人々が一度は想像する〈天界〉と呼ばれる場所に、意思を持った光が一つ。
無から生み出されたその光は世界を創造し始め、かれこれ◯光年が流れた頃、人間という器が完成して光は思った。
『おれも、ゲカイでイきてみたい。』
こんなちょうどいい
器があるなら、光も下界に行けるのではないか、、そして自分自身が創造したものを我が身で体験し、感じる事ができるのでは。
仲間の光に何も伝えぬまま、光は自ら好む器を造り…そして、下界へと堕ちた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 11:31:25
1161文字
会話率:46%
悪霊うごめく館「クレストヒル館」
その150年にも渡る呪いが解かれる日がようやくやって来た。
忌まわしい記憶の残る旧館は解体され、跡地には新たな館が建てられた。
しかし、その新館に怪しい影が忍び寄る。
解呪が不十分だったのか?
あるいは
別の「悪しきもの」の仕業なのか?
大企業、神聖教会、魔道士組合……それぞれの体面が入り組み、事態は混迷を極めるが、我らが「魔道探偵ナツメ事務所」は、ひとつの真相にたどり着く。
乞うご期待!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 19:40:31
19222文字
会話率:36%
人間の空想が産み出した化け物、妖魔。それを討伐するのは空想を現実化させる能力者、夢想士(むそうし)だけ。人間の生命エネルギーを奪う妖魔討伐のために作られた組織、夢想士組合(ギルド)。そして、おのれの欲望のためにしか能力を使わない闇の夢想士に
よる夢想士同盟(ユニオン)。三つ巴の戦いが今日も始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 22:00:30
283193文字
会話率:53%
サムギョプサルとは韓国料理の一つであるのは周知の通りである。これはそんな韓国料理を愛する一人の少年が池田バレルスタビライザーと呼ばれる少女を助けるお話である。
比較的暑くなってきた春の終わりを告げる4月12日。俺、ともぞは友達とナガシマス
パーランドに遊びに行っていた。
「まずはスチールドラゴンだな」
「お前まじで好きだよなそれ」
「何せ世界最長のジェットコースターだしな。スリルを長く味わえるし高さもあってこのジェットコースターの右に出るものは無いな。」
「あっふーん」
友達のたかしは基本的に話し相手のことを盛り上げる役割である。友達からは全肯定少年と呼ばれ、別にいてもいなくても変わらない奴程度にしか、ともぞは感じていなかった。
「おい、あれ見ろよ」
たかしが遠くを指さして言った。
「なんだよ...おいまさかあれって」
そこにあったのは「サムギョプサル」と書かれた韓国料理の店だった。なぜナガシマスパーランドにそんな店があるのかというと、ナガシマスパーランドの社長の親族が運営している店だからだ。本来、外部の店が出店をすることは許されないが、この店だけは特別に許されたのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 20:56:43
483文字
会話率:55%
冒険者組合。元は品の無い冒険者パーティーがその実力を鼻にかけ自らの利益だけを追い求め、同業への嫌がらせや仕事の寡占、依頼者への横暴等が横行し冒険者の評判を貶めていた。
そして権力者や民衆からも冒険者に対しての危険視の声があがり始めていた
頃、それらに心を痛めていた冒険者であった初代会長がそのような横暴をけん制し冒険者の評判を取り戻すために作られた組合である。
所属するものは依頼者や同業者に対して敬意を払い、足りない人材を斡旋したり大人数の仕事を取り付けたり、値段調整や消耗品の大口購入などで様々な費用を軽減し、教育や金銭の補助や貸付まで行い、お互いに助け合いまたその利益を享受した。
最初は小規模だったもののその理念や実利は冒険者に限らず賛同者を徐々に増やし、その規模は国をも巻き込み、最終的には国境を超える独立団体となったのである。
しかし規模が大きくなり時代が進めばその理念が末端まで行き届かず、悲しき事に逆に冒険者組合の者がかつて、悪とされた冒険者と同じように悪事を働くようになる事例が起き始めたのである。
この事態は組合の設立意義を大きく揺るがすものであり、当時の幹部たちはこれを重く考え専用の業務監査部署を設立したのである。
その名は冒険者組合苦情申出窓口。
名前こそ被害あった人に親しみを持ってもらうため軟らかくしてあるものの、様々な力や隠蔽に対抗するために実力者、さらに適正試験で認められた者しか業務に携われず狭き門になっている。
冒険者や組合の仕事等は癒着のリスクを考え緊急時以外は受けられなくなるものの、トラブル対処とその処置に関する権限は末端ですら幹部級に持たされており、いわば組合のエリート軍団である。
