うつろう世界の輪郭(※重複投稿しています)
最終更新:2021-08-24 23:28:47
371文字
会話率:56%
動乱の戦国乱世の中、ひとりの少女は『越後』という国の主となった。その時はただ、それが少女は戦乱が収まるために自分ができる最善のことだと信じていた。疑っていなかった。
だが国主となって次第に、少女は『ひと』としての輪郭を失っていく。
そんな
少女と一人の男が出逢い、そして。
……これは、人それぞれが貫く『愛』のかたちを記した物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 04:32:28
4227文字
会話率:46%
やりつくされた表現とか、読み飽きたシナリオだとか、そんなん関係ない。
面白ければいいんだろう?それなら面白いモノを見せてやるから、私についてこい。
ボーイミーツガール・ダークファンタジー・アクション・コメディ全部ひっくるめて僕の人生にして
やる。
私と、僕で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 22:29:54
4174文字
会話率:39%
ある日見た夢
覚えのない記憶
徐々にはっきりとする『僕』の輪郭
過去と現在
過去と未来
『俺』と『僕』と『彼女』と『彼女』の物語
キーワード:
最終更新:2021-06-13 16:51:12
28573文字
会話率:66%
ある女性は共に過ごしていた夫に離婚を言い渡されます。
喪失感を癒すかのように中学時代にかつて好意を抱いていた初恋の彼を思い出した。
その彼と過ごしたひとときの時間は「私」にとって大切な時間でした。
最終更新:2021-05-13 19:55:55
5110文字
会話率:22%
落書きさん。白夢ちゃんの笑顔。それが過去の記憶全て注がれたペンキバケツの輪郭にそんな心の色姿に馴染むなら。それを好きになるのは。。。この世の三千個の虹色の景色よりも好きになる事。何故かって。それは白夢ちゃんの瞳の仕組みを作る過去の記憶の柄そ
んな俺好みの透明な仕組みをした瞳を通してその奥にいる白夢ちゃんが大好きだから。全ての色が命宿す時一番好きな命ある色は白夢ちゃんだっ!!。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 17:41:39
1121文字
会話率:59%
気がついたら、すすきの生い茂る中にいた。すすきの周りには森が広がり、人はおろか、動物も虫もいない。
タイムマシンで一日先の未来に行って、帰ってくる実験をしたはずだったが、そこは一万年先の想像し得ない世界だった。
孤独の身から解放された
い。人と会いたい。そう思っていたとき、視線の先にある丘の上に人の輪郭を見つける。
会いたい一心で、大声を出す。
輪郭はこちらを振り返ったように見えた。
一歩踏み出したとき、足を取られ跪いて目線を落とす。
再び顔を上げると、丘の上に人の輪郭が見えない。
もう一度大声を出して輪郭を呼ぶ。
輪郭があったはずの丘に向かって歩きだす。
すすきを抜けると、深い溝が現れる。
飛び越えなければ先には進めない。決死の思いで飛び越える。
飛び越えた先の丘を目指して歩く。
頂上に登ったが人は見つからない。
絶望すると、今、歩いて来たすすきの方向から声が聞こえる。
振り返ると見覚えのある建物の廃墟。さっきまで居た研究所に見える。
混乱する意識のなか、また声が聞こえる。
視線を声の方に向けると、その瞬間から世界が薄れていく。これで元居た時間に戻れる。
そう思う中、意識が消えていく。
目を覚ました。そこはすすきの中だった。
目を上げると、丘の上に人の輪郭を見つける。大声で叫ぶ。
その輪郭はこちらに振り返る。その輪郭に会おうと、足を踏み出す。
足を土にすくわれ跪いてしまう。
再び視線を丘に向けると、人影は消えている。もう一度大声で呼びかける。
丘の上にいるはずの人に会うために歩きだす。
すすきを抜けると溝が広がっている。飛び越えなければ先に行けない。
飛び越えようとする姿勢に構えたとき、違和感を覚えた。
同じことを繰り返してはいないか。丘に登るまでの体の動きがなんとなく分かっている。気持ちとは別に体が勝手に動く。そして丘を登りきった。
そこに声の主はいない。それはなぜか。今は分かる。声の主は私自身。
二度の声を聞いた後、意識が消える。
三度、目覚めたとき、またすすきの中にいる。
これからの行動は体も頭も分かっている。繰り返される同じ時間。
絶望の中、心は白けていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 10:00:00
