16歳の誕生日前日に、突然陛下の側室に選ばれたと聞かされたアイラ。
妖艶な美女が揃う陛下の後宮で、たまには変わった毛色の娘がいいと目を付けられてしまったらしい。
だが、後宮は陰謀渦巻く恐ろしい場所。ろくな後ろ盾を持たない自分など、瞬く間に駆
逐されてしまうだろう。
困ったアイラは暴挙とも言える行動に出る。それは、この国最強の公爵閣下に求婚すること!
果たしてアイラの無謀な賭けは成功するのか!
元気な小動物系女子と最強魔術師の溺愛ハッピーエンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 17:32:08
4195文字
会話率:53%
婚約破棄されましたけれど、最強の後ろ盾をもっているので、最大限活用していきますわ。
毒舌リエラちゃんがざまぁする話。
全3話の予定です。
最終更新:2023-06-26 21:19:47
4980文字
会話率:60%
ウクライナ ロシア戦争がロシアの勝利で終わりベラルーシやロシア連邦の枠組みが西ロシア革命戦線(実質的なソビエト連邦構成共和国)になった世界線。
そして、アメリカがエネルギー問題解決の遅れで欧州からの信頼を喪失しEuがドイツ主導の国家社会
主義連邦となり対ソビエトで欧州は団結する。
ドイツ連邦軍がネオナチの将兵たちに掌握され、(連邦軍特別行動部隊部 隊長がドイツの主役 アルベルト ミスラ)彼ら将兵らの後ろ盾を得た急進右派政党(欧州国家社会主義連合国家労働党)が勢力を伸ばし第一政党に。福祉や補償政策、公共事業が成功し他の国々へ国家社会主義が伝播。イギリス、ポーランドフィンランドを除く大多数の国が同政体へ移行。
ウクライナ系難民で修道院育ちの孤児マリアがEUS(欧州特別調査部隊)の諜報員に従軍し作戦行動中の2026年から物語が始まる。
登場人物
特別行動部隊 大佐 アルベルト ミスラ
特別行動部隊 大尉 フランツ ヴィットマン
特別調査部隊 少尉 マリア アネリ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 02:03:15
1685文字
会話率:37%
ハンネ・オーグレーン伯爵令嬢は婚約予定だったイザーク・カールソン伯爵子息から、他の令嬢と婚約することにしたと一方的な手紙だけですべてを白紙にされた。
怒ったハンネの母は、イザークに負けない新しい婚約者を見つけてきた。
シーグルド・サリアン子
爵令息。
息を呑むような美貌の持ち主だが、両親を事故で失い、幼い妹マリアンネのために後ろ盾を探していた。
互いの条件が一致して、ハンネとシーグルドの婚約が成立した。
美貌令息×自信喪失令嬢の契約婚約のお話。
前後編で
前編はハンネ視点
後編はシーグルド視点 の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 20:34:44
139156文字
会話率:21%
一つのテーマをプラトンの著作『国家』と『ひふみ神示』、支配学のそれぞれでどう見てるかを比較検証し、(可能なら)どうすべきか(試案の提案)を考察するものです。
プラトンの『国家』はプラトンの主著の一つで、主に正義や理想国家について述べられて
います(詳しくは後述のまとめ記事を参照願います)。
ひふみ神示とは、今までの宗教や哲学をまとめた集大成にあたるもので、その目的は(ここからは私見です)ひふみ神示を読む事により、真理を知り(1.4 タマの選挙?参照)、神に通じる心(霊(タマ))を取り戻すことです。
そして、より多くの人がそれを取り戻す事により、混沌としている今の世の中を乗り切る、とても大きな鍵になると私は見ています。
支配学とは、支配が文字通り”全ての者の幸せを支え・配る”ものになる様に、前述の二作を後ろ盾に”私達庶民の為の帝王学”として提唱するものです。
私の作品では、主に【お嬢様 悪治物語】がそれに該当します。
本作は過去の投稿作品を修正・加筆・再構成し、テーマ別に分割したものです。
