2030年、世界は未曾有の危機に瀕していた。原因不明の異常気象と遺伝子変異により、地球上の昆虫が突如として体長30倍以上に巨大化。かつては小さな存在だった虫たちが、その本来の能力をそのまま引き継ぎ、人類にとって致命的な脅威へと変貌した。例え
ば、人間サイズに成長したゴキブリは、危険を察知すると時速300km以上で疾走し、新幹線を超える速度で逃げ惑う。さらに、1秒間に体長の50倍の距離を移動する驚異的な身体能力と、強力な咬合力で共食いを始め、食料が不足すれば人間をも捕食対象とするようになった。巨大化した蚊は一刺しで致死量の血液を吸い取り、蟻は数十トンの物を軽々と持ち上げる怪力で都市を破壊し尽くす。人類は、かつて無視していた「小さな敵」に蹂躙されつつあった。
混乱の中、各国政府は対策を模索するが、軍事力だけでは手に負えず、壊滅的な被害が広がるばかり。そんな絶望的な状況下で設立されたのが「IDCA(Insect Disaster Countermeasures Association)」、通称「昆虫災害対策連合」だ。この組織は、昆虫学者、遺伝子工学の専門家、ロボット工学の技術者、そして特殊訓練を受けた戦闘員たちで構成され、巨大昆虫に対抗する最後の希望として結成された。
IDCAの最初の任務は、ゴキブリの巣窟と化した東京地下鉄網の奪還だった。時速300kmで突進するゴキブリの大群に対し、彼らは音波兵器と高周波トラップを駆使して動きを封じ、特殊合金製のロボット「インセクト・スレイヤー」で駆逐を試みる。しかし、昆虫たちは単なる怪物ではなく、驚異的な適応力で人類の武器に耐性をつけていく。ゴキブリが共食いで進化を加速させ、蚊が血を吸うたびに毒性を増す中、IDCAのメンバーは極限状態で決断を迫られる――このまま戦い続けるのか、それとも人類の生存圏を捨て、新天地を求めるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 10:42:48
21412文字
会話率:24%
全てを手にしていた幸せなイケおじがハニートラップにより全てを失う転落話。
最終更新:2025-04-15 06:52:28
1283文字
会話率:0%
鋼鉄の身体を持つ謎の人食い生命体”鉄鬼”との戦いに終止符が打たれてから数十年が経過した。
風化していく争いの中、人々は少しずつ過去の惨劇を忘れながら未来へと前を向き始めていた。
そんなある日、村の外れに住むリアという少女のもとに、
どんぶらこどんぶらこと一人の男が、傷だらけの状態で川の向こう側から流れてくる。
彼の名はトウテツ。記憶を失ったという彼との出会いをきっかけに、リアという一人の少女の……いいや、止まっていたはずの人類と”鉄鬼”との争いが、再び血濡れの幕を開こうとしていた。
「スクラップだ、クソッタレ」
故に彼は、工具を握り締め走り出す。
運命という名の、仕組まれた悪夢をバラバラに”分解”するために。
──これは、桃太郎と呼ばれた英雄とその仲間たちが成し遂げた、”鬼退治”の物語──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 20:29:09
25725文字
会話率:44%
僕こと、乙橘勇大は、クラスメイトに襲われて崩落したダンジョンの崖に落とされてしまう。
運良く助かったものの、ダンジョンから出る方法がわからず命運尽きたかと思っていたが、落ちた場所に祠があった。
トラップかもしれなかったが、助かる見込みもな
く、半ば好奇心で祠を開けると、そこには一冊の本が。
『ダンジョン超裏技大辞典』
ダンジョンの全てを網羅した本をみつけたのだ。
決めた。
僕はこの『ダンジョン超裏技大辞典』を使って、ダンジョンの全てを知り、ダンジョンクリアしてみせる。
こうして僕は召喚したモンスターと共にダンジョンクリアの日々を行っていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 21:08:36
555271文字
会話率:40%
幼女は虫網とスプレー片手に無双する。
次はなにを作ろうかな。
光に誘引されたら電気が走るトラップかな?