そして今日も冒険者組合であらたな相談が窓口へ寄せられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 02:00:00
5261文字
会話率:62%
勇者組合所属の魔法使いメードレは、チームリーダーからそのチームからのクビを宣告された。最強の魔法使いになる素質を持ちながら大した伸びしろもなく、ろくな活躍も出来ていないという理由だった。
途方に暮れて街を歩いていたところ、同じく勇者組
合に所属している者達から、伝説の魔法使いウォータールーからの特訓を受けてみてはと提案を受ける。
ウォータールーはかつて一度も弟子を迎えたことはない。それどころか、勇者を引退した後はろくに誰かと接したことさえない。
メードレは弟子にしてもらえるか悩むも、鼓舞してもらった結果、伝説の魔法使いに会いに行くことにした。
──これは、冴えない魔法使いの少年が、最強の魔法使いになるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 23:19:18
294377文字
会話率:37%
わたし、条々莉々の家族はちょっと変わってる。パパは『祓い屋組合』の調査員、ママは珍しいくらいのゼロ感体質、そしてパパの実家は代々『妖怪退治屋』をやってるのだ。ママの体質を受け継いだゼロ感のわたしだけど、十四才の誕生日を迎えた翌日、妖怪を見る
ことが出来る『見鬼』の力に目覚めちゃった。こわいものが大の苦手なのに妖怪退治屋を継がないといけないって冗談でしょ!? しかも夏休みの間は妖怪だらけのパパの実家で修行!? わたしの人生どうなっちゃうの~??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 16:16:03
38136文字
会話率:41%
冒険者の『カツユキ』は組合を通さずに依頼を受けすぎて登録抹消になってしまう。
組合はやめさせられても、冒険者は冒険者だ。
カツユキは組合を通さない独自のスタイルで仕事を受注していく。
そして、ついでに温泉にも入る!
しかし、その温泉たちには
秘密があり……
※本作は『カクヨム』と『pixiv』にも投稿してあります。
※本作は『第16回 講談社ラノベ文庫 新人賞』に応募した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 18:07:17
83051文字
会話率:49%
異世界に飛ばされ、美しい公女となった葵。異世界にワクワクしていたが、引きこもり公女といじめられ、妹からは命を狙われる日々。あげくに1年後には隣国の粘着質皇子との婚約が迫っているー…。こんな婚約は嫌なので、覚醒した魔力で魔術師になって逃げだし
ます!でも師匠は組合一の問題児!そこに集まるはちゃめちゃな弟子たち!私は無事に婚約を回避できるの?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 02:07:24
185343文字
会話率:54%
(どうしようかなー。枝鹿木の花と春の子、……あと高豆の採取なら、鷲啼山で集められるし、あの三つにしようかなー)
両の腕には短い羽毛、鱗で覆われた四本指の手足、獣人の一種たる翼人に似た種族の少女、素楽(そら)。
小柄な彼女は冒険者組合の掲
示板で、目当ての依頼を剥ぎ取っては、受付へと駆ける。
呼び鐘をカンカンと叩き 組合の職員を呼ぶ。
「依頼請けまーす!これー!」
早朝。人のごった返す組合には、よく通る少女の声が響き渡る。
冒険者らからすれば、毎朝の見慣れた光景だ。
職員から依頼紙の控えを受け取った素楽は、人並みを掻き分け外へ飛び出してゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 20:11:49
645977文字
会話率:48%
「三級宝箱設置回収員資格、合格しました!」
首に輝く死体確認用ドッグタグを嬉しそうに見せびらかせた新人を見て、『のんだくれの』ライゼルはため息をつく。
「バルトの、あの小さな娘がなぁ。ステラさんに合わせる顔がねぇよ」
「お母さんは反対
してますけど、ライゼルさんが一緒ならって!」
ライゼルは天を仰ぐと、髪の毛をグシャグシャと掻き回した。
空の箱を置いておくと中身が湧くというリュウノス迷宮。
この迷宮組合に就職が決まったリーチェッタは、馬鹿にされつつも新人向け低階層を主戦場とする男に指導を依頼した。
迷宮深層で死んだ父のかつての仲間。そんな男に指導を依頼した理由は、彼は父とは違い生きている事。
冒険をせず安全な低層階で確実に稼ぐスタイルを真似て、迷宮の匂いをクンクンする趣味を満喫するために!