※『ひふみ神示』は、Web検索で「 ひふみ神示 全文 」で見つかると思います。
[参考・引用サイト] ウィキペディア フリー百科事典『国家 (対話篇)』参考URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6_(%E5%AF%BE%E8%A9%B1%E7%AF%87)
[参考文献]該当のウィキペディアに記載されている訳書になります
訳書
『プラトンII 国家・エピノミス・書簡集』田中美知太郎編・藤沢令夫他訳、筑摩書房〈世界古典文学全集15〉、1970年。ISBN 978-448-0203151。
『クレイトポン・国家』田中美知太郎・藤沢令夫編・訳、岩波書店〈プラトン全集11〉、1976年。ISBN 978-400-0904216。
『国家 (上・下)』藤沢令夫訳、岩波書店〈岩波文庫〉、初版1979年、改版2009年。ISBN 978-400-3360170。ISBN 978-400-3360187。ワイド版2002年
抄訳版
『プラトン II 世界の名著7』(田中美知太郎責任編集、中央公論社、初版1969年)- 訳文は一部抄訳。解説は『田中美知太郎全集 19』(筑摩書房)にも収録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 13:12:04
9787文字
会話率:11%
一つのテーマをプラトンの著作『国家』と『ひふみ神示』、支配学のそれぞれでどう見てるかを比較検証し、(可能なら)どうすべきか(試案の提案)を考察するものです。
プラトンの『国家』はプラトンの主著の一つで、主に正義や理想国家について述べられて
います(詳しくは後述のまとめ記事を参照願います)。
ひふみ神示とは、今までの宗教や哲学をまとめた集大成にあたるもので、その目的は(ここからは私見です)ひふみ神示を読む事により、神に通じる心(霊)を取り戻すことです。
そして、より多くの人がそれを取り戻す事により、混沌としている今の世の中を乗り切る、とても大きな鍵になると私は見ています。
支配学とは、支配が文字通り”全ての者の幸せを支え・配る”ものになる様に、前述の二作を後ろ盾に”私達庶民の為の帝王学”として提唱するものです。
私の作品では、主に【お嬢様 悪治物語】がそれに該当します。
[参考・引用サイト] ウィキペディア フリー百科事典『国家 (対話篇)』参考URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6_(%E5%AF%BE%E8%A9%B1%E7%AF%87)
[参考文献]該当のウィキペディアに記載されている訳書になります
訳書
『プラトンII 国家・エピノミス・書簡集』田中美知太郎編・藤沢令夫他訳、筑摩書房〈世界古典文学全集15〉、1970年。ISBN 978-448-0203151。
『クレイトポン・国家』田中美知太郎・藤沢令夫編・訳、岩波書店〈プラトン全集11〉、1976年。ISBN 978-400-0904216。
『国家 (上・下)』藤沢令夫訳、岩波書店〈岩波文庫〉、初版1979年、改版2009年。ISBN 978-400-3360170。ISBN 978-400-3360187。ワイド版2002年
抄訳版
『プラトン II 世界の名著7』(田中美知太郎責任編集、中央公論社、初版1969年)- 訳文は一部抄訳。解説は『田中美知太郎全集 19』(筑摩書房)にも収録。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 05:37:47
14282文字
会話率:13%
※本作は以前に投稿した作品を加筆・修正したものです
お金とは一体何なのかを、庶民の立場で基本に立ち返り、考察します。
やたら、しち難しいだけの経済理論等とは無縁のものですので、ご安心を(ᐢ ᵕ ᐢ)。
本来、お金は私達庶民にとっ
ても、便利で良いものになるはずでした。