蚊取り線香もいいなぁ。
洗剤も強そう……。
あ、引っ付いて離れない粘着ものもいい。
隣にいる大人は「まるで新春特番の初笑いものバラエティ
ですね」と棒を振り回す。
磔にされる、顔のいい人たちなんて見たくないので。
カクヨムに掲載予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 06:00:00
2290文字
会話率:28%
レッティは新婚の奥さん。
小さく動く、小柄な身体は夫を落とす時に最大限に活用するくらいはお互い、相思相愛。
でもこの一年、新婚なのに夫が全く帰ってこない。
困ったなぁ、と奥さんは夫を探す為に手伝ってくれる場所へちょこちょこと向かう。
途中、
新婚の奥さんを知る四軒先の夫婦が、あの人は小さくて可愛いわねと微笑み合う。
扉を開けて、わたし困ってるのとカウンターへ知らせる。
ガン!
コングのような音が建物内に響き渡る。
攫われた夫を貴族の家まで追いかけて潜入し好き放題する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 06:20:00
6800文字
会話率:29%
片田舎の高校に通っていた主人公――鳥居進(とりいすすむ)は、生徒数15人という少数のクラスながらも楽しく学校生活を送っていた。
しかしある日、使われていない倉庫の大掃除をクラス全員で行っていたところ、突如発生した謎の光に包まれ異世界のダ
ンジョンへと飛ばされてしまう。
わけも分からずダンジョンマスターが寄越したモンスターや非道なトラップに苦しむ主人公たち。だが何とかダンジョンマスターの元へたどり着き、ズタボロになりながらもダンマスを撃破。
すると突然、ダンジョンコアと呼ばれるダンジョンを形成する核が激しく発光! 驚く主人公たちの脳裏にメッセージが届く。
『新たな15名のご主人様、ご命令をどうぞ』
こうして主人公を含む15人のクラスメイトによる運命共同体のダンジョン運営がスタートした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 10:27:14
126026文字
会話率:65%
※この小説は、町田康『くっすん大黒』をオマージュしたライトノベルです。
二十歳の大学生・藤野陽(ふじの よう)は、ぬるい生活を送っていた。授業には出ず、親の仕送りでギリギリ生活し、動画サイトとまとめサイトに埋もれて生きる毎日。希望も夢も熱
意も、もうとうに消えていた。
そんなある日、彼の部屋に大黒様の石像が届く。部屋の隅に置いておくと、突然中から、銀髪で和服姿の小柄な少女が出てくる。見た目はロリ、中身はババア、名を寿々璃(すずり)。自称「福の神」とのことだが、なぜか陽の冷蔵庫が爆破される。捨てても先回りして戻ってくる彼女と、同居することになった陽の生活は、次第に「ろくでもない方向」へと転がっていく。
寿々璃の推薦で始めた「社会復帰」のバイト先は、「アットホームな職場」がウリのファストファッション店。だが待っていたのは、朝礼でポエムを朗読する全身アロハのアフロ店長、語尾が全部「☆」の働かないギャル、令和の中原中也、業務連絡をすべてラップでこなす男という、常識をぶっ飛ばした同僚たちだった。すぐに耐えられなくなり限界を迎える陽。
今度は友人とVチューバ―活動を始めることに。しかし初配信で音声設定ミスにより、可愛いアバターから陰キャ地声を世界に轟かせるという事故を起こし、さらに翌日には配信動画が消えていた。恥をかいただけで終わったが、世界がちょっと広くなった気がした。
地に足を付けた生き方として、農業で生きていこうと決意するも、今どきは「スマート農業」になっており、ドローンとセンサーとAI管理。結局、始める前からあきらめてしまう。
それでも、日々は続く。社会に出ることもできず、何かを成し遂げたわけでもない。けれど、陽は寿々璃とくだらないことで笑い、今日をなんとか生きていく。ダメ人間のまま、福の神と過ごす、そこそこににぎやかな日々。ポンコツ福の神と、人生消化試合中の大学生が繰り広げる、ゆるくて情けなくて、でも温かい「再生未遂」コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 17:49:02
