『あたしの名前は山村香澄。高校二年生、十七歳。部活動は文芸部で、部長をしている。あたしには最近気になっている人がいる。誰にも秘密なんだけど、実は今日、告白するつもりだ……』
「どういうつもり?」
「そういう聞き方は表現の自由の侵害ですよ、先
輩」
部員二人の文芸部。ある日の部活、新入部員の川田昌悟が部長・山村香澄を主人公にした恋愛小説を書き始めた。バスケ部の先輩・長瀬に告白するというストーリーを書かれた仕返しに、香澄は「昌悟が香澄を好き」という設定で続きを書く。どちらも譲らずに続いていく架空の恋愛小説は、いつの間にか現実の高校生活も巻き込んで展開し始める。すれ違い、勘違いものです。更新未定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-05 21:57:13
33215文字
会話率:38%
強くてじょうぶな「黒い皿」を作るおとこの陶芸家と、美しいがもろい「白い皿」を作るおんなの陶芸家のお話。
「曜変天目茶碗」という国宝にもなっている素晴らしいお皿があります。
このお話に出てくるお皿はその茶碗をモデルにしています。
陶芸におけ
る素材との出会い、そして、人との出会い。どちらも奇跡なんだということを感じていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-26 10:34:20
4101文字
会話率:26%
筆が進まない誰かと、筆を進めない私のお話?
あれ?
どちらも私の事っ!?
(泣)
最終更新:2017-01-19 23:25:47
857文字
会話率:37%
皆さんは…夢と現実、どちらの世界が生きやすいと思いますか?
私はどちらも大変です。
最終更新:2017-01-03 14:28:16
771文字
会話率:17%
約12万文字。薄い小説一冊分(読書時間1時間30分程度)。完結します。
変わり果てた友人と紡ぐ、少年と救済の物語。
砂と岩の国に生き、水に呪われ涙さえ枯れ果てた民、カルマ。彼らに齎される唯一の奇跡、涙で雨を呼び民を潤す存在――神子。
辺境
の村に生きる少年、レオとアリスは身を寄せ合うように生きていた。アリスが神子だと発覚し、城に召し上げられるその日まで。
八年後、アリスを追って登城したレオが見るのは、世界の理か、人々の弱さか――
<登場人物>
アリス カルマの国で唯一涙を流し、雨を齎す神子の少年。口が悪く精神的に不安定。
レオ アリスの幼馴染。神子を追いかけ宮廷料理人として城に上がる。飄々としており、柔軟な性格。祖字は書き出せるが才能はない。
キリ 神子親衛隊長。枯れた二年で全てを失ったがために、救済の象徴である神子に固執する。真面目で意固地。マリベルには頭が上がらない。
マリベル 城の女中。元々はキリの家に仕えていた。見た目は可憐な少女だが年齢不詳。
アンバー 神子学研究室長。カルマの根幹をなす神子の解体を目論む。その探究心は神をも恐れない。
殺戮王女 真紅の髪を持つ国の現党首。王家が純血主義を掲げ近親婚を繰り返したことの弊害で、狂戦士の気質を発現している。戦場を何より愛し、純白の花嫁衣装を纏って切り結ぶ相手を探している。
<用語紹介>
カルマ 国、民、どちらも指す。砂と岩の大地、極寒の夜と灼熱の昼。その過酷な環境に適応進化した種族。その結果、砂塵から身を守る為に瞳が瞬膜で覆われ、涙を流すことができない代わりに、心が頑健になったといわれている。
神子 水に呪われたカルマの中で、唯一涙を流し雨を降らせることができる存在。代替わり制で、現在確認されているのは男児のみ。
神子制度 散発的に再誕する神子の心身の庇護を、血統によって維持される王族が行うという建国時から存在する制度。
祖字 カルマの一部の者が書き出し操ることができる世の構成要素。魔術、呪術、科学等、あらゆる分野を学ぶにあたり祖字が基礎となっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 00:00:00
123842文字
会話率:42%
時に理想は、予想外の形で現実に化ける。
二○一○年八月末。
