私は井戸の中に入る。そこは叔父との思い出の場所だ
最終更新:2020-10-07 01:02:17
2517文字
会話率:47%
筆頭公爵家の末娘エキナセアは、両親から望まれずに生まれてきた。しかも幼い頃から虚弱で不定愁訴の塊。家族から無視され、愛されずに育った彼女の心の支えは、幼なじみの第三王子のリュカ殿下。
十歳の時その憧れのリュカ殿下との婚約が決まったが、そ
の御披露目パーティーでアナフィラキシーショックで倒れて破談になり、しかも生死をさ迷う。一命は取り留めるが辺境伯の叔父の所へ追い払われて、その存在を消された。
しかし、その辺境地は彼女にとっては寧ろパラダイス。世界一の先生と最高の学友達と共に勉学に励み、地域の人々と触れ合いながら、自分と周りの人々の健康生活向上を目指す。
やがてエキナセアは大学で医学を学ぶために都の自分の屋敷に、侍女として戻って来る。そして思い出の場所で偶然リュカ殿下と再会を果たす。
虚弱で自己肯定感が低いが、頭脳明晰で発想力に優れ、人々を結ぶ輪を広げていく才能を持つ少女エキナセア。肉親との確執や辛い過去を乗り越えて、彼女は仲間と共に、絆の輪を世界へ広げるために奮闘する!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 08:00:00
301401文字
会話率:38%
夜に沈むこの街をたった一人で巡る。
僕は最期の時に「残り香」を探すことを選んだ。
次々に現れる思い出の場所。そこに訪れては、感傷に浸っていた。
だが、どれだけ進んでも、目的のものは何処にもない。
そして、気付く。
これが「残り香」を探す夜な
どではなく、「なくし物」巡りの夜だったことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-08 19:01:41
4216文字
会話率:20%
叶香の携帯にかかってきた1本の電話。その相手は、遠方へと越した幼馴染みである郁からのものだった。
開口一番「ゲームをしよう」と言い出す郁に戸惑う叶香。
不可解な郁の指示に従い、叶香は幼い日の思い出の場所を巡ることになる。
その最中に顔を合わ
せる友人や幼馴染についても言及する郁。不可思議で不可解な郁の言動の理由とは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 00:00:00
12038文字
会話率:66%
金木犀の香り漂う秋のこと、ある田舎出身のサラリーマン芹沢零人(せりざわ れいと)は高校時代のクラスメート森宮香織(もりみや かおり)との約束「10年後にまた金木犀の木の下で逢いましょう。」を果たすために、故郷へと戻ってきた。
過去の記憶を辿
りながら零人は、村の中の金木犀の木のある思い出の場所を巡り、香織を探し出すために奔走する。 金木犀が繋ぐ、二人の記憶と想いの物語。
この作品は「カクヨム」さんにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-05 22:00:00
9434文字
会話率:46%
幼馴染の好きな人から告白された色盲の少年。
かつて遊んでもらっていた思い出の場所で、今日も灰色の空の向こうを見つめる。
この作品はPixivにも掲載しています。
最終更新:2020-06-03 23:20:18
1985文字
会話率:29%
“お母様が編んでくれた花冠は私に魔法をかけてくれた。お姫様になれる魔法をかけてくれた”
その整いすぎた容姿から冷たい印象を持たれがちなラヴァール侯爵家の跡取り娘であるリディアは、とある事情から母との記憶を失っていた。
そんなリディアは学
院の裏庭で婚約者から身に覚えのない事で責められ婚約破棄を告げられてしまう。
学院が休暇に入り婚約破棄の件を父に報告するために急いで領地へと帰って来たリディアは、亡き母との思い出の場所へと久しぶりに足を向けるのだったが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 21:00:08
29168文字
会話率:40%
とある少女の思い出の場所を書いた物語です。1部事実に基づくところがあります。
最終更新:2020-05-16 17:34:58
1434文字
会話率:7%
桐生和馬が突然手に入れた力は、彼の奥さんがカギを握っていた。
45歳のサラリーマン桐生和馬は、どこにでもいる異世界マンガ好きのオッサンのはずだったが、目を覚ますと奥さんと出会った思い出の場所。