11933文字
会話率:49%
大晦日。うるさいという理由で除夜の鐘が破壊される事件から、全国の仏寺は僧兵を組織した。武力を拡大する僧兵たちは、ある日ふと「うるさいものは他にもある」と気づき、騒音車両の取り締まりを独自に始めるが……。
最終更新:2025-04-04 10:19:52
2095文字
会話率:15%
神を信じていない青年は、とある少女によって人生を変えられた。
最終更新:2025-04-01 19:40:40
30277文字
会話率:44%
パン屋の娘として平凡な人生を幸せに思い過ごしていたイリヤだが、一つだけ悩みがあった。
それは子どもの頃から繰り返し夢を見ては疲労感と共に目が覚めること。夢の内容は全く思い出せないが、なぜか同じ内容の夢なのだとわかる。
ひょんなことから知り
合った占い師のエシルに、日記帳に書こうと思うだけで覚えておけるものだと、イリヤは豪華な表紙の日記帳を渡される。
だが、その日記帳は、手にした者の秘めたる記憶を呼び覚ます魔道具だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 11:11:55
59145文字
会話率:37%
ある日、雑魚モンスターであるゴブリンしか召喚出来ない召喚士のルイド・アッカーサーは、所属しているパーティーである『永劫の剣』から、お荷物だとして追放されてしまう。
どうにかして生活費を稼ごうと考えたルイドは、近くのダンジョンに入ってゴブ
リン達と共にモンスターを倒していたのだが、戦闘をしている際に転移型トラップを踏んでしまい未到達の階層まで飛ばされてしまった。
とんでもなく強いモンスターに殺されそうになりながらも、ゴブリン達と共に何とかそのモンスターを倒した……が、辺りには戦闘音に釣られてやってきた大量のモンスターがおり、ルイドは死を覚悟する。
だがその時、モンスターを倒した事でレベルが大幅に上がり、新スキルを獲得したという声が聞こえ、急いで確認すると、どうやら召喚士を召喚出来るらしい。
何を言っているのかよく分からないこのスキルに一か八かを賭けてルイドはそのスキルを発動したのだが、それで丁度ルイドのMPは尽きてしまい、気絶してしまう。
そして目を覚ますと、後頭部にもちもちとした感覚があり、あっ、これ死んだんだなとルイドは思ったが……
「お目覚めになられましたか?」
という言葉が頭上から聞こえ、ルイドは思わず飛び起きる。
振り向くとそこには、絶世の超絶美女が正座して、上目遣いでルイドの事を見つめていたのだ。
誰なのかとルイドは質問すると、彼女は自身の事をエリシアと名乗った。
次に自分を囲んでいたあのモンスター達はどうなったのかと尋ねると、暗闇の奥から一体の大きなモンスター、キマイラが現れた。
そして何とそのキマイラはエリシアが召喚したモンスターらしい。
つまり、自分を囲っていたあのモンスター達は、このキマイラが倒してくれたという訳だ。
ルイドは、エリシアとキマイラにお礼を言い、この二人と一匹でダンジョンから脱出する事を決める。
そして約一ヶ月後、ダンジョンで沢山の経験を積みながら何とか脱出したルイドは知らなかった。
自分が、最強の冒険者になっていた事に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:00:00
167321文字
会話率:58%
ある日、雑魚モンスターであるゴブリンしか召喚出来ない召喚士のルイド・アッカーサーは、所属しているパーティーである『永劫の剣』から、お荷物だとして追放されてしまう。
どうにかして生活費を稼ごうと考えたルイドは、近くのダンジョンに入ったのだ
が、戦闘をしている際に転移型トラップを踏んでしまい、ルイドは未到達の階層まで飛ばされてしまった。
とんでもなく強いモンスターに殺されそうになりながらも、ゴブリン達と共に何とかそのモンスターを倒した……が、辺りには戦闘音に釣られてやってきた大量のモンスターがおり、ルイドは死を覚悟した。