上宮家事件後、裁定委員会情報部第一課課長・大船卿玄は、上宮斉明の後見人を探していた。
そんな時、裁定委員会人事部に追求者から立候補があった。それは参考資本提供者、篠原久篠
乃だった。
ひとまず斉明は久篠乃に預けられるが、斉明は抵抗感を拭えない。作る事しか才能がなく、使うことが出来ない斉明は、どちらも器用にこなす久篠乃とは上手くかみ合わず、良好な関係を築けないでいた。
そんな折、斉明はとあるものに出会い、ある決心をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-24 22:00:00
143265文字
会話率:40%
災害大国・日本。
地震、津波、台風、洪水、火山噴火、土砂災害……。
多種多様な災害に直面してきた日本では、日々災害に対しての備えが進められている。
そしてまた、被災した人々を救うための部隊も存在し、日々その職務を全うしている。
「
絶対に、我々が守り抜いてみせます!」
それは、警察。
「目の前で民家が燃えているんだ、それだけで理由は充分だろう!?」
それは、消防。
「政治家の下らないプライドと、危機に直面している現場の市民。そのどちらも、我々が守らねばならないものなのだ」
それは、自衛隊。
「シーマンシップ……海上の事故に、政治も国境もある訳が無いだろう」
それは、海保。
「患者さんの命を救うためには、いつだって僕たちも命がけです」
それは、DMAT。
――2019年9月1日。
その日、統合防災演習に参加していた者たちの一部が、謎の閃光と共に消息を絶った。
彼らが招かれた先は、滅びゆく運命を定められた大陸。
荒廃した異界の地で、彼らは何を思い、何を救うのか。
そして、元の世界で彼らの助けを待つ人々の場所へと、無事に戻ることは出来るのか。
※ この物語はフィクションです。実在する人物・団体等とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-23 21:16:16
42459文字
会話率:44%
人間と魔人、どちらもヒトでありながら、歩み寄ることは無く、北と南、間に湖を隔てて争い続けてきた。
人間でありながらも魔人でもあるクロトは、人間の兵士として暮らしていたが、自身の生き方に疑問を感じていて、あるきっかけから魔人が住まう南の国
へと向かうことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-07 18:00:00
200230文字
会話率:54%
レティシアは、偽善者である。
レティシアは、人格者である。
そのどちらも、本当のこと。
どちらが本当の彼女の姿でもなく、彼女はそれを演じていた。
最終更新:2016-12-02 15:19:48
9495文字
会話率:42%
生まれ育った故郷と、自分を成長させてくれた場所。どちらも大切。
最終更新:2016-11-24 22:50:34
373文字
会話率:0%
少しだけ霊感のある負けず嫌いな高校生・大鉄真鵬(おおがねまほう)はハロウィンも近い10月23日の夜、友達に誘われて外国人墓地へ肝試しに出掛ける。
しかしそこで死神の眷属である悪霊・ヘルハウンドと遭遇してしまい、運悪くヘルハウンドに憑りつかれ
てしまう。
ヘルハウンドに憑りつかれたことにより真鵬の人生は大きく狂い始めるのであった──。
世にはびこる悪霊や妖怪の存在と事情、そして今や日本でも一大イベントとなった『ハロウィン』に巻き込まれる人々と渦巻く陰謀。
突如悪霊退治とハロウィンの世界に放り込まれた真鵬は生き抜いていけるのか。
ハロウィンを題材とした悪霊(妖怪や精霊も含む)退治ダークファンタジーです。
※エブリスタにも投稿しています。エブリスタでは投稿できる文字数の関係で若干文章の区切りに差がありますが、どちらも内容に違いはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-31 22:55:01
95862文字
会話率:41%
ゾンビの経営するゾンビ会社。
どちらも生死の境を彷徨う存在ではあるが、破綻するのは会社が先か?社員が先か?