当時のままの奥さんから告げられた言葉は……
タ
イムスリップと異世界転移を繰り返しながら、奥さん無双で冒険が始まる。
※サブタイトルを追加と、一部修正しました
よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 19:00:00
76781文字
会話率:43%
雪乃は大学を卒業するとアメリカへ行き結婚娘二人の母親。仕事で訪れた仙台で偶然に大学時代に付き合ったことのある洵に似たような人に「杜の都」という仙台駅の喫茶店で見かける。25年前の青春が昨日のことのように、思い出の街の思い出の場所を訪ねてみよ
うと物語が始まる。25年という月日が織り成した出来事が今洵の息子たちと雪乃の娘たちの人生をも変えようとしている。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 09:06:11
83970文字
会話率:66%
高校二年生の亮司は、昔から頭に浮かぶ映像があった。深い森の中にあるおとぎ話のお菓子の家のような小屋。ずっとそこに行きたいと思っていた。
ある日、自転車で遠出をすると『何でも屋ハッピー』の店を見つける。怪しさ満点のその店につい入ると、テー
ブルの上に一冊の本があり、その中には、ずっと頭にある映像の挿し絵と共に『思い出の場所に行く方法』と書いてある。
本を手に入れた亮司は3日かけてそこに書いてある魔方陣を完成させる。魔方陣を起動させ、とうとう夢にまでみた異世界にたどり着くが、そこは、理想とは違う上に、料理がとにかく美味しくない場所だった。
劣悪な環境を整えるべく、亮司は奮闘するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 17:33:08
20905文字
会話率:33%
一週間の恋物語。お嬢様の女子高生新堂美宇(しんどうみう)は日曜日2時にふとトイレに目を覚ます。自分の部屋からトイレに行く途中のリビングで両親が父親の会社が倒産し、夜逃げすることになることを知ってしまう。夜逃げ決行は1週間後。それまでは絶対に
誰にも悟られないように普通に学校に通うようにと両親にきつく言われる。美宇はそのあと眠れず女子高での思い出の場所を巡る。アイスのおいしいSCセンター、みんなで花火をした海岸。海岸で一人で泣いていると、男に声をかけられ、泣くなと言われるが、涙が止まらなかった。すると男は美宇の頭をいいこいいこしてくれる。美宇がびっくりして泣き止むと男は満足して去っていった。美宇はその男にもう一度会いたくて顔の広い親友の真弥に相談する。だが真弥のつきとめた男は、バカ校の赤鬼とおそれられているけんかっ早い男だった。どうする、美宇?期間はあと1週間!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 19:40:35
4810文字
会話率:45%
不自由も多い遠距離恋愛
心の内に秘めたその想いを青年は思い出の場所で彼女に打ち明けます
最終更新:2020-03-29 00:26:44
1418文字
会話率:22%
彼女に呼び出された神社の境内。
私にはその気持ちが無くて、最初は驚いた。そして考えて、彼女だったからそれを受け入れた。
彼女と同じ気持ちを抱けはしないけれど、決して嫌ではなかった。それも楽しそうだなと、そう思ったから。
そして、
その日々はとても楽しかった。それは日に日に私の中に降り積もっていき、気付けば私の方が彼女に依存していたのだろう。
でも、私はそれに対してとても面倒臭い性格だったらしい。
彼女へのそれが日増しに強くなっていく一方、逆に素直な気持ちを出せなくなっていった。ひねくれた返事しか返さない私に、困り顔をする彼女を見る機会も多くなった。
だからだろう。この思い出の場所に呼び出されたのは……。
優しい彼女のことだから、別れを告げるのにも伝え方を選んだのだろうと……。
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短編ですが、小節を分けたかったので連載にしています。
大体5部程度で完結します。>完結しました。
なろう、アルポリ、カクヨムに同じのあげてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 15:05:16
5066文字
