魔王退治なんて夢のまた夢。
グレンは嘆く。
「くそぅ! この辺のモンスターは強敵だぜ!」
でも実は、ボスクラスの敵はタケルが殲滅してくれていたのだった。
そんなタケルのサポートにも気がつかず、グレンは今日もヒィーヒィー言うのであった。
「なぜだ! なぜこんなに勝てないんだぁぁぁぁああッ!!」
「簡単ですよ。タケルさんをクビにしたからです。謝ってもう一度戻って来てもらいましょうよ!」
「うるせぇぇぇええええええッ!! 俺は絶対にあいつを認めない——ぎゃぁあぁあああスライムに噛まれだぁぁぁぁああ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 23:22:06
143172文字
会話率:34%
『……誰が何と言おうと、うちの彼女が最強なんだよ!』
『とある事件』をきっかけに異世界との混濁が起こり、結果として魔術と科学が共存する形で発展した2052年の地球。年々増加する魔獣の被害と敵勢力の侵攻に対抗するべく作られた『星火学園』には
、実力主義による階層構造が作られていた。
そこの頂点であり生徒会長を務める松原裕哉は、生徒会の一員として日常を過ごしていた。だが、幼少期のころに自分よりもはるかに強く、才能にも満ち溢れているはずの彼女、梓が一番下の階層の一員として過ごしていることがどうしても不可解で、気に食わなくて――
『……そこまで疑うなら、俺と二人で証明すりゃいいんじゃねえか』
かつての記憶を証明するべく、『暫定』最強の存在が最下層に殴り込む!自分の実力を万全に発揮することが許されない中、熾烈な争いを二人は勝ち抜いていくことが出来るのか⁉ 幼馴染カップルが行く学園下剋上譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 19:00:00
153826文字
会話率:60%
世界で厄災と呼ばれる同時多発的に巨大な地震が発生した。それと同時に謎の魔物が発生した。
その魔物は人々を襲い始め日常の暮らしを脅かす脅威となった。
主人公の如月は目立つのが嫌い。厄災の影響か強力なスキルを手に入れたが強いことがバレれば他人か
ら厄介事を押し付けられることを理解していた。だが、せっかく能力を手に入れたのだし、いつ魔物に襲われるかも分からない、どれほど強い魔物がいるかも分からない。
そこで、如月は能力を隠しつつ魔物に絶対に負けない最強の存在自体になることを目標に頑張る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 05:00:00
228文字
会話率:0%
「カル、お前のような魔法の使えない欠陥品は、我が栄光の侯爵家には必要ない。追放だ!」
竜殺しを家業とする名門貴族家に生まれたカルは、魔法の詠唱を封じられる呪いを受けていた。そのため欠陥品とバカにされて育った。
カルは失われた無詠唱魔法を
身につけることで、呪いを克服しようと懸命に努力してきた。しかし、14歳になった時、父親に愛想をつかされ、竜が巣くっている無人島に捨てられてしまう。
そこでカルは伝説の冥竜王アルティナに拾われて、その才能が覚醒する。
「聖竜王めが、確か『最強の竜殺しとなるであろう子供に、魔法の詠唱ができなくなる呪いを遺伝させた』などと言っておったが。もしや、おぬしがそうなのか……?」
冥竜王に育てられたカルは竜魔法を極めることで、竜王を超えた史上最強の存在となる。
今さら元の家族から「戻ってこい」と言われても、もう遅い。
カルは冥竜王を殺そうとやってきた父を返り討ちにしてしまうのであった。
こうして実家ヴァルム侯爵家は破滅の道を、カルは栄光の道を歩んでいく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 15:09:44
150343文字
会話率:43%
中野雄介(なかの・ゆうすけ)35歳は、ブラック企業に勤めて過労死した。
そして、女神の誘いで異世界の勇者として再就職する事になる。
雇用主である女神からの依頼は、人族と魔族の争いに終止符を打つこと。
喧嘩ばかりの二つの勢力を、どうにか争わ
ない様にして欲しいとの事だった。
そして、女神からは二十歳の肉体と、勇者Lv999の能力を授けられる。
地上最強の存在となった雄介は、一先ず武力による解決を試みる事になる。
人類の救世主として、全ての人々から期待される雄介。
その最高の武力を持って、単身で魔王城へと攻め込んでいく。
しかし、魔王との最終決戦にて、物語は思わぬ事態へと発展する。
――それは、一目惚れである。