夢に燃える新人冒険者の彼女はリーチェッタは、迷宮の戦いの中で世知辛い現実を知ることになる。
そんな、ウィザードリィ風ダンジョンでの、世界を救わない英雄にもならない大人が懐かしがることも無い、生活費を稼ぐ冒険者物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 23:54:48
11661文字
会話率:57%
――ここはとある世界
腐った人生を送っていた俺は、史上最高傑作のAIデバイスを拾った事で人生が変わってしまった。
目の前の世界が一瞬で消え去り、気付いた時にはAIと対極に位置する魔法の世界が目の前に広がっていた……
「う……動けない
どうして?」
「アナタハ セキゾウニ ナッテイマス」
「……は? 石像? 一体どう言う事?」
何故か石像として祀られていた俺。
動けないからAIとチャットして数年、何故かAIに溺愛されて【アプリ】という万能な能力が発動。
再生速度からスローモーションまで、【アプリ】の種類は多数で組合せは無限。オマケに使用用途は問わず。
この世界の全ての住人は神による選別でランク付されている。神に不要と選別でされた俺は他人から石を投げられるレベルの最低ランク。
「万能な能力【アプリ】を使える貴方なら、この世界を変える力がある」
史上最高AIお墨付きのこの能力、旅のお供に使わせて貰いましょう!
――そんな転生剣士(俺)の物語。
※カクヨムにも連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 19:31:25
66015文字
会話率:43%
朔夜蒼紗(さくやあおさ)は、大学で自分の知り合いによく似た女性を見かけた。しかし、自分の知り合いが大学にいるわけがない。他人の空似だと思っていたら、その女性が蒼紗のアルバイト先の塾にやってくる。どうやら、蒼紗と同じように塾講師のアルバイトと
して採用されたようだ。
「向井陽菜(むかいひな)です。よろしくお願いします」
当然、知り合いの名前とは違ったが、見れば見るほど、知り合いに似ていた。いったい蒼紗の知り合い、「荒川結女(あらかわゆめ)に似たこの女性は何者なのだろうか。
塾のアルバイトをしていた蒼紗だが、雨水に新たなバイトをしてみないかと誘われる。どうやら、この町に能力者たちが加入する組合なるものがあるらしい。そこで一緒に働かないかということで、蒼紗は組合のもとに足を運ぶ。そこで待ち受けていたのは……。
「この写真の女性って、もしかして」
組合でのアルバイト面接で見事採用された蒼紗は、さっそく仕事を任される。人探しをするという内容だったが、探すことになったのはまさかの人物だった。
大学二年生になっても、朔夜蒼紗に平穏な大学生活は訪れないようだ。
※シリーズ5作目になります。
朔夜蒼紗の大学生活①からお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 22:08:38
147742文字
会話率:58%
何よりも自由と安寧を求める主人公、白羽 新峻。しかし、彼の願いとは反対に世界は数年前のあの日から不安定な方向に歪んでしまっていた。
それは、突如この現代世界に出現したダンジョンとそこより現れるモンスター。また、それと同時に次々と人間が獲得し
ていくスキル。
そして、ひょんなことからその危険なダンジョンに潜ることになってしまった主人公が冒険者組合に登録し、ステータスを検査すると、とあるスキルが発見された。それは【神性簒奪】という全くもって意味の分からない、用途不明のものだった。