ところが、度重なる金目当ての犯罪や当事者国に武器を売り込む為の戦争への誘導等が起きてしまい、それを聞いた私達は「また金のせいか」と最早あきらめの境地。
そして、合法的な地上げともいえる生活費の高騰等々、まるで計ったかの様に巧妙に立ち回られた結果が、昨今の誰しもがお金に困らさせられる状況です。
まさに鬼退治のお話の鬼の如く、お金は悪者にさせられてしまいました。
そういう意味において、最も貶められ、歪められたものの一つが『お金』なのかも知れません。
本作は『お金の本来、あるべき姿』を探るために、考察を入れるものです。
偉い学者先生から見れば愚考にすぎないものかも知れませんが、皆様も一緒にお考え下さい。
それでは、長いですが考察を始める前の決まり文句を(ᐢ ᵕ ᐢ)。
最も愚かで最も弱き者、略して最愚最弱者|(さいそこびと)が一人”軍と税金と権勢争いのない未来”が、(プラトンの「国家」と「ひふみ神示」を後ろ盾に)「考察します」。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 03:32:26
2323文字
会話率:4%
カトレア帝国にはカトレアノーブルという7つの大貴族があり、それを統べるのがオブシディアン公爵家だった。力あるオブシディアン公爵家の一人娘レイラは早くから皇太子妃に決まっていた。だが、皇太子フレデリックとは仲が良すぎたため兄としか見れなかっ
た。皇族が離婚できるのは死別と子供が出来ない時だけ。そこでレイラは自由を求めフレデリックと白い結婚を計画する。皇帝になったフレデリックは男爵令嬢クレアと恋に落ち、クレアを皇妃に迎えて二人は王子と王女を授かる。いよいよ離婚しようというタイミングで皇帝フレデリックと皇妃クレアは暗殺されそうになる。皇妃クレアは即死、幸い皇帝は命を取り留めるが寝たきりになる。レイラは幼い子供たちの嫡母、後ろ盾となって奮闘し生涯を終える。目が覚めるとレイラは5歳の時に戻っていた。クレアは2度目の人生で皇帝と皇妃が死なないように未来を変えることに成功する。同時に今度は自分の人生を。フレデリックと離婚後にするはずだった自分のための結婚を、相手には前回独身だったジェイドを選ぶ。だが、恋は一筋縄ではいかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 19:20:48
8179文字
会話率:22%
「婚約を破棄するっ!」
メアリー・ミード伯爵令嬢は真実の愛に目覚めたサイクス王太子から婚約破棄を告げられる。しかしメアリーは優秀で王妃教育も履修済みな上、後ろ盾も強い。そのため、第二王子であるシリルに求婚されてしまう。両親も婚約破棄された
メアリーの気持ちには寄り添ってくれない。
(これ以上、他人の都合に振り回されるのはごめんだわっ!)
自分勝手な人たちに愛想を尽かしたメアリーは全てを捨て生きることを決意する。
o♡o。+。o♡o。+。o♡o。+。o♡o。+。o♡o。
アルファポリス・ノベルバなど他サイトにも掲載中
☆ノベルバにはボイスノベルがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 19:00:00
9402文字
会話率:60%
魔界のある繁華街の隅に「快決屋! 凪」という、いわゆる「何でも屋」がある。構成されているのはたった2人の妖怪。所長の凪と副所長兼秘書の杏南。
凪は鬼の妖怪で、「悪鬼羅刹」と呼ばれた伝説の元傭兵。魔界でその名を知らない者はいない程の悪逆非
道で「鬼の中の鬼」や「金の亡者」など言われる、金で何でもやる実力者の傭兵だった。桁外れの妖力が生きる術だった。力で負けた事は数回しかない。
杏南は、凪同様に元傭兵だった。莫大な妖力を扱う妖狐で女の妖怪。美人で仕事ができる敏腕秘書。凪とのある出会いで、2人とも傭兵をやめて、しばらくしてから「快決屋」を立てた。
癖の強い凪は気に入らない仕事を受けないのに対し、杏南はキャバクラで嫌々働いて店を支えていた。