最終更新:2016-10-24 00:02:30
653文字
会話率:43%
二つの世界を生きる主人公は、現実世界では普通の女子中学生『田邉未来(タナベミク)』、異世界では貴族の少年『ハーディパスト』。意識が一つでも身体は二つ。自分だけが知っている、自分の生きている世界とは常識も生活も全く違う異世界。主人公にとっては
どちらも現実で、どちらも異世界。ある日、中学の生活で本当に些細な事故が起こる。学校生活では良くあるケガ程度の事故だ。しかし、普通と違う事があった。未来は事故が起こる直前に、異世界の残像を見てしまう。同時にハーディも気がつく、もう一つの世界でも同じ時間に同じところをケガする事故が起こるということ。現実世界と異世界を交互に見ることで、どちらの世界も繋がっていることに気づき、疑問を持つようになる。
また、ハーディパストには普通とは違う力があった。彼が剣舞を踊ることで、天変地異を治めるというものだ。国政が荒れると天災が増えるというこの国で、国を治めるために剣舞を披露する『風節の祭り』が開催されることになった。
女主人公と男主人公の2視点による、独白型文章。男視点、女視点の感性の違いから描写の違いを楽しんで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-19 01:38:01
150229文字
会話率:51%
1888年、イギリスに猟奇殺人事件が起きる。イーストエンド・オブ・ロンドン、ホワイトチャペルで売春婦を少なくとも5人殺害された。のちの切り裂きジャックだ。その後も事件は続き、結局未解決事件として終息した。
それから約100年後の1982
年、アメリカ合衆国では多数の売春婦が殺害された。犯人は捕まったものの、アメリカに一時期恐怖をあたえたのは間違いなかった。
それから更に100年後の日本。2016年の日本とたいして変化もない現在。勿論違いは幾つかあるのだろうけれど、日本の生活に大きな変化がなかったのは事実だった。唯一その時代と違うとしたら、それは謎の「病」だろう。
現代の医学では解明出来ない原因不明の「病」は、日本の恐怖をあたえた。ただ、「病」の出現(誕生)が分からないことからバイオテロとも噂された。
となれば、200年前のロンドン、100年前のアメリカでの殺人事件、そして、それから100年後に日本に殺人鬼が再びあらわれたことになる。
日本ではそれを病殺人鬼と呼称するようになった。
勿論、殺人鬼と呼べる事件は他にも存在するが、病殺人鬼と切り裂きジャックに、アメリカでの殺人事件の共通点は、最初の被害者が売春婦だった点である。
病殺人鬼の「病」には特定された症状はない。人それぞれ違った反応を示す。感染経路も不明。唯一、「病」かどうかを判別するには死後にあらわれるとされる青い液体が体内から出てきた時だけ判別できる。
ただ、危険な「病」に立ち向かう優秀な科学者や、医学、もしくは警察、探偵。他の路線では政治、悪と戦うヒーロー……まぁ、どちらもそんなものではない私は、自分がニュースの外にいる無関係な人間だと決めつけ、普通の日々を暮らしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-05 03:17:43
353文字
会話率:0%
雅太郎(みやび・たろう)エリート学院中等部1年(12歳)
タロウが生まれ育つ時代は、高度な文明が発達した時代でありながら、
戦争の影響で異常進化した生物との生存競争があり、そんな時代でも人間達は、いまだお互いの利権の為にこの世の覇者となるべ
く争いを行っている。
エリート学院も、優秀な人材育成を国が行うべくして存在する学院であり、有用な特異能力や実力を認められた者が集められた学院である。
そんな時代に、タロウは、雅家の三男で5人兄弟の末っ子として生まれた。
雅家の女性は、母を筆頭にずば抜けた戦闘能力を有し、男達は、父を筆頭に物理・科学・生体といったあらゆる知識を使い新たな物を開発する研究者達である。
末っ子のタロウは、戦闘・開発どちらも雅家では、ずば抜けたセンスを有した。
そんな、タロウが、人類文明が未発達な異世界に引き込まれ体験する話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 22:15:08
30518文字
会話率:35%
転生者として二度目の生を受けた俺はTUEEEEEEを体験するはずだった……
