あたしはクレバート子爵令嬢レモニアとして、エリアス王子を暗殺しに王城へ忍び込んだ——なのに、暗殺は失敗して言われたことは「レモニア、嬉しいよ」。は?「よし決めた! 結婚しよう、レモニア!」は??
とんとん拍子で結婚へ向けた偽装工作が進んでい
く中、エリアス王子は本当にフェイドン公爵令嬢クロエとの婚約を破棄してきた。なぜ???
※この作品は他小説投稿サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 14:33:04
10254文字
会話率:43%
子爵令嬢シルヴィアは十五歳の頃に、家政ギルドのギルド長オリヴィアに拾われてから二年半、家政ギルドで働いている。
十八で成人になるため、残り半年の間に自立のための目標金額を稼ぎたいと考えており、そのために住み込みの働き口を探していた。
そん
な時、オリヴィアから破格の料金が提示してある依頼書を渡される。
なにやら裏がありそうな値段設定だったが、結局その依頼を受け依頼人の元に。
やってきた屋敷は気持ちが憂鬱になるような雰囲気の、古い建物。
シルヴィアが扉をノックすると、出てきたのは長い前髪で目が隠れた、横にも縦にも大きい貴族男性。
しかし、彼は肩や背を丸め全身で自分に自信が無いと語っている、引きこもり男性だった。
*** ***
※ヒーローはうじうじ系(くよくよ系? めんどくさい系?)男子です。はじめからスパダリ的なかっこいい男性をお求めの方は避けた方がいいでしょう。
※この話には後半に少しだけ「ざまぁ」展開が入りますが、味付け程度です。
※設定などいろいろとご都合主義です。
※感想欄は開いておきますが、感想を読むのは本編終了後に行う予定です。(突っ込み、批判的意見なども書いていただいて構いませんが、利用規約に従ってお願いします)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 22:30:14
239158文字
会話率:34%