だがその時、モンスターを倒した事でレベルが大幅に上がり、新スキルを獲得したという声が聞こえ、急いで確認すると、どうやら召喚士を召喚出来るらしい。
何を言っているのかよく分からないこのスキルに一か八かを賭けてルイドはそのスキルを発動したのだが、それで丁度ルイドのMPは尽きてしまい、気絶してしまう。
そして目を覚ますと、後頭部にもちもちとした感覚があり、あっ、これ死んだんだなとルイドは思ったが……
「お目覚めになられましたか?」
という言葉が頭上から聞こえ、ルイドは思わず飛び起きる。
振り向くとそこには、絶世の超絶美女が正座して、上目遣いでルイドの事を見つめていたのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 08:01:52
24151文字
会話率:53%
人類が宇宙進出を果たして以降、生存圏を広げ続ける人類の前に現れたのは謎の宇宙生命体『ヴォイド』だった。
『ヴォイド』は理由もなく人類を襲い、人類はそれに対抗するために『ウォーマキナ』という巨大人型兵器を作り上げた。
そうして人類と『ヴォイ
ド』との戦いが始まって100年――
とある辺境の惑星で祖父とともにジャンク屋を営む少年『カイル』がいた。
平穏な日々を送っていたカイルだったが、ある日突然カイルが住む惑星を『ヴォイド』が襲撃する。
惑星の中にまで入り込んできた『ヴォイド』は、街とそこに住む人間を襲い始めた。
カイルは唯一の家族である祖父を守るために、スクラップ寸前の『ウォーマキナ』に乗り込むことを決意する。カイルと『ウォーマキナ』が出会うとき、その二つは誰にも予想できない化学反応を巻き起こす……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 15:38:51
26295文字
会話率:41%
☆☆☆「あらすじ」☆☆☆
源である其の存在は是の存在意義を意識し思考しゆるりと高次元をエレベーターで降りる様に降下始め途中に在る何かの亀裂「次元の狭間」に入り暫くするとあるシステムが在る事を知る。現実には無い肉体に触覚等の五感を持たせ疑似
的実体感や「その存在以外」を物質化した様に見せ掛け「その存在以外」は全て演技するエネルギー達の演劇或は映画の創られた世界と何ら変わらない仮想世界マトリクスの次元「3次元と呼ばれる仮想第3波膜層」があることを知る。次元の狭間と呼ばれる波膜層の狭間において様々な経験をしたのち波膜層の狭間から抜け出し3次元と呼ばれる第3波膜層へとエネルギー(魂)を向かわせ光の球体となってボディとエネルギー(魂)の入れ物と呼ばれる「卵子」のエネルギーたる光の球体が侵入し融合中に合体して受胎完了となり「胎児」という名のボディ体として顕れ人間種という物質世界の仮想肉体を得てさまざまな人生という旅を経験し様々な感情を体験し経験し体感し愛を味わいながら人生という物語ストーリーを意識の消滅まで過ごした後、ターミナル駅とも言うべきユニバースに着いた。枠星ガイラ達意識体の助けて欲しいという願いを聞き、その存在達がいる星に向かいエネルギーを降して光の中に転生した。異世界へと転生した其は第3波膜層転生前に入った次元の狭間と呼ばれる波膜層の狭間降下以前の全ての記憶記録喪失という代償を払った形ではあるが、第3波膜層の記憶は意識、知識共に残ったままで妊娠召喚儀式と出産召喚儀式に於いて術式の紋様上の母親の母体から現れた赤ちゃんに見えるその存在はいずれ波膜層の狭間に戻れば圧倒的で絶大な力を持つあらゆる者の頂点たる者へ変貌し力を開放し力を進化させるべく様々な者達と共に人間種の形をした存在として力を遺憾無く発揮する筈だった....全36界と呼ばれる36にも及ぶ様々な界へと特殊異常点体をゲートで結び記憶喪失状態から断片的ではあるが徐々に記憶を取り戻す旅へと仲間と妻達と共に歩む。顕れた時から全サイクル全周回全波膜層全界最頂のエネルギー活動体である其の存在の完全なる記憶.認識.意識.知識の回復と復元と擦り合わせと確認.共有と「次元の狭間」に於いて自身が蒔いた種の刈り取りをするストーリーであるが幾重にも張り巡られ常軌を外した階層トラップを打ち破り真実とは何かを問う物語ストーリーでもある折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 19:17:02
