教会の神官を務めているデルター、四十五歳。独身。酒に酔って暴力を振るう、頭頂部の大部分を支配するハゲを馬鹿にされ暴力を振るう。そんな問題児に対し神官長マイルスはデルターの僧籍を一時的に剥奪することとした。僧籍を失い、職を失ったデルターはマ
イルス神官長の「王都へ赴き、大聖堂で洗礼を受けて来る」ことを僧籍復帰の条件として徳を積む旅をすることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 15:17:39
222535文字
会話率:43%
「黒い大聖堂が壊れていく姿を見つめていた。」
どんどんなくなっていく足場から逃げ飛び出した
そこは底のない泥の海であった。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=165
67288
本作は2021年12月09日、ナメクジの名前でpixiv小説に
投稿された小説であることを明らかにします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 12:15:00
3778文字
会話率:18%
「最高の祝福」の後日談です。
あの後オーレリアがどうなったのか、大聖堂での一場面を切り取ってみました。
最終更新:2022-02-13 19:20:05
1790文字
会話率:37%
没落貴族のアナベル・コレットは、ある日、国に平和と豊穣をもたらす「瑞花の乙女」だとして王都にある大聖堂に召喚される。そこでは、アナベルの幼馴染で初恋の人であるフェリクスが教皇の座についていた。3年ぶりの再会に心を弾ませていたが、久々に会うフ
ェリクスの態度は素っ気なく、またその側にはもう1人の瑞花の乙女候補だとして美貌の伯爵令嬢ベアトリスが侍っていた。自信を失くし、失恋を確信して落ち込むアナベルに、第二王子のヴィクトルが接近してきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 16:28:43
107143文字
会話率:44%
『大聖堂における異質文明』・・・『詩の群れ』から
何を言いたいのか分からないのが、詩の特徴だとしたら、例えばこの様な詩も、形作られる訳である。詩集『詩の群れ』、から。
最終更新:2021-09-26 03:05:54
365文字
会話率:0%
この世界には、剣術と魔術、それと唄で広範囲に及ぶ魔術を展開する”トラヴギマギア”と言う、音術が存在している。
物語の舞台となる、『フェガロフォト国』には、7つの領地があり、その真ん中に位置する、アクティナ領には、王城『アルトプラス』がそび
え立つ。
城下に建つ、アクティナ大聖堂の孤児院に、主人公である少女は暮らしていた。
無口で、優しくて、頑固な少女の名前はサファ。
彼女には、孤児院に来る以前の記憶がなかった。
そして、彼女には、約束を守るための『契約の魔術』が使われていた。
そのため、サファは契約を果たすためだけに、静かに、目立たないように、暮らすことにしていた。
ある時、サファは、神父であるエミュリエールから、『祭事の補佐』をするようにと、強く言われ、渋々ながら引き受けることになる。
魔術は、貴族しか使えない。
なのに、ある事がきっかけで、魔術を使ってしまったサファは、そのことを皮切りに、さまざまな、事件に巻き込まれることになった。
その中で、関わった人物たちは、サファを見守りながらも、彼女は一体何者なのか?
