毎日をただ惰性で過ごしてきたあたしは、通勤中に高校生のりくと出会った。りくがやっているバンドのライブを見に行ってから平凡な日常が加速度を増していく変化していく。
最終更新:2024-12-04 13:00:00
30901文字
会話率:52%
さよならさんかく。
またきてしかく。
あたしふたばと、ヤンキー・ミツオ。
それにあたしのモトカレ・ヒトシ。
三人組の恋と部活の青春模様。
「しゃあああっ」
ミツオは吠えた。
吠えちゃいかんのに、吠えた。
ひさしぶりのヒト
シのメールには、こんな台詞が書かれていた。
「試合が終わったら、ふたばにだいじな話がある」
そしてあたしは、心のなかでつっこんだ。
「ナンデソウナルノ?」
試合開始のゴングが鳴った。
体勢を低くしてミツオがつっこんでいく。
それをヒトシが冷静にさばく。
こぶしとこぶしが交錯する。
「うおおおおおお!」
リング中央で最後の力を振りしぼった渾身の右ストレートが……
小説『さんかくボクシング』
あたしたちの恋愛に資格なんてひとつもいらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 00:18:44
34184文字
会話率:25%
悪役令嬢が婚約破棄される世界の乙女ゲーム主人公といえばとにかく性格が悪く「ざまあ」されて当然!のクソガキとして描写されることが多い。で?どうしてわざわざ清純派主人公だったものをド低脳のクソアマに改変して「ざまあ」する必要がある?まあ「字書き
しか能がないですキリッ」みたいな承認欲求強め作者が他人の評価で気持ち良くイク為の閲覧数稼ぎだろうなあ。で、クソアマ街道まっしぐらな女に成り代わっちまったワケだが、あたしはそんなストーリー真っ平御免だ。とか言いつつ頭お花畑の転生悪役令嬢様に俺理論ぶつけちゃうわけだから前述は特大ブーメランなわけですよ。自作自演の自業自得ざまあ、気持ちいいよね〜。 ※尚この能書きは半分当てにならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:21:46
6574文字
会話率:16%
宮廷錬金術師として働く少女セイ・ファート。
彼女は最年少で宮廷入りした期待の新人。
世界最高の錬金術師を師匠に持ち、若くして最高峰の技術と知識を持った彼女の将来は、明るいはずだった。
しかし5年経った現在、彼女は激務に追われ、上司からい
びられ、残業の日々を送っていた。
そんなある日、王都をモンスターの群れが襲う。
セイは自分の隠し工房に逃げ込むが、なかなかモンスターは去って行かない。
食糧も尽きようとしていたので、セイは薬で仮死状態となる。
そして次に目覚めると、セイは500年後の未来に転生していた。王都はすでに滅んでおり、自分を知るものは誰もいない状態。
「これでもう残業とはおさらばよ! あたしは自由に旅をする!」
自由を手に入れたセイはのんびりと、未来の世界を観光することになる。
だが彼女は知らない。この世界ではポーション技術が衰退していることを。自分の作る下級ポーションですら、超希少であることを。
セイは旅をしていくうちに、【聖女様】として噂になっていくのだが、彼女は全く気づかないのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 09:16:19
319410文字
会話率:45%
かつて世界には最強最悪の龍がいた。
数多の同族に喧嘩を売り、無数の敵にさらされ、龍は勝ち残った。
それは唯一つの想いから。子龍のときよりの願いを叶えんが為。
それは。
「素敵な旦那様といっぱい子作りしたい~!!!!!!」
婚活女子(最強
龍)は素敵な旦那様を探す旅に出た。
しかして。
「だめ・・・皆あたし以下・・・・・・もう婚期も過ぎたし、不貞寝しよう・・・・・・。」
彼女の夢ははかなく散ったかに見えた。
そこに現れる少年。
彼女はそこに勝機を見た!
「居ないなら!育てればいいのよ!!もう純潔なんて古い事言わない!!あたしは旦那様が欲しい!!!」
彼氏いない暦[非開示です]の龍が理想の旦那を育て上げる!婚活女子最後の挑戦が始まる!
開幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 00:51:01
288052文字
会話率:41%
夜邑チカ(よるむら・ちか)は、自分にとって有害な人や物をいつも「毒」に例えていた。支配的な親は「毒親」で、チカを執拗にいじめるクラスメイトたちは「毒女ども」、それを無視する先生は「毒教師」。チカの周りは毒まみれだ。「何もかもが毒ばかりのクソ
みたいな世界で、自分だけはマトモで、だからこそあたしはこんなに生きづらいんだ」とチカは感じていた。
学生寮のルームメイトの小桜糸羽(こざくら・いとは)は、チカにとっては〝便宜上の〟友人だった。糸羽もまた、クラスの連中にいじめられている。メンヘラ気質でべたべたと依存してくる糸羽を、チカは「所詮こいつも毒女だ」とひそかに軽蔑していた。でも、クラス中に無視されているチカには他につるむ相手がいなかった。だからチカは仕方なく糸羽と一緒にいる。
ある日、ひどいいじめに遭ったチカに、糸羽はなにかを決意した様子で「あたしがチカを解毒してあげる」と告げる。
その数日後、チカたちへのいじめを主導していたリーダー、金城雫(かねしろ・しずく)が寮の自室で他殺死体となって発見された――。
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この作品は『KADOKAWA×pixiv ノベル大賞2024』の
「中毒部門」お題イラストから着想し、創作したものです。
https://www.pixiv.net/novel/contest/kadokawapixivnovel24
――――――――――――――――――――――――――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 17:23:38
30860文字
会話率:44%
あたしはジュネ。水の国アクテアの第三王女だった。『だった』というのは、いわれなき罪を押し付けられて国を放逐されてしまったからである。しかも『超絶雨女』というクソダサいあだ名をつけられて。
砂漠のど真ん中にあるオアシスにたどり着いたあたしは、
同じような理由で『最強晴男』とあだ名をつけられ国を放逐された、太陽の国サラハの第一王子レオと意気投合し、夜になってはビールをあおり愚痴を言いあうダラダラな日々を過ごす。その中で、オアシスの窮状を知ったあたしたちは、水の魔法力と太陽の神器で、この砂漠を変えることを決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 19:29:39
11785文字
会話率:39%
僕は、世間で言う、悪人に憧れた。
あたしは、世界の敵に救われた。
だから、あたしたちは、悪人になる。
人物紹介
犬飼 奈波(いぬかい なみ) 犬耳っぽい茶髪、後ろで三つ編み、茶目、16歳ぐらいの女性。僕っ子。
武備 光(ぶび ひかり
) 赤毛のストレート、赤目、16歳ぐらいの女性。一人称はあたし。
ヴィーナス・エルピス 黒髪ポニテの、黄色の目の優しそうな15歳ぐらいの女性。一人称は儂。
杉谷 真美(すぎたに まみ) 青髪ストレート、赤目、16歳ぐらいの女性。お嬢様口調、一人称は私
別のサイトでも上げているので
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16816452219055078066
ノベルアップ+→https://novelup.plus/story/375222907
後こちらはツイッターですhttps://twitter.com/tukiyomiugetu折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 23:06:25
101948文字
会話率:72%
存在と現実性の全てが認識と認知で決まる時代
生まれる場所や人の夢、世界の形に海の味…
人間の命までも他者への
影響力と認知度で決まっていく。
人が影響力を持つ時、誰か影響力を奪っているとしても
あたしの現実性を【Origin】に求める。
あたしの影響力で【Meme】を生み出す。
あたしの意思がそう言っている!あたしはすごいって!
あたしの価値も生き方も【Diver Origin】で決める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 20:38:37
67341文字
会話率:30%
あたしの名前は二条愛(にじょうあい)、10歳の小学4年生。これは、18歳年上の彼に一目惚れして、追いかけまくって、自分のモノにしようとした物語。あたしは、彼が『前世のお父さん』であると確信していました。あたしには、前世の記憶があるからね。大
好きだった『前世のお父さん』に会えたんだから、これを逃す手はないよね。イケメンだし。歳の差が原因の色々な障害が立ちはだかるけど、あたしは頑張った。彼との関係は、親子でもなく、兄妹でもなく、恋仲でもなければ、夫婦でもなかった。でも、あたしは、あの結末がハッピーエンドだと思っている。誰が何と言おうと。そんなあたしと彼の物語。あたしが死んでしまうまでの。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 10:05:11
60210文字
会話率:20%
あたしは退屈していた。
だから飲み会帰りのおじさんを捕まえて遊ぼうと思ってた。
それが、あんな快楽を教えられることになるなんて……。
もう無理……!
やめられない……!
最終更新:2024-10-04 23:59:00
1242文字
会話率:45%
あたしは過去の罪から、好きな人を必ず殺してしまう異能力が持ってしまっている。しかもその好きな人は、前世でやはり罪を犯した者だという。
好きになった人を殺し続ける運命を打破するべく、私は自殺と転生を繰り返す。その先に待ち受けるものとは?
最終更新:2024-09-26 18:00:00
3961文字
会話率:23%
あたしはクレバート子爵令嬢レモニアとして、エリアス王子を暗殺しに王城へ忍び込んだ——なのに、暗殺は失敗して言われたことは「レモニア、嬉しいよ」。は?「よし決めた! 結婚しよう、レモニア!」は??
とんとん拍子で結婚へ向けた偽装工作が進んでい
く中、エリアス王子は本当にフェイドン公爵令嬢クロエとの婚約を破棄してきた。なぜ???