雄介が女魔王(美女)に一目惚れしたのだ。
それにより、人類と魔族の運命は大きな転機を迎える事になる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 00:00:00
258307文字
会話率:27%
「これが孤独か......」と魔王ペトロスは言った。
修行することしか考えず、世の中の花火とは無縁の魔王。 人類最大の敵と言われた時、戦いに来た勇士たちを簡単に全滅させた。
やがて最強の存在となった彼に、あえて近づく者はいなくなり、自分を高
めることができない虚しさから、これまで以上に孤独を感じるようになった。
そこで、彼は転生を決意し、今度は昔の自分を打破しなければならなくなった。
"でも、どうしてこの村はこんなに貧しいんだ!!" ペインは、新生の道のりに果てしない闇を見た・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 18:50:38
3541文字
会話率:0%
ブラック企業に勤める男は自分の人生に何も誇れることがなかったと死ぬ間際に後悔する。そんな中、転生したレイは新しい人生を歩みだす。
『貴族が異世界で最強の存在になる』のリメークバージョンです。予定していた内容から外れてしまったり、時系列がお
かしかったり、言い回しが分かりにくかったりしたため、こちらに随時変更していこうと考えています。登場人物は一緒なので分かりやすいと思います。設定を少し変えている感じです。『貴族が異世界で最強の存在になる』の方が好きだった方もいるかもしれませんがあちらは少し時間をおいて削除したいと考えています。ブックマークしていただいていた方は申し訳ありませんがこちらに移行していただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 21:00:00
27101文字
会話率:58%
ブラック企業に勤めている主人公が四日ぶりに帰宅すると自宅の玄関で倒れてしまう。過労のため死んでしまった主人公は異世界で貴族として転生をする。そこで、繰り広げられる戦いや領地経営、商売など様々な経験と出会いにより、成長していく主人公を楽しんで
ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 00:32:26
15539文字
会話率:55%
山崎隆はブラック企業に勤める33歳の会社員である。ある日、久しぶりの帰宅でちゃんとしたご飯を食べようと思い、スーパーでお惣菜を買い、帰宅する。しかし、家にソースがなく、仕方がなく近くのコンビニに買いに行き、その帰り道に少年がトラックに轢かれ
そうになっている。隆は決意し、少年を助けるが、自分がトラックに轢かれてしまう。意識を失った隆が目を覚ますと目の前には5人の神がいて、異世界に転生することを告げられる。そして、異世界でガルシア辺境伯の三男アレク・フォン・ガルシアに転生する。そんなアレクに神々は様々なギフトを渡し、アレクは異世界で最強の存在へとなる。これは、異世界でアレクが世界最高の貴族と言われるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 20:00:00
18067文字
会話率:56%
魔界を率いる魔族の王。最強の存在であったヴァレリアは、ある日聖女と勇者の率いる軍に突如攻められた。
そして目が覚めると……周囲から腫れ物扱いされている八歳の侯爵令嬢、シャルロッテになっていた。しかもシャルロッテは光の魔力を覚醒し、聖女候補に
なってしまう。しかしヴァレリアにとって聖女は敵も同然。
しかも周囲から腫れ物扱いされているにも関わらず、シャルロッテには王国の第一王子という婚約者がいることが発覚。
さまざまな出来事を、元魔王ならではの知識を駆使して乗り越えていくうちに意外な展開に……。
「せっかくのチャンス。いいわ、シャルロッテとして生きていくことにしましょう!」
「シャルロッテ、僕はいつでも君の味方だからね」
※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 09:00:00
156728文字
会話率:45%
マーヴェリック家は世界最大の貿易商、ライオネル商会を経営する大貴族である。
マーヴェリック家には一人娘がいる。才色兼備・温厚篤実であるマーヴェリック家の次期当主。
彼女は身体が弱く、大きな屋敷に数人の従者と一緒に暮らしている。
彼女の身の世
