ラドール国王の姪であるリディアは、大層美しい姿でありながら頭のおかしい毒の姫と言われている。その特殊な生い立ちのせいで、食事に毒が入っていないと満足ができないといわれる体だからであり、婚姻適齢期というのに貴族からの求婚もない。
リディアを厭
った国王は辺境伯爵の三男で国境を脅かしていた魔竜を退治し、英雄視されていたアクセルに魔物が住む森の近くの領地を与え、リディアを嫁がせることを命令する。
辺境で自由気ままに生きてきたアクセルはじめ、辺境伯爵家の面々は王家の姫などいらないと追い返そうと考えていたが、やってきたリディアは想像を超えていて・・・。
「やっぱりこの舌の痺れがないと満足いきませんわ!」
「いや、カバンいっぱいに毒草持ち込んで嫁いでくる女がどこにいる!?」
幸せに見放されて育った公女が、実は女慣れしていない英雄に出会い、まともな味覚?と幸せを手に入れるまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 18:45:25
34803文字
会話率:55%
「僕たちは御伽話の続きを生きてる」
高位貴族の三男坊で、温厚かつ寡黙な性分のマクシミリアン・ライン。
彼の家に仕える騎士の娘で自身も剣技に優れているハリエット・ウェルテ。
エキセントリックシャイボーイと騎士道系女子な二人はお互い不器用に片
想い。周りの皆は応援するけどじれったい。
色とりどりの事件に巻き込まれる中で、彼らは様々な関係のカタチを学びながら、少しづつ自分の抱える感情の名前を探す。
騎士見習いたちが触れる、恋情、友情、貴族事情、それから時々非日常。そして遠回りな二人の愛の結末は。
両片想い主人公たちを見守りつつ、それぞれの友人たちも自分の恋愛を進展させる……感じのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 13:44:38
103900文字
会話率:46%
それは西暦2015年の事。
突如として世界各地で同時多発的に発生した原因不明の異空間発生現象の後、特別開発地域、通称「SDA」と名付けられたその世界では世界各国が己が国の利益の為に土地の開拓に現地住民からの資源の利権の剥奪。
果てには現地の
国々への軍事介入まで行い、好き勝手に振舞い続けた。
その結果SDAでは戦火が絶えず燃え盛り続け奪われる者が奪われないために、奪う者が奪う為に剣を捨て、派手に飾られた鎧も捨て、騎士道に道徳に名誉。
全てを捨てて代わりにライフルと軍用の野戦服を身に着け騎士道や道徳観、理性ではなく現代のドクトリンに従い彼らは戦う。生き残る為に。
異空間発生現象から十年後の西暦2025年、狂気と殺戮、絶望と理不尽の世界で新たな”グレート・ウォー”が幕を開ける。
これは、元PMC社員にして「マリコルニ亜人蜂起」を。
そして理不尽の世界を、時代を生きた一人の兵士、「ケント」が後の世の戦士達に遺す最後の戦闘記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 19:29:28
45374文字
会話率:27%
この物語は「拙作異世界召喚されたら、そこは悪役令嬢のハレムだった。~勇者俺様!皆の者、ひざまづけ!チートな俺のハッピーライフ♡」(タイトル長っ、笑)のスピンオフ的なお話であります。
ただし、完結後しばらく経っております、作者が設定を忘れ
たり、または意図的に変えている箇所があるかもですが、生温かい目で見てやってください(笑)。
力量不足にもかかわらず、たくさんのキャラをだしてしまった私初の長編作です。
ヒロインたちの消化不良感を成就させる為にはりきって投稿する所存です(笑)。
せっかく書いた拙作、こすり倒さなくちゃソンソンという訳でございます(笑)。
今回は・・・私ね~キン肉マンの悪魔騎士編や聖闘士星矢の黄金12宮編みたいなバトルもの書いてみたいと思っていました。
ちょっくら、やってみよ~とりあえず26話完結予定です。
なお、投稿ペースは週1回ぐらいを予定しています。
サン・ウエスト・ガイアという異世界に平和が訪れて数か月。
アーサーと円卓の騎士たちの前に、死んだ偉大なる父覇王バーンが蘇る。
暗黒宮を舞台にし、バトルファンタジーが開演する。