1009756文字
会話率:27%
男爵令嬢マリア=マティーニは、リキュール伯爵と1年限りの契約結婚をした。
リキュール伯爵家は、聖女の血を引き、強い治癒魔法の使い手を排出してきた、国を代表する名家である。
しかし、戦に病に事故により、その残り人数、なんと二人。
内訳は、
妻に浮気&出奔されて女性が苦手になったリキュール伯爵と、その娘6歳。
リキュール伯爵家の人数を増やしたい王家によるハニートラップでノイローゼになってしまったリキュール伯爵。
そんな彼を助けるため、男爵令嬢のマリアは一肌脱いだのだ。
(たった一年のことだしね!)
そうしてリキュール伯爵家で過ごす日々の中、女性嫌いだったはずのリキュール伯爵の心境に変化が生まれてくる。
娘のリーディアも、大好きな契約ママを逃がさないために、何かを画策しているようで……?
そんな二人の気も知らず、(後少しで契約解除なんて寂しいなー!)なんて考えているマリア。
そして、幸せ家族3人の館に、黒い影が忍び寄る……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 15:04:35
455561文字
会話率:45%
この世界では10歳になると、神からの祝福としてスキルを授かる。
辺境の村生まれで幼い頃から冒険者に憧れていたジンが授かったスキルは【トラップマスター】と【アナライザー】。
どちらも聞いたこともないスキルで、能力も罠の設置や回避に解析と、かな
り地味だった。
しかも冒険者たちは魔物を倒すためのスキルや、怪我を癒やすスキルを重宝するため、ジンはなかなかパーティーに入れてもらえなかった。
そしてせっかく入れてもらえたパーティーまでもクビになってしまう。
しかし、彼は憧れだった冒険者としての人生を諦めなかった。
そして、彼を蔑んできた冒険者たちは知らなかった。
彼がいずれ伝説の冒険者へと至ることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 07:27:12
132083文字
会話率:32%
ちちぶのとある村で生まれ育ったすみれのすみちゃん。牧場オーナーの南夫妻の愛娘ももと幼馴染。すみちゃんが妹として可愛がっているももは母親のみかんの影響で仔牛の「夢」に乗り牧場のお手伝いをします。すみちゃんは妹分のももが仔牛の「夢」に乗る姿に憧
れます。自分も大っきなくまさんに乗る夢を描き猟友会のパトロールに参加した。パトロールで猟友会が仕留めた親鹿に仔鹿がいてトラップに掛り怪我をしてしまいます。怪我をしている仔鹿を助けようと体を張るすみちゃん。猟友会会長の許可を得て仔鹿が親鹿になるまですみちゃんが育てます。すみちゃんは仔鹿を『たんぽぽ』と名付け友達となります。獣医では治せなかった足の怪我を南勇司に魔法で直してもらい。たんぽぽと冒険をして行きます。
すみちゃんはたんぽぽと水汲みや街へ買い物に行き楽しい冒険をします。足を踏み入れてはいけない森に入り危険な目にも遭います。
動物との触れ合いや冒険の楽しさ。危険な目に遭った時の子供ながらの対応を描いて行きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 17:13:40
27260文字
会話率:40%
2025年3月某日、お世話になっているオーバーラップ様の謝恩会へと参加させて頂きました。
このエッセイは、編集部の謝恩会がどんな感じなのかをご紹介すると共に、若手の作家の方々へ当日の服装や動き方など参考になればという備忘録です。
最終更新:2025-03-08 14:04:36
7061文字
会話率:0%
「はーい。今月も定期購入ありがとうございまーす」
今の時代に適したコミュニケーション。
SNSで自分発信。
陰キャでもぼっちでも顔を隠せばホラこのとーり。
有名になれば問題は無くなる。
私みたいな恥ずかしがり屋さんでも行ける行ける。だ
って顔を隠しているんだから!