そして、彼女がしている契約はなんなのか……と考え始めるようになる。
少女の謎の解明と、成長を描いた、大型長編ファンタジー小説。
これは、
『孤児だった少女が、たくさんの困難を乗り越え、やがて、世界の頂点に君臨する』物語。
タイトル回収は二章最終回です。
三章 本編 始まりました。
学園、社交。養父のエリュシオンと共に成長していく姿を描く予定です。
今は冬季企画『氷海で唄ったオルニス』を連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 01:36:23
807296文字
会話率:43%
【頑張る聖女シリーズ第一弾!】
サンマレコ大聖堂に聖女見習いとして通うリリア。彼女は聖女でありながら、動物と意思疎通するという役に立たない力しか持っていなかった。そのことを周囲から馬鹿にされ、婚約者は妹に奪われてしまう。
そんな彼女が森で
出会ったのは、騎士の養成所に通う青年だった。彼もリリアと似た境遇で、剣の才能はないが、テイマーとしての才能はあるという。通じ合う二人は互いに惹かれあい、新しい恋が始まろうとしていた。
一方、リリアから婚約者を奪った妹のアイスには秘密があった。秘密を隠しながら聖女として振舞いチヤホヤされる日々。
しかし彼女は知らない。リリアが持つ聖女としての可能性を。
同一世界観の作品が今後も投稿されます。
よければそちらもご一緒に見て頂けると嬉しいです。
頑張る聖女シリーズのマイリスト作成予定です。
作成次第こちらに記載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 12:00:00
5425文字
会話率:41%
アルカンティア王国の聖女として務めを果たしてたヘスティアは、突然国王から追放勧告を受けてしまう。ヘスティアの言葉は国王には届かず、王女が新しい聖女となってしまったことで用済みとされてしまった。田舎生まれで地位や権力に関わらず平等に力を振るう
彼女を快く思っておらず、民衆からの支持がこれ以上増える前に追い出してしまいたかったようだ。
成すすべなく追い出されることになったヘスティアは、荷物をまとめて大聖堂を出ようとする。そこへ現れたのは、冷徹で有名な公爵様だった。
「行くところがないならうちにこないか? 君の力が必要なんだ」
彼の一声に頷き、冷徹公爵の領地へ赴くことに。どんなことをされるのかと内心緊張していたが、実際に話してみると優しい人で……
一方王都では、真の聖女であるヘスティアがいなくなったことで、少しずつ歯車がズレ始めていた。
国王や王女は気づいていない。
自分たちが失った者の大きさと、手に入れてしまった力の正体に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 11:00:00
8021文字
会話率:34%
この国で生まれた貴族の娘は、十八歳になると運命の相手を見つける儀式を受ける。大聖堂に集まり、透明な水晶に映し出される人物こそ、その人が生涯を共にする相手。
一度見てしまえば運命には抗えない。強制的に一緒にいることを義務付けられる。
「せめ
て普通の人でありますように……」
レイネシアも十八歳になり儀式を受けることになった。そして浮かび上がった人物を見て、周囲の人々はクスクスと笑う。
「あなたの相手は、アレクト殿下です」
「え……」
なんと運命の相手に選ばれたのは王子様だった。
でも、ただの王子様じゃない。
人間に一切興味がなく、動物しか愛せない変わり者――世間を騒がす『変態王子』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 12:00:00
7657文字
会話率:39%
復讐の女神ローザは怪物に襲われる。怪物の胸に短剣を突き刺し、妹の聖女の仇を打つ……。
時はさかのぼる。神官ジュストは女神ローザ信者で、熱烈なファンだった。大聖堂での賛美歌が終わるころ、神父がジュストに助けを求めてくる。聖女リアが襲われたと。
女神は妹の聖女リアを殺害されたことで女神の務めを放棄してしまう。女神の務めとは異界と通じる扉を封印し続けることだったのだが。
復讐の女神と化したローザと、女神を信じなくなる民衆。ただ、神官ジュストだけは女神ローザを信じ続ける。
これは、女神ローザを信仰し続ける、たった一人の神官の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 16:50:42
9968文字
会話率:32%
休暇で日本に来ていたイタリア陸軍少佐サエリクス・サウントゥル。ホテルの屋上で酔いを覚ましていた彼は奇妙な影のようなものに飲み込まれ、気がつくとそこは薄暗い地下の石牢だった!
戸惑うサエリクスの下にやってきたのは、高圧的な態度がいけ好か
ないフードの男。彼は自分こそがサエリクスを召喚したと言い、帰りたければ宝珠を取ってこいと言う。
「武器も防具も使えない、治癒の魔術もお前には効かない」と断言するフードの男。異世界にトリップするのは初めてではないサエリクス、不利な条件で戦うことに異論はないが、コイツだけはぶちのめさないと気が済まない!
協力者は、フードの男に妹を人質に取られているエリーゼという若い女だけ。こんなんで大聖堂から焔の宝珠を奪ってくることができるのか!?
そしてこの世界に無理やり連れてこられていたのはサエリクスだけではなかった……。
* * * * * * * * * * * *
地球(マッハ! ニュージェネレーション)×剣と魔法のファンタジー揺籃世界(天界音楽)が再びのコラボレーション!
今度はオーブを巡ってのバトルアクションストーリー! 『宿命』のジェレミアやトマス=ハリスとの熱いバトルも? 魔物も出るよ!