話をする執事とメイド、大きな敷地の庭を管理する庭師、彼女と従者達の食事を作るコック、敷地の出入りを管理する門番と狼、そして彼女を守る為に剣を振るう騎士。
彼女は彼らをただの従者ではなく、家族として一緒に暮らしている。
しかし、彼らの真の姿はただの従者ではない。
彼女はとある特別な力を持っており、それを狙って闇の存在が彼女を狙っている。
彼らは正体は彼女を守る為、彼女の父から遣わされた最強の存在である。
これは、マーヴェリック家ご令嬢セラ・マーヴェリックと、彼女を守る為に遣わされた最強の従者達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 22:18:05
115207文字
会話率:37%
ある日、突然両親を妖怪に殺された、少年は必死に逃げて鞍馬山へとたどり着く。そこで1人の少女を助けた。
同時にそこに現れた、天狗に強くなりたいと願う。
10年後、少年は成長し、光と名乗った。
そして光は守るべき者が現れた。
それは10年前に守った、あの人だった。
名をサクヤと名乗ったその人を襲う者は、10年前両親を殺したあの妖怪だった。
師匠が言うにはその妖怪は神格化された妖怪の中でも最強と言われ、人間の世界を陰で操り、裏で人間の歴史を作り、人間は絶対に勝てないと言われていた。
世界中の人々はその妖怪を様々な名で呼び、日本では鬼神と呼ばれていた。
そして光は鬼神の血を飲んでいる。それによって光は超人的な力を持ったが同時に鬼神の血に苦しめられていた。
10年の時を経て再び現れた鬼神。
あの時は逃げることしか出来なったが、今、光はサクヤを守らねばならない。
平安の世が終わり、鎌倉の時代が始まり、妖怪の世界と人間の世界が織りなすこの世界で光は最強の鬼神と戦う。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-02-03 21:38:04
126407文字
会話率:40%
学校の図書室に潜む神様についての考察です。
最終更新:2022-01-22 15:45:40
1589文字
会話率:3%
新木航太(あらきこうた)は職場をクビになったのを機に旅行をするが、そこで銃乱射事件があり殺されてしまう。
次に目が覚めたのは真っ暗な洞窟の中だ。
その体はとても小さな骨の体となっていた。
そこで目覚めてすぐにスライムに殺されかけてしまうが
、なんとか生き残る。
そこで航太は決意する。
誰にも負けないように強くなると。
体が小さいなら大きく、外に出られないなら、出られるように種族を無理やりに変えてでも出る。
これは一体の最弱なベビースケルトンが、進化の果てに史上最強の存在へと成り上がる物語である。
※最初はゆっくりと成長します。
第一章は一人行動です。
タイトル変更致しました。
※旧タイトル「歴代最強の魔王様が最初はベビースケルトンから始まったと誰が思う? ~転生最弱からの成り上がり伝説~」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 19:06:04
231169文字
会話率:32%
【これは、魔王の首に金の斧と銀の斧をブチ込む為に旅する、泉の女神様の物語である】
【あらすじ】
正直者のきこりに金と銀の斧を与えという伝説が残る泉の女神――ノルン。
しかしある日、泉に妙な気配の剣が落ちてきた。
「なんでしょうか、これ」
それは、魔王が伝説の<闇竜>を丸ごと一体素材にして作った、世界最強の魔剣<ダスク>だった。
これをうっかり触ってしまったノルンは呪われてしまう。
「剣が手から離れないんですけど……」
呪いによりダスクを手放せなくなったノルンは、魔剣を泉に落とした主を探しに、何より呪いを解く為に、魔王を倒す旅に出ることにしたのだった。
魔剣から生まれた<闇竜の子ディール>を相棒に、世間に疎いノルンは知らず知らずのうちに冒険者になってしまう。
「その剣といい、オーラといい……あんた只者じゃねえな」
本人は、のほほんと旅をしているつもりだが、女神ゆえの<水の神性:SSS>によって、見るだけであらゆる武技・魔術を瞬時に真似ることができ、さらに魔剣ダスクの<闇:SSS>の特性のおかげで超火力を得た彼女は、無自覚に最強の存在となっていた。
「おい、知ってるか。光と闇、どちらの力も駆使する最強の冒険者がいるって話を」
「あらあら……それは怖いですね」
「いや、多分ノルンのことだぞ……」
こうしてノルンは無自覚ながらも、光と闇を操る最強の冒険者として魔王討伐へと旅立つのであった。
これはのちに伝説と呼ばれた、一柱の女神の一匹の竜の物語である。