会話率:23%
ホワイトクリスマスの今日。
俺は一人花束を抱え、町の外に向かった。
2年前に亡くした彼女と過ごした、思い出の場所に。
最終更新:2019-12-24 22:46:01
2418文字
会話率:20%
婚約者のニコラに呼び出されたルシーダは、思い出の場所でいきなり「おまえは用済みだ」と婚約破棄を宣言された……。
思い出の品々から、どうしてもかつての楽しい日々を思い出してしまうルシーダ。だけど現実は決して彼女に甘い夢を見続けさせてくれない
……ルシーダは全てを捨て、新しい一歩を踏み出すことに決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-23 06:00:00
4529文字
会話率:30%
倉森みはるは大学卒業後、念願の女子警備員として働き始める。
元警察官の相良警備士や、居眠りばかりの女子警備隊隊長、本谷など個性的な面々に翻弄されながら、順調に警備員として成長していくみはる。派遣先の市民ホールは彼女自身の思い出の場所でも
あり、毎日が刺激に溢れている。
しかしそんなみはるを、市民ホール職員・阿郷(中年男性)は目の敵にしていた......。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-02 18:00:00
39462文字
会話率:42%
数年ぶりに実家に帰り、除夜の鐘を聞いていた時、昔の約束を思い出した。
その約束の為に、錆びついた自転車を走らせて、思い出の場所に向かう。
そこにいたのは――。
少し切ない超短編小説です。
最終更新:2019-10-06 17:32:04
1786文字
会話率:13%
谷郷恭二は、東京の出版社に勤めるルポライター。
数年前、ひょんなことから事件を解決した影響で、本業の合間に事件を追うようになった。
ある日、ネットニュースで知人の名前を見つけた谷郷は、単身山口県へと向かう。
そこで彼は、知人の妹の杏子に出
会う。
杏子と共に、事件を回想し始めた谷郷。
やがて、谷郷は知人を殺した犯人は杏子だと確信する。
自白を促すため、谷郷は彼女と共に思い出の場所を巡り始めるが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 12:00:00
1235文字
会話率:17%
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この物語は、
自分の価値を決め付けて下ばかり向いて生きていた少女が花との触れ合いを通して、”自分とは何か”を見つめなおす成長物語である。
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主人公は17歳の夏川奈々子。
彼女は中学校でいじめを受け2年
間の不登校の末、顔見知りがいる学校に行きたくないという理由から定時制の高校に通っていた。
ある日母から、ある店に忘れ物をとりに行ってほしいと使いを頼まれる。
その店に向かうも開店前で中に入れなかった。そこで時間潰しの為、公園へ立ち寄った。
約3、4年ぶりに公園に足を踏み入れた。
公園はいじめが無かった中学校時代の思い出の場所だ。とても温かかった日々の思い出の場所だ。
そんなことを考えていると店の開店時間を知らせる携帯のアラームがなった。
”最後に公園を一周してから帰ろう”そう思い歩道を歩いているとしたクローバーが生い茂っている一角の場所を発見する。
なんとなくその場に近づきそれらを眺めていると、ものの数秒で四つ葉のクローバーを発見した。
突如訪れた小さな喜びが嬉しくてその葉を持って帰ることにした。
家に持ち帰ったその四つ葉のクローバーに”花と友達になりたい”と冗談のつもりで話しかけた。
次の日、目を覚ますと目の前には見覚えの無い青年がいた。
彼はクローバーと名乗り、自分は奈々子が昨日、公園で摘んできた四葉のクローバーだというのだ。
花と友達になりたいという奈々子に、花たちを紹介すると強引にも外に引っ張り出したクローバー。
花がもし人間であるならば、清楚で、おしとやかで、優しくて…という奈々子のイメージを他所に、彼の紹介で現れた花たちは奈々子の想像のはるか斜め上をいく性格だったのだ________
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-05 00:12:00
21709文字
会話率:34%