※この作品は他小説投稿サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 14:33:04
10254文字
会話率:43%
生まれは歓楽街、誘拐されて育ちは教会。 筆頭聖女シャーレーンは次席聖女ルルミヤによって出自が暴露され、地位を失い王太子に婚約破棄され、しまいには襲撃に遭い瀕死になってしまう。地位も婚約も要らないが、命は惜しい。
「助けて、神様……あた
しはあんたの妻なんだろ!?」
呼び声に答えるように、黒髪の男がシャーレーンの危機を救い、彼女の傷を癒した。
彼は聖女とつがい国を守る大いなる土地神で、教会を出るシャーレーンについていくと言い出した。
「神様なのに、聖堂から出て大丈夫なのか?」
「あなたを利用し捨てるような国を、守る必要はない。俺にとって大切なのはあなたの傍にいることだから」
「いいのか……?」
シャーレーンは治療の影響で8歳の姿になっていた。聖女としての姿と身分を捨て、幼女の姿で初めての自由を謳歌するシャーレーンは、神に溺愛されながらようやく自身の生きる道を見つけていく。
その一方で、神の加護を失った教会も国は窮地に立たされていくことに……
溺愛重めの神様と、ガラは悪いけどまっすぐな聖女が幸せになる物語です。
※冒頭でヒロインが死にかけます。幼女化は2話より。
※ざまぁはしっかりやります。
※ヒロインの口調がとても悪いですが、理由は2話にあります。TPOは守る子なので許してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 20:00:00
263765文字
会話率:44%
午後三時、君と出会った。
午後三時、君とのお茶の時間。
午後三時、僕の唯一の幸せの時
午後三時、君が隣に居ない。
午後三時、欲しいのは君だけ。
午後三時、君だけを見ているのに。
午後三時、君はーーー
誰からも疎まれるシオンと鳴
り響いた午後三時の鐘の音をきっかけにお茶会という交流を始めたアシューム。
理想的な貴族の姿から逸脱していることをわかりながらそれでも、と。
もしもと望んたことは夢物語だと思うことしかできなかった。けれどそれでも手を引いていたら、違ったのか?
午後三時、あたしは飛び降りたのアシューム視点。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 10:27:26
19492文字
会話率:31%
午後三時、あなたと出会った。
午後三時、あなたとのお茶の時間。
午後三時、あたしの唯一の幸せの時。
午後三時、あなたの隣にあたしはいない。
午後三時、全てを失った。
午後三時、あなたもあたしを見てくれない。
午後三時、あたしはー
ーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 16:41:43
15375文字
会話率:36%
あたたかくて、優しい物語。
それは、前世で大好きだった物語。
その物語の世界に転生したマウ。
マウは物語の最後を変えたかった。
彼だけがいないハッピーエンドを。
ただ、誰もが笑う幸せなハッピーエンドに変えたかった。
たとえ、自分がどうなっ
ても………。
ほのぼのとした日常を過ごしながらも、世界の運命を握る封印の守人たち。
穏やかで楽しく、時に周りを困らせたりしながらも、封印までの一年を過ごす。
封印の後に待つわ、素晴らしい日常か。
それを夢見ながら、少女は生きる。
それこそが“彼女”の望んだ、幸せだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 17:29:38
43273文字
会話率:43%
「あたしが幸せなら自分のことはどうでもいい、なんて。
あんたのそういう生き方あたしは嫌いだったよ」
『僕』の願いは『彼女』が幸せになること。
それを叶えるためなら悪魔に魂を売ってもいいと思ったんだ。
最終更新:2024-09-08 00:14:35
7628文字
会話率:39%
あたしは鳥籠の中の〈鳥〉。
貴方がいればそれでよかったの。
だけど、貴方はそうじゃなかったのね。
最終更新:2024-08-31 21:09:26
1237文字
会話率:8%
今年の夏は、暑かった。
だからなのか、あたしはとても疲れていて……。
それで、あの水園に迷い込んでしまったのかもしれない。
キーワード:
最終更新:2024-08-30 20:00:00
8572文字
会話率:39%
ね、ちゃんと会いにきて
記録の中のあたしに会いにきて
ちゃんと会いにきて
ずっとここにいるよ
ここにしかいられん
あたしに会いに
いつも待ってる
もう何年も
あたしは起きてる
もう眠りたいの
最終更新:2024-08-18 10:06:08
8254文字
会話率:17%
生まれつき不幸体質なあたし――落宮 陽菜は、今日も今日とて不幸に巻き込まれる。
歩いているだけで交通事故に巻き込まれて、死んじゃった!?
神様みたいに人たちに囲まれて、そして知らない世界に飛ばされる。
新たな世界で幸運な人生―
―ううん、人生はそんなに甘くない。
いつでもどこでも不幸が舞い込んでくるけど……あたしは絶対負けない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 21:00:00
8484文字
会話率:28%