過去のトラウマも謎のスキルも全てを背負い、完全に歪になってしまったこの世界を主人公は溜息を吐きながら生き抜いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 15:57:52
55135文字
会話率:59%
冒険者を冒険者組合に紹介して、組合の依頼を冒険者へ仲介する仲介人。彼らは新米冒険者の中から有名冒険者を発掘(スコップ)することから「スコッパー」と呼ばれている。
中堅スコッパーのエクスは、二つ名が付く☆6以上の有名冒険者や英雄の発掘経験はま
だない。
彼は英雄を発掘することを夢見て、今日も組合受付カウンターのお姉さんに高難度依頼を引き受けられる冒険者を紹介するが……。スコッパーの発掘実績と信頼がものをいうため、一筋縄ではいかないようだ。
そこに同じ依頼を仲介しようとする同期のスコッパーがやってきて──。
表舞台には立たずに裏方として光が当たる人を支え続ける「スコッパー」が主人公の、短編ハイファンタジー!
(カクヨムweb小説短編賞 応募作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 22:40:35
9917文字
会話率:47%
勇者と魔王が相打ちになった、勇者と魔王がいない世界。
異世界転移してもう14年になる僕は、辺境の村で冒険者をしながら双子を養っている万年レベル1のモブおじさんだ。けど、ギルドでは名前が知れ渡っている。僕のパーティは、8歳の双子の兄妹、兄の
アトと、妹のロアをメンバーにした子連れパーティ。双子は冒険者組合で人気者になり、半ばアイドル扱いされていた。
そんな僕たちの仕事は安全なおつかいクエストが主流だが、誕生日にスペシャル・ベリーミックスケーキ(え、こんなにするの?)を食べたいというロアの願いによって、報酬に釣られ、慣れないダンジョンから魔物を追い払うクエストを受けたのだった。無謀なようなこの挑戦、でも双子たちはただの子供じゃない。
勇者の父と、魔王の母を持つ最強血統の子供達だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 20:38:49
11701文字
会話率:46%
魔法による人体改造が一般化したマジカルな世界。
雇われシーフのエリオットに、1件のヤバい依頼が舞い込んできた。
内容はダンジョン階層主が持つ異界の武具の奪取。依頼主はカネと私兵で国すら動かす暗黒巨大商業組合。
きな臭いものを感じつつもエリオ
ットは仲間とともにダンジョンへ突入、剣と盾の奪取に成功する。
あとは依頼主の元へブツを持ち帰るだけ――のはずだった。
財宝に目が眩んだ仲間の裏切りが、全てを狂わした。
ダンジョンの底で目を覚ましたエリオット。全ての装備を失い、重傷を負った彼に異界の剣が語り掛ける。
「力が欲しいか? ならば余と1つになるのじゃ」
その誘いを許諾した結果、異形の武器腕となったエリオットの左腕。
そんな左手ではシーフの初期技能である開錠すらできない。
エリオットはシーフの矜持を捨て、脳筋冒険者としての道を進むことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 21:47:22
107889文字
会話率:33%
魔術学院を卒業したロックは、魔術道具の大手の商業組合に就職した。
彼の志望は設計開発。しかし、実際の配属先はなんと調達課。
調達課――それは冒険者や零細鍛冶屋、魔術師組合の魔術師たち下請けを使って、部品や素材を調達してくる部署である。
新人
課員のロックを待ち受けるのは、納期を守らない外注、納入品の品質不良、短い加工納期etc.
