人類の文明は、三度目の世界大戦によって滅び去った。
わずかに生き残った人々は、破壊の末に撒き散らされた瓦礫の上で、ゴミと成り果てた文明の残り滓を拾い集め、それにすがりながら生きていくしかなかった。
エリック・ハートマンもその一人である。
彼
はある日、瓦礫の山からあるものを見つける。
それは、機体の大部分が損壊していながら稼働状態にある生きたアンドロイドだった。
始まりはそんな出会いだ。
守るべきものも、忠義を示す相手も、果たすべき使命も全てが消え失せた。
そんな瓦礫のヴァルハラに響くのは、鋼鉄の巨兵が発する咆哮が如き軋轢音ばかりか―――
※※※※
荒廃後の世界を舞台にしたSFロボットモノです。
かわいいアンドロイドが一話につき一シーンぐらいのペースでバラバラにされるよ!!!!
よかったら見てください。
不定期更新ですが、基本一週間に一話程度の投稿になると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-16 23:23:04
132933文字
会話率:20%
《二十一世紀の日本で最強の殺し屋》を自称する少年、
白河光輝(しらかわこうき)が死後に辿りついたのは異世界。
そこでは様々な世界で死を迎えた、英雄や勇者、達人や賢者と言った異才達が集められ、
五~十名のチームに編成され、バトルゲームを繰り
返す不思議な世界だった。
光輝の所属するチームは、互いが足を引っ張りあい連戦連敗を続けてしまう。
これ以上の敗北を重ねると、チームは解散再編成。
背水の陣で最後の戦いに臨む光輝達だったが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 00:00:00
178461文字
会話率:32%
俺たちは危険な肉食恐竜から身を守るため、城壁に囲まれた邑(むら)に住んでいた。
ある日、地上と天界のヴァルハラを結ぶ「バベルの塔」から、少女ミリアムが現れる。
彼女は俺たちの知らない武器を使い、一人前の戦士でも倒すことが難しい肉食恐竜
を次々に退治した。
しかも、彼女は、その天界の武器を惜しげもなく俺たちに授けてくれる。
しかし、天界の武器を運用するためには「火薬」というものが必要で、火薬の原料の一つである「硫黄」は巨大な恐竜が闊歩する北の大陸に行かないと手に入らないという。
俺たちは硫黄を手に入れるための特別班を編成した。
メンバーは俺の他、長剣のアーロン、槍のメトセラ、強弓のイサーク、そして、ミリアムだった。
旅の危険は凶暴な肉食恐竜だけではなかった。
何故かミリアムが度々トラブルに巻き込まれ命の危険にさらされたのだ。
明らかに事故ではなく、彼女は何者かに命を狙われていた……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 21:56:56
80218文字
会話率:28%
攻略最難関の一つと言われている、ヴァルハラ・ダンジョン
その最下層の主、ヨルハ・ヴァルハラは暇を持て余していた。誰一人として冒険者が辿りついてくれないからである。
そしていつしか、ヨルハは一つの夢を持つようになる。
「人間界に行ってみたい
」という夢だ。なるべく普通に、慎ましく、人間界でのスタンダードを体験したい。それだけで良いのだ。
しかしヨルハは世界最強クラスのモンスター。人間界の常識など知るはずもなく、結局何かしらに巻き込まれて行く。
そんな、基本ゆっくり時々バトルのファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-12 00:45:10
8769文字
会話率:58%
人族、魔族、2つの種族が共存している世界にある学校、ヴァルハラント学校。ここで新しく就任した生徒会長、ヴァン・グランハウンドには野望があった。それはかつて恐怖で世界を支配したという魔王になる、というとんでもな野望であった!
彼はそのため
に知恵と策略と実行力で様々な作戦を行っていくが、彼の野望は一向に叶わない。何故ならヴァンが行う悪事は全てが全て善行として見られてしまうからだ。
名木を切り倒したら、腐食が進んでいたことから切り倒した偽悪的な行動と受け止められた。
女子更衣室を盗撮しようとしたら盗撮魔を偶然発見、自首させた。
このように様々な悪事を覆されてきた彼だが、そんな逆境にもくじけることなく、今日もまた新たな悪事を計画し実行に移していく……!
そんな彼をどつきながらも決して見捨てない副生徒会長、ツッコミ常識人のグレイ・グラディウス。副会長大好きすぎるその他一切合切担当、お喋り機関銃のミリア・ヴァレステイン。そんな彼らを始めとした、変人達と一部の常識人が今日もまたボケとツッコミと善行に塗れた日々を送る……!
※他のサイト様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-23 12:15:30
300448文字
会話率:45%
あなたは鬱展開が好きですか?
祖国のために命を落としながらも、なおも死を名誉と求めづける人が好きですか?