アーサー=バーン・・・男性(21)。黄金獅子と呼ばれるブロンドの髪を持ち眉目秀麗のイケメン、かつて世界を救った英雄王のひとり。聖剣エクスカリバーを装備。シスコン。
アリエル・・・女性(114)。エルフの姫。もうひとりの英雄王コォジィ(康治)の妻?紆余曲折ののち興味と好奇心から騎士道を究めるべく、アーサーに弟子入り、のち婚約者となる。
ケイ=バーン・・・女性(27)。黄金の髪に童顔に似合わない巨大なドキ胸。コォジィの妻、アーサーの腹違いの姉。円卓の騎士にして鎮護将軍。武器は三叉の槍。
バーン王・・・先の大戦で魔王軍の手によって暗殺される。覇王と呼ばれる。
円卓の騎士たち・・・ランスロット。ガヴェイン。パーシヴァル。ガラハット。トリスタン。べディウェア。トリスタン。ラモラック。ガレス。ユーウェイン。ボールス。パロミデス。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 21:06:27
27712文字
会話率:50%
彼の名前は、マイス・バーリー・トゥード。
大聖騎士帝軍国建国四年目に騎士の家系に産まれ、幼い頃より英才教育を受け剣技を磨き、十歳の時に魔法に対して一定以上の才能が認められたため聖騎士団養成所へと送られる。
そして七年後、何故かエリート街道
まっしぐらの筈の彼は傭兵として戦場にて日夜剣を振り回していた!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 10:09:38
28776文字
会話率:34%
主人公アマディスはガウラ国王ペリオンの息子として生を受けるも、とある事情から産まれて直ぐに捨てられた為に、己が出自を知る事無く、エスコシア王国の騎士ガンダリンに拾われ育てられた。
後にブリタニア王リスアルテに仕える騎士となったアマディス
は、王女オリアナとの激しい恋に落ちた。
オリアナ姫との愛や擦れ違い、彼女と主君リスアルテへの忠誠との板挟み等に苦悩しながらも、アマディスは遍歴の騎士として、邪悪なる魔法使いが支配する城、凶暴な巨人達の潜む山、血生臭い戦場や異国の土地、裏切りと陰謀の渦巻く宮廷、醜悪な魔物が跋扈する絶海の孤島等を舞台に数多くの冒険を繰り広げる。
そして何時しかアマディスは、後に大陸全土をも巻き込む壮絶なる戦いへと其の身を投じる事となる。
数奇な運命に翻弄されながらも、愛と勇気と誇りを胸に秘め、一途に騎士道を貫くアマディスの波乱万丈、驚天動地の物語が今、幕を開ける。
◇◇◇◇
この物語は、1508年にスペインはサラゴサにて発行されたガルシ・ロドリゲス・デ・モンタルボ Garci Rodrigues de Montalvo 著の小説『アマディス・デ・ガウラ』 Amadis de Gaula の、(原文に必ずしも忠実で無く、付け足したる部分は多々有るが)翻訳である。
原典は、1987年初版のカテドラ Catedra 社刊のフアン・マヌエル・カチョ・ブレクァ Juan Manuel Cacho Blecua 編の物を用いたが、その他にも、仏語版、独語版、英語版、様々な注釈書等を大いに参考とした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 13:04:43
12680文字
会話率:26%
騎士を目指すレイジ・ジャルド。ある事件をきっかけに超パワーを手に入れる!……わけでもなく入団試験の結果はギリギリ合格レベル。
俺TUEEEな幼馴染にどんどん先を行かれて、「おい!これは俺が切り開いた道じゃねえのかよ!!」
それなのにヤバい
やつらと戦わないといけない詰み状態!?
とにかく突撃すれば何とかなる!突撃して敵を蹴散らし、突撃して世界を救え!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 17:06:18
15623文字
会話率:59%
醜悪が支配する時代にもがく村人
最終更新:2022-03-02 10:00:00
14940文字
会話率:43%
乙女ゲーム『幸せの迷宮』のヒロインである男爵令嬢シュゼットに転生した私は、追加シナリオの攻略対象、クールな美貌の女騎士アレクサ様を今日も追いかける。前世での心残りを晴らすため、今世ではアレクサ様の騎士道を全力サポートして親友になってみせる!