20266文字
会話率:4%
「なんで女になってるんだ……?」
世界を脅かす絶望の使徒『魔王』を狩る『特務兵』の七生カズサは、軍からの報酬として『普通の生活』を望んだ。
その要求は、ややねじ曲がった形で叶うこととなる。
カズサへ言い渡されたのは軍の訓練校へ入学し、『東
京人工都市』の第三皇女――天道レンカの護衛任務付きでの生活だった。
カズサは素性を隠すため、天才魔術薬師の神崎エルナの提案で彼女が作った『変身薬』を飲み……目が覚めると少女になっていた。
銀白色の長い髪、黒耀石の如き瞳。
慎ましやかな胸元と、線の細い輪郭。
七生カズサは儚げな少女の姿になっていた。
戻るための『解除薬』を「俺はまだ死にたくない」と拒否したカズサは、少女の姿のまま訓練校へ通うことになる。
訓練校で普通に生活する裏で、レンカに素性を知られないよう護衛任務を遂行するカズサ。
寮で同室のレンカと過ごす日々は安らかで、ほんの少し騒がしい。
少女として振舞うカズサとレンカは着実に距離を詰めていく。
「お風呂、一緒に入りませんか?」
「……そんな表情で言うのは反則じゃない?」
自由で無垢なレンカに振り回されながら、カズサも次第に変わっていく。
それでも、カズサは自分が信じる『普通』を突き進む。
これは『東京人工都市』最強とも謳われる七生カズサが降り掛かる火の粉を全て跳ね除けて、護衛対象のレンカと普通な学校生活を過ごす物語。
例によって話の進みは遅めです。
GLタグは保険。
それでもよろしければどうぞお楽しみください。
ブクマや星も頂けると励みになりますので、少しでも面白いと思ったらよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 00:05:04
121484文字
会話率:29%
出張先の宮崎で
めったに行かない高級店
やっぱりサービスの質も高いよね
最終更新:2021-03-30 22:24:30
5670文字
会話率:0%
西暦2113年。
世界は四つに分かれていた。
『平和とは次の戦争の準備期間である。』
その言葉を体現するかのように人類は、それまで100年以上保たれてきた比較的な平和を易々と捨てた。
そうして始まった四大国戦争は熾烈と泥沼を極め、戦場は荒れ
果て草木どころか苔すら生えなくなり、皮肉にもその前線の荒野こそがそれぞれの国の輪郭を正確に測る材料となっている。
互いに歪に成長した技術は最早別世界の物となって、互いを食い荒らす。
故にこの戦争には東西冷戦から弄られてこんな俗称が付いた。
凍結炎戦争《hot ice war》と。
これはそんな中で無慈悲にも造られて、捨てられてきた頭のない人形の、マリオネットたちの、ヒトになるための物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 00:00:00
20953文字
会話率:52%
家路を辿る私が見つけたのは、狂い咲きのハクモクレンだった。その甘美な輪郭は私を大層惹きつけ、私の中にはある欲望が宿った。
最終更新:2021-01-14 16:00:04
931文字
会話率:0%
十一月の晴れた空に、雲が現れてやがて消えていくように、言葉の詩もまた薄白く消えていく。言葉とは留めることを担うものでもある。そこに思いがけなく現れる形が詩情の輪郭と言うのだろう。
最終更新:2020-11-07 18:30:26
470文字
会話率:0%
全てに輪郭は在り、その線幅は零となる周囲との境界。わたしたちと夜との境界。
キーワード:
最終更新:2017-04-30 23:01:02
252文字
会話率:0%
星が死ぬ夢を見た。
【sny: sen の複数形。夢、睡眠。】
取り返しのつかないことをした。だが僕は他人事のように、出来事の輪郭をぼんやりとなぞるだけだ。僕は目覚めているのか、夢の中なのか。それすらどうでもよかった。
壊れた左耳
で弟の声が囁く。
「これを直せるのは僕──でも、いったいどうして僕が直したりする?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 20:00:00
20701文字
会話率:22%
ラシャ地の外套に覆われたひとの群れが数珠つなぎとなって歩いている。墓地へは向かうのでなく、その帰りだった。もとは紺色だった外套のひとまでが小糠雨に濡れきって、ぐっしょり黒く重たい水滴が膜を張り|傴僂《せむし》のように皆の背中を丸くする。