一目会いたい人がいるために、多くの犠牲者を出し続ける人が好きですか?
愛する人を殺す人が好きですか?
ほんの少しの行き違いか
ら、愛する人が発狂するのが好きですか?
愛する人を理解できず、発狂して彷徨う人が好きですか?
ただ己の強さを求め続けて、それ以外何もわからなくなってしまった人が好きですか?
ここに描かれるのは、ALLバッドエンド。
死後の世界で各国戦力が、世界の終りの後の新たなる覇権国家となるために戦争を続けています。
ヴァルハラと呼ばれるこの世界で、銃や刃を手に取って。あるいは異能の業を持つ戦士となって。
主人公、飯塚依子はサイパン島で玉砕しヴァルハラへやってきました。
ガンマン娘のエミリー、腹黒策士の紅玉と共に、ヴァルハラの入り口「ヘヴンズ・ドアー」で働いています。
物語が進むにつれて、話は鬱展開度を増していきます。
しかし、バッドエンドであってバッドエンドではない。
この物語に出てくる人々は、みんな自分を貫いた。
戦に生きた彼らの、散り様をお楽しみくださるあなた
ようこそ、天上の戦場へ―――。
小説家になろう投稿が初めてなので、とりあえず毎日昼12時に1話ずつ投稿していきます。
もっと読みやすい頻度のご意見などいただけましたら、ありがたく参考にいたします。
個人サイト キクムラサキ式 http://zankokusyosan.moe.in/ にて掲載済み。同人誌も上中下形式で発行しております。
実在の国名が登場しますが、実在の国家そのものは描いておりません。一部(全部とも)扱いが悪い国家がありますが、あらゆる政治思想とは無関係です。純然たるエンターテイメントに、実在の国だの民族だの政治だの無粋じゃありませんか。そんな真面目なモン書いちゃいませんぜ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 14:50:20
277731文字
会話率:42%
時代錯誤の戦場、塹壕戦の中スコアを稼ぐ狙撃手とボルトアクションライフルの短編。
山口多聞様主催“架空戦記創作大会2018秋”の投稿作品となります。
最終更新:2018-11-01 00:00:00
1337文字
会話率:42%
剣と魔法と銃の世界、ヴァルハラ。
『ダンジョン』という謎の建造物が存在し、それはモンスターを生み出し、人々に恐怖を与えていた。
その『ダンジョン』の探索を主とする『キャプチャー』を育成する学校、ブリュンヒルデ国立キャプチャー学院に通う生
徒、久遠 碧人は、役に立たないと蔑まれている剣にしか特筆すべき才能がなく、それが祟り授業さえ受けられなかった。
ある日、何者かにより世界が『ゲーム』という名のデスゲームに支配され、碧人もそのゲームに巻き込まれていた。
碧人は苦悩する。幼馴染を、友人を、家族を失って。
これは、理不尽な世界に嬲られた少年が、幼馴染達の意志を継ぐべく、戦った物語。
────────────────────────
第二作となります。描きたくて描いたのでご不満に思われるかもしれませんが、暖かく見守ってください。
高校受験が近いので、不定投稿になりますが、ご了承ください。
感想、誤字脱字報告はコメント欄にお願いします。『ノベルバ』にも投稿してますので、そちらもよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-10 00:00:00
12149文字
会話率:35%
篠崎家29代目当主...の弟!!次男坊「シオン」が主人公の王道ストーリー!!
ある日突然母親(篠崎カナデ)が守護霊としてとり憑かれてしまった篠崎家を中心に、カナデによって選ばれた、篠崎一家含む11人の若者たち。彼らが選ばれた理由はただ一つ
、神々の支配する世界「ヴァルハラ・ディヴェルト」を侵略せよとのことだった?!カナデの本心は一体...?