しかし、現実は優しく俺を受け入れてはくれなかった。剣に魔法と夢のような世界で、俺はどちらも人並みであった。だったら、人並みらしく、平凡な人生を受け入れようとするが
、何故かそれも許してくれず、
次々とハプニングが巻き起こる。転生時に与えられたスキル『ジャッジメント・スキル』を引き下げ、波乱万丈な人生を送る事となる。彼は第2の人生を周囲に巻き込まれながらも奮闘するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 09:00:00
13058文字
会話率:58%
ライトノベル作法研究所のプロによる小説の視点講座を読んで。どちらも共感できるのになぜ?ってことを書いてます。
キーワード:
最終更新:2016-09-24 13:37:05
1310文字
会話率:0%
真面目で堅実、一途にただ主人公を愛する男。ある事情を抱えつつも主人公を愛し、与え続けることで愛を伝える男。
そしてどちらも選ぶことが出来ずにいる主人公。迷いの中、主人公が見たものとは…
最終更新:2016-09-23 08:37:51
604文字
会話率:0%
悪あるところに正義あり。正義と悪は表裏一体。どちらも絶えることはない。それは、悪役令嬢と正義令嬢の戦いもまた、絶えることはないという悲しき宿命を意味していた。正義の定めに殉じる正義令嬢マリアベルは、自宅でトレーニング中に現れた悪役令嬢ミレ
イユに、乙女ゲーム次元へと招待される。次元の支配者となった悪役令嬢を倒し、ヒロインと攻略対象を救うことができるのか? 『悪役』令嬢ということはつまりこういうことではないのか!? 悪がいるなら正義の令嬢もいるはずだ! つまりはそういうことだ!! PS ジャンルをどうしていいのかまったくわかりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-18 13:50:17
10507文字
会話率:57%
悪あるところに正義あり。正義と悪は表裏一体。どちらも絶えることはない。それは、悪役令嬢と正義令嬢の戦いもまた、絶えることはないという悲しき宿命を意味していた。正義の定めに殉じる正義令嬢マリアベルは、悪役令嬢ジェミニから婚約破棄デスマッチの
果たし状を送られた。天国と地獄の門の間に作られたリングで、令嬢ファイトの幕があがる。『悪役』令嬢ということはつまりこういうことではないのか!? 悪がいるなら正義の令嬢もいるはずだ! つまりはそういうことだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-30 21:13:29
6268文字
会話率:67%
悪あるところに正義あり。正義と悪は表裏一体。どちらも絶えることはない。それは、悪役令嬢と正義令嬢の戦いもまた、絶えることはないという悲しき宿命を意味していた。古代より世界の覇権を賭け令嬢ファイトが行われてきた宮殿『ビューティー・オブ・ヘブ
ン』の中央。完全高級素材で作られた四角いリングでは、正義の定めに殉じる正義令嬢マリアベルと、悪の華を咲き誇らせる悪役令嬢ローズマリーの戦いのゴングが鳴り響く。『悪役』令嬢ということはつまりこういうことではないのか!? 悪がいるなら正義の令嬢もいるはずだ! つまりはそういうことだ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-25 00:38:27
4571文字
会話率:68%
その手をとれば(七篠りこ様)http://ncode.syosetu.com/n0519cj/の二次創作第二弾です。
【if:29 俺にください】http://ncode.syosetu.com/n0519cj/33/の続編になります。
七篠様ご了承済みとなります。
大変素敵な作品ですので、ぜひ、本編をお読みになってから、竹野の駄文をお読みくださいませ。
※話が進むと竹野キャラ(みかん、私彼の礼と涼と祐樹)と絡ませる予定ですが、そちらも了承済みとなります。
※礼と涼と祐樹がお好きな方もぜひどうぞ。
※どちらもご存じ無くとも分かるように配慮させて頂きます。が、ぜひ、本編もお読みくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-06 20:58:33
20756文字
会話率:19%