ある時大口の話が1年もせずに2件来て、凪は自分の信念を通して、大金すべてを報酬に使わずにいたが、大仕事を2つや、細かい仕事もするようになったおかげで、赤字経営だった快決屋も借金は返せたし、普通の生活よりも少しはましになったころだった。
そんな時、杏南がアシスタントが欲しいと勝手に行動し、凪はその地区の5大魔王勢力の一角である連妖の後ろ盾もあり、渋々許す事となった。人事の最終決定権は凪にあるが人事部長として治まった杏南は、ある人魚の応募を受けた。
人魚の名は香。一見順風満々になりはじめた杏南は絶対雇いたいと言ったが、凪は採用試験を設けた。杏南は凪の試験内容に文句はつけなかったが、凪は「バイトじゃない。仲間が欲しい」という信念で杏南に、面接と実地試験を条件にした。だが、凪には「仲間」に信念を持っていて、杏南に秘密の実地試験を加えた。
杏南は激怒したが、香は、凪の想像を超える事をして、香は採用試験を合格し、仲間として受け入れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 14:49:45
12462文字
会話率:51%
世界は四聖竜と契約を交わす四つの王国「保有国(プレッジャー)」と契約を持たない小国「非保有国(ノンプレッジャー)」の2つに大きく分かたれた。
保有国は竜の力を後ろ盾とし、非保有国に圧力をかけ反逆を抑えつつ、4大保有国同士は互いにけん制し合う
ことにより、
それまで長きにわたって繰り返された混沌と戦争の時代にいったんの終結を見ることとなった。
1柱で世界を焼き尽くし、全人類を殲滅しうる力をもつ四聖竜との契約こそが世界の戦乱を抑止するという理論、
ドラゴニック・デタランス・セオリー(DDT)――竜抑止力理論
これが現世の安寧を生み出す新しき秩序となった。
そう、「それ」が現れるまでは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 08:08:25
84150文字
会話率:27%
フランチェスカは侯爵令嬢でありながら、わりと不遇な身の上だった。
父であるロング侯爵と前妻との間に生まれたフランチェスカは後妻に入った継母が男児を産んだ事により、嫡女としての立場が崩れ去る。
そしてまるで厄介払いをされるかのように当時第二王
子であったレンブラントの筆頭妃候補として王宮に上げられた。
以来レンブラントとフランチェスカは王子と妃候補として共に成長し絆を深めて来た。
しかしレンブラントの兄、王太子が夭折した事により二人を取り巻く環境は激変する。
王太子となったレンブラント。その事により彼は数名の妃候補を選び、互いを競い合わせ始めたのだ。その中で勝ち抜いた賢く強かな令嬢を王太子妃にすると宣言して。それはフランチェスカにはもっとも不利な条件であった。唯一の後ろ盾であった父も亡くし、その立場が盤石なもので無くなっていたからだ。
フランチェスカはレンブラントにとって自分はなんの価値も無くなった…という事を理解し、誰にも告げずに密かに城を出て行く。そして隣国の市政でひっそりと暮らしていたフランチェスカ。このまま民草に紛れ、慎ましくも穏やかに暮らしてゆくのだと思っていたのに……何故か王宮に連れ戻される。
レンブラントのお荷物になりたくなくて離れたのに、何故か彼はフランチェスカを離してくれず……しかも精霊文字の翻訳をする様にと言い付けられてしまう。
生来のんびりした性格のフランチェスカ。こうなったらもう一生文書保管室の住人でもよいと、王宮内に吹き荒ぶ嵐を他所にマイペースに翻訳作業の日々を送るのであった。
そして気がつけば……?
毎度毎度のご都合主義、ノーリアリティのお話です。
モヤモヤによる血圧上昇にお気をつけ下さい。
作者の悪癖としましてかなりの誤字脱字があると思われます。
「ひょっとしてこうかな?」と正しい言語を脳内変換しながら読む可能性が大いに有りマス。
そこのところをご理解して頂きながら読んで下さると助かります!