そんな中、シオンは「仙北ヒカリ」に対する思いに悩んでいた...そして、父親から譲られた「剣聖」の証。それらを巡って、シオンが出した答えとは...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-14 03:33:07
780文字
会話率:63%
戦乙女ヴァルキリー
死者の魂を選別し、優秀な魂はエインヘリアルとしてヴァルハラに迎え入れる美しき女神。彼女に生きたまま出会った者は誰一人としておらず、実際はどんな人物なのか謎である。ひょっとしたらとんでもない不良かもしれない。
ある時戦乙女
ヴァルキリーは戦乙女としての自分の生き方に疑問を抱き(大嘘)、従者アリスと共に異世界へと逃亡する。逃げる時は主神の愛馬(スレイプニル)だって借ります。お土産(グングニル)だって貰っていきます。そんな不良戦乙女ヴァルキリーとそれを取り巻く様々な人のお話です。
※更新は頑張っていきたいと願っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-03 00:24:18
3744文字
会話率:63%
この星は四年に一度、隕石の『巣』を通過する。
星を守るため、隕石を迎撃する魔女のいる世界での物語。
降臨歴一〇二九年。ワルキューレ、イスナ・アシャラの起こした『ブリアレオス』落着未遂事件から三年が経っていた。
ワルキューレの裁定組織である
ヴァルハラは世界に対してその存在を公表し、国際同盟及びワルプルギスの魔女たちとの協調路線を打ち出した。
千年の時を超える魔女とワルキューレの間の確執は、少しずつ雪解けを見せ始めている。
そんな最中、国際同盟はその版図を中央大陸のワルキューレ信奉国にまで広めようとしていた。
歴史あるワルキューレ信奉国、レヴィニア王国に於いて突如としてレヴィニア解放軍による軍事革命が勃発した。
レヴィニア国王と王妃は射殺され、レヴィニアを守護するワルキューレ、カウハ・レリエは壮絶な自害を遂げた。
王宮を脱出した第一王子サファネとその妹ソミアを守るのは、王家と共にあるもう一人の若きワルキューレ、イクラス・レリエだった。
一方、国際同盟加盟国であるヒパニスの郊外では、ワルキューレたちによる不穏な動きがあった。
それを察知した国際航空迎撃センターに所属する小型艇、ファフニルから戦闘士が出動する。
「戦闘士、エイラ・リバード。状況を開始する」
変わりゆく母星の上で、人類は自らの足で立ち上がることを選択した。
だがそれは、本当に人々が望んだ未来の姿なのか。
たとえこの身が朽ちて、心が果てたとしても――ここに残り続ける。
その力は、世界の奔流に抗うことが出来るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 21:00:00
195896文字
会話率:33%
高橋神也は親にも見放される程の不細工だった。
そんな神也がある日に目覚めると、自身がプレーしていたゲームに似た世界で、勇者として召喚されていた。
世界を救う伝説が今、始まったかのように思えた。
だがーーそこにもう一人の男が召喚される。
その
男は神也と違いイケメンで、本当の勇者だった。
醜男の神也は勇者でないことが判明し、魔族と疑われて死刑の宣告を受けることになる。
神也を召喚した者たちは知らなかった……彼こそが世界を救う力を持つ者だということを。
醜男が牢獄から奇跡を起こす伝説が、今始まる。
《一章》・神也はスキル【擬似天使化】を得て、ライチ村で奇跡を起こしていく。更に銀光の神鳥を手にし、順風満帆に続く異世界生活。だが、突如ライチ村を襲う魔物の群れが現れ、住民を虐殺していく。神也は魔物の群れを一瞬で壊滅させるが、時すでに遅く、生き残りは一人もいなかった。絶望の淵にあった神也は、世界の理を変えることで、村の人々を蘇らせた。
《二章》・神也は強さを求めて、ヴァルハラ迷宮都市で新人冒険者として活動を始める。正体不明の神也に対して、担当してくれるギルド職員は皆無だった。最後の望みをかけて向かった先は、死神と呼ばれる少女のもと。少女の過去と現在、そして未来は血塗られた世界だったが、神也と神鳥の規格外の成長力で、少女の未来を変えていった。世界の理が変わった世界で、神也は成長を続けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 21:03:24
461039文字
会話率:25%
春日野八雲は信頼するものに裏切られ、殺される。死んだ八雲が目を覚ますとヴァルハラと呼ばれる天界におり、そこで昔目の前で死んだ幼馴染、千草愛歌がいた。
八雲は彼女から天界で行われる戦いに参加してほしいと頼まれる。
その戦いで優勝すると願いを叶
えてくれると言われ、八雲はずっと叶えたかった願いのために戦うことを決める。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-10-09 11:37:29
2035文字
会話率:40%
突然二人の美女がやってきた。
主人公はその二人の美女と幸せになる道を選ぶが、
突然、主人公はある組織に襲われる。
何故なら二人の美女はヴァルハラ(神の世界)と現世を繋ぐ
ヴァルハラゲートだったからだ。
その組織に二人の美女を守るため1人の青
年が立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 02:19:09
37262文字
会話率:24%
ある日、三日月彼方と言う少年が異世界に転移してしまう。彼方が転移した場所はとある《部屋》だった。そして、彼方の頭の中に言葉が流れてくる彼方は頭の中に流れてきた言葉を無意識に口にする。《ステータスオープン》と言うと目の前に半透明のプレートが出
てきた。そこには、自分の名前などがあり彼方は自分のステータスである事に気づく。そして、またしても頭の中に一般的なステータスが流れてきた。彼方はもう一度自分のステータスを見た。そして、自分のステータスは明らかに一般的なステータスより劣っていることを知る。しかし、よくよく見るとスキル欄に超チート級のスキルを見つける。その名も《万物創造》。それを見た彼方は唖然としたものの、数秒で我に帰り、今いる場所を知りたかった彼方は、早速スキルを活かして自分が今居る居場所を調べた。そして今彼方がいる部屋は彼方が転移した世《ユグドラシル》において最も危険なダンジョンであると知る。入った者はたとえ生き残れたとしても攻略を諦めることから、絶望ダンジョン【ヴァルハラ】》と呼ぶ。そして、彼方は今《ヴァルハラ》の最下層にある安全エリアにいることを知る。今いるのが安全エリアだと知り安心したのも束の間、隣の部屋は何と《ヴァルハラ》の最終ボスだと分かり冷をかくことのなる。だが、彼方は自分には《万物創造》がある事を思い出し、《万物創造》で『スキル』『魔法』を創造して《ヴァルハラ》の最終ボスとの戦いに挑む。
これは、嘗て只の男子高校生であった三日月彼方が、異世界で冒険者になって無双したり神になって無双したりする物語………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-31 02:46:58
43117文字
会話率:81%
神々が生ける世界、ヴァルハラ。
新神であるイレーネは、神界と異界(巨人界・人界)を繋げる門=ビフレストの守護者として、オーディンに選ばれた。そしてイレーネはビフレストの守護者としての責務を全うする筈、だったのだが....