* * * * * * * * * * * *
※この作品はマッハ! ニュージェネレーションさま(ID:460079)の世界観とキャラクターをお借りしたコラボレーション小説になります。
※両作者作品の知識がなくても読めます。
テーマ曲
SNAKE HIP SHAKES (ZIGGY) - 永遠のjustice ~この道の果てに~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 22:51:02
268999文字
会話率:59%
西暦2034年、フルダイブVRオンラインゲームとしては世界初となるロボット物のゲーム《アサルト・フレーム・ウォー》、通称AFWをこよなく愛し、サービス開始当初から三年の月日を積み重ね世界ランキング上位に名を連ねる高校生の主人公、灰村奏多(は
いむら かなた)。
徐々にランキングを上げ、いつかチャンピオンを倒し最強の名声と、公式大会に於ける高額賞金を手にする事を目標に腕を磨いていた彼は、しかし、ある日の昼休み、異世界へと召喚される。
同じくクラスに居た生徒や担任教師と共にクラス転移へと巻き込まれた奏多達、気付けば教会の大聖堂のような場所に立っていた彼等に、王国の宰相と名乗る人物から召喚の理由を告げられる。
「この国は今、魔王軍の侵攻により、危機に瀕しております。しかし、聖女様が女神様より異世界からの勇者を召喚すれば危機に抗う事が出来るとの神託を授かったのです。お願い致します、異世界の勇者様方。勝手なこととは思いますが、どうかこの世界を、人類を救ってはいただけないでしょうか!」
幾つもの小説やゲームで馴染みのある異世界召喚、その展開を予想しつつ、まずは言われるがままに能力の確認を行う奏多達。
そこで得たのはAFWの機体、その力の一部を扱えるというものだった。
ゲームではなく、完全な現実で愛してきたAFWを扱える事に頬を緩める奏多、しかしとある少女が能力を解放した時、予想外の展開へと事態は動き出す。
異世界クラス召喚され、チートな能力を持った主人公による無双ものを書きたいと思い始めました。
別サイトでは他に投稿していた事もありますが、なろうでは初めての作品となります。
拙い文章かもしれませんが、誤字脱字の指摘、感想等々よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 10:57:00
324070文字
会話率:45%
ある地方に、勇者伝説の英傑が建立(こんりゅう)したという大聖堂があった。
英傑の末裔(まつえい)に養女として引き取られたアリスは、子供の頃から大聖堂の司教となり、聖女と呼ばれるほどに成長した。
18歳となったある日、恒例の『奉納祭
』が始まる。
彼女は大司教から預かった『王冠』をかぶって、ちょっとした独り遊びをした。
それが原因だったのか、翌日、彼女は子供の姿になってしまう。
解呪で元に戻ったアリスは、安堵(あんど)しながらも『あること』を思いついた。
子供の姿で町に出れば、奉納祭の孤独な思い出を楽しい思い出にできるかもしれない……
彼女は後ろめたさを感じつつ、失った思い出を取り戻そうと、夜な夜な王冠をかぶる。
一方、とある事後処理で派遣された二人組がいた。
彼らは祭りを楽しむつもりでいたが、誰かに追われ、隠れていたという『子供』を保護する。
王冠の呪いがもたらす『おそるべき事件』に、迷える聖女が翻弄(ほんろう)される成長物語。
※本作には以下の描写があります。ご注意ください。
・後半に「気持ちの悪い描写」
・「暴力的な描写」
※本作は以下の小説投稿サイトにも満載しております。
・アルファポリ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 14:10:33
118757文字
会話率:52%
ローゼリア姫がま白い月光の中で産声を上げた。城も国も喜びに満ちる。花火が打ち上げられ、大聖堂の鐘の音が鳴らされ響く。夜が明けると早速、王は故事に習い良き魔女七人を招待し宴を開いた。そして、彼女は呪いを受けてしまいます。
ローゼリアはすくす
く育ち、十四歳。その美しさ、彼女が双の瞳に涙を浮かべ見つめると。罪人は罪を告白し、懺悔を述べ始めると言われている。
空を見上げれば舞う鳥が見惚れて地面に堕ちてくるとも。
美しき王女は、ある夜王妃である母親から、両親がとんでもない計画を立てていることを聞かされます。
運命を変えるべく城を出る王女様。
いばら姫のモチーフを使用しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 21:52:11
73532文字
会話率:45%