*他所にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 12:00:00
11430文字
会話率:57%
初めまして、僕の名前はフィル・ガーデン。
才能がないと言われつつあらゆる手を使い《魔物使い》としてそこそこの地位を得た僕は
勝ち取った栄誉ある『魔王』討伐の任で、理解不可能な現象に巻き込まれ、自身を最強の存在に仕立て上げていた魔物――スレイ
ブと分断され、遥か遠方の地に飛ばされることになる。
力もない。コネもない。金もない。
これは、魔王の陰謀によって全てを失った僕が異国の地で新たな仲間を見つけ、最強に仕立て上げ再起を図る、そんな物語。
※当作品は既作『Tamer's Mythology』を大幅に調整、リメイクしたものです。リメイク前とは大幅に設定など変わっている可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 16:44:38
512712文字
会話率:33%
『佐藤太郎(プレイヤーネーム:平熱マン)』は『虚無』という格闘ゲームに人生をささげている公務員。
虚無は、弟子NPCを育てる育成ゲームとしても秀逸な変わった格ゲーで、佐藤は、最強格の実力者でありながら、8体もの強力な弟子を育てていること
でも有名な変態ゲーマー。
ある日、虚無の世界大会がオンライン上で行われ、佐藤は、その大会で、見事に優勝を果たす。世界最強の名誉を得た直後、佐藤は異世界で寿司職人見習いとして目覚め、厨房の片隅で、必死に包丁を研いでいた。
同じころ、その異世界で最強の存在である『武王』の居城に、8人の男女が訪れ、最強であるはずの王とその優秀な配下たちを一瞬で制圧してみせた。
「俺たち8人は最強神の弟子。どこかに旅立たれた師匠が、お戻りになられるまでの間、暇つぶしに、この世界を支配することにした」
――すし職人としての修行の日々が激務すぎて、実は自身が『劇的に最強』であることに気づかず、辛い日々をすごす佐藤。
その裏で、『佐藤の10分の1の実力も持たない弟子たち』は、圧倒的な力で世界を蹂躙し、闘神として崇め奉られていく。
弟子たちは言う。
「我らの師は、爆笑しながら赤ん坊(始めたばかりの初心者)をミンチにするなど日常茶飯事。日夜、嬲り殺しの練度を磨き、どうすれば他者に『より多くの苦痛』を与えることができるかと夢想にふける。そんな毎日に幸せを感じる――そういう、究極の邪神だ」
佐藤太郎は「日常的に初心者狩りをしている、クソ煽り厨のスーパーDQNプレイヤー」だった。
あくまでも、ゲームの世界で、ヒールとしてはっちゃけていただけで、実際の佐藤は、ごくごく平凡な公務員。
けれど、「弟子たち」の話をうのみにした、異世界の重鎮たちは、
『究極邪神・平熱マン』を、心底から恐れ、
どうにか邪神に対抗しようと、
必死の『無駄な抵抗』を開始する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 06:11:35
131455文字
会話率:38%
「戦うことができない雑魚は出て行け!」
この世界では人生で一度だけ神からスキルを授かることができる。
優秀な冒険者を輩出しているファシード家の末っ子として、ルークも素晴らしいスキルを授かることが期待されていた。
しかし、ルークが授かったス
キルは《翻訳者》。
冒険者とはかけ離れたスキルを授かってしまったルークは、魔法も剣術も使えない雑魚として実家から追放されてしまう。
その後、翻訳者として細々と生活をしていたルークだが、ある日Sランクパーティー【紅龍】からいにしえの秘伝書の翻訳を依頼されたことによって、ルークの人生は大きく変わることになった。
歴戦の勇者が残した必殺技から、伝説の魔女が残した禁術まで。全てを解読して身につけたルークは、あっという間に世界最強の存在になる。
いにしえの秘伝書を解読できるのは、自分のスキルだけだったのだ。
自分のことを馬鹿にしていた兄たちも、ルークに秘伝書を伝授してもらうように泣きつくが、ルークが応じることはない。
冒険者として【紅龍】の一員になり、ドンドン成り上がっていくルーク。
仲間と協力して秘伝書を集めていく中で、名を国外にまで轟かせていった。
それに対して、ファシード家は素晴らしい活躍をするルークと比較されることで面白いように落ちぶれていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 12:22:51
56910文字
会話率:42%