最終更新:2017-08-17 23:09:25
1956文字
会話率:67%
偽りの空の下に広がる世界で、人々が熱狂するのは闘技場『ヴァルハラ』で行われる殺戮遊戯。
ヴァルハラでの遊戯を日々の糧とする五人の青年。
奇妙な運命に導かれ、出会った彼らは、世界の真実を知ることとなる。……知ってはならない真実を。
最終更新:2017-08-16 05:01:19
2338文字
会話率:15%
転生を延々と繰り返すヘイムダル。
何度、転生しても戦争や貧困などが巻き起こる残酷な世界だった。
そして、竜の背に乗って各多次元世界を通過していく、ドラゴン・レースが開催される。
そのレースの優勝者は、どんな願いでも叶えられると言われる。
ヘイムダルは、優勝し、平和と平穏に満ちた世界を作るべくレースに挑む。
異色の異世界転生物語、開始!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-12 04:29:31
1945文字
会話率:0%
「集え! ヴァルハラの戦士達よ。無限のスキルと共に。そこに世界の未来がある」
高校生の俺、水沢竜人(みずさわりゅうと)は二日前にいきなり姉と妹ができた。理由は親父の再婚だ。
新しい妹の小雪がオススメするVRMMOの『ミッドガーデン』を
一緒にプレイするが、屈辱の敗北を喫してしまった。
だが、最弱と馬鹿にされた俺は、仲間の力を借りて高難易度のボスを倒し、最高の称号を手に入れた。
最強の聖騎士ミルフィーユをパーティーに加え、注目を浴びてトッププレイヤーからデュエルを申し込まれたり、変な奴らに絡まれたり、クラン戦に挑んでみたり、運営から呼び出されたり。
一方、同い年の姉、深雪とはギクシャクしてばかりで困ってる。
そんな中、『綻び』を調べるユキと出会い、俺達は『ミッドガーデン』に潜む不可解な謎に挑んでいく。
すべてに成り得る、史上最強のスキル【ワイルドカード】と共に。
現実とゲームが交錯するとき、俺は究極の選択を迫られることになる――
(2017/5/7 日間VRゲーム〔SF〕ランキングBEST100入りしました。評価点とブクマを入れて下さった方、ありがとうございます! 北欧神話関連は四章の最後くらいから出てきます。2017/6/11 章の進行に合わせてキーワードを追加しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-21 19:00:00
442727文字
会話率:49%
「ごきげんよう、蛮族」
「ごきげんよう、宗教狂い。わたしのお姉さまを蛮族と呼んだな。死ね」
乙女たちが立木に木刀を打ち込む朝の猿叫が、澄みきった青空にこだまする。
大神オーディンのお庭(ヴァルハラ)を夢見る乙女たちが、今日も修羅のよう
な笑顔で、背の低い門をくぐり抜けていく。※
恐れを知らない心身を包むのは、返り血の目立たぬ真紅のマント。
不意打ちを受けぬように、得物や流派を悟らせないよう、体軸を揺らさずに歩くのがここでのたしなみ
もちろん、出血ギリギリで逃げ去るなどといった、はしたない生徒など存在していようはずもない。
「貴女、尺骨が曲がっていてよ」
「お姉さま、誤チェストでごわす」
次回もヴァルハラで会いましょう。
※入り口が狭いのは一度に多勢の侵入を防ぐ為でござる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-08 06:22:15
51343文字
会話率:23%