アルファポリスさんでも同時投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 20:00:00
57319文字
会話率:37%
革命軍と帝国軍の武力衝突が発生して早7年。度重なる敗北と撤退を続けた革命軍は、長い戦いの果てに工業惑星を叩かれ、物資の供給が滞り、碌な兵装もなく、戦術的な勝利もなく、戦略的に追い詰められた。今まで後ろ盾となっていた共和国の支援も今となって
は厳しいと言わざるを得なくなってしまった。そして遂に後がなくなった革命軍は共和国を信じ最後の救援を求めた。決死の多方面作戦を展開し、敵の包囲網の穴の悉くを突くことで同胞の誰かが突破し、我々の意思を後世に残そうとした。
いずれ我々が、正しき秩序の下で再会できることを信じて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 12:00:00
3871文字
会話率:47%
特定の特徴を持つ人間たちを集め、兵士として活用する『東亜国』穂積勇護(ほづみゆうご)もその中に徴兵されていた。
その特徴とは、『人を殺すことができる』遺伝子を持つ、ということ。生まれながらにして人権を奪われ、道具として扱われる彼らは、長い
歴史のうちに核兵器を廃絶した世界で、一番の暴力装置となった。
東亜国はそれを忌避した連合国から戦線布告を受ける。連合国との開戦の迫る中、最前線となった東亜国最北端の駐屯基地でそれぞれの思惑が鬩ぎ合う。
穂積勇護
それほど強くはないが、立ち回りと幸運で生き残ってきた男。ややこしい後ろ盾のせいで周りから避けられている。
西園寺クロエ
ややそしい後ろ盾を持つ男その2
勇護と同室のため、良く面倒を見せられている苦労人
皇明留(すめらぎあかる)
歩く不発弾。人喰いの虎。遺伝子の病気を持つ
穂積槐(ほづみえんじゅ)
勇護の過保護な兄、のようなもの最前線でこの戦争の指揮を取っている
マキナ
東亜国最強の男。顔は良いが表情筋が死んでいる
pixivにも掲載しています
なろうは初めてなので使い方がまだよくわかってません…
かなり先まで書けてるので、また順次投稿できたらなあと
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 07:20:43
29529文字
会話率:39%
遠い昔、世界は魔王に支配され、人々は怯えるように魔物から隠れ住んでいた。
ある時、勇者が現れ、その凄まじい剣技と聖なる力を持って魔物に対抗し、魔王を打ち滅ぼした。
勇者が魔王を滅ぼした時、天から神が舞い降りた。神は生き残った魔物全て
を滅ぼすかどうかを勇者に問うた。
魔物の全滅を多くの人々が望んだが、勇者は慈悲なる心を見せた。「憎しみの連鎖は断ち切らねばならない。」と勇者は言ったそうだ。
こうして、多くの魔物が存在する今の世界が生まれたとされている。
やたらと強くて危険という以外は動物と何ら変わらない魔物であるが、言い伝えと違って人類にとって奴らは有益な存在であった。
スライムは糞尿の処理に用いられ、トレントの強靭な体は建材とされる。ドラゴンの鱗は武具、宝飾品の材料とされ、それ一枚で一生暮らせるほど高値で取引されていた。
野に放たれた魔物を狩って生計を立てる職業は、冒険者と呼ばれている。
冒険者には二種類いる。ドラゴンを倒したり、希少な魔物の素材を手に入れて大金を手にする者と、その日を生きるのに精一杯な者だ。
前者は貴族や豪商などの後ろ盾を持ち、資金、武具、食料などの多大な支援を受けている。一方後者は毎日きつく、汚く、危険な、そのくせ賃金は飛び切り安い仕事をこなしながら、月に数回、下手したら年に数回の冒険で一攫千金を手にすることを夢見ている。
これは、そんなその日暮らしの冒険者がひょんなことから成り上がる話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 07:00:00
7706文字
会話率:11%
筆頭公爵家の娘である私が、母親は身分が低い王太子殿下の後ろ盾になるため、彼の婚約者になるのは自然な流れだった。