そんな雨も先頭で遺影をもつ二人に近づこうとしない、特にその母親には。彼女の輪郭には静寂な空気だけがふさわしいことを知っているからだ。この隊列の哀しみは、遺影の赤毛の|娘《こ》よりも、その娘の喪失を一身に引き受け飲み込もうとしている母親の喪失感から起こっている。
鎮魂が|相応しい《ふさわしい》この母の中には、赤い巻毛よりももっと赤い炎が燃え盛っている。が、そのことに気づくものは誰もいなかった。母であるこの女でさえまだ気づいてはいないのだから。
それを見ているのは、死んだ娘とその娘を死に追いやった三人の男たちだけだった・・・・・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 10:34:55
37744文字
会話率:20%
成績優秀、文武両道、才色兼備。そう呼ばれるにふさわしい高校の同級生、西陣リサ。目だった特技を持たないジュンにとって彼女は別世界の住人に見え、同級生以上の関係になることはないと考えていた。
ところが両親の再婚でリサが義妹になり、兄妹とい
う関係になってしまう。さらに「ジュンお兄ちゃん」と甘い声で呼び、思わせぶりな仕草を見せて振り回す。
そんないたずら心を見せながらも、リサには譲れない何かがあった。
「遠慮しないことと無遠慮であることは違うんだよ?」
リサが求める心の距離が一体どのようなものなのか?「家族」の輪郭をなかなか捉えられずにいるジュンはそれでも自分なりに不器用ながらもリサとの向き合い方を見つけようとする。
これは家族であることにこだわりを見せる少女とそんな少女との距離に悩む少年の青春物語。
“義妹”は“妹”ですか? それとも“ヒロイン”ですか?
※2020年4月20日掲載『【短編版】小悪魔な義妹を演じる義妹のお話』は本作とは独立した“スピンオフ作品”になります。一部描写が重なる部分がありますが、本作の展開とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 07:00:00
101621文字
会話率:46%
高校生の六角憂花(ろっかく ゆうか)は、授業中、クラスメート・留木蓮実(とめき はすみ)の横顔に恋をしてしまい、彼をひそかに「ときめき君」と名づける。
憂花は行きつけの喫茶店店主・上条香織(じょうじょう かおり)にのみこの恋を打ち明けるが、
香織は情熱的な恋心に囚われた若い憂花への好奇心から、「ときめき君」の肖像画を描いてみないかと提案する。
徐々にできあがっていった憂花のなかの「ときめき君」は、留木蓮実を離れてもはや別の人物としての輪郭を持ち、ひとり歩きを始めてしまう……
「形成」「夢」「顕現」三部構成の予定。
そして、おそらく部ごとにテイストが変わります。
※1 GLタグは……、保険です。そういう読み方をしてくれってわけじゃないです。
※2 表示されている文字数は予約投稿分をふくみます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-30 17:00:00
55650文字
会話率:49%
貸して貰った漫画を読んで目覚めたら、美女の体に入り美形に囲まれていた私。
もしや此処は異世界!?
あり得ない状況が恐ろしくて震えていたら、その晩、ぼんやりした輪郭の人が現れる。
その人物?は私が入らされた美女の婚約者だった……。
最終更新:2020-06-27 11:15:02
11008文字
会話率:28%
生きているなにか。どろどろな輪郭。
最終更新:2020-03-31 05:14:14
530文字
会話率:0%
語る者達が集まる街「ヒストリア」。
この街では四年に一度、三日三晩に渡って盛大に行われる特殊な祭りがある。
祭りの名は「フォルクローレ」
一年の針が四回まわり秋の輪郭が見え始める頃、世界中を旅した吟遊詩人達がこの街に集う。
そこで断片的
に語られていく、ある戦士の物語。
詩人達の話によると、その戦士は大楯で敵を殴るのが得意であったと言う。
数多くの偉業を成し遂げ、いつしか英雄と呼ばれる様になった盾の戦士。
彼の物語は二百年を経ても尚、英雄譚として人々の心を熱くさせた。
やがてフォルクローレが回数を重ね、徐々に物語の全貌が明かされていく。
だがいつまで経っても明らかにされない大きな謎が戦士にはあった。
それはやがて過去と現在を巻き込んだ一つの真実へと辿り着く事となる。
*カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 15:39:41
261539文字
会話率:16%
この夜を愛せる日まで。
最終更新:2019-11-05 12:40:48
239文字
会話率:0%