……と思っていたのに、この展開はちょっと想定外なのですが……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 14:06:35
17194文字
会話率:41%
その事件について、ホームズは特に箝口令は敷かなかった。だが事件に深く関わっていた女性が侯爵夫人という身分であり、私自身、複雑怪奇なる感情と騎士道精神にどっぷり感染していたため、書かなかった。これから先にも、私があの事件を発表することはない。
ただ、真実を残すしるべとして、密やかに記しておこうと思う。
188X年に起こった悲しくも恐るべき事件のことを……
初出:WWWA『REVOLUTION』Vol.20,24,25,26,28
自費出版 ISBN4-7974-5477-6
『Pastiche シャーロック・ホームズと薔薇の封印』
(改題。今回、原題に復帰)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 12:00:00
65924文字
会話率:53%
騎士とは剣と盾を持ち、騎士道に従う、誇り高き戦士である。
しかし、そうじゃない騎士もいた。
その騎士は、騎士でありながら剣だけではなく拳も使うのである。
そしてなにより、礼儀がなっていない。
そんな騎士は、一体どんなことをしでかすのだ
ろうか・・・。
この物語は、獣人の世界で戦う「ネコの騎士」の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 03:33:58
3169文字
会話率:30%
編集中、ガンマン、そしてカウボーイ、もしくは騎士道ロマン。
最終更新:2021-10-16 06:42:39
53779文字
会話率:38%
かつて世界にその名を轟かせたシュバリア王国が誇った最高戦力の騎士七名。
《七つの宝玉》
世界屈指の実力者たちである《宝玉》を擁しながら、しかし、シュバリア王国は十年前に転覆してしまった。
このお話は、そんな国から遠く位置する小
国アリバナ王国の田舎町ラナックで活動するD級冒険者クロとその旧友の再会から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 05:00:00
97618文字
会話率:41%
世界には赤、青、橙、緑、黄、紫、藍の七つの国があった。
それぞれに唯一無二の特色を持ち、決して交わることも変色することもなく生きる人々。
やがて一つの伝承をきっかけに争いが始まる。
「白き宝を手にしたものに、世界のすべては与えられる」
世界を手にするため。
他国の足を引くため。
己の願いを叶えるため。
様々な思惑を抱えて七つの国は守られていた平穏を自ら破り捨てた。
七つの色に分かたれた人々は、白き宝の下、一つになることができるのか。
これは、世界が虹に支配されていたころの物語。
世界が虹に支配されていたころ、そこで確かに生きていた八人の人間がいた。
契約した者に力とその代償を与える魔石。その最上位、各国に一つしかない宝珠と契約した虹の奴隷たち。
国の色を冠した唯一の魔石の贄は負わされた定めに抗い、または従って時代のうねりの中心へと飲み込まれていく。
与えられた色に縛られて生きていく彼らの、戦いの物語。
第一章 赤の戦士
すべてを奪うことでしか生きられない赤い鬼は、その渇きをいやすものを求めてさまよう。
第二章 青の僧侶
すべてを与えられてなお己の身を憂う青い鳩は、争いのない平穏を目指して対話を求める。
第三章 橙の騎士
清廉潔白な騎士道を体現する橙の一角獣は、慈愛ではなく身を焦がすほどの恋に夢を見る。
第四章 緑の踊り子
心をからめとり人々を魅了する緑の蛇は、決して色褪せず変わらない無窮の愛を求めている。
第五章 黄の詐欺師
民を思い国の未来を憂う賢王たる黄の獅子は、目に見えない理不尽からの解放のため立ち上がる。
第六章 紫の魔女
深い森の奥でひっそりと薬を作る紫の竜は、己の元に集う人々に小さな幸せすらも奪われ続ける。
第七章 藍の商人
一所にとどまらず七国を渡り歩く藍の豚は、背負った定めのままに世界を流れ続ける。
第八章 白の英雄
この世に在るはずのない白い烏は、英雄たちの足跡をたどる旅に。その先に待つ未来を信じて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 21:00:00
50692文字
会話率:31%
リーマン時代に【きつい】【汚い】【危険】という3Kに悩まされ続け、時間があれば異世界に転生する妄想に明け暮れていた俺。
そんな俺は、なんやかんやで異世界に転生してしまった。
努力、根性、忍耐で地方の村から、王都の騎士に成り上がった俺。