誰もが私が王太子妃になると信じて疑わなかった。
私も殿下と婚約してから一度も、彼との結婚を疑ったことはない。
だが殿下が病に倒れ
、その治療のため異世界から聖女が召喚され二人が愛し合ったことで……全ての運命が狂い出す。
どなたにも悪意はなかった……私が不運な星の下に生まれた……ただそれだけ。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※他サイトにも投稿中。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 17:20:20
5274文字
会話率:27%
私の名はイルク公爵家の長女アロンザ。
卒業パーティーで王太子のハインツ様に婚約破棄されましたわ。王太子の腕の中には愛くるしい容姿に華奢な体格の男爵令嬢のミア様の姿が。
国王と王妃にハインツ様が卒業パーティーでやらかしたことをなかったこと
にされ、無理やりハインツ様の正妃にさせられましたわ。
ミア様はハインツ様の側妃となり、二人の間には息子が生まれデールと名付けられました。
私はデールと養子縁組させられ、彼の後ろ盾になることを強要された。
結婚して十八年、ハインツ様とミア様とデールの尻拭いをさせられてきた。
十六歳になったデールが学園の進級パーティーで侯爵令嬢との婚約破棄を宣言し、男爵令嬢のペピンと婚約すると言い出した。
私の脳裏に十八年前の悪夢がよみがえる。
デールを呼び出し説教をすると「お前なんか母親じゃない! 俺の母親は俺を生んでくれた母上だけだ! 俺はペピンとの真実の愛に生きる!」と怒鳴られました。
この瞬間私の中で何かが切れましたわ。
「昔から仏の顔も三度までって言うでしょう? 当時王太子だったハインツ様からの卒業パーティーで婚約破棄され恥をかかされる。前国王陛下と王太后陛下から、卒業パーティーでハインツ様がしたことをなかったことにされ正室になり仕事だけするように言われ、誇りを傷つけられる。現国王陛下とミアさんの息子であるデールを、強制的に私の養子にさせられる。これまで私は王室に三度煮え湯を飲まされてきました。……そして四度目がデールと侯爵令嬢の婚約破棄。もうこれ以上は面倒を見切れませんわ」
十八年かけて全権を握った私は、ハインツとミアとデールを見捨てることにした。
※ヒロインは気が長いです。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 12:22:38
12618文字
会話率:38%
第一王子でありながら、後ろ盾もなく王城に居場所のないフェルナンド。
隣国との戦争に参戦することになり、率いた軍には評判の良くない四人の魔法使いがいたが、実は凄腕の魔法使い達だった。初めての実戦に怯えるフェルナンドに、守りを得意とする魔法使
いセラフィナは恐さを和らげる魔法をかけた。
魔法により心を変えた王子フェルナンドと魔法使いセラフィナの物語。
ゲスい話です。
多少エロ気味な表現があります。
残酷な描写ありまくります。
全7話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 00:00:00
16171文字
会話率:26%
いくら戦闘してもなぜかレベルが上がらず仲間はおろかギルド関係者にまで役立たずと言われる俺の名は紀伊国文佐(きのくにふみすけ)。新人ながらレア職業者だけで構成された冒険者パーティ『伝説になる者』に属する荷物持ちである。
パーティの一員
として必死に役に立とうとしてきたが、パーティの面々からは仲間とは思われおらず都合の良い召使いくらいにしか思われていなかった。
そんなある日、俺は一仕事終わった冒険者ギルドで分け前も与えられず、それに文句を言うとパーティから追放。さらにはパーティとグルになったギルドからは冒険者資格すら剥奪されてしまう。
「どうしたら良いんだ…」
俺は途方に暮れた。と言うのも俺は日本から異世界転移をしてきた大学を卒業したばかりの一般人。異世界に転移する際、最初は戦わなくても暮らしていけるように職業を商人と決めた。
