エリザベス=B=スペンサー、18歳。
国の英傑「エドガー=スペンサー」の孫娘である彼女は、伯父のキースに代替わりしたばかりの邸で、肩身の狭い思いをして暮らしていた。
そんな彼女の出自は少々特殊で、王家の血を引いていながら秘されている状態
。そして、真実を知っているのは祖父とエルガー公爵、それからほんのひと握りの従業員のみ。
しかし、そうとは知らない伯父夫婦が、二回り近く年上のグレイ侯爵とのお見合いをセッティング。意に染まぬ話しながら、相手は格上の侯爵、お見合いだけは済ませて「後はお断りを」と思ったところで意外な訪問者が現れて・・・・・・。
「このまま安全な王城に向かいましょう?」
「謹んでお断り申し上げます。」
「何故ですッ?! 姉上ッ!!」
その後もすったもんだあって、男爵家の居候令嬢のレッテルをはられている身なのに、暴走系王太子の尻拭い役、エルガー公爵家の次男ギルバートと祖父・両親公認の駆け落ちすることに。
巻き込まれて、流されて、それでも徐々に恋に落ちていく。
そんな異色のラブストーリー×ややサスペンス風味のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 14:08:06
1399644文字
会話率:50%
「『惨禍の魔女』と呼ばれた少女の綴る物語」の短いIFストーリーです。
誰も戻ってこなくなった島で待つ少女の元にやって来たのは――?
※R15は念のため
最終更新:2023-05-17 12:32:14
818文字
会話率:8%
『あるところに、一人の少女がおりました』
――そうして始まる、少女の物語。
大好きな家族と幸せに暮らしていた少女は何故捕らえられ、罪を問われることになったのか。
少女の外の世界で起きていたこととは――?
これは『惨禍の魔女』として『
処刑』された、少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 12:39:21
7618文字
会話率:4%
俺、フォルナは死にかけていたところを拾ってくれた村で狩人になった。そこは貧しいながらも、余所者の俺を受け入れてくれた優しい村人ばかりだった。
しかし、初めての狩りから意気揚々と帰った俺を待っていたのは貴族によって滅ぼされた村だった。
公爵家の長男に「学園に通う前に軍を率いる練習をしたかった」というふざけた理由で滅ぼされたことを知った俺は復讐を決意する。
そんな俺の前に、二百年前の英雄“勇者”を名乗る青年と、復讐の手助けを申し出てくる悪魔が現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 12:00:00
16416文字
会話率:41%
ラス、お前とはここまでだ。
魔王討伐の旅をはじめて数年。
魔導師ラスカル・ノーズが勇者から突き付けられたのは、突然のクビ宣告だった。
それでも一人立ち上がり、魔王を倒した世界で待っていたのは――死体消失にドッペルゲンガー?
謎だらけの
世界をコミュ症魔導師が駆け抜ける。
これはそんな物語である。
タイトル横の()内は簡単な内容説明です。
正式タイトルは「シャイングワーズ」という事で、よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-20 08:11:53
210740文字
会話率:25%
人族、魔族、2つの種族が共存している世界にある学校、ヴァルハラント学校。ここで新しく就任した生徒会長、ヴァン・グランハウンドには野望があった。それはかつて恐怖で世界を支配したという魔王になる、というとんでもな野望であった!
彼はそのため
に知恵と策略と実行力で様々な作戦を行っていくが、彼の野望は一向に叶わない。何故ならヴァンが行う悪事は全てが全て善行として見られてしまうからだ。
名木を切り倒したら、腐食が進んでいたことから切り倒した偽悪的な行動と受け止められた。
女子更衣室を盗撮しようとしたら盗撮魔を偶然発見、自首させた。
このように様々な悪事を覆されてきた彼だが、そんな逆境にもくじけることなく、今日もまた新たな悪事を計画し実行に移していく……!
そんな彼をどつきながらも決して見捨てない副生徒会長、ツッコミ常識人のグレイ・グラディウス。副会長大好きすぎるその他一切合切担当、お喋り機関銃のミリア・ヴァレステイン。そんな彼らを始めとした、変人達と一部の常識人が今日もまたボケとツッコミと善行に塗れた日々を送る……!
※他のサイト様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-23 12:15:30
300448文字
会話率:45%