でもそんな簡単に有名にはならないし今の自分も変えられないよね?
――――そんな事を思っていた時が私にもありました。
世の中、何がバズるか解らない。
何にも無いはずの私にあったもの、それは丁度良い程のおしりだった。
そんな事が切っ掛けで色々と変わっていく現実と身バレする私。
え、此処ってゲームの中?
強くなるのが大変だよう。
でもでもきっと大丈夫。
みんなが応援してくれれば私は強くなれるのだ。
今宵も彼女のかみ合わないラップが炸裂するかもしんない。
ノリと勢い任せの冒険が多分始まる。
※この作品はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 06:47:10
282672文字
会話率:24%
★㊗アニメ2期決定!★
❖❖❖オーバーラップノベルス様より書籍14巻まで発売中! 本編コミックは9巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は7巻まで発売中です!❖❖❖
異世界召喚に巻き込まれた俺、向田剛志(むこうだ つよし)。
ステータスの鑑定
で俺以外の3人の召喚者は職業欄に『異世界からやって来た勇者』となってるのに、俺だけ『巻き込まれた異世界人』となっていた。
スキルも聖剣術とか聖槍術とか聖魔法とかいろいろすごいのがそろっている。
それなのに俺のは固有スキルで『ネットスーパー』だけだった。
戦闘スキルじゃない俺はすぐさま役立たず的な扱いに。
しかも、召喚した国の王様の言い分がいかにも胡散臭い。
ネット小説を読むのを趣味にしていた俺は、諸々を総合した結果『ダメだ。これはあかんタイプの異世界召喚だ。』という結論に至った。
そして俺は召喚されたその日のうちに何やかや言いくるめて城から逃げ出したのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 22:07:10
2187507文字
会話率:37%
ノース村を襲う謎の病を治すため、幼なじみ三人は“アルマの泪”を求めて呪われたダンジョンへ足を踏み入れる。
そこは性格の歪んだダンジョンマスターが造り上げた血塗れの劇場。
強酸の罠や無数の鎖、そして壁と融合するように取り込まれた犠牲者たちが
行く手を阻む。
やがて、三人はダンジョンマスターとの最終決戦に臨み、仲間の力を合わせてついに“アルマの泪”を手中に収めたかに見えた。
ところが出口に差し掛かった瞬間、最後のデストラップが発動し、主人公は致命傷を負ってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 14:42:56
5672文字
会話率:51%
朝の静かな庭先に、散乱する枯れ葉を掃除するだけのはずだった老人が、不意に動き出した枯れ葉の群れと対峙することになる。
まるで意志を持つかのように翻弄してくる枯れ葉は、切り刻むような刃の動きや、妖術めいた力さえ使って老人を追い詰める。
だが
、かつて剣道を嗜んだ老人はほうきを手に、巧みな足さばきと強靭な精神で応戦する。
幾度となく激突を繰り返した末に、双方は敵対しながらも互いを認め合う不思議な関係に至る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 05:46:53
3614文字
会話率:37%
主人公レオは、内向的でありながら優れた言霊の才能を秘めた少年。幼馴染のマヤや獣人のファング、DJのシェリーと共に、闇を振りまくアンデッドリッチの真意を探る旅へ出る。ラップこそが武器となる異世界で、彼らは幾度も強敵と対峙する。優しさを強さへと
変えるレオの“癒しの言霊”は仲間の心を救う。旅を通じてレオは自分の不安や迷いと向き合い、仲間との交流で成長する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 00:47:53
18554文字
会話率:19%