ところが突然の異世界転移をしてきた俺には何の後ろ盾もない。それゆえ保証人もいないので店を開く事はおろか商人ギルドに登録も出来ない。それで前歴不問の冒険者ギルドに加入したのだが戦闘では役に立たずレベルも上がらない。しかし、パーティだけでなく冒険者ギルドにも色々と役に立とうと無償で色々とやってきた。それなのに…。
しかし、生きていかなけれはならない。そこで俺は金を得る為に森で採取をしていると一つの出会いがあった。
「いくら戦ってもレベルが上がらない?それは当たり前、あなたは商人。商人の本分は稼ぐ事、それが成長につながる」
言われて見れば当たり前、そして俺はレベルアップを果たす。さらには稼いだ金を使って自己投資、様々なスキルを獲得していく。
一方、俺を追放した奴らはだんだん雲行きが怪しくなってきて…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 11:13:46
429356文字
会話率:58%
戦乱の時代に後ろ盾を求めた小国の妖艶な姫、モゼリーは婿入り出来る王子達と見合いを繰り返すが、全敗。そんなときに、大国の王子から見合いの申し入れられる。あり得ない事態にまさか侵略の口実か!?とモゼリー達はアタフタするがーー。
最終更新:2022-08-21 11:42:13
23079文字
会話率:37%
第一王子「公爵令嬢! そなたは男爵令嬢を階段から突き落としたな! 婚約を破棄する!」公爵令嬢「承りました。しかしその時間わたくしは王子妃教育を受けておりましたので無実です」第二王子「婚約破棄なさるならば、兄上は後ろ盾を失い失脚は免れませんよ
」帝国皇子「公爵令嬢、今ならば言っても許される。俺と結婚してくれ」男爵令嬢「お待ちくださ〜い、全ての情報はそろいましたぁ! 推理によって突き落とし犯は指摘できるのです〜!」一同「「「えっ」」」男爵令嬢ヒロインちゃんの推理がうなる!! ※「ヒロインちゃん」とありますが、ゲームや小説の世界への転生ではありません。それらしい立場というだけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 16:06:44
54575文字
会話率:44%
第一王子として生まれたが、母親が死んだことにより後ろ盾を亡くし、自分に冷たい陛下に期待することはやめた。
後妻として迎えた王妃に子ができ、弟が生まれ、後妻と陛下は溺愛。
必死こいて作り上げたものを台無しにされ、責任を押し付けられた時。彼の
堪忍袋の緒が切れてしまう。
ゆっくりと彼は微笑んだ。
あぁ、どうか少しでも長く苦しみますように。
これは散々使い回され擦り切れた彼がその傷を癒したり、生を謳歌しようとする話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 23:58:31
35260文字
会話率:52%
【TOブックス様より1~4巻発売中。5巻予約期間中です!】看板に偽りあり過ぎたので、書籍化に伴い題名を変更しました。(旧題:転生したので今度は長生きしたい)
転生前アラサーのOLだったディアドラは、趣味で薄い本を書いていて、不規則な生活がた
たって死亡した。 転生した世界は精霊に魔力をあげて育てれば、精霊獣になって強い魔法が使えるようになる世界だというのに、みんな精霊との付き合い方を忘れてしまっていた。魔法を使える世界ならばとガンガン魔力量を増やしていたディアドラは、帝国最年少で精霊を精霊獣に育ててしまい、それを知った全属性の精霊王が後ろ盾になってくれちゃったから大変だ。いつのまにか王族の次に高位の立場になって妖精姫扱いだ。
精霊も家族も友達も守りたいけど、普通に恋愛して結婚して幸せになりたい! チートスキルのウィキくんをたまに使って幸せになるはずが、どんどん立場が強くなっていく。
恋愛ジャンルなのになかなか恋愛にならないけど、恋愛ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 17:48:33
1364736文字
会話率:44%