ある日……、王の命により、大聖堂にて弔いの鐘がつかれた。さる神に仕えし令嬢の生の時が終えたことを報せる音色。それが殊更大きく鳴り響いた。礼拝堂では、若くして死んだ彼女の為に聖歌隊が挽歌を唄わされた。
それも王の命によるもの。死を|公《お
おやけ》に認めさせる為の|謀《はかりごと》。
そしてそれは、物語のきっかけ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 20:16:39
10000文字
会話率:34%
「私はただ、美味しい料理を食べたいだけなんだけど」
主人公のキャナリーは、森の薬草売りである強烈で強欲な
老婆ラミアに育てられた孤児。
幼少期にお腹を空かせてばかりいたため、食いしん坊の15歳。
王族と皇族が魔力を持つ世界。
そして令嬢の
美しい歌声にも魔力がひそむ。
ダグラス王国・王立歌唱団のトップ四人、四音(シオン)の歌姫。
彼女たちは大聖堂で、歌と魔力を披露する。
それは王族貴族が花嫁を選ぶ場でもあった。
子爵家の養女となり、四音の歌姫となったキャナリーだが、
他の三人は身分の低いキャナリーを標的にし、こきおろす。
「なんでもポイポイお腹に放り込んで、まるでゴミ捨て場みたいですわ」
木の実一つを取っ組み合いで奪い合うような老婆に
育てられたキャナリーは、
ちょっとやそっとのことではことではめげない性格。
しかしダグラス王国の宮廷での、
貴族たちの人を見下す態度にうんざりしていた。
そして歌の披露会の際、キャナリーが歌い終えた時
なぜか地震がおきてしまう。
当初はキャナリーを気に入っていたらしき王子にも、
不吉な魔力を持つ娘だと追放され、
子爵家からも追い出され、むしろせいせいして森に戻ったキャナリー。
そこで怪我をしていた青年二人を助けたが、
一人はなんとグリフィン帝国の皇子だった。
帝国皇子と親しくなったキャナリーに、
ダグラス王国の手のひら返しが始まる。
さらに地震はキャナリーの歌を聞き、密かに捕らわれていた
聖獣が目覚めたため起きたものだと判明。
皇子ジェラルドととの距離は縮まっていき
その上、キャナリーがただの孤児ではなく、
伝説の翼の一族だったということも明らかに。
怪物が村を襲ってきても、能無しの王族は
魔力をもちいた戦い方も忘れている。
立ち向かえたのは皇子ジェラルドと、
それを支えるキャナリーの歌声。
そして宮廷の手のひら返しはさらに激しくなっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 09:12:27
106515文字
会話率:47%
大聖堂に仕える聖女にして、引きこもり干物少女でもあるクロエ。
そんな彼女がある日手にした一冊の本は、遥か昔に滅びたはずの禁忌の術、闇魔法が記されている魔導書だった。
そうだと知らずに読破してしまい、図らずして闇魔法の力を得てしまうクロエ。
だが、聖女なのに簡単な治癒魔法すら使えなかった落ちこぼれのクロエは、魔法を使えたことに大喜びし、自ら進んで闇魔法の道を極めていくのであった。
一歩も外に出たくない! こうしてクロエの引きこもり生活は、実はめちゃくちゃ高かった闇魔法適性のおかげで(せいで?)さらに充実していくことになる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 20:19:32
205322文字
会話率:45%
舜国で国王の長男が後継者として立つ日が来た。王権を象徴する神玉を守る斎女が、王都が誇る壮麗な大聖堂で、廷臣たちの前で立太子を宣言しようとしたそのとき、聖堂の扉が開いた。「神玉に選ばれしものよ」斎女が見つめる先は国王の長男ではなかった。遅れて
きた男が辺りを見回す。「え? 俺?」思いがけない事態から王朝の崩壊が始まる。外敵の侵攻による混乱の中、王家、聖宮、朝廷、二大侯家、それぞれの思惑がぶつかる争乱記。
※スキルやレベル、魔法、魔物、異種族は存在しない、和洋中の文物が混在した世界を舞台にしたファンタジー小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 12:30:16
252702文字
会話率:32%
人口120万を超える ───王都 アルカディア。
この街では、成人を迎えた者 つまり レイヤー に対して、適正な職業を与えていた。
この適正職業を与える大聖堂の前にいたのは 主人公「リューク」と、その友人の「キルア」
しかし、職業を与
える 通称 神の像 の前で気を失った後、友人 キルアの家で衝撃の言葉が放たれる...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 20:51:49
3073文字
会話率:36%
元タイトル:異世界で私達の幸せ掴みます!