しか
し、俺を待っていたのは、3Kを越える6Kだった。
しかもLvもねぇ、ステータスもねぇ、スキルもねぇ、魔法もねぇ、そんな夢も希望もねぇ、美少女もいねぇ、モフモフもいねぇ、冒険もねぇ、こんな異世界転生があって良いのかよ。
そんな俺の異世界生活をご覧あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 08:38:45
2839文字
会話率:37%
騎士道精神なんてカンペキ無視、妖刀がうなり、銃弾があたまを撃ち抜き、大量破壊魔法がすべてを焼き尽くす「ようするに勝ちゃ良いのよ、これは戦争なんだから」占領軍から祖国を解放しようと大暴れするペーシュダード近衛騎士の3人娘ブルームーン、ルーダ
ーベ、アシ。対するは、魔法をはね返す秘密警察、ゾンビ使いの美少女、ラバースーツのSM女王。常識の通用しないこいつらが、血で血を洗う死闘を繰り広げる——。PTA激オコ、道徳まるっきり無視のダーク・アクション・ファンタジー長編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 18:42:04
128537文字
会話率:53%
かつて魔王が率いるモンスターからなる軍に対抗するため、勇者を筆頭に王国軍が構成された。
魔王軍と王国軍の戦いは熾烈を極めた。
王国軍は魔王に致命傷を負わせダンジョンまで押し戻すことに成功した。
王は戦いで活躍した者に土地と爵位を与えそ
の土地をモンスターの脅威から守らせた。
貴族マリルボーン家に代々仕えるリンガード家の長男として生まれたテンは、マリルボーン家の一人娘イブを守る騎士となる将来が決定していた。
しかしマリルボーン家はかつての名声を失い、モンスターや成金貴族からの脅威の前に風前のともしびであった。
テンはイブを守るため奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 23:33:16
742文字
会話率:28%
<空白の三次権能(ブランク・キュービック)>という誰も見たことも聞いたこともない謎のスキルを世界から与えられ、周囲から期待を受けたヴェルグ。しかし、数年経ってもスキルの使用用途と発動条件が判明せず、遂には<廃棄能力(ジャンク)>の烙印を押さ
れ、通っていた名門騎士学校を放逐されてしまう。騎士になる夢を諦められないヴェルグはどんなに遠回りになろうと前に進むことを決意する。冒険者になり名声を上げて、女王陛下から叙任の栄誉を賜ることを目指した。だが<廃棄能力(ジャンク)>であるヴェルグは冒険者の中でも碌な扱いをされなかった。体良く使い倒され、虐げられ、やがてダンジョンに置き去りになってしまう。彷徨いそこで出会ったのは――『……ずっと、ずっと長い間待っていたのだ……あの大馬鹿者め……』彼女は生ける金属人形キマナとの出会いからヴェルグの運命は一転する。ヴェルグはかつて軍神と呼ばれた王の生まれ変わりであり、今世でも避けられぬ戦いの運命を歩むことになる。これは、かつて世界に戦いを挑んだ軍神の新たな騎士道物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 19:00:00
17031文字
会話率:38%
――その日、ユーリが出会ったのは、一本の美しい剣だった。
黒髪は魔王の色だ。そう言われ、村内でいないものとして扱われていたユーリとその家族。何とか日々を過ごしていたが、無理は長く続かない。食料を取りに行き、血まみれで帰ってきた父親は
、ユーリに言った。
「ユーリ……自由に…………生きろ……!」
元王城勤めの騎士だった誇り高い父の背に憧れて、騎士を目指すため、故郷の村を離れ旅に出るユーリ。相棒の美しい剣と共に、誇り高い騎士を目指して戦い続ける。
「他にもキレイな剣があるなら探したいよな」
『さぁ、マスター! わたしたちの伝説の始まりですよ!』
※毎日更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 00:06:57
666933文字
会話率:54%
この世界には魔法や魔力といった概念が存在しないと言われる。人々は称号(タイトル)と呼ばれる力を授かり様々な職業に就き平穏に暮らしていた・・・はずだった。田舎から出てきたやる気の無い新米騎士と才色兼備カンペキ王子が織りなすファンタジー。二人の
出会いが何をもたらし世界をどのような結果に導くのか。王道は行かない、邪道に突き進んでいく!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 22:22:27
460文字
会話率:0%