ロックと納期との激しい戦いが始まったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 10:08:45
7641文字
会話率:35%
異世界に迷い込んで幾星霜。魔術師崩れの田中は、従者にして美少女のアンデッドを相棒に元の世界へ戻る手段を探していた。
剣技は並み、魔力は低、あるのは経験と勘と少し特殊なネクロマンシー能力。それだけを武器に、今日も今日とて田中はミュータント
が跳梁跋扈する前人未到を行く。
彼の目的はただ一つ、五体満足で元の世界へ帰ること。
しかし、彼らの行く手を遮るのはミュータントだけではない。人がいればその分事件は起き、雇用が生まれ、冒険がある。特に自由都市エンディミオンはそういった意味では事欠かない。
田舎から出てきた暴力役人、融通の利かない元神殿騎士、さらには組合までもが田中の事情そっちのけで厄介極まりない仕事へと誘うのだ。
そんな都市の有象無象どもに加え、都市の参事会や勇者パーティや犯罪結社たちの対立にまで巻き込まれる始末。
はたして田中は「お金と秩序」「力と混沌」が渦巻く異世界から、無事に帰還できるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 10:53:58
1045333文字
会話率:36%
殺人事件の通報を受けた冒険者組合の職員ツヅキは、被害者がSランク冒険者であると気づく。
遺体の主は顔見知り、二十歳の冒険者ノーマン・ウェザーランド。
特A冒険者バーバラ嬢と共に捜査を始めるツヅキ。
だが始まったのは、絶対に捜査も推理もしては
いけない事件だった。
「コメディ×ミステリー」
ーー絶対に推理してはならない殺人事件、ここに開幕。
・カクヨムコン8短編部門中間選考通過作品になります。
・長編化候補作品になります。感想評価など応援いただければ嬉しいです。
・ミステリー風ユーモア小説なので気軽に読める作品になっています。
・カクヨムにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 19:00:00
9705文字
会話率:60%
トーキョーの地下にはダンジョンが広がっている。
内部は明るいし、何ならwifiも通っているから、迷ってもすぐには死なない。だが、中をさまよった挙句、二度と地上に戻れない者もいる。
そして、ダンジョンの中にはモンスターがいる。
地上の
どの生物よりも強く、残虐なモンスターたちは、ダンジョンを攻略する多くの冒険者を葬ってきた。
それでも、冒険者たちはダンジョンに潜るのをやめない。ある者はmダンジョンの奥深くに眠る資源を求めて。ある者は、ダンジョン内の電灯設備やWi-Fi環境を維持するために。
そして安全な地上では、ダンジョン攻略用ドローンを操る操縦主たちが、次々と戦闘用のドローンを送り込み、モンスターを駆逐していった。
インフラが崩壊した近未来の東京地下。
この物語は、とある冒険者の少年の、不安定な生き様を記したものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 18:00:00
22560文字
会話率:42%
某県さよなか市にある、人ならざる者たちで構成された組合に所属する主人公マレ。
彼は人間に擬態し、夜な夜な人間を狙う『活動』に精を出していた。
とある夜、組合からターゲットを割り当てられ、お嬢様校に通う女子高生の部屋に侵入した彼を待っていたの
は―――
常識的に考えておかしいのはどっちだ!?
誰か、冗談だって言ってくれ!
うっかり接点を持ってしまったばかりに花の女子高生、尾辻ヨーコに付きまとわれることになった主人公。
非常識な存在であるはずの彼の方が常識について考えたくなること複数回、夜をメインに人知れず活動する怪異たちと、好奇心旺盛なJKが繰り広げる現代ファンタジー小説。
【オリジナル現代ファンタジー小説】
※Pixiv重複投稿折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-09-24 20:00:00
38595文字
会話率:20%