不思議な黒猫によって狭山聖奈(さやませいな)は恋人の魔野崎雅人(まのさきまさと)と異世界:デスターニアへ召喚されてしまう。
聖奈はデスターニア王国の聖騎士:ディアに助けられ、一緒に訪れた大聖堂
の大神官様達から自分が魔物を浄化出来る唯一の存在『異世界の聖女』だと告げられて…!
信じたくない気持ちでいっぱいだけど、行方不明の雅人と異世界転移の元凶の黒猫を見つけ出し、現代へ戻る方法を見つける為に聖騎士ディアと共に魔物を浄化する旅へ出る聖奈に待ち受ける運命は…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 14:00:18
3258文字
会話率:26%
王国には未来を知ることが出来る聖女が存在している。
大聖堂の聖域の一部でしか存在出来ない聖女。
王国有数の騎士の家に生まれたアルオンは、その護衛の騎士に任命され聖女と出会う。
歴代の聖女に比べ力のない今代聖女の扱いはとても良いとは言えなかっ
た。それでも明るく振る舞う聖女に徐々に心を惹かれたアルオンは、聖女の騎士になることを誓う。
力と引き換えに数倍の速さで歳をとる聖女と、それを守る若い騎士。
お互いに惹かれながらも二人は立場を守っていた。
だが運命は二人を引き離そうと動き出していた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 19:21:43
8704文字
会話率:29%
領民の暴動により、悪の領主として処刑された主人公。
しかし、1000年後の世界に、転生して生まれ変わってしまう。
前世の過ちの罪を償うために、今生は静かにひっそりの人生を送ろうと決心するが
『魔法』という新しい技術に昔ながらの探求心と好奇心
が抑えきれない…。
ん?『魔法』に関連することだけを追求できる場所があるだと?
予定変更!ひっそり静かに『魔法』の研究や解析をし、一生を捧げよう。
っと思ったら、なにやら周りが濃い連中ばかり集まってくるのだが、どうなってんだ?
目立たず!騒がず!静かに一人でやりたいんだが!!!
女主人公ですが、女の子っぽいは1割あるかないかです。
更新かなり不定期
※ノベルアップ+・カクヨム にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 12:00:00
42736文字
会話率:58%
幼い頃から王子の婚約者になるべく育てられたナターリエ。
十二歳を期に正式に王子の婚約者に選ばれた。
表面上王子との仲は悪くなく、このまま順調に王妃の道を歩むと誰もが思っていた。
ところがある日、王室主催の舞踏会に一人の伯爵令嬢が現
れた。
伯爵令嬢は王子に近づくと、色目を使って誘惑しだした。
ナターリエがたしなめると、伯爵令嬢は露骨に甘えた声で「誤解です~」などとのたまう。
その後もたびたび伯爵令嬢は王子に近づき、そのつどナターリエは礼儀をわきまえるよう注意をした。
ナターリエの我慢も限界に達しようかという頃、ある噂が王宮に流れ始めた。
ナターリエが伯爵令嬢に悪質な嫌がらせをしているのではないか、と。
ナターリエは否定するものの、王子との間に隙間風が吹き始めた。
その頃から、王子と伯爵令嬢が密会しているとの噂が、ナターリエの耳にも入ってくるようになる。
――でもわたくしは、殿下を信じております……。
婚約者としての立場が揺らぐようなことはないと、ナターリエは愚直に信じていた。
そして、ついに運命の日を迎える。
大聖堂で、衆目の中、王子の婚約者として聖なる祈りを捧げる日が。
ナターリエは祭壇にひざまずき、女神の前で祈りを捧げた。
ところがその瞬間、突然ナターリエの全身は黒いもやに覆われた。
「あの女は闇の魔女よ!」
伯爵令嬢の金切り声が響き渡る。
「君との婚約は、今この場で破棄とさせてもらう! 魔女との婚姻だなんて、あり得ないからなっ!」
王子の怒声を聞き、ナターリエは全身から力が抜け落ちた。
魔女だなんて身に覚えがない。いったい自分の身に何が起こっているのか。
王子にしなだれかかり、自分を見下しながら薄ら笑いを浮かべる伯爵令嬢……。
ナターリエはようやく悟った。
罠にはめられ、婚約者を寝取られたのだと。
近衛兵に引きずられながら、ナターリエは誓った。
いつかきっと真実を暴き、あの憎き女を魔女裁判にかけてみせると。
今、ナターリエの戦いが始まる――。
【カクヨムにも投稿中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 12:08:50